西武バス車両案内 大型車
◆一般車@ ◆一般車A ◆一般車B ◆一般車C ◆一般車D ◆一般車E
一般車の特徴としては,練馬・上石神井営業所向けの都区内仕様と,その他の営業所向けの多摩(埼玉)地区仕様に二分される。都区内仕様は年次変化が多摩地区仕様に比べ顕著である。昭和62年後半から大型車は中扉(出口)が4枚折戸になった。平成3年式から出口が引戸に戻り,2ヶ所に増え3扉になったが,平成11年式から再び4枚折戸の1ヶ所となっている(ノンステップ車を除く)。西武バスでは,出口は中扉を常用している。都内・埼玉共,平成11年式以降,ワンステップ車は原則的に中扉が4枚折戸となっている(中型も含む)。
用途外車は,路線車を利用した小口貸切などに使用するため,一般車よりも座席定員を増やした特別仕様車。外観は,どの車両も前中2扉で,バックアイカメラを装備する。車内は2人掛けのシートが主体となり,ラジオと前扉の取っ手が特別装備品である。1台を除き,ホイールベース5,240oのL尺が採用されている。座席には,白(シルバーシートは黄)のビニールカバーが掛けられているが,車体再生時に殆どが取り外されている。平成4年式(A2代)からは,ABSを装備している。全車リーフサス(板ばね)である。各営業所に数台ずつが配置されるが,それぞれの台数は流動的である。
社番Aの次の数字が,年式の西暦末尾を表す(A6→'86年,'96年)。ハイフン以後は単純に通し番号で,下2桁が42と49に当たると欠番となり,999に達すると再び1に戻る。番号が1周して,ハイフン以後の番号が重複する場合も欠番となる。