#86 ローカル食材3

虫喰い県・長野ほどではないものの、わが新潟県もなかなかいろんなモノを食べているもんだなあというコーナー第3弾。

【めだか】
ナガオカみやげに困ったら』にも書きましたが、おとなり見附市では、なんと『メダカ』を食するようでございます。フツーの小魚のように佃煮にして。投稿者さん談、

 味はほろ苦いです。小鉢に入れて酒の肴に、という感じの食べ物ですね。
 柳田國男によるとメダカを食べるのは、日本中でも見附市だけだそうです。

 メダカも20年前はどこの田んぼの用水路にもいましたが、用水の工事で平野部では絶滅したそうです。
 # 環境庁では絶滅危惧種に指定されました。
 今、佃煮になっているのはもちろん養殖ものですが、メダカは共食いし合うのでもともと養殖が難しく、佃煮の商品化は、共食いしない秘密のノウハウで可能になったそうです。

メダカが絶滅寸前だったとは。そのへんの池にいる、つんつん泳いでいるちっちゃい魚たちって、メダカじゃなかったんですねえ。共食い行為もまたショック。リアル『メダカの学校』はバトル・ロワイアル…。

【錦鯉】
グッドデザイン個体は数千万の値がつくというゴージャス魚類・錦鯉。これのバッドデザイン個体は、なんと食べられちゃうらしい。投稿者さん談、

 小千谷には錦鯉の寒露煮があるそうです。茶色く煮込まれているため、色とか柄はわからなくなってるとか。

まあ、普通の黒い鯉と味的には同じなんだろうなって気がしますが…。こういう、ハデな生き物は食べるの躊躇するっていう心理は何なんでしょーね。

【ぞーせ】
投稿者さん談、

 家庭科の期末テストのこと。問題に「冷ご飯を使った料理名を一つあげろ。」って言うのが出たんです。家庭科の先生が採点をし始めると、解答に『ぞうせい』の文字が。もちろんそんな料理名存在しませんから、はねました。ところが後から後から『ぞーせー』のオンパレード。結局クラスの半分くらいが『ぞーせー』と書いたらしいです。

 ……あの、私,投稿って行為をするの初めてなんですが,こんな感じでいいんですか?

こんな感じでいーんですよ(笑)。
なんとも初々しい投稿者さんに、なんともホホえましい方言炸裂クラスメイツ。ちなみに文中の家庭科の先生は、他の先生に「ゾーセーって何でしょう?」と聞いて真相を知り、めでたく全員マルをもらったとか。その真相とは、書くまでもなく『雑炊』のナマリなんですが……これ、『げっぽ』でもよかったかなあ。
ともあれ、いろんなコーナーにバラけて書いているローカル食べ物ネタ、そろそろまとめなきゃいかんなあと思う今日このごろでありました。


#87 修学旅行

 栖吉の火薬庫・長高×大手のアレじゃなく、このたびは小学生のソレ。遠足に毛が生えたようなノンキな……の続きは、遠足にほんとーに毛が生えたらノンキでいられるかどうかはさておき、『特別篇・ぼくたちの旅』へGo!


#88 ローカル・ソラミミ

 誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる、『ソラミミアワー』みたいなご投稿の数々でございます〜。

私の妻(三条市出身)が、一言、ボソッ。
「仮面ライダー食うが?」

『クウガ』ですね(笑)

仮面ライダー食うが

『クウガ』だっちゅーに。

「ウルトラマンてがぁ」
「ウルトラマンだいなぁ」
「ウルトラマンがいや」

標準語訳
「これ、ウルトラマンって言うの?」
「うん、ウルトラマンだよなあ?」
「そう、ウルトラマンに決まってるじゃないか」

僕の煮菜を救い出すまで♪

このネーミングのせいで、『ポールのミラクル大作戦』にいまひとつ感情移入できなかった新潟チルドレン多数。

「そいガラモン」

ウルトラQ。

……なんというか、ひじょーに世代幅があるというかマニアックな記事ですね(笑)。若年読者さん成年読者さん壮年読者さん、全部にごめんなさいかも知れない。


#89 消雪パイプ3(2003/09/06)

ナガオカの道路を茶色く染め上げる元祖浪花屋の消パイ。#02 消雪パイプ#43 そうだったのか以来、なんと5〜6年ぶりの続報!

幼稚園までナガオカっ子だった現在13才の若き投稿者さん談、

消雪パイプは中学校受験のテキストに結構出てきます!!習いましたもん。習うまで消雪パイプは全国モノだと思ってました・・・・・・。

昭和ネタの多い『NG!』に平成生まれの読者さんがいるってのもびっくりですが、中学受験に「消パイ」ってのもまたびっくり。県外の小学生にとっては消パイは、「二毛作」とか「リアス式海岸」とかの仲間なんでしょーか。
続いて北海道ご出身の技大生さん談、

爆走スノーダンプにあった消雪パイプですが、それについて高専で出前授業をやって行った技科大の先生が熱弁していたので報告します。
やはりこれは長岡特有のものらしいです。そしてやはり角栄さんのお力によるものらしいです。
これが他の地域にできない理由としては、「凍るから」みたいですね。実はあれ、地下水を使っているらしいのです。そんなわけで僕の地元の北海道ではロードヒーティングが主流です。

なんだかカッコいい響きでうらやましい「ロードヒーティング」。でもきっと省略好きのナガオカに導入されたら、「ローヒー」と略されるに違いない……。
そして、「縁あっていつも見さしてもろとります」という金沢の女性より。

例の消雪パイプ!これにはめっちゃ笑いました。
長岡の友達に話を聞いたところ、どうやら金沢の「融雪装置」と同一らしい。
構造は一緒なんかなぁ?だってぇ・・・こっちの道路は茶色くないっ!!!

なぜか笑われる我らが消パイ。道路が茶色くないってことは、「融雪装置」は地下水じゃないのでしょーか。そして、それまたナガオカに導入されたなら「ゆーそー」と呼ばれるに違いなく……。

ってなわけで、もっのすごーく久々に更新するこのコーナー。ノリも書式もすっかり忘れていまい、なんだか妙に書きにくかったりして。リハビリがてら、このあと数件連打でございます〜。


#90 どれにしようかな♪5(2003/09/06)

小学校の教室の数だけバリエーションがあるって気がする「どれにソング」。まずは長岡から引っ越して衝撃を味わった投稿者さんより。

 どれにしようかな てんのかみさまの いうとおり
 あべべのべの かきのたねの まよねーず

を使ってました。引越しさきでビックリした覚えがあります。千葉県**市では

 どれにしようかな てんのかみさまは しんじるな

もうびっくり。

千葉県民は、なにか嫌なことでもあったのでしょーか。引っ越し前の「柿の種のマヨネーズ」もじゅうぶんビックリですが。
そして、横文字たべもの系がもう一件。

 どれにしようかな かみさまの いうとおり
 けっけっちょーのけっけっちょ
 あべべのべのべの かきのたね
 ねずみのおやこの はんばーぐ
 てっぽううって ばんばんばん♪

以上。アホアホですな。
非常に長いうえ活字にするとわけのわからない歌詞?なのですが。ちっちゃい頃はよく疑問持たなかったなーってふしぎっす。

ねねねね鼠の親子のハンバーグっすか! 「あべべ」や「かきのたね」や「〜ちょ」という、今までのメインディッシュを前菜にしてしまう強烈メニューだなあ……。


#91 じゃんけんバラエティ7(2003/09/06)

そろそろ独立コーナーを立てたほうがいいんじゃないかっていうほどレスが絶えない「じゃんけん」系。まずは「『ちっけった』で検索してきました」という愛知の20代のかた。

『いかりや長介頭はパー』の前に何がつくかわからないようでしたが、自分は『あんたバカね、おおバカね』で『いかりや長介あたまはパー』に続いていきました。

謎多き「いかりやじゃんけん」は愛知にもありましたか。やっぱりドリフ番組のどれかでやっていたのかなあ。それにしても、じゃんけん前に、どうしてそんなに罵倒されなきゃいけないのだろうか、いかりやさん。
次は集団を二つにわけるアレ。#79 じゃんけんバラエティ5#82 じゃんけんバラエティ6で登場した「うらおもて」「ぐーぱー」の仲間ですね。

いしはさぁみっ!!ぐぅ と ちょき で 仲間分けの時に 使っていた記憶が有りますが・・・ぐぅ〜ぱぁ〜 は 使った事がありません。

初登場、グー+チョキ派。「いしはさぁみっ!!」までが掛け声なんでしょうか?
そして、次世代タイプ登場。

私の子供のころは「グリンピースじゃんけん」をしていました。
ぐーが「ぐりん」
パーが「ぱりん」
チョキが「ちょりん」
現在小学2年生の娘も友達から習ったと同じじゃんけんをしていて懐かしく思っていたのですが、最近ニューバージョンが出てきました。それは、「マクドナルド」。
グーが「ハンバーグ」
パーが「シェイク」
チョキが「ポテト」
で、じゃんけんをするのです。
いやぁ、じゃんけんにも時代が反映されるのですね。

ひゃー、マジっすか。グーのハンバーグはなんとなくわかりますが、あとの2つがまるで謎。パーは「パラダイストロピカルティー」じゃダメなのか。そりゃミスドか。
そして、次世代情報その2。

いかりやじゃんけんは今でもウチの子供達もやっています。
ただ「正義は勝つ」が「正義が勝つとはかぎらない」に変わっています。
今の子供達ってシビアですね。

考えてみれば、子供の遊びに「正義は勝つ」のほうがそもそも異質だったのかも? 替え歌とかでもワルモノ&ヨゴレモノ方面にシフトするのが普通ですからねー。


#92 チャイルドプレイ・オムニバス3(2003/09/06)

カラダひとつで楽しめる……ヘンな意味でなく……アンプラグドお遊び集。
市内の20代女性より。

指遊び(?)系のネタをひとつ。
その名も「うーん」です。(正式名称不明)
使うのは両手の親指です。
まず、参加者全員小さく前ならえの体勢で手グーにします。
そして、一人ずつ時計回りに0〜参加人数の両親指の数(4人なら8ですね)を言います。
数を言う際には数の前に「うーん」という台詞を付けます。
「うーん、5!」てな具合です。
参加者はその声に合わせて親指を立てたり立てなかったりします。
発言者は自分の言った数とその時に立てられた親指の数が一致したら片手を抜く事が出来ます。
この様に続けていき、一番早く両手を抜けた人が勝ちです。

この「うーん」という言葉ですが、たぶん「次の数は何にしようか」と考えてる(悩んでる)
時に発せられる「うーん」から来てるのではないかと思われます。
因みに、東京では「いっせーの」と呼ばれています。
「いっせーの、6!」てな具合です。小洒落てます。
群馬では「タコタコ」だそうです。
「タコタコ、2!」てな具合です。海無し県故、海への憧れを感じます。

たぶん長岡地区では「うーん」で通じると思うのですが、他の地区でなんと呼ばれているのか気になります。

ああっ、これは何て言うんでしたっけ、うーん……「うーん」かよ!?……というお約束はさておき、主宰は市内っ子ですが、「うーん」ではなかったような気が。でも、確かにこういう遊びはありました。あわてんぼうのうえに計算能力のショボい主宰は苦手だったんですが(笑)。
そして、脱力ネーミングがステキなあの遊び。

『ぽこぺん』、何処かで聞いた様な。
多分小学生の頃、「つっつきましょうかね、ぽ・こぺんぺん♪」って遊んでいた様な気がします。
どんな遊びだったのかハッキリとは思い出せませんが、つっついた人を当てる所までは同じです。
その後が有ったのか、それでおしまいだったのか…

ミステリアス〜。この遊び、同じ名称で愛知にもあるそうで、

ポコペンは最後に突付いた人を当てるものでした。

激短情報ですが、たぶん同じ遊びですね。滅多に感じられない中部地方の一体感をこんなところで……。


#93 はきもの考(2003/09/06)

ローカルはきものネタ2件。
まずは、昭和っ子あこがれの冬のはきもの『スノトレ』。

25,6年前の記憶なので かなり あやふやですが・・・・スノトレって ミズノ様が(スポーツ用品の)スキーの後 靴を脱いでゲレンデや施設などを歩く時に使用するとかの目的でスノーロバストブーツ(???かなり怪しい記憶)とかと言う奴で スノートレーニングシューズとかと 言って売り出したのでは無かったかと・・・・・

ヤツはスキー用品だったんでしょうか? だとすると、白銀とはとても言えない消パイ道路で大根オロシまみれ状態になっているのがとてもフビン……。
そして、主宰的にはカワイイ方言No.1の『タンタン』。

タンタンの語源ですが。おそらく「短靴(一発変換します)」ではないかと思います。

あれは麗しの昭和30年代。
私ら(当時小学生)の靴と言えば、ゴムでできた「短靴」でした、形は今時の小学生の校舎内で履く「バレーシューズ」とそんなに変わりませんでしたが、材質は100%ゴム製で真っ黒。
ブランドは馬の頭が三つ並んだ「ミツウマ」とか月と星のマークの「月星」とかだったと記憶しております。

夏休みの日中、河原で短靴を脱いで川遊びをした後で、履こうとすると直射日光に晒されていたそれはやけどするほど熱く、ゴムの焼ける様な臭いがしたもんです。

今時の軟弱は「バレーシューズ」や「スニーカー」等と違い、濡れてもすぐ乾くし、元々ゴムですので、水を入れれば川で捕った小魚をいれて持って帰れる優れものでした。

思えば、あのゴム100%の、むれむれの靴を靴下無しで履いていたんですがよく水虫にならなかったものだと不思議に思います。

ちなみに東京出身の妻は子ども達が小さかった頃確かに「クック」といっておりました。
東京に短靴は無かったのか?それとも婦女子は他のものを履いていたのか?

ははー、「短靴」(おお、私のマックでも「たんぐつ」で一発変換!)はうちの母親はよく使います。でも、足首サイズのはきもののことを言っている感じなんですが。足首まであるはきものは、ナイキもホーキンスもみんな「短靴」。


#94 消雪パイプ3(2003/09/27)

 偉大なる我らの消パイ様の続報。まずは「縁あって見せてもろとります」でおなじみの金沢のかたより。

あれから何度か長岡に遊びに行く事があり、例の消パイ見せていただきました。
おおおおおお〜!!茶色いっ!!という感想でした(笑)

そこで、ちょっと気になったもんで我が金沢市の融雪装置をちょちょちょーっと調べてみました。
正確には
 【無散水式歩道融雪施設@歩道に埋め込んだ電熱線または 地下水循環パイプによる融雪装置。】
との事…。
電熱線???そんなん知らんわ。地下水???へぇ〜金沢も地下水なんやぁ。
…茶色くないのにぃ。
地下水の鉄分の具合なんやろか?わかりませんが…。

 またも笑われている我らの消パイ様。電熱線のほうはいわゆるひとつの「ロ〜ドヒ〜ティング」ですね。そして、問題の地下水タイプ。地下水の成分というよりは、配管のサビ度という気が。伝統のナガオカン・ブラウンは、熟成した配管のみが生む幻の色……。

 続いて、近隣地区情報。15才の若き消パイウォッチャーより。

消雪パイプですが長岡オンリーってことはないっぽいですよ〜
以前に小国へ行ったときに見かけましたよ、はい

 ナガオカ発で、県内の豪雪地帯全域に広まったものかと。県内の道路を茶色く染めあげる日も近い!?
 それはさておき、この投稿者さんの「やってほしい企画、NG!へのメッセージ等、何でもどうぞ。」欄が謎。

thoって打つと『てょ』って出るんですね
4へーぐらいですか

tha thi thu the tho と五十音していくと、「てゃ てぃ てゅ てぇ てょ」っすね。発音できないっ(笑)。ビビる大木ならたぶん18へぇくらい叩いてくれるものと。


#95 じゃんけんバラエティ8(2003/09/27)

 人は生涯に何度この戦場に立つのかトリビアの種に出してみたい(誰か応募して下さい)、常在戦場「じゃんけん」ネタ。
 まずは、もはやナガオカとは全く関係ないかもしれない「いかりやじゃんけん」。市内お山方面ご出身、現在渡米中の20代女性より。

じゃんけんバラエティ7で、
「あんたバカね、大バカね」
とゆう掛け声(?)がありましたが、私の周りではその後に
「自殺して、死んじまえ」
とゆう恐ろしい台詞があったことを覚えています‥きゃー!!

「あんたバカねー」の他に
「最初はグー、またまたグー」
で「いかりや長介ー」に続くこともありました。後半(最初はグー)で続くことが多かったです。

 「最初はグー、またまたグー」はけっこう定番かも。しかし、自殺……。子供の恐ろしさを遺憾なく発揮した怪作でございます。
 すっかり殺伐としたところで、さらにヘヴィな例のアレ。

軍艦・ハワイ・朝鮮についてですが、転勤で朝鮮と言う地域があることは知っていました。
しかし私の地元は朝鮮ではなく「沈没」と言っていました。
この由来ですが、私は真珠湾攻撃の「ハワイで軍艦が沈没した」ことを言っているものと思い、朝鮮があとから言われ出したのではないかと思っています。ハワイがあることから、戦中あるいは戦後にはやったものと思います。

 なんと、「沈没」がオリジナルで、「朝鮮」がアトですかっ。戦中はともかく敗戦後にこれをシャウトするのはどーなのかって気もしますが、今に残ってるってことは、シャウトしていたんだろうなあ、子供たち。これまた子供が遺憾なく…以下同文。


#96 いも(2003/09/27)

思わず脱力なタイトルがステキなこの項は、#92 チャイルドプレイ・オムニバス3掲載のアレの続報でございます。柏崎の20代の女性より。

指の数合わせゲームは、長岡では「うーん」と呼ばれている、ということですが、私の頃の柏崎ではその名も

 「いも」

と呼んでいました。

もうこれはどういう語源なのか、ただただ、子供達の中で代々受け継がれてきた名前が「いも」と、いうだけで、見当もつきません。。。
今、思うと、立てる親指がさつまいもがぴょこっと出てるみたいだから???
。。。自分で書いていて無理を感じました。。。

ちなみに数を言う前は「いっせーのーで」です。
一つおかしいのが0(ゼロ)を言う時は「いも」と言います。
「いっせーのーで、ゼロ!」→「いっせーのーで、いも!」
となります。

私が子供の頃は指数合わせゲームをする時は
「いもやろーぜー」
という言葉を合図にやっていました。
いも、のとても田舎臭い語感が、結構好きだったりします。

私も友人と「他の所では何て呼んでるんだろうね?」と、話していたので、これ(指数あわせゲーム)の話題が挙がってとても嬉しいです。

「 い も 」

……いや、なんとなく、小さい字で言ってみたくなり(笑)。
何なんでしょーか、どういう意味なんでしょーか、

「 い も 」

なごむ、なごみすぎる(笑)。


#97 どれにしようかな♪6(2003/11/15)

迷える子羊に正しい道を指し示す天啓歌「どれにソング」、いまだ増殖中でございます〜。

「どれにしようかな」の言い方がたくさん紹介されていましたが、私が知っているのとちがったので、投稿します。ちなみに私は○組小学校出身です。

どれにしようかな 天の神様の言うとおり
あべべのじのべの なすかぼちゃ 柿の種

「なすかぼちゃ」は「なすかぼちや」と「や」を大文字(?)でいいます。意味不明ですね・・・

拗音を大きく発音して字数を増やすってのは、言葉プレイ(なんか違う…)の邪道のような王道なり。続いては、なぜか最近急増中の中学生投稿者さんより。

初めての投稿です。T尾市のK中(←伏せ字になってないぞ;)三年生です。
「爆走!スノーダンプ」の中のどれにしようかな♪ということで、私はこんな体験がありました。

私は小学校二年の夏まで、今は無き××小に通っていました。その時の「どれにしようかな」は

 どれにしようかな かみさまとほとけさまの いうとおり
 たまてばこ

でした。なぜ「玉手箱」がつくのかはさっぱりわかりません。
ところが、その夏に引っ越して×小に転校してびっくり。言い方が違っていたのです・・・本当はそれを書きたかったのですが、書こうとした時にど忘れしてしまったため、T高の先輩に電話で聞くことに。それは

 どれにしようかな てんのかみさまの いうとおり
 すっぽんかっぽん すっぽんかっぽん ろうそくいっぽん きえたかな

長い。同じ市内なのにここまで違うとはと思った。しかし、更にびっくりしたことはその先輩の弟、今の×小の子にもついでに聞いたら

 どれにしようかな かみさまのいうとおり
 じっちゃんばっちゃん じっちゃんばっちゃん
 (ここから先は忘れたらしい)

・・・というわけで、同じ学校でも少し歳が違うだけでかなりいろんな種類があるらしい。「小学校の教室の数だけバリエーションがある」ってのは本当かもしれません・・・。

かなり長くなってしまったのですが、投稿はこんな感じでいいのでしょうか?

こんな感じで大おっけー。アンダー平成のユース達も、迷ったときはやっぱり「どれに」なんですねえ。歌詞の内容も世代格差があまりなく……というか、格差をどうこうできるような意味のあるフレーズがないっちゅーハナシも。

私は長岡市の駅西口方面に住む20代ですが、私の小学校のときの「どれにしようかな・・・」は

 どれにしようかな 天の神様の 言うとおり アベベノベノベノ
 鉄砲打って バンバンバン 柿の種 もう一つ打って バンバンバン 柿の種!

なぜ柿の種なのか、そしてもっとなぞなのは!「アベベノベノベノ」って何だ????
これは複数の選択肢の中から一つを選ばなくてはならないときにする都合のよい神頼みですが、なんと、それによって選ばれた ものがいまいち気に入らないと、最後の「柿の種!」のあとに永遠と「もう一つ打って・・・・」が続きます。
結局ははじめからどれがいいのか心は決まっているんですね・・・・・。

あと、「たいようし」ですが、富山の方で同じモノを「ガンピ」と呼ぶらしいです。
意味は不明です・・・教えてくれた人も知らないみたいでした。

 主宰も実は「アベベ」ユーザー。世代的に思い浮かぶのはマラソンの「アベベ」なのですが、迷ったときにマラソンランナーにすがるのも激しくおカド違いな気が。「結局ははじめからどれがいいのか心は……」は、どれにソングにおける「王様は裸じゃないか!」ですね。あるいは『天空の城ラピュタ』の「バルス!」(笑)。

 「たいようし」プチ情報もなかなかに味わい深い。紙で「ガンピ」と言えば、和紙の「雁皮紙」だと思うんだけどなあ。富山で木版画なんかをやる人は、画材屋さんで「ガンピじゃない雁皮紙ください」とかややこしいオーダーを強いられているのでしょーか。



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