BCJ 演奏会情報 2007 BCJの2007年のコンサートスケジュールの記録です。 |
《2007年》
【J.S.バッハ/教会カンタータ全曲シリーズ Vol.48 〜ライプツィヒ1725年
VI 〜 】
2月10日(土) 神戸公演:神戸松蔭女子学院大学チャペル 15:00 (終了)
2月12日(月・祝) 第75回東京定期:東京オペラシティ コンサートホール 15:00
(終了)
曲目 〔1725年のカンタータ 6〕
(オルガン独奏:今井奈緒子)
《われは善き牧者なり》 BWV85
《人びと汝らを除名すべし》 BWV183
《げに神はかくまで世を愛して》 BWV68
《彼はおのれの羊の名を呼びて》 BWV175
《神は頌むべきかな!いまや年は終り》 BWV28
*キャロリン・サンプソン(ソプラノ) ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
ゲルト・テュルク(テノール) ペーター・コーイ(バス)
コンチェルト・パラティーノ(コルネット&トロンボーン)
*詳細情報、巻頭言UP!こちらをご覧ください!!
(07/02/14更新)
【BCJ 《J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232》 】
3月21日(水・祝) 神奈川:藤沢市民会館・大ホール 15:00 (終了)
曲目 J.S.バッハ/《ミサ曲 ロ短調》 BWV232
* キャロリン・サンプソン、レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、ゲルト・テュルク(テノール)
浦野智行(バス)
*鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
*詳細情報UP!こちらをご覧ください!! (出演メンバー、録音情報)
*演奏会に先立って行われているCD録音の模様をこちらでお伝えしています!!
*主催:(財)藤沢市芸術文化振興財団 ※こちらをご覧ください!
(07/03/22更新)
【BCJ 《ヨハネ受難曲(第4稿)》 〜受難節コンサート2007〜】
4月 1日(日) 名古屋国際音楽祭公演:愛知県芸術劇場コンサートホール 17:00 (終了)
4月 6日(金) 第76回東京定期:東京オペラシティ コンサートホール 19:00 (終了)
4月 7日(土) 神戸:神戸松蔭女子学院大学チャペル 15:00 *完売 (終了)
曲目 J.S.バッハ/《ヨハネ受難曲(第4稿)》 BWV245
* ユリウス・プファイファー(テノール/エヴァンゲリスト)
ドミニク・ヴェルナー(バス/イエス)
野々下由香里(ソプラノ)、ダニエル・テイラー(カウンターテナー)
*鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
*4/1公演についてはこちらもご覧ください!
*出演メンバー表を更新いたしました!(07/04/09)
*鈴木雅明さんによる「巻頭言」をUPいたしました!!
(07/04/09更新)
【J.S.バッハ/教会カンタータ全曲シリーズ Vol.49 〜ライプツィヒ1725年 VII
〜 】
6月 9日(土) 神戸公演:神戸松蔭女子学院大学チャペル 15:00 (終了)
6月13日(水) 第77回東京定期:東京オペラシティ コンサートホール 19:00(終了)
曲目 〔1725年のカンタータ 7〕
ブクステフーデ:プレリューディウム ト短調 BuxWV149
J.S.バッハ: コラール編曲「いざ、すべての者よ、神に感謝せよ」BWV657
(以上、オルガン独奏:今井奈緒子)
《主を讃えよ、大いなる力に満ち栄光に輝く王を》BWV137
《汝ら、キリストのものと自称する者たちよ》 BWV164
《申し開きをなせ!とは雷鳴のごとき言葉》 BWV168
《主なる神は太陽にして盾なり》 BWV79
*野々下由香里(ソプラノ) ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
櫻田亮(テノール) ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
*詳細情報(出演メンバー、巻頭言)UP!(07/06/08)
*曲順を演奏順に並べ替え、タイトルを今回のプログラム記載のものに更新いたしました。
上記のタイトルは今回からカンタータテキストの翻訳にあたられている藤原一弘氏の訳
によるものです。(07/06/10)
【青山学院特別講座 「BCJレクチャーコンサート」 】(終了)
6月15日(金) 青山学院大学 ガウチャー記念礼拝堂 18:30
曲目 《主なる神は日なり、盾なり》 BWV79
《主を頌めまつれ、勢威強き栄光の主を》BWV137
*野々下由香里(ソプラノ)、青木洋也(カウンターテナー)、
櫻田亮(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(講師・指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(声楽・管弦楽)
◆料金:2,000円(一般の方)300名限定 *詳しい情報はこちら!チラシはこちらです。
8月 2日(木) ドイツ・シュヴェビシュ・グミュント音楽祭
ドイツ・シュヴェビッシュグミュント:ハイリヒ・クロイツ・ミュンスター、20:00
8月 4日(土) ドイツ・アンスバッハ音楽祭:St. Gumbertus、18:00
8月 5日(日) ドイツ・アンスバッハ音楽祭:St. Gumbertus、18:00
8月 7日(火) プロムス公演:イギリス・ロンドン:ロイヤル・アルバート・ホール、22:00
曲目 J.S.バッハ/マタイ受難曲 BWV244(8/2,4,5)
* キャロリン・サンプソン(S)、ロビン・ブレイズ(CT)、
ゲルト・テュルク(T)、ペーター・コーイ(B)、ドミニク・ヴェルナー(B)
*鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
*詳細情報(出演メンバー、ロンドン公演曲目、ネット配信情報)更新!
(07/08/10更新)
【J.S.バッハ/教会カンタータ全曲シリーズ Vol.50 〜ソロ・カンタータ III
〜 】
9月15日(土) 神戸公演:神戸松蔭女子学院大学チャペル 15:00 (終了)
9月16日(日) 第78回東京定期:東京オペラシティ コンサートホール 15:00(終了)
曲目 〔ソロ・カンタータ 3〕
《われはわが命運に満ち足れり》 BWV84
《われは喜びて十字架を負わん》 BWV56
《われは足れり》 BWV82 (第2稿:ソプラノ版)
《われは行きて汝をこがれ求む》 BWV49
*キャロリン・サンプソン(ソプラノ) ペーター・コーイ(バス)
鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
*詳細情報!(メンバー表、巻頭言等)更新! (07/09/16)
【サントリーホール オルガンレクチャーコンサートシリーズ2007
支倉常長(はせくらつねなが)〜伊達政宗がヨーロッパに遣わした一人の侍の旅〜】(終了)
9月24日(月・振替休日) 東京・赤坂:サントリーホール・大ホール 11:00
出演 指揮・監修:鈴木雅明 解説:皆川達夫 進行:大森博史
オルガン:徳岡めぐみ 合唱:バッハ・コレギウム・ジャパン
台本・演出:鈴木理雄
曲目: 16世紀後半から17世紀初期にかけての
・オルガン作品(カベソン、フレスコバルディなど)
・教会声楽作品(ビクトリア、モンテヴェルディなど)
・世俗作品(シャンソンなど)
・日本の作品(八橋検校:六段)、他
料金:指定 4,000円
※この公演のチケットで、サントリー美術館 開館記念特別展「BIOMBO/屏風
日本の美」
(9月1日-10月21日開催)にも1,000円でご入館いただけます。(通常1,300円)
*こちらの情報もご覧ください!!
【BCJ 《J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV232》 CD発売記念 】
10月 6日(土) 神奈川:ミューザ川崎シンフォニーホール 18:00 (終了)
10月 7日(日) 愛知・名古屋:しらかわホール 16:00 (終了)
曲目 J.S.バッハ/《ミサ曲 ロ短調》 BWV232
* 野々下由香里、レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、ゲルト・テュルク(テノール)
浦野智行(バス) *ペーター・コーイは急病のため来日中止になりました。
*鈴木雅明(指揮)バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱・管弦楽)
*川崎公演の情報はこちらもご覧ください!! 名古屋公演はこちらです!
*詳細情報更新!出演メンバー表付です。(07/10/08)
【東京オペラシティ+BCJ 2007→2009ヘンデル・プロジェクトI 《エジプトのイスラエル人》】
11月23日(金・祝) 東京・初台:東京オペラシティ コンサートホール 15:00 (終了)
11月25日(日) 大阪・いずみホール 16:00 (終了)
[曲目] ヘンデル:オラトリオ《エジプトのイスラエル人》HWV54
第1部「出エジプト」 第2部「モーセの歌」 (日本語字幕付き)
[出演] 指揮:鈴木雅明 合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
ソプラノ:野々下由香里、松井亜希 アルト:上杉清仁
テノール:藤井雄介 バス:浦野智行、渡辺祐介
*東京公演の情報はこちらをご覧ください!! (鈴木雅明さんのインタビューあり!)
*大阪公演の情報はこちらです!
*詳細情報(出演メンバー)更新!こちらをご覧ください。(07/11/24)
12月23日(日) 東京・調布:調布市グリーンホール・大ホール 15:30 (終了)
調布市グリーンホール開館30周年事業
※15:00より鈴木雅明によるプレトークあり!
12月24日(月・振替休日) 東京・赤坂:サントリーホール・大ホール 15:00 (終了)
サントリーホール クリスマスコンサート BCJ
聖夜の『メサイア』2007
12月26日(水) 札幌コンサートホール Kitara・大ホール 18:30 (終了)
Kitara10周年記念コンサートシリーズ BCJ『メサイア』全曲演奏会
[曲目] ヘンデル:オラトリオ《メサイア》 HWV56
[出演] 指揮:鈴木雅明 合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン
ソプラノ:イェレ・スー アルト(カウンターテナー):スティーブン・ウォレス
テノール:ハンス・イェルク・マンメル バス:ドミニク・ヴェルナー
※ソリストの情報は調布公演のチラシ掲載のものです。
*調布公演の情報はこちらをご覧ください。
*サントリーホール公演の情報はこちらをご覧ください!
*札幌公演の情報はこちらをご覧ください。
*詳細情報ページをUP。まずは出演メンバー一覧です!
(07/12/31更新)
BCJレクチャー情報2007 2007年のBCJ関連のレクチャーの記録です。
《東京》 NEC古楽レクチャー vol.24
『ヨハネ受難曲』 〜第1日 その作品と資料について(終了)
〜第2日 キリスト教におけるヨハネ福音書の意義と受難曲 (終了)
日時 2007年 4月4日(水)、4月5日(木) 両日とも19:00開演 (18:30開場)21時終演予定
場所 東京オペラシティ・リサイタルホール(B1F)
地下鉄都営新宿線(京王新線)初台駅(新宿駅から一つ目 )下車。
新宿方面出口が東京オペラシティビルに直結。
地下1階のレストラン街、地下駐車場を通り抜けた先にリサイタルホールがあります。
講師 鈴木雅明 (バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督・指揮者)
ゲスト 4/4:小林義武(成城大学教授)
4/5:川端純四郎(「礼拝と音楽編集長」)
出演(演奏) ユリウス・プファイファー(テノール)、ドミニク・ヴェルナー(バス)他
料金 両日とも全自由席 1回券:3500円/2回連続券:6000円、学生1回券:2000円
(連続券、学生券はBCJ事務局のみのお取り扱いです。)
企画・構成:バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)/NEC社会貢献室
お問合せ・チケット購入:バッハ・コレギウム・ジャパン事務局 (電話:03-3226-5333)
*チケットは東京オペラシティ・チケットセンター(電話:03-5353-9999)でも扱います。(1回券のみ)
「NEC古楽レクチャー」では年に1回、バッハ・コレギウム・ジャパン (BCJ)とNECの共同制作により、1997年の第1回NEC古楽レクチャーから計10回のレクチャーを開催してまいりました。 J.S.バッハの音楽の「神髄」ともいわれる”教会カンタータ”の連続演奏に挑戦し、世界に向けたCDのリリースで国際的な評価を高めているBCJ。24回目を迎えた今回のレクチャーでは、4年ぶりにBCJが公演する「ヨハネ受難曲」をテーマにすえて、2日間にわたりこの作品の本質に迫ります。 第1日目は、基本的な資料や作品や各稿の違いなどに触れながら、特にそれぞれの稿が生み出された時期のバッハのおかれた社会的状況などについて、また第2日目には、キリスト教におけるヨハネ福音書の意義や受難曲の位置づけ、さらには反ユダヤ主義との関係などについてお話いただきながら、議論を深めます。実演を交えながらテクストの内容に絡めた演奏論にも触れて参りたいと思います。 (こちらのページより) |
(07/04/06)
2007年度 定期演奏会 |
バッハ愛好家のみなさま ■2007年度は、バッハ・コレギウム・ジャパンの定期演奏会15周年にあたります。1992年6月に第1回定期演奏会が始まり、2006年度までに75回の定期演奏会を聴いていただきました。2007年度は、また心新たに、バッハの作品に取り組んで行きたいと思います。 毎年、年度の変わり目は必ず受難曲のシーズンと重なりますが、今年度の定期演奏会は久々のヨハネ受難曲でスタートします。ヨハネ受難曲は、その起伏に満ちた劇的な性格、声楽と器楽が複雑に絡み合うアンサンブル、そして深い象徴性によって、マタイ受難曲に勝るとも劣らぬ見事な作品です。恐らくバッハ自身も愛して止まない作品だったのでしょう。生前に4回も演奏し、そのつど多くの改訂を重ねました。もっとも、そのお陰で現代の私たちは何を演奏すべきか、判断に苦しむ作品ともなりましたが、今回は作曲者が死の直前に演奏した第4稿を基に演奏することにいたします。この稿では、テクストは、恐らく教会当局の要請によってやや簡明なものに変更されましたが、コントラファゴットやチェンバロによって低音が補強され、楽器法にも新たな工夫が見られます。バッハの飽くことなき追求によって、その音楽的集中力が極限まで高められた作品です。今年は、ダニエル・テイラー(CT)、ユリウス・プファイファー(Ten)やドミニク・ヴェルナー(Bass)など若手の声楽家との共演も非常に楽しみです。演奏に先立って、2日間にわたるヨハネ受難曲の奥義を探るレクチャーも企画しています。 ■さて、カンタータの連続演奏はライプツィヒでの第2年巻を終わり、ついに第3年巻の始まりです。現存するカンタータは徐々に少なくなりますが、それは作品の散逸によるものばかりではなく、バッハ自身が自作ではなく、親戚のルードヴィヒ・バッハの作品を頻繁に演奏するようになるからでもあるのです。しかし、3年目のカンタータにはそれまでに見られない奥深い洞察があり、より音楽主体の 度合いが増しているように思われます。 6月の定期では、第3年巻の最初の4曲を聴いていただきますが、第79番『主なる神は日なり、盾なり』や第137番『主を頌めまつれ、勢威強き栄光の主を』のトランペットやホルンの鳴り物入りの輝かしさに対し、第164番『汝ら、キリストの者と名のる徒』と168番『務めの報告をいだせ!と轟く雷のことば』は、共にザロモン・フランクの歌詞によるもので、聖書の教えを表情豊かに語ります。 9月には、再びソロ・カンタータをお聴きいただきましょう。07年度は、キャロリン・サンプソンとペーター・コーイの二人が、ソロとデュエットの名曲を歌います。ペーターの名曲は、第56番『われは喜びて十字架を負わん』、そしてキャロリンには、何と06年の9月にペーターが歌った第82番『われは足れり』のソプラノ稿を歌って頂きましょう。さらに、二人で第49番『われは行きて汝をこがれ求む』のデュエットも忘れるわけにはいきません。 07年度最終回(08年2月)には、クリスティアン・レームスという詩人による第13番と第16番。第16番は、輝かしい新年のカンタータですが、第13番は、リコーダーとオーボエ・ダ・カッチャのソロという美しい組み合わせによって、ため息と涙が歌われます。さらに、名曲中の名曲第72番と第32番のデュエットカンタータを組み合わせました。なかんずく、第72番『ただ神の御心のままに』は、冒頭合唱の興奮、アルト・レチタティーヴォの優美さ、ソプラノ・アリアの天国的明るさなど、どの瞬間も息を呑む美しさを湛えた絶品です。 皆様、今年もバッハ・コレギウム・ジャパンと共に、さあ、バッハの世界へ。 |
バッハ・コレギウム・ジャパン音楽監督 鈴木雅明 (チラシ掲載文:BCJ事務局提供) |
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