御柱祭になくてはならないものに騎馬行列があります。現在は乗馬の殿様を中心とした一種の大名行列の型をしていますが、本来の御柱祭の御騎馬は御柱里曳きの際にその御柱行列の中に加わって御柱の曳行を警護したものであり、その名称も殿様の差しだすものを殿様騎馬、家老の出すものを家老騎馬、大祝(おおはふり)の出すものを大祝騎馬といい、その他御柱曳行のため警護をする人々の騎馬がそれぞれ出されたのであります。
また、高遠騎馬(高遠藩主が出すもの)両奉行騎馬、寄合騎馬などがありました。現在、騎馬行列を保存しているのは、諏訪市中洲の神宮寺区、諏」訪市四賀桑原区、下諏.訪町下の原区、友之町区をどが主をものです。次にその一列をあげます。 |