検討の背景
50kW未満(低圧電力)の太陽光発電施設では、小型のパワコン(パワーコンディショナー)を複数台連携させて稼働させている例がある。ただし時々、停止をして、再起動がされないことがみられる。売電金額が下がってしまうために、早めに検知・通知して、対処することが望ましい。
家庭や自前の工場・施設で設置する場合には、常に動作しているのか監視をすることが容易であるが、屋根借りで設置した場合には、監視が難しい。
検討経緯
初出 2013/11/22
修正 2014/05/08
概要
通信機器
スマホを利用し、インターネット上のサーバーに最新情報を送る。もしくは障害があったときに、管理者に直接通知する。
サーバーなどは通常のPHPなど何でも問題はない。
スマホ連携
問題は、センサー部分(ワンチップマイコン等)とスマホとの通信で、電気工作をしていても少しややこしく、作りがいがある部分となっている。
- Arduino + Bluetoothでの通信。
- Arduino + USB接続(Arduino側をホストにする/スマホをホストにする)
- AVR/PIC + USB接続(スマホをホストにする)
- ラズベリー・パイなど利用して直接IP接続
- Arduino/AVR/PIC + 音声ジャック通信
現在やったことがあるのは、2番目の方法。最後の方法も単純なのでもしかしたら、マイコンなしでも可能かもしれない・・・。
(140507追記)外気温が氷点下になるような状況では、充電がうまくいかない場合がある。その他の要因かもしれないが、屋外に設置するのは、実験とは違うことは覚悟しておく必要がある。
センサー
- センサー案1:非接触の電力センサーを使用(既に実施ずみ)
- センサー案2:温度センサーで電流の有無を検知
2のほうが値段が安い。1でやると、電流の量も検知されるので、ひとつ置いておくと便利。(チップ自体は1000円以内で購入可能)
(140507追記)ちなみに電流センサーとしては通常はクランプ式のものが使われるが、あまり電流が大きいと価格も高くなる。精密な電流を測定はできないが、磁気センサーを使うと、比較的簡単にできる
FHS40Phttp://jp.rs-online.com/web/p/current-transducers/0259362/
最終更新時間:2014年05月08日 18時53分08秒