沖縄ツーリング
2010/12/04〜12/11
出発前
6時半起床。外はまだ暗い。
今日は本島南岸を回り、バイクを返して石垣島まで移動する予定だ。
今日本島南岸を回りきれるかは、ほぼ確実ではあるが不安もある。ゆとりを持って早めに出発することにする。
昨晩少し雨が降ったのかシートに水滴が付いている。
手、腕、顔が痒い。沖縄には冬でも蚊がいるということを嫌というほど思い知らされた。
7時30分発。
今日のルート（青のライン）
本島南岸
今にも雨が降り始めそうな空。実際シールドに細かい水滴が付くことが何回かあった。
沿道には建物が立ち並び、本島中南部は意外に人口密度が高い。この旅行まで、那覇の位置すら良く把握していなかったのだから、それに比べたら今回の旅でかなり沖縄の地理に対する理解が進んだと思う。
沖縄を走っていて気づいたのは、民家の屋根の形の違い。オレンジがかった瓦はいかにも沖縄らしいが、実際には一番多いのは陸屋根で、その構造上屋上がある家も多かった。
不思議だったのは水タンクで、平屋でも屋根に乗せている。沖縄特有の事情があるのだろうか。
寒い。最高気温でも20度を切るという予報で、実際そうなりそうな寒さだ。
沖縄本島南岸はあまり海が見えるルートではないが、たまに見える白みがかった緑の海は美しそうだ。曇りで映えないのが残念。
ひめゆりの塔に立ち寄る。塔だけでなく、洞窟の入り口があったのか。
場所柄修学旅行の中高生が沢山いる。それを狙った周辺の土産物屋が雰囲気を壊しているのが残念。
ひめゆりの塔
中央公設市場
レンタルバイク店には11時に到着。
マジェスティ125はリッター40キロ以上をコンスタントに記録した。はるかに軽いアドレスV125と同等だ。安定していたし、意外によく曲がる。良い選択だった。
時間が余ったので、国際通りに行くことにする。ありがたいことに沖縄レンタルバイクの店主に軽バンで送ってもらえた。国際通りをぶらぶらして中央公設市場へ。
中央公設市場一階は珍しい食材が一杯。見て回るだけで面白い。
二階には食堂が一杯だが、どれも観光客向けといった感じ。そのうちの一つ次郎坊に入り、豚の三種盛り定食を頼んだ。結構うまい。このメニューは正解だった。
中央公設市場
次郎坊
那覇空港
国際通りからモノレールに乗って空港へ。
空港には修学旅行の団体が一杯。荷物預かりカウンターや検査窓口の行列の捌き方が上手くなく、随分待たされる。結局そのせいで暇つぶしを考える必要がなくなった。
那覇空港
ANA1775便
ANA1775便は搭乗ゲートから乗ることができず，バスで移動してタラップから乗り込む。
機種はB737。3席2列。3割程度しか埋まっていない。
飛び立って30分程度で着陸体制。あっという間だ。
曇って暗いが、石垣島の周りを囲むサンゴ礁が美しい
着陸した瞬間に日が射した。
ANA1775便
石垣島
バスに乗ってターミナルビルに向かい、荷物を受け取る。ここまではスムーズだった。しかし、今日の宿へ向かうホテル日航八重山経由バスターミナル行きのバスに乗るがなかなか出発しない。16時15分発の便だったため結局15分程度待って出発。
これ以外にも全日空ホテル経由バスターミナル行きの便もあるわけで、ダイヤにはかなり気をつけなければならないと思った。
石垣空港
美ら宿ココちゃん
ホテル日航八重山から歩いてすぐの所に今日の宿、美ら宿ココちゃんがある。外のテラスで宿帳を書き、施設の説明を受け部屋に入る。
オーナーの生活空間とは別のスペースで、一度チェックインすると顔を合わせることが無い。想像とは少し違った。
部屋は二人用の部屋を一人で使うので広い。無線LANもある。窓からは外の通りが見える。
美ら宿ココちゃん
心心
夕食なに食べようか悩んでるうちに時間が過ぎ、宿の消灯時間10時を考え焦りだした。
近くに石垣牛を使った心心という餃子屋があるのがわかったので行くことにする。
客は私一人。焼き餃子とチャーハン、オリオンビールジョッキを頼む。 肉の味がよくわかる餃子で美味いが小さいのがちょっと難点。その分数は多いのだが。石垣牛の味噌煮を追加して合計2,000円弱。
心心
本日のまとめ
本日の走行距離87キロ。
総走行距離557キロ
本島南岸は意外に距離がなかった。その分時間が余って中央公設市場で遊べたので良かったかもしれない。
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