夢雅 98年11月号


基本情報

発売日 1998年10月5日
表紙イラスト 中村錦
カラーピンナップ 焔 景雲
発行 桜桃書房
定価 520円(税込)
雑誌コード 13703-11
備考 天衣無縫号


掲載作品

評価  作家名  作品タイトル ページ数  備考
じゃみんぐ KAMYLA  20 巻頭カラー(カラー4p)/連載(#2)
いずみきょうた May I Down You  24
板場広し 彼女は性職者  20 連載(トラブルSICK 番外)
MARO ポイズン・キッド  32 初登場
TWILIGHT 優等生   4 カラーイラスト+文章(カラー4p)
ルーシア Sadistic Princess  34 連載(後編)
荒尾マサキ VIBRATIONS  20
万利休 乱交日記  24 連載(#2)
一市裕納 変奏  20 パートカラー(カラー4p)
高梨和光 時代流潮  20
シルエットさくら 落葉の下で  20
風船クラブ リビドーY  20 連載(#7)
みつあき ALL NIGHT PARTY  20
おおやまこと 狂的  20 デビュー作
四島由紀夫 狂歌  32 連載(#2)
たいらはじめ 悠久の刻  20 連載(#3)

評価は私(巫音月雪)個人の心的印象度を段階化したもので,作品固有の価値とは無関係です。
個々の詳細については下の寸評も参照のこと。
評価印は◎>○>▲>△>(無印)の順。
ちなみに,無印が「普通」,▲が「なかなかよい」・・・となっています。



寸評

暫定的総評

 偶数月と奇数月ではずいぶん作家の顔ぶれが異なるような気がする最近の夢雅。 美少女系は隔月登場の漫画家さん多いから,パターンがはまってくるとこんな感じかなぁ。
 それで,まずはじゃみんぐ先生。 1話目知らないので困っちゃうけど,この先生らしいエッチさは充分感じられるので。 次回は2月号の登場だそうです・・・。
 いずみきょうた先生は女探偵もの。 メイドさんに変装(?)して潜入してはみるものの,お約束な展開へ・・・。
 板場広し先生は先の連載の番外編。 この連載,けっこう人気あったんじゃないでしょうか。 さて,今回の主役はエッチな保健の先生。 お約束っぽい話だけど,キャラが既知ということで。
 MARO先生,夢雅には初登場だそうです。 この雑誌のカラーには向いてると思いますです。 今月号ではこの先生の上手さがひときわ目立ってるように思いました。 少年が,同級生とその姉を毒薬を用いて意のままに操るという,なかなかダークなお話。 だんだんと相手の心を支配していく様が見事に描かれてると思います。
 TWILIGHT先生は最近こんなのばかりのような気もするけど,綺麗なカラーは魅力的。
 ルーシア先生はたしか初見。 ファンタジーの戦記系のお話といったところでしょうか。 個人的には前の2話知らないのですが,これだけでも結構読ませる作品です(まぁ,普通の2話分くらいのページあるし)。 といっても,おしまいの部分がちょーっとだけわかんないけど・・・。
 荒尾マサキ先生もたぶん初見。 絵柄的には見たことあるような気もするけど・・・。 感想としては,絵柄もノリも悪くないけど,今回はもうひとつということで。
 万利休先生のこの連載は,過激性と言うか変態性を求めて突き進んでしまうのかな。
 一市裕納先生のはいつものキャラなのかな?  ちょっとロリ系のような感じなんで(というか,設定知らない),ふだん真面目に読んでないような気がする・・・。
 高梨和光先生はいつもの独特な世界観をはなってます。 表現手法としては好きなんですけど,このままでは展開しにくいですよね。
 シルエットさくら先生はいつものようにストーリー主体のマンガ。 今回はちょっとオチが想像できたような気がするけど・・・。 それに凌辱系でも,こうも無理矢理だとね(気分の問題)。
 ひさびさの風船クラブ先生。 あらすじ読んでストーリーの全貌を知る私。 あまりストーリーを「見せない」連載だと思うのは,最近読みはじめたからなのかな。
 みつあき先生はたしかに上手くなったように見える。 ストーリーは後半なしくずしになったような気もするけど,これくらいなら。
 おおやまこと先生は絵柄はエッチで良い感じ。 今回ちょっとスカトロ系なので,遠慮してしまったけど。
 四島由紀夫先生のは・・・前回どんなだったっけ・・・。 まだ全貌を見せてくれませんね,この話も。
 たいらはじめ先生の連載は,凌辱組の人間が増え続けて(これで全員だっけ)。 主人公(?)は何してるんでしょ(ストーリーに置いていかれるのはお約束かな)。
 といったところで一通りコメントしてみたけど,夢雅でこれやるとやっぱり疲れました・・・。
 来月号はまたも例のシリーズでぢたま某先生が登場の予定。 夢雅では異色ともいえるこの作品が支持されてるなら,この雑誌のカラーも変わるかもしれませんね。 それから,秋葉凪樹先生も復活の予定(今月のライズには結局登場しなかったけど)。

99年  1月号

98年  12月号  10月号  9月号  8月号  7月号  6月号

ホーム(うら)に戻る

巫音 月雪
fusetan@mti.biglobe.ne.jp