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毎回の返済額については、通常、支払が毎月支払となる為、月利計算での
返済額算出が一般的となっています。しかし、月毎の日数が異なるのに
一律に月利=年率/12で平均的に計算するのは実状にそぐわなことも考えられます。
そこで、さらに正確を期する為に、日割り計算での元利均等払の返済計算を
月利計算と比較して考えてみます。

 ● 例題    
        借入元本: 30,000円
        支払回数: 3回払
        実質年率: 12%
       融資実行日: 2006年01月27日
       初回支払日: 2006年02月27日
          以降毎月 27日支払とする。

この例の場合の元利展開と返済額と金利を比較してみます。

■月利計算の場合
支払日   支払額 金利 元本充当 元本残高
              30,000
2/27   10,200 300 9,900 20,100
3/27   10,200 201 9,999 10,101
4/27   10,202 101 10,101 0
    30,602 602 30,000  


■日割り計算の場合
支払日 日数 支払額 金利 元本充当 元本残高
             30,000
2/27 31 10,198 305 9,893 20,107
3/27 28 10,198 185 10,013 10,094
4/27 31 10,196 102 10,094 0
    30,592 592 30,000       

以上の比較で、月々の支払額や金利など違ってきます。
これが例えば、4月からの3回払であれば、月々202円となって、逆に
月利計算より高くなる計算となります。
これは支払回数が小さいと、これだけの差が出ますが、
支払回数が大きくなるほど、その差は小さくなってきます。

 返済額の計算について
この計算の公式については、都度の経過日数が異なってくるので、
一律のまとまった公式ではなく、回数に応じて延々とした式になって
しまいます。しかしコンピュータプログラムなどでは繰り返し計算により、
容易にこの返済額を算出することはできます。
   
端日数金利について
月利計算では、融資実行日より初回支払日の前月同日までの金利は
端日数金利として、別途計算しますが、この日割り計算では、日数で
計算する関係上、融資実行日からの日数も含んで計算するので、
端日数は発生せず、端日数金利は計算しなくとも良いわけです。
但し、初回支払日の前月の同日からの計算開始で、実際の融資実行日から、
その日までの分を端日数金利として計算することは可能です。