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小田急バス車両図鑑

〜いすゞ車(1994-1995年)〜


D382(U-LR332J、6年式)

 同型式の最終新製車。381号車までの新製が一段落した後、1994年に1台だけ入りました。小田急バスの営業用車としてはもちろん、東京都内でも富士重工6Eボディーはこの辺が最後とみられます。2007年5月に引退が決まり、小田急バス私設ファンクラブはさよなら乗車会を開催しました。(調布駅南口で、2007年1月22日)
D382号車さよなら乗車会

A8139

A8139(U-LV324L、6年式)

 小田急電鉄のラッピングは8139号車が最初で、図柄は芦ノ湖の水面を象徴するような青系のデザインでした。2004年には8138号車と同様、緑系のものに変更されています。2006年9月除籍。(吉祥寺営業所で、2002年7月28日)
A8140号車ラッピングの記録

C8143

C8143(U-LV324L、6年式)

 狛江営業所からの転属車で、車内には狛江仕様の停留所名表示器を撤去した跡が残っていました。転属初日には「D」標記のまま鷹55系統に入ったこともあります。2006年11月除籍。(三鷹駅南口で、2004年11月27日)
調布駅南口の今昔 (狛江時代のD8143号車)

E8147(U-LV324L、6年式)

 これも狛江営業所からの転属車。エンジン出力が230馬力の同型式は、275馬力のLV318系(700番台、7000番台)よりも早めに生田から姿を消しました。(青葉幼稚園前〜山口台中央、2006年5月1日)

F8149(U-LV324L、6年式)

 高出力車が基本の町田営業所で、一般営業用のLV324系車はこの1台のみでした。やはり狛江からの転属車で、町田独特の中扉用バスカードリーダーも取り付けられました。既に除籍されましたが、除籍車両追跡調査会・ねこ会長によると、福島県の新常磐交通で再起しました。(柿生駅北口で、2005年10月4日)

D8159(U-LV324L、6年式)

 狛江営業所では多くの8000番台車がラッピングをまといました。前扉の上に社名表示があり、バス共通カード取り扱いのステッカーが窓に張られるなどの特徴は、ラッピングを外したときもそのままです。8159号車は2003年10月18日、調布市国領町でワゴン車と衝突して大破し、復旧されないまま8000番台車初の廃車となってしまいました。(狛江営業所で、2001年3月18日)

C8161(U-LV324L、6年式)

 武蔵境営業所の車は通常では小田急線の駅前に入る路線がありませんが、よみうりカントリークラブの特送があるときは別。最近は出動予定車にスポンサー会社のラッピングが施され、大会前から使用車両の予想がつくこともあります。上記8161号車も直前にラッピングされました。2007年除籍。(新百合ケ丘駅で、2006年5月3日)

C8168(U-LV324L、7年式)

 小田急バス初のバリアフリー対応車は、中扉に自動昇降式の階段(ニューステップ)を設置した8167、8168号車でした。中扉までの室内はワンステップ構造、駐停車時に自動的にエンジンを止めるアイドリングストップも本車が最初です。登場時にはハートの中に家族のシルエットを配したシンボルマークを取り付けて乗客にアピールしました。2008年1月除籍。(変電所前付近で、2007年3月18日)

A8173(U-LV324L、7年式)

 武蔵境営業所からの転属車。2006年秋、A205号車が狛江営業所に貸し出され、不足分をおぎなうため吉祥寺営業所で8173号車を借り入れた−と聞いていましたが、いつの間にか両方とも正式転属になっていたようです。2008年2月除籍。(公園入口で、2007年12月9日)

C8179(U-LV324L、7年式)

 2006年4月から、国際基督教大学高等学校(小金井市)の生徒送迎を小田急バスが請け負うことになり、専用車になったのがC8179号車とC8180号車。水色基調の塗色に変更され、同高校と武蔵境駅の間を往復しています。(三鷹市井口3丁目で、2006年4月22日)

C8181(U-LV324L、7年式)

 武蔵境に新製配置された同型車のラストナンバー。撮影は除籍2カ月前のもので、東進スクールのラッピングをまとい、最後の力走を見せていました。(三鷹市下連雀4丁目で、2008年4月6日)

D8188(U-LV324L、7年式)

 狛江で活躍したニューステップ車。ラッピングは何度か変わっていますが、最後のスポンサー(不二家)は963号車、8157号車と受け継がれてきた伝統の図柄です。2008年7月除籍。(調布駅南口で、2008年5月24日)

E7120

E7120(U-LV318L、6年式)

 名物の短尺車(K尺車)が絶滅した現在、生田営業所の配置車はこの型式とエルガ勢でしばらく二分されていました。行先表示器がLED化された富士重工ボディー車は生田だけの特徴です。残念ながら7120号車も除籍されました。(読売ランド前駅付近で、2005年8月30日)

E7131(U-LV318L、7年式)

 上記7120号車と同仕様ですが、7130〜7134号車までの5台はLED改造されないまま残り、生田で最後の方向幕装備車グループとなっていました。2008年2月除籍。(山口台中央で、2007年12月1日)

F7139(U-LV318L、7年式)

 町田営業所には生田と同じ仕様の7135〜7139号車が配置されました。エルガ新車攻勢にさらされながらも、オリジナルの方向幕式行先表示器で頑張っていましたが、2008年5月に引退しました。(森が丘団地付近で、2008年3月9日)

A7136(U-LV318L、7年式)

 7000番台といえば我が地元だけと思っていた管理人ですが、町田管内で走っていた7136号車が2007年5月、突然吉祥寺に転属したのには驚きました。次のよみうりCC特送応援は7136号車で…との願いもむなしく、2008年5月除籍。(万助橋で、2007年9月10日)

E7143(U-LV318L、7年式)

 C8167号車などと同構造のニューステップ車。中扉を開くと同時に最下段のステップが下がり、扉を閉める直前にステップは上がります。この型式ではアイドリングストップ機構の搭載が見送られています。番号通りLV318系列で最後まで現役として残り、2008年7月18日、E9296号車と交代して除籍されました。(新百合ケ丘駅で、2005年5月6日)


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