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昨年12月の「京都温暖化防止会議」(COP3)は大きな盛り上がりを見せた。
このとき注目を集めたのが、環境NGOたちのインターネットによる情報発信だ。
その活動はいまでも続いている。
まず、世界各国の環境NGOをネットしているのがCAN(気候行動ネットワーク)
で、ニュースレター「ECO」を発行している。世界レベルでの地球温暖化防止に
関する情報は、ここをチェックするとよい。その日本語版に気候フォーラムが発
信している「Kikoニュースレター」がある。
話題を集めたイベントに「ストップ地球温暖化!列島縦横エコリレー」や「アース
デイ日本」などがあり、内外の地球温暖化防止に対する関心のひろがりを知る
ことができる。
地球温暖化に関する知識の入門編としては「WNN−ECOLOGY」がやさしい。
これは環境庁などの協力でNTTが開いているサイトだが、「エコライフ・100万
人の誓い」というWeb内イベントなども展開している。学問的にもっと詳しく知り
たいなら、京都大学工学部の「地球・環境へのモデリングによるアプローチ」を
参照すればよい。
地球温暖化や環境問題の情報、リンク集としては、「JCA-NET COP3支援W
WW」や「COOL Earth Campaign」、「Eco Link」、「地球温暖化・防止」総合リン
ク集などがある。また環境家計簿やエコライフ度がチェックできる「えこぼ〜ど」
や、地球温暖化防止についてディスカッションする掲示板「地球の温暖化防止
をみんなで考える」というページも開設されている。
企業サイトとしては「Ecology Symphony」が充実している。また経団連による
「COP3ならびに地球温暖化対策に関する見解」というページもある。内外の
自治体の地球温暖化防止取組み事例を紹介した「地球温暖化防止情報」は
なぜか、埼玉県からの発信。
地球温暖化防止や環境問題は、「みんな1人の地球人なのだ」といった視点
からの取組みと、継続的な情報発信が何よりも大事だと思う。
100年後の地球のためにも、こうしたWebサイトがいつまでも続くことを願う。
(1998/3/22) |
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100年後の地球には、
どんな花が咲き、
どんな風が
吹いているのだろう・・・。
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