小田急バス私設ファンクラブ・実録シリーズ
▲C104号車の前でテープカット
2000年11月26日(日曜日)、秋晴れで暖かい武蔵境駅南口ロータリーに、ムーバス3台が勢ぞろいしました。開業記念式典は予定通り午前10時から始まり、土屋正忠武蔵野市長、岩崎達男小田急バス社長ほかの皆さんがあいさつした後、テープカット。東回りの市長をはじめ、まずは来賓が3台に分乗してコースを一周しました。
▲運転士に花束贈呈
午前11時からはいよいよ本運用に入り、筆者は小田急バス本社、吉祥寺・狛江営業所の方々とともに東回り線に乗り込みました。コースの模様は試乗会でお伝えした通りですが、赤十字東から境南町1丁目に右折する所では「ひえー、こんな所を曲がるの?」と皆一斉に驚がくの表情。しかしここで驚くのは早い、上連雀5丁目手前の右折は道にポールがある分もっと難しく、「よくぞここにバスが通れたものだ」と感心していました。
かえで通りの渋滞が心配されましたが、イトーヨーカドーの整理員が大幅に増員され自家用車の誘導に努めた結果、23日のような事態はなくスムーズに運行されました。さすがに開業初日からベタ遅れではまずいということで、急きょ対策を講じたようです。
▲土屋武蔵野市長(左)と岩崎小田急バス社長