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体重8kg〜15kg、体長50〜60cmで、雑食性でなんでも食べます。基本的には昼間行動しますが、最近では夜間に出没した報告もあります。
群れで行動しますが、オスは成長すると群れを出て、単独行動あるいはオスだけの小さな群れを作って生活します。
サルの被害の見極め方としては、果樹などは枝ごと折られてしまうことが多く、かじっては捨て、かじっては捨てを繰り返すので多量の農作物被害がでます。またかじったものを放り投げて周囲に食べ散らかすのが特徴です。
サルの場合、学習能力が高いために防除も非常に厄介です。防除柵には電気ショックを与える電気柵を併用し、サルが入る隙間を作らないことが大切です。
また、防除柵による対策だけでなく、サルの餌場をなくし追い払いを行うなど、サルが魅力を感じない場所作りを地域全体で行ってください。
●簡易柵●
サルはポリのネットだけでの防除は難しいので、ネットと電気柵を組み合わせて防除します。近くの建物や木々から飛び移ることも考え、十分な高さを確保します(上記左図参照)。
電気柵だけで防除する場合はワイヤーの感覚を細かくして隙間からくぐりぬけたり支柱をつたって登れないようにします(上記右図参照)。
●サル防除柵●
集落を広域的にフェンスで囲い、地域ごとに被害を防除します。目の細かいフェンスで体の小さいサルの侵入を防ぐとともに、フェンスを登ったり、周辺から飛び移るのを防ぐために電気柵を併用します。
サルは大変賢い動物なので、侵入できるような隙間を作らないこと、高い電圧を保つように日ごろから電気柵を管理すること、人道ゲートの閉め忘れがないようにすることが大切です。
★サル対策の電気柵は条件によって様々な仕様がございます。
詳細は弊社担当までお問い合わせくださいませ。
また、サル対策には弊社オリジナルフェンスシステムが非常に有効です。
詳細は<協和テクノのフェンスシステム>をご覧下さい。
注意!
柱ポールや木杭を追加使用する場合には必ず碍子を取り付けて下さい!
鉄、銅、アルミ柱や木杭は直接使用すると、すべて漏電してしまうので
必ず電気柵用の碍子を取り付けて下さい。
漏電すると電圧が上がらなくなります。
セット内のグラスファイバーポールは通電しない絶縁素材になっています。
※現在では耕作放棄地対策として、ヤギや牛を放牧して視界を良くし、野生動物が人里に出てこられなくする対策も行われております。→耕作放棄地対策へ
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