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日割り元利均等払 |
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銀行等で一般的な、法人向融資の返済方法です。 通常、融資は借入の翌月からの返済で、金利は経過分として毎月の支払額の 中に金利を含んで返済しますが、この金利先払い方式では、次回返済日までの 未経過の金利を先に支払うものです。 初回の金利分は、融資実行時に差し引きされる形になります。 次の例で説明します。
毎月の支払額は、元金均等払いですので、元金部分を 10,000,000円÷60回=166,666円。 最終回のみ 166,706円 この融資の特徴は、未経過の次回支払日までの金利を先に支払ってしまうこと ですので、融資実行時に先に最初の金利分を差し引きしてしまいます。 5月19日〜6月12日(6/10は土曜日なので6/12が支払日となる)の日数 25日分の金利 10,000,000円×3%÷366日×25日=20,491円 を実行時に差し引きした 9,979,509円が借り主に渡されます。 続いて、第一回目6/12の支払額は、今度は6/13〜7/10までの金利 22,568円を元金分166,666円に加算した189,234円を支払うことに なります。 以降、同様に毎月元金分166,666円に次回支払日までの金利を加算して 支払っていって、最終回は、元金分の最終分166,706円を支払い完済となる わけです。 この支払方式は、先に金利収益を確定させる貸手側(銀行など)の本意に 立った方式と思われます。また、銀行によっては、銀行営業日に支払日を 合わせた形も多く、その分余計に金利がかさむといったこともあります。 最近は、成人の日や体育の日などが変わりましたが、銀行によっては、その コンピュータ上のカレンダー改定対応をしていないところもあるようですので、 よく確認することが必要と思われます。 |
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● 元利展開表
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