過去のおしらせ

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 1998.6.20

 トップページのリンク集に「渡部直己の小説家予備校」を追加しました。二回目の講義で鏡花の「千鳥川」が取り上げられています。

 ちなみに同じ内容のものを渡部氏の『泉鏡花論』(河出書房)の第2章で読むことができます。この本は永らく絶版となっていた『幻影の杼機』(国文社)に『風流線』論を加えた増補版です。



 1998.6.12

 6月に入ってほとんど更新してないですね。ちと疲れたので今月の鏡花のテクスト・データ化は見送ります。かわりに、といっては何ですが、「○△□帖」というタイトルの雑記帖を始めることにしました。

 よい宇宙人と悪い宇宙人がいるように、自分をさらけ出す人と自分をさらけ出さない人がいます。私は後者に属する人なので(たぶん)、日記のようなものになることはないはずですが、万一日記みたいなことになってしまってもお見捨てなきようお願い申しあげます。(さらけ出す、は語弊があるかも。オープンかオープンでないかということ。15日、追記。)



 1998.6.8

 鏡花ものを好んで取り上げる花組芝居の『日本橋』の東京公演が5月にありました。6月は大坂公演だそうです。舞台の様子は私のLinks からリンクしている花組役者の桂憲一さんのページでも知ることができます。

 大原薫さんが花組芝居の座長にインタビューなさった記事へもリンクを張りました。うちのトップページから飛べますので、興味のある方はご覧ください。鏡花の言葉が大切にされた芝居だったようです。

 それにしても、またまた情報提供が遅れまして申し訳ありません。私が田舎暮らしだからという言い訳は、ネットの発達した現在では成立しませんね。



 1998.5.27

 24日に鏡花の自筆年譜を載せました。NHK ラジオ第2放送の鏡花講座では、この年譜がよく引合いに出されます。参考になればよいのですが。

 トップページのしっぽの方に個人的なリンク集をつけ加え、あわせてページの色づかいを少し変えました。



 1998.5.20

 先日より参考文献の紹介を始めております。雑誌分については本日をもってひと区切りとします。手持ちの雑誌はこれだけです。漏れは当然あるはずですので、情報をお持ちの方のご協力をお待ちします。

 いつしかテーブルを多用したページづくりをしている自分に気がつきました。古いタイプのブラウザでここを見たらどうなるか、まだ確認してなかったので、Linux (PC-UNIX) の lynx というキャラクタベースのブラウザで試してみました。結果は、まあ読めなくもないということで、このまま続けたいと思います。SHIFT-JIS による記述も、うしろめたくはあるものの、当分変えずにいくつもりです。



 1998.5.8

 「春昼後刻」のテクストデータが出来あがりました。同時に「高野聖」「春昼」の済という漢字が旧字に変換されてなかったミスを修正しました。お手数ですが、リロード願います。

 5月中に鏡花の自筆年譜を載せる予定です。底本はこれまでと同じ改造社の文学全集ですので、その刊行年である昭和3年までの年譜ということになります。それ以降の分は簡単に補足するつもりです。



 1998.5.5

 5月とはいえ、時に暑苦しい日が続く季節、気分を変えるためにページ全体の色づかいを一新しました。簡単な手間しかかけてないのに、雰囲気がかなり違うものになりました。いかがでしょうか。

 せっかくの連休でしたが、遊びまわっていたせいで、たいしたことはできませんでした。「鏡花抄」と「紋切型……」にわずかな追加があるのみです。

 同居人とふたり、福岡市の海の中道というところでイルカを見た帰りに、紀伊國屋で本を1冊買って帰りました。

  『鏡の物語 ―― 紋中紋手法とヌーヴォー・ロマン』(ありな書房) \6000(税別)
  リュシアン・デーレンバック著 野村英夫・松澤和宏訳 1996.7.1

 中心紋あるいは象嵌法(リカルドゥーによる)とも呼ばれる技法を、鏡花の「絵本の春」や「女仙前記」に見ることができますね。







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