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男厨会・台湾旅行
第三日目・・・平成17年11月1日(火)

朝、ホテルのビジネスセンターから、メーリングリストdanchuへ、ニィハォ・メールを送った後、ホテルの裏通りにある朝市に行ってみた。


この魚屋のおやじさん。私が、でかい魚だな、なんて名の魚かしら、と心の中で思っていたら、私の顔を見て、「さわら」と日本語で教えてくれた。
言わず語らずでも通じるものだ。外国でも。

1メートル近いさわら(鰆)の首の下に、包丁を入れて切り落とした後、次々に薄い筒切りにしてみせた。





この時間、漸く商品を並べたばかりで、客足も殆ど無く、開店準備の最中と言った感じ。カメラを向けて「撮らして下さい」と声をかけると、にっこり笑顔を返してくれる。
このあたりは、カメラを向けると、厳しい表情で睨んでくれる近くの国とは、日本に対する好感度がまったく違う。






肉屋さん。手前にぶら下げているのが、豚の頭。鼻の先を手鉤で吊り下げている。慣れないと気持ちよくない。








八百屋のおばさん、楽しそう。鼻歌でも聞こえてきそう

  糸瓜(へちま)は20センチくらい、右は空芯采など



花蓮から太魯閣峡谷へ


花蓮へは台北市西部の松山空港から、小型のジェット機で35分。









台湾東部の花蓮は、戦前は日本人も多く住んでいたという。そういわれればなぜか親しみと、懐かしさを感じるのも旅の空のせいか。
花蓮は大理石の産地として知られる。大理石工場も見学したが、ヒスイ、猫目石などの工芸品も多く産出すると言う。





太魯閣(タロコ)峡谷へ向かう途中。川の対岸の地名が長春。断崖を銀の帯のように瀧が流れる(長春瀑布)。瀑布の上には、峡谷に沿って走る道路の難工事で、命を落とした212人を祭る朱色の長春祠がある









大峡谷の絶壁の中腹。絶壁を穿って作った道路に立って、菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で知られる「青の洞門」を思った。絶壁の全てが大理石だから、手彫りで道路を作るのは、難工事だったに違いない

画面中央左側の、崖っぷちの道路を歩いた







ここは地域有数のカメラスポットでもある






花蓮に戻ってレストランで昼食











花蓮の阿美文化村 先住民族アミ族のショウを見物
アミ族の結婚式を模したショウでは杉山さんと桑山さんが飛び入りで参加し、花婿役を演じ、ヤンヤの喝采を浴びた

(写真提供:宍戸さん)






花婿役は花嫁を背負わなければならないので、重労働であるかに見えた。しかし、花嫁を背負う背負子の後ろを若者が抑えてくれている。

花嫁を背負いながら、観客の拍手に答える自称仙人こと杉山さん。仙人も地上の楽園のほうが気に入ったみたい






花蓮から帰って、夕食の前に夜市へ。
台北市内に数カ所ある夜市の中でも最大規模の士林夜市へ。
食べ物屋さんが中心。衣類、日用雑貨、アクセサリーは殆ど若者向け。

亀井さん、桜井さん、渡辺さん (写真提供:渡辺さん)






左の中央に見えるは、焼き豚風の肉を積み重ねて、太い金串で刺してたもののよう。
これをシュラスコのように、ナイフで切って売っていた















炭火に、壷がたくさん並べられている。壷にはいろいろなタレが入っていて、客の注文に応じて、串に刺した肉を突っ込んで、焼いて出すらしい





最後の夜の食事は「好記担仔麺」と決めていた。
旨い、安い、ホテルから近い、文句なし、最初の夜に全員が納得済み。



   

好記担仔麺の料理はここを
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今夜の目玉商品。上海蟹である
この通り、全員が沈黙してしまった











宍戸さんの奥様、蟹を頬張って、納得の磯田さん、三澤さん
 (写真提供:渡辺さん)





亀井さん、桜井さん

緑の瓶は台湾ビール。「金牌」
どこへ行っても、出てくるのは、もっぱらこのビールである
缶もある





亀井さんの奥様、千葉・私、相澤さん









食後の二次会はホテルに帰って、相澤さんの部屋で。最後の夜とあって、乾杯も盛り上がった。

テーブルの上に並んでいる黄色い缶はキリンのBar Beer。ホテル一階のセブンイレブンで買ったもの







メンバーの小林さんは明日が誕生日。小林さんの友人、相澤さんの計らいで、サプライズ・パーティすることになった。相澤さんが、ひそかにプレゼントとケーキを用意。皆で突然、ハピバースディソングを歌いだす。小林さんにとっては、あまりにも想定外。サプライズして、感涙にむせぶ。







ケーキを前に幸せな時間が流れ・・・
この旅、まだまだ終わらせたくない心境です。

(写真提供:宍戸さん)





更新日 17.12.22


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