作州津山とは、岡山県津山市のこと。
まもなく関東に凱旋するMODさんが、岡山にいるうちにと探して送ってくださった。
おかげさまで、岡山の地ビールはほとんど制覇したかもしれない。
神奈川県内の地ビールさえ、まだ制覇できてないのに・・・・。クール宅急便が届いてすぐ開けたのだが、COOL!(笑)
すぐに飲める程よい冷え具合。
何だか贅沢よね・・・・。ケルシュとアルトの2種類。
・ケルシュタイプ
「淡色麦芽と最高級のファインアロマホップを使い、上面発酵酵母で作ります。鮮やかな香り、そしてキレのある味わいが特徴のビールです」
なるほど、キレがある。
どちらかというと暑いときのほうがおいしく飲めるタイプのビール。
炭酸も強めに感じる。
けど、今頃の季節にちびりちびり飲んでも、それなりにイケる。
ドライだけれど深みもあるってこと。
酵母が生きてる濁ったビールだからかな?・アルトタイプ(バイツェンアルト)
「カラメル麦芽と小麦麦芽を使いバイツェン・アルトを作り上げました。色は深みのあるレッドブラウン、高いフレーバー、そして少し酸味のある重厚な味が特徴です」
カラメル麦芽の香ばしさが楽しい。けど、飲んでしまうとその香りが消えてしまう。
酸味が勝つので、他の味や香りの印象が薄れるようだ。
これは、単独で飲むよりも、料理と合せたほうがおいしく飲めるビールだと思う。
このコクを生かすには、肉料理だろうな。でも、ジャーマンポテトもいいかも・・・・・。
小麦麦芽の香りは、タバコで鼻をやられてる私には、かぎわけられない。
でも、ドイツの輸入ものの瓶ビールで飲んだバイツェンアルトも、こんな感じの味だったような気がする。どちらも真面目なドイツ風ビールで、しっかりした味わいがある。
岡山までは、なかなか足を伸ばせないだけに、貴重だ。「ITSUHA」という名前は、「加茂五葉」という吟醸酒からとったそうだ。
酒造会社が作り始めた地ビールというわけ。
吟醸酒も飲んでみたくなってしまう謂れだ(笑)「お願い」として、「眠っている酵母を起こさないように取り扱いはていねいにお願いいたします」とラベルに書いてある。
ビールへの愛あふれる、とても微笑ましい「お願い」と感じるのは、わたしだけか?(笑)
作州津山ビール「ITSUHA」
津山麦酒醸造場
合資会社 多胡本家酒造場(岡山県津山市)
原材料:麦芽・ホップ
アルコール分:約5%
タイトルのuの字には、本当はウムラウトがつく。
入力のしかたがわからないので、入れられない・・・・。グリューワインという温めて飲むドイツのワインなのだ。
急に寒くなってきて、しょっちゅう冷風になる半分壊れたヒーターしかない部屋で、じっと
パソに向っているときにぴったり。ラベルには「シナモンやクローブ等の風味をつけた、あたためて飲む赤ワイン。ヨーロッパの
寒い冬の風物詩です。40〜50゜にあたためてお飲みください」とある。
何かが入っている、漢方薬のような香りがすると思ったら、シナモンやクローブだったのね。
その薬っぽさが、風邪気味のときでも芯から暖まりそうな、効果を感じる。
ポルト酒にも似た甘さがあり、飲みやすい。「必ずヤカンやナベに移してあたためて下さい」とあるが、ワイングラスに注いで電子レンジで
チンしてしまう。沸騰するほどの熱さにしなきゃ、ガラスも割れない。寒い外から帰ってきたときに、温めて飲むと、ほわっと幸せになりそう。
安い赤ワインに家でスパイス類をテキトーに入れても、できるかな・・・・。
Gluhwein
Gustav Adolf Schmitt社
アルコール分:15%未満
輸入業者名:メルシャン株式会社
今日のタイトルはフランス語なので、本当はBiereの始めのeにはアクサンテギュが付く。
欧文フォントの出し方を調べないといけないね。「ビエール・ド・マルス」つまりは「3月のビール」。
ビールヌーヴォーなのだそうだ。
何故、今頃3月の新酒を飲んでいるかというと、諸兄のお察しの通り、冷蔵庫の奥で眠っているのを
掘り出したからなのだ。
ラベルの「ガンブリヌス(ビールの王様)」の絵に惹かれて買ったのに、忘れていて夏を越して
しまった。でも、賞味期限は来年の2月だから、まだ大丈夫(笑)色は意外と濃い。アンバーエールくらいの褐色をしている。
新酒だから、淡い色というわけではない。
味も、なかなか濃いぞ。
デュンケルに似た甘さがある。香りも、黒パンのような麦の香りが強い。
チーズと合いそうな味。「麦の秋」という季語があるくらいで、ビールの新酒は、春にできるのね。
ともかく、ビールは、できたてがうまいと思うけどさ。
「ビエール・ド・マルス」
原産国:フランス
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5.9%
やっと手に入ったのだ!
売り切れてて買えなくて、わたしにとっては「幻の酒」だった「横浜の星 純米吟醸」!わたしにベイスターズの野球の面白さを教えてくれたAIさんが、お昼にお知らせ電話をしてくれた。
「買えなかったって言ってたお酒、今なら伊勢佐木町の松坂屋にありますよ」
しかし、わたしは、伊勢佐木町まで出向く気力が全然ないほど、疲れ果ててた。
(疲れ果ててた理由は、20曲のプレッシャー・・・・・)
それでも、どうしても飲んでみたいという思いは、ふつふつ沸き上がる。
「ねぇ、菊名の駅って帰り道だよね? 駅まで取りに行くから買ってきて!」
こういうことになると、とても貪欲で強引になるわたくし、
酒飲めないAIさんに、一升ビン抱えて電車に乗れと平気でいふ(笑)るんるん〜と、菊名の駅まで行って、ブルーの美しい一升ビンを受け取った。
マクドナルドでコーラを奢って、お礼代わりにしてしまう。
改札口で受け取って、とっとと帰るような人の道に外れたことは、しませんよ(笑)割ったら大変だから、大事大事に抱えて帰って、さっそく開けてエビアンの空きボトルに入れて
冷蔵庫で冷やす。
一升ビンのお酒って、冷やすのが大変なのよね。冷えた頃、味見。
エビアンのボトルから、冷酒用の小さなグラスに注いで飲んでみる。
何だかなぁ、妙に健康的になってしまうぞ<エビアンのボトルだと純米吟醸だけれど、淡麗系ではない。
吟醸酒っぽさは、あまりない。
越後湯沢の酒屋で、いろんな酒を試飲したときに、こういうの、あったな・・・・。
香りの強いタイプ。
こってり重いイメージ。
わたしは、こういうの好きなのだ。
ドライじゃない強さが感じられる日本酒。以前に飲んだ本醸造の「横浜の星」とは、まったく違う。
こちらのほうが、複雑で深くて重い。
純米吟醸のほうが、フルーティで軽いと想像してたのとは、違っていた。そうだ! ベイスターズ優勝記念の升があった! と思い出して、
升に入れて飲んでもみる。
しかし、グラスで飲むほうがおいしい・・・・・。
升のひのきの香りと酒の香りがコンフリクトするのだ。
本醸造の場合には、升で飲むほうがずっとおいしくなったのだけれど、
今回のこれは、相乗作用はなく、邪魔しあう。
うーん、難しいね。すっきり冷やして、口当たりのやわらかいグラスで飲むほうがおいしい。
つまみは・・・・、タイの刺身が良さそうだな。
今日のところは味見程度にして、また、ちゃんとしたお魚のあるときに
じっくりといただきたい。
今日は、大魔神佐々木さまが最高年俸で契約更改したお祝いとして、乾杯なのさ!?ボトル(といってもあくまでも一升ビン)の美しいブルーは、そのうち画像を貼り付ける。
しばししばし・・・・・待ってね(笑)
「横浜の星 純米吟醸」
相田酒造店(神奈川県小田原市)
原材料名:米・米こうじ
日本酒度:+3
酸度:1.5
アミノ酸度:1.2
原料米:美山錦
精米歩合:56%
使用酵母:長野系酵母
「限定醸造」なんて書いてあると、怪しげでも買ってしまう。
この「スタールビー」は、パーティシーズン用の期間限定「発泡酒」。缶のデザインからして、いかにも女性向け。
女の酒飲みを増やそうという、酒メーカーのこんたんは、見え見え(笑)でもね、これ、意外とおいしい。
アセロラ果汁入りとか書いてあるから、もっと酸っぱいのを想像してたら、酸味はあまりない。
ほんのり甘く、べたべたしてなくて、どちらかというとキウイフルーツみたいなさわやかさを
感じる。アセロラのジュースって、酸っぱくてえぐいけど、それとは全然違う。
アセロラジュースのエグさって、いかにもビタミンCが効く!って感じして、それなりに好きだけどさ。
その効きそうな香りだけを生かしてて、軽い中にも複雑な味わいがある。
サッポロにしては、ほろ苦さが前面に出てなくて飲みやすいけれど、甘いだけじゃないオトナっぽい味。色が綺麗なのは、それが売り物だからだね。
「泡までピンク、グラスに注いでお楽しみください」と注意書きまでしてある。
缶のまま、ぐいぐい飲むものじゃ、ないらしい。
スタールビーというネーミングは、この色にぴったりしている。
ルビーほどの深い赤ではない、あくまでもスタールビーの色。
聖夜に星のまたたきを眺めながら、一人で飲むのもいいかもしれない・・・・。
ん? どうせ、ダンナの帰りは遅いから、クリスマスイブなんて、1人で飲んでるんだよ(笑)これにパイナップルやキウィやパパイヤやマンゴー(?)を入れて、パンチを作ってもいけそう。
パーティなら、そういうのも華やか。
ああ、パーティやりたい(笑)何本も、こればかり飲むと飽きるけど、食前酒として、フルーツ飾って1杯飲むには手頃だわ。
ちょっとお気に入りになりそう。
「スタールビー」
サッポロビール
原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ・糖類・アセロラ果汁・香料・酸味料・赤キャベツ色素
アルコール分:約4.5%
麦芽使用率:25%未満