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省エネに関する体感の改善の変更点

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{{category 体感,省エネ,研究}}

!!検討の背景
 地下資源の枯渇、天然資源の破壊などが進んでいる中、経済は成長をさせないといけないという方向に転換はもたらされていない。その改善策として、ファクター10(効率を10倍にする)などが言われているが、同じ現行機能を果たすための効率は、物理的に限界が近く、何かしらの使い勝手や利用方法の変更が必要になってくる。

 確かに、自動車の重さの95%が人間ではなく車重であり、また20%程度しか燃料が使われていないのは実態であり、これらの効率が向上する可能性はあるが、軽量性が重視される自動車については、現在の市場では受け入れられておらず、「これでもいいんだ」という認識が変更されることが必要となる。

 部屋暖房で暖めるのであっても、「寒くないようにする」ことを目的とするのであれば、身体を温めることで十分であり、部屋を暖めるより大幅に削減が可能であるかもしれないが、これも認識を変えていく必要がある。

 さらには、寒くないと感じれば十分なのであり、生体機能に関して適切な対応をしていくことで、健康的であり、不快さを感じず、省エネができる仕組みができるのではないか。


!!検討の経緯
初出 2014/1/29

!!概要

 例えば「寒い」という感覚は、身体が異常に冷たい環境に置かれることで、身体機能への悪影響が懸念されることから、脳で感知される感覚であり、単に神経機能を麻痺させたり、感覚を鈍くするだけでは、健康を害することになりかねない。

 ただし、多少「寒い」という感覚を持つことで、ホルモン分泌の変化など脳からの指令が伝わり、太古より生き残ってきた人間生体としての基本的な、耐寒機能が発揮されることになる。これを発揮しない状況に置かれすぎているために、いわば「身体が弱くなっている」とも言われかねない状況である。

 要するに、不快に感じないが、自然と耐寒機能を発揮できるような仕組みを身体でつくり上げることができればいい。不快となる感覚のみを鈍らせて、耐寒機能を発揮するか、外部的に耐寒機能を引き出させる働きかけができたら望ましい。

 辛いものを食べると発汗する。アルコールで血行がよくなる。アルコール、柿、みかんなどに利尿作用があるなど、食べ物で影響が出てくることはよく知られている。

 ツボによっても身体の機能を変化させることもできる。

 このように、不快さとは何か、生体機能を活用するためにはどうしたらいいのかきちんと整理していくことが重要と思われる。

 本屋で「栄養学」の本を眺めたが、漢方の考え方(温まる食べ物、身体を冷やす食べ物)は一切入っていない。確認がされていないのか、あえて排除しているのか。