党員拡大数・党員数と離党・死亡数の差引データ
ウソつき党首志位の党員数ペテン操作からくり
党費納入総額激減データと原因→余命展望2019年説
(宮地作成)
〔目次〕
1、2010年1月〜14年5月の赤旗公表・党員拡大数データ(表1)
2、党員数激減データ公表への突然転換(表2)
3、1回目1989年〜91年東欧・ソ連崩壊→12万人減公表(表3)
1、党員激減数2段階公表データ(表2)
1、党費納入総額激減データと原因(表4)
2、党内民主主義抑圧破壊政党の余命展望2019年(表5)
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1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円
公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人
『日本共産党2011年度政治資金報告の表裏』12年11月30日
1年間で、党費収入−4400万円、機関紙収入−9億1922万円
公表党員数−8万8000人、月別党費納入党員数−4万3264人
資本主義世界で最後に生き残っているコミンテルン型共産党の余命
地区専従13年間で458人・33.2%リストラ+毎年6000万円横領常幹
『党勢後退テンポに志位悲鳴→「躍進月間」5月15日〜7月末』
第26回大会後4カ月間−党員99.6%、3068人離党・死亡
HNとも97.2%・4カ月間で3万4780部減紙
5月度H増勢・Nわずかに後退・部数沈黙・党員入党決意者?681人
国政選挙前・党大会前→赤旗少量拡大
国政選挙後・党大会後→赤旗大量減紙
34年間全党大会大量減紙連続=衰弱死過程突入政党
残留度バロメーター=共産党員数・読者数激減テンポ
すでに死滅し、再生不能な「空白」分野・階層2つ出現
〔小目次〕
1、2010年1月〜14年5月の赤旗公表・党員拡大数データ(表1)
2、党員数激減データ公表への突然転換(表2)
3、1回目1989年〜91年東欧・ソ連崩壊→12万人減公表(表3)
志位報告における党員拡大数・党員数と離党・死亡数の差引データがどうもおかしい。2010年1月第25回大会〜2014年1月第26回大会〜14年5月までの党員拡大数データをまず確認する。すべて赤旗公表数値である。空白月(/)は、党員拡大数の公表沈黙だった。
(表1) 2010年1月〜14年5月の赤旗公表・党員拡大数データ
青字は「入党」か「入党決意者」−区別不明、茶色字は「入党決意者」との公表
年・月 |
2010年 1月第25回大会 |
2011年 |
2012年 |
2013年 |
2014年 1月第26回大会 |
1月 |
後退 |
/ |
620 |
200数十 |
/ |
2月 |
900 |
/ |
/ |
200 |
531 |
3月 |
/ |
/ |
600超 |
264 |
503 |
4月 |
/ |
/ |
/ |
659 |
590 |
5月 |
/ |
/ |
786 |
369 |
681 |
6月 |
/ |
/ |
2000超 |
321 |
|
7月 |
/ |
/ |
7115 |
380 |
|
8月 |
/ |
/ |
1000以上 |
/ |
|
9月 |
/ |
900超 |
約1000 |
687 |
|
10月 |
/ |
/ |
500 |
1000超 |
|
11月 |
/ |
/ |
416 |
1000以上 |
|
12月 |
/ |
/ |
350 |
2000以上 |
|
|
|||||
合計 |
900? |
900超? |
14387? |
7080? |
2305? |
累計 |
900? |
1800? |
16187? |
23267? |
25572? |
公表入党数月別計は、「入党」か「入党決意者」の区別不明。(/)は公表なし
2010年1月から4年5カ月間の入党数累計=2万5572人?
志位は、(1)赤旗拡大部数を毎月公表してきた。それは、増紙・減紙の差引データである。一方、(2)党員数は、「入党」「入党決意者」±「離党・死亡」数の差引データを公表したことがない。すべて「入党」か「入党決意者」の党員拡大数値だけである。
第1次「党勢拡大大運動」は、2011年7月4日〜12年9月だった。前代未聞の連続拡大運動期間15カ月間→「90周年! 90周年!」と絶叫し続けたが、HN4354大量減紙という悲惨な結果になった。一方、志位は、第1次「党勢拡大大運動」中、「入党者」が2万人になったと自慢した。しかし、15カ月間の「入党」「入党決意者」合計は、(表1)1万4021人にしかなっていない。志位は、6000人ものさばを加算し、支部・党員騙しをしたのか。
その期間以前2010年〜12年、「入党」「入党決意者」の数値を隠蔽・沈黙していた。
なぜか。共産党員の離党・死亡数激増の恐怖に打ち震えていたからである。→第1次「党勢拡大大運動」から、突然、「党員拡大中心の大運動」に転換した。そして、毎月、「離党・死亡」数の差引データに沈黙・隠蔽しつつ、「入党」「入党決意者」だけを公表するペテン操作に変更した。この(1)「赤旗部数激減」+(2)「党員数激増」という二面的公表からくりの方が、支部・党員騙しの新手口として、効果があると錯覚したか。
ところが、志位は、2014年1月第26回大会において、次の報告をした。
「党建設の根幹である党員拡大で、「党創立90周年・党勢拡大大運動」、「第26回党大会成功・党勢拡大大運動」などに取り組み、今党大会期、新入党員は3万7千人を超え、党員を迎えた支部は全国的に5割を超えました。」
志位報告『第26回党大会にたいする中央委員会報告』末尾
「今党大会期、新入党員3万7千人超」という数値は、(表1)と比べ、どうもおかしい。赤旗公表では、「今党大会期、累計2万3267人」にしかなっていない。
新入党員3万7千人超−4年間赤旗公表累計2万3267人=1万3733人もの水増し数値である。ただ、2010年・11年が、党員拡大公表2回・1800人だけで、他の月を非公表にしていたのを加算したのか。なぜ、公表しなかったのか。2年間ほぼ非公表の理由も沈黙・隠蔽した。
また、志位報告では、党員拡大拒否支部が5割弱になっている。2万支部×50%≒1万支部が4年間にわたって党員拡大を拒否している。
4年間で、「新入党員3万7千人超」が事実だとすれば、別の疑惑がわく。
(1)2010年1月第25回大会40.6万人→(2)2014年1月第26回大会30.5万人=−10.1万人・−24.8%の激減結果だった。
4年間の党員数増減の真相はどうなっていたのか。離党・死亡・行方不明・除籍党員数は何人になっていたのか。
(3)「新入党員3万7千人超」+(4)4年間差引−10.1万人・−24.8%≒13.8万人が離党・死亡・行方不明・除籍党員数だったのではないか? このデータは、まさに、党内民主主義抑圧・破壊政党の崩壊テンポを証明する証拠となっている。
(表2) 党員数激減データ公表への突然転換
2回目2014年党費納入党員数急減→10.1万人減公表
|
2010年 1月第25回大会 |
2011年 11月末総務省報告 党費納入党員数 |
2012年 5月全活 7月90周年講演 |
2012年 8月都道府県委員長会議 秘密報告 |
2012年 11月末総務省報告 党費納入党員数 |
2014年 1月第26回大会 |
党員数 |
40.6万人 |
24万7157人 |
31.8万人 |
党費納入率67.9% 21万5922人 |
24万3044人 |
30.5万人 |
累計 |
|
|
-8.8万人 |
−19.1万人 |
|
-10.1万人 |
% |
|
|
21.6%減 |
47.0%減 |
|
24.8%減 |
党費納入党員数は、秘密報告のように、実質党員数21万5922人・党費納入率67.9%だったことを、志位は自白した。30.5万人−21.5922万人=8万9078人もの党費納入拒否党員数のさばを読んで、支部・党員を欺いた。ただし、実質党員数・党費納入率は、2012年8月時点の党員数31.8万人にたいする志位秘密報告数値である。それ以降、志位は、党費納入率を隠蔽している。
(党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人
私(宮地)の名古屋中北地区・愛知県党専従13年半の実体験から見ても、いったん党費納入拒否党員になれば、党費納入党員に戻ることはほぼ100%なかった。私は数十人の党費納入拒否党員に直接会い、共産党への復帰を説得した。しかし、彼らは、それぞれの理由で一人も戻らなかった。志位は、いつまでウソつき・ペテン党首を続けるのか。
志位和夫は、8月3日、都道府県委員長会議→同日、幹部会を開き、「8・9月党勢拡大運動延長」を決定した。そして、全党に15カ月間連続拡大運動継続を指令した。
「共産党・民青悪魔の辞典」は、8月7日、次のデータを「都道府県委員長会議・こっそり危機的状況も秘密報告」としてブログに載せた。
大運動と特別期間終了直後に行われた都道府県委員長会議。赤旗に載らない報告は以下の通り
(1)、機関誌滞納額は一月から七月累計で1.7億円。滞納ベストスリーは長野1800万、京都1200万、兵庫800万!もともとベストスリーは京都長野大阪だったが、兵庫の伸びが目立つ
(2)、一月から六月の党費納入口数前年比23200口の減
(3)、7月の党費納入率67.9パーセント(ここ重要w)
(4)、日刊紙未購読党員数33.7パーセント
共産党・民青悪魔辞典『都道府県委員長会議・こっそり危機的状況も秘密報告』
(3)、7月の党費納入率67.9%なら、31.8万人×67.9%≒実質党員数21万5922人となる。もともと、党員数40.6万人というあまりにも見え透いたウソをつき続けられないと、31.8万人に変えた。それにしても、31.8万人も依然としてウソだった。2010年度政治資金報告書の党費納入党員数25万人も真っ赤なウソだったと思われる。
志位和夫は、どこまで支部・党員騙しの党員数に関するウソをつくのか。20数年間約40万人→2010年1月党大会40.6万人→11年11月末総務省宛25万人→12年5月全活・7月90周年講演31.8万人→12年8月3日都道府県委員長会議秘密報告7月の党費納入率67.9%・実質党員数21万5922人だった。
党員数激減データ公表への突然転換理由は何か。
〔1回目〕は、(1)1989年〜91年東欧・ソ連10カ国と前衛党崩壊の世界的衝撃だった。(2)同時期、ヨーロッパのコミンテルン型共産党もすべて崩壊した。
日本共産党は、資本主義世界で唯一生き残った。宮本顕治は、ドミノ的崩壊から逃れようと必死に絶叫した。「ソ連は社会主義でなかった」「東欧・ソ連崩壊で動揺している党員がいる」。さらに、宗教用語「安心立命の境地に立て」を持ち出し、全党を叱咤した。しかし、党員12万人が離党した。
それに懲り、宮本・不破は、「入党数」の累積だけで、離党・死亡の差引を一切拒否してきた。
(表3) 共産党の政治資金報告数値と党内公表数
総務省への政治資金報告データ |
共産党内報告データ |
|||
年・党大会 |
党費納入党員年間総計 |
1カ月間平均党員 |
公表在籍党員数 |
党費納入率 |
1987・第18 |
最高3586808 |
298901 |
最高490000 |
61.0% |
1990・第19 |
3448750 |
287396 |
480000 |
59.9% |
1994・第20 |
最低3129769 |
260814 |
最低360000 |
72.4% |
1998 |
3183233 |
265269 |
(380000) |
69.8% |
1999 |
3163261 |
263603 |
||
2000・第22 |
3202455 |
266871 |
386517 |
69.0% |
2001 |
3245241 |
270436 |
||
2002 |
3311569 |
275964 |
68.3% |
|
2003 |
3277392 |
273116 |
(403793) |
67.6% |
2004・第23 |
3223973 |
268664 |
403793 |
66.5% |
2006・第24 |
3142808 |
261900 |
404299 |
64.7% |
2007 |
3101919 |
258493 |
63.9% |
|
2008 |
3088830 |
257402 |
63.6% |
|
2010・第25 |
3045049 |
253754 |
406000 |
|
2011 |
2965895 |
247157 |
||
2012 |
2916535 |
243044 |
318000 |
|
2013 |
||||
2014・第26 |
305000 |
2013年度政治資金報告は、2014年11月末予定
この党費納入党員年間総計データは、私が、総務省自治行政局政治資金課に直接電話確認した数値である。第18・19・20回大会の数値と、最近5年間の数値を調べた。2003年以降は、総務省政治資金報告HPに載っている。1987年は最高なので赤太字にした。1994年は、東欧・ソ連崩壊後の大量離党許可で最低になったので茶太字にした。2000年は志位和夫の「党員50万人拡大5カ年計画」開始なので、赤太字にした。このデータが証明するように、「5カ年計画」の結果は、増えるどころか、大量に減っている。
『日本共産党政治資金2012年度報告の表裏』13年11月30日
1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円
公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人
『日本共産党2011年度政治資金報告の表裏』12年11月30日
1年間で、党費収入−4400万円、機関紙収入−9億1922万円
公表党員数−8万8000人、月別党費納入党員数−4万3264人
『日本共産党2010年度政治資金報告の表裏』11年11月30日
1年間で、党費収入−7515万円、機関紙収入−5億4441万円
月別党費納入党員数−4245人、党費納入率−1.0%など全指標衰退
〔2回目〕は、2014年第26回大会の党員数公表数値である。
2010年第25回大会40.6万人→30.5万人に激減公表をした。−10.1万人・−24.8%急減データを公表した。その原因は、資本主義世界最後の生き残りになった党内民主主義抑圧破壊政党=政治犯罪政党が崩壊しつつある、最期を迎えつつあるという恐怖であろう。しかも、党費納入党員21.5万人内に蓄積・爆発する崩壊恐怖をやわらげようと、激減数を、31.8万人→30.5万人と2段階公表にしてみた。
ただし、党員数30.5万人でも、まだ真相を隠している。党費納入党員数実態は、志位自白2012年8月都道府県委員長会議秘密報告のように、党費納入率67.9%・実質党員数21万5922人だったことが、全党に知れ渡ってしまった。掲示板などによる秘密報告データの拡散力はすさまじい。
21万5922人÷2010年1月第25回大会40.6万人≒53.1%へと、日本共産党はほぼ半崩壊状態に陥った。それは、実質1.5万支部数のほとんどにおいて、在籍名簿中46.9%党員数が離党・死亡・行方不明なのに、宮本・不破・志位が離党・除籍拒否を続けてきたことを証明するデータとなった。志位は、うろたえた。
私(宮地)の名古屋中北地区・愛知県党専従13年半において、箕浦准中央委員の狂気のような党内出世主義・家父長的個人中心指導・箕浦分派5人支配体制・恣意的人事転換の下で、私は愛知県党の半分を占める地区内10行政区・5ブロックすべての責任者=旧地区委員長を順次担当させられた。担当ブロックが替えられると、私は必ず、支部在籍名簿を点検・調査した。1960〜70年代においても、離党・死亡・行方不明約30%が、すべての支部在籍名簿に残されていた。支部長や私も、地区委員長・箕浦准中央委員に「除籍」を何度も申請した。しかし、彼は、一度も「除籍」を認めなかった。これは、宮本・不破・志位の離党・除籍拒否指令が全党に徹底されていた結果と思われる。
ところが、2014年第26回大会時期になると、離党・死亡・行方不明約30%→46%〜50%にも膨らんだという支部内在籍党員数実態を、支部・党員が認識してきた。それは、2010年1月第25回大会40.6万人という志位報告は、ウソつき・ペテンだとの疑惑が確信に転化してきた。もはや、ウソつき・ペテン党首志位などまったく信用できない。このままなら、支部全員が、党費納入拒否党員→離党するしかない、との雰囲気が充満してきた。
すでに、公表支部数は、(1)2.8万→(2)2.2万→(3)2.0万と激減してきていた。→(4)2012年3月実質支部数は1.5万へと共産党基礎組織の崩壊過程に陥っていた。→(5)2014年なら、さらに数千支部が崩壊・支部解党を選択していると思われる。
(支部数のウソ)=2万支部でなく→3月20日赤旗の実質支部数1万5158支部(表8)
うろたえた志位は、虚偽党員数を「段階的に縮める手口採用」をするしか、実質党員数21万5922人へと激減した党費納入拒否党員→離党→共産党崩壊を食い止める方法はないと決断した。(1)40.6万人→(2)31.8万人→(3)30.5万人へと公表数を減らした。しかし、→(4)実質党員数21万5922人へと激減させる公表時期を先延ばしにしよう。架空の「入党決意者」であろうと、「2万人! 2万人だ!」と絶叫し、支部・党員騙しを強化するしかない。
2、入党者と入党決意者の区別・混在−入党決意者とは?
「躍進月間」2014年5月15日〜7月末−拡大目標HN合計3万4748部以上→5月度H増勢・Nわずかに後退・部数沈黙・党員入党決意者?681人
6月3日赤旗記事「『躍進月間』初動の月、5月の党員拡大は、前月を上回る681人の入党決意者をむかえ、五つの地区が2ケタ台となりました」
入党決意者??とは、共産党議員・党員が相談有権者、生活保護申請有権者にたいし、同時に「入党」を説得・強要する。有権者は利益誘導赤色取引に屈服し、「それなら、入党を決意します」とだけ約束をする。赤旗虚偽申請と違って、一銭のお金も掛からない。「入党申込書」も書いていない人数である。
この奇妙な「入党決意者」報告はいつから始まったのか。
1回目は、(表1)にあるように、2010年2月、第25回大会の2カ月後「入党決意者900人」だった。それ以前にはなかった。しかも、2010年〜11年の2年間、党員拡大数報告は2回しかない。
ところが、2012年「党勢拡大大運動」開始で、「党員拡大中心」に転換した。(表1)に載せたように、それ以降、(1)党員拡大数値をほとんど毎月、赤旗公表をした。この数値は、離党・死亡と差引しないで、「入党数」「入党決意者」だけである。(2)赤旗拡大部数は、増減の差引数字である。
(2)赤旗拡大部数には、虚偽申請であろうと、自動的に「党中央からの機関紙代金請求」が付随する。しかし、(1)党員拡大数値報告には、「党中央からの党費納入請求」が付随しない。党費納入金額は、一人一人がまるで異なる。党費免除システムもある。
ウソつき・ペテン党首志位は、党勢拡大数の二面的操作手口で支部・党員騙しを謀った。
2013年〜2014年では、「入党決意者数7回」を公表した。「入党者数」数値にも、かなりが「入党決意者数」を混在させていると思われる。
3、党員激減数公表と離党拒否理由沈黙−党員数ペテン操作からくり
〔小目次〕
1、党員激減数2段階公表データ(表2)
志位は、党員数激減データを2段階で報告した。
2010年1月第25回大会40.6万人→(1)2012年7月90周年講演31.8万人・−8.8万人・−21.6%→(2)2014年1月第26回大会30.5万人・累計−10.1万人・−24.8%に激減したとした。しかし、→(3)実態は、2012年8月都道府県委員長会議秘密報告の党費納入率67.9%・21万5922人・−19.1万人・−47.0%にほぼ半壊していた。
彼は、秘密報告を都道府県委員長47人以外の党費納入党員21.5万人に隠蔽した。(表2)の日本共産党の党員数半壊経緯データは重要なので、再度載せる。しかし、秘密報告内容は、掲示板などで拡散し、全党に知れ渡ってしまった。
(表2) 党員数激減データ公表への突然転換
|
2010年 1月第25回大会 |
2011年 11月末総務省報告 党費納入党員数 |
2012年 5月全活 7月90周年講演 |
2012年 8月都道府県委員長会議 秘密報告 |
2012年 11月末総務省報告 党費納入党員数 |
2014年 1月第26回大会 |
党員数 |
40.6万人 |
24万7157人 |
31.8万人 |
党費納入率67.9% 21万5922人 |
24万3044人 |
30.5万人 |
累計 |
|
|
-8.8万人 |
−19.1万人 |
|
-10.1万人 |
% |
|
|
−21.6%減 |
−47.0% |
|
−24.8%減 |
志位は、2010年9月27日、2中総において、党員数激減理由に沈黙した。そして、離党・除籍拒否実態棚上げのペテン操作をした。(番号)は私が付けた。
「現勢調査」で、(1)離党を表明し、(2)長期に党活動・党生活に参加していない党員、(3)連絡先がわからず所在不明の党員が一定数報告されています。こうした「実態のない党員」については、「(4)一年以上党活動にくわわらず、(5)かつ一年以上党費を納めない党員で、(6)その後も党組織が努力をつくしたにもかかわらず、(7)党員として活動する意思がない場合は、(8)本人と協議したうえで、(9)離党の手続きをとることができる。
(10)本人との協議は、党組織の努力にもかかわらず不可能な場合にかぎり、おこなわなくてもよい」とさだめた党規約第10条どおりの対応をおこないます。
(11)党機関の判断で離党を認めないなどといった状況はあらためます。
志位2中総報告『政治情勢と党建設・選挙方針について』末尾2010年9月
これは、まさに、ウソつき・ペテン党首志位ならではの報告である。宮本・不破・志位は、1989年〜91年東欧・ソ連10カ国と前衛党崩壊を直接原因とした日本共産党員12万人離党で、ヨーロッパのコミンテルン型共産党すべて同時崩壊と同じく、東方の島国における党内民主主義抑圧破壊政党もドミノ的崩壊するとの恐怖に襲われた。
それ以降、24年間も「党機関の判断で離党を認めない」との反民主主義党運営を貫いてきた。私(宮地)だけでなく、多数の地区専従・支部長が「離党を認めない」党内犯罪実態を体験してきた。
この「離党・除籍拒否」手口は、宮本・不破・志位が行った全支部・党員にたいする党内犯罪24年間そのものだった。
宮本・不破・志位の党内犯罪行為24年間を隠蔽・沈黙し、「(11)党機関の判断で離党を認めないなどといった状況はあらためます」とよくもぬけぬけと報告できるものである。ただ、ほぼ半崩壊したが、生き残っている党費納入党員21.5万人中、志位和夫を信仰する赤色新興宗教政党の赤色思考停止党員・忠誠派約8万人は、党員数40.6万人→31.8万人→30.5万人激減データ報告を賛美するか。
4、党費納入総額激減データと原因→余命展望2019年説
〔小目次〕
1、党費納入総額激減データと原因(表4)
2、党内民主主義抑圧破壊政党の余命展望2019年(表5)
日本共産党HPの政治資金データは、1995年以降の17年間を載せている。1997年はなぜかない。総務省公表データの内、収入分のみを(表)にした。
党費収入総額、機関紙誌書籍収入総額、繰越金、預貯金残高について、(1)総務省データと(2)共産党HPデータは同一金額である。ただ、共産党HPは年間党費納入者数を意図的に削除していて、総務省報告にしかない。
(表4) 共産党政治資金収入分17年間の総務省公表データ
繰越金・預貯金残高とも13年間連続激減データ
年 |
党費収入 |
機関紙誌書籍収入 |
収入合計 |
繰越金 |
預貯金残高 |
1995 |
13.4 |
277.9 |
311.0 |
69.4 |
52.9 |
96 |
14.3 |
270.4 |
304.0 |
69.2 |
59.1 |
98 |
13.7 |
272.6 |
308.5 |
83.0 |
68.0 |
99 |
13.6 |
256.0 |
302.3 |
86.0 |
71.2 |
2000 |
13.2 |
281.1 |
327.8 |
74.1 |
62.5 |
01 |
12.6 |
291.7 |
342.8 |
67.5 |
56.8 |
02 |
12.6 |
282.1 |
334.2 |
53.2 |
15.2 |
03 |
12.1 |
260.0 |
307.1 |
44.4 |
11.1 |
04 |
11.3 |
251.2 |
300.6 |
20.7 |
11.1 |
05 |
10.9 |
240.7 |
284.1 |
11.3 |
5.9 |
06 |
10.0 |
230.9 |
281.9 |
22.0 |
8.2 |
07 |
9.5 |
221.5 |
264.8 |
22.7 |
7.1 |
08 |
9.1 |
215.5 |
249.6 |
22.2 |
15.1 |
09 |
8.9 |
214.1 |
246.2 |
16.2 |
6.9 |
10 |
8.2 |
206.2 |
237.4 |
10.6 |
4.5 |
11 |
7.7 |
199.4 |
234.1 |
12.6 |
4.5 |
12 |
7.2 |
203.4 |
245.5 |
10.4 |
6.4 |
単位は億円。収入合計は、寄付・借入金などを含む
00年不破規約綱領路線確立・赤旗年度途中値上げ増収→01年年度当初からの値上げ増収
繰越金とは、その年度から翌年への繰越金額・百万円以下切捨て―99年最高から連続激減
12年度機関紙誌の増加額は、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上効果
預貯金残高増加額1.9億円は、「残高100万円超の借入金」6億1139万円との関連?
総務省日本共産党中央委員会(1/10)〔表紙、収支の総括表、収入(1)〕
日本共産党中央委員会(6/10)〔支出(1)〕党員数掲載13年11月30日
共産党『2012年政治資金収支報告』党員数隠蔽
共産党『日本共産党の財政−政治資金収支報告』95年〜09年度繰越金・預貯金激減
党費収入の激減経過は(表4)の通りで、確認する。2000年不破規約綱領路線確立から、2012年政治資金報告までの13年間はどう激減したか。
このアンバランス疑惑をどう解いたらいいのか。別ファイルに〔解き方〕4つを載せた。
〔疑惑の解き方1〕、総務省に党費納入党員数ウソ報告 党大会も虚偽報告 (表3、4)
〔疑惑の解き方2〕、高齢・年金受給党員激増による党費収入激減
〔疑惑の解き方3〕、実収入の1%規約無視党員激増による党費収入激減
〔疑惑の解き方4〕、2・3の複合結果としての党費収入激減 (表5)
2001年赤旗年度当初からの値上げ増収後の12年間、(1)党費収入額・(2)機関紙収入額は一貫して減っている。増えた年度は一度もない。今後2019年余命期間まで、減り続ける。
2001年〜12年まで12年間の減収値が、2019年余命まで続くと機械的にシミュレーションをした。2001年を基準年度にした根拠は次である。→00年不破規約綱領路線確立・赤旗年度途中値上げ増収→2001年赤旗年度当初からの値上げ増収になった年度である。
ただ、2019年の減収率は、2012年度収入との比較である。赤旗日刊紙発行費用内の固定支出項目・額とのアンバランスの破裂=赤旗新聞社倒産臨界点は、何年に来るのか。
(表5) 余命6年・2019年説の収入シミュレーション
01年〜12年の減収額・率→7年間後2019年の想定
年 |
党費収入 |
機関紙誌書籍収入 |
収入合計 |
党費増減・率 |
機関紙増減・率 |
2001 |
12.6 |
291.7 |
342.8 |
||
2012 |
7.2 |
203.4 |
245.5 |
−5.4億円・42.8% |
−97.3億円・28.3% |
年平均 |
|
|
|
−0.45億円 |
−8.1億円 |
2019 |
4.0 |
146.7 |
|
−3.15億円 |
−56.7億円 |
単位は億円。収入合計は、議員歳費からの強制徴収寄付・借入金を含む
総務省の2013年度政治資金報告書公表は、14年11月末の予定
2019年度収入想定額は、2012年度×年平均減少額の7年分
志位和夫は、2011年7月3中総において、日刊紙発行赤字が毎月2億円・年間24億円になったと公表した。その赤字解消のため、日刊紙2900円→500円値上げ=毎月3400円・年間40800円にするとした。一般商業新聞朝刊より毎月約400円以上も高くなった。その結果はどうなったか。7月4日3中総以降5月24日「全活」までの「党勢拡大大運動」期間10カ月半にもかかわらず、通算累計日刊紙H3500部減紙・日曜版N14000部減紙へと大量減紙をした。
ただ、私の試算によれば、値上げにより、日刊紙24万部を維持できるままなら、発行赤字毎月2億円→8000万円に縮小した。ところが、時代錯誤「大運動」期間中、日刊紙通算累計で3500部減紙になった。赤字削減策として、日刊紙印刷2版→1版化に後退させたので、発行赤字毎月6000万円・年間赤字7.2億円に縮小した。34年間大量減紙データが証明するように、赤旗HNとも今後増えることはなく、大量減紙を続ける。
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〔関連ファイル〕
1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円
公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人
『日本共産党2011年度政治資金報告の表裏』12年11月30日
1年間で、党費収入−4400万円、機関紙収入−9億1922万円
公表党員数−8万8000人、月別党費納入党員数−4万3264人
資本主義世界で最後に生き残っているコミンテルン型共産党の余命
地区専従13年間で458人・33.2%リストラ+毎年6000万円横領常幹
『党勢後退テンポに志位悲鳴→「躍進月間」5月15日〜7月末』
第26回大会後4カ月間−党員99.6%、3068人離党・死亡
HNとも97.2%・4カ月間で3万4780部減紙
5月度H増勢・Nわずかに後退・部数沈黙・党員入党決意者?681人
国政選挙前・党大会前→赤旗少量拡大
国政選挙後・党大会後→赤旗大量減紙
34年間全党大会大量減紙連続=衰弱死過程突入政党
残留度バロメーター=共産党員数・読者数激減テンポ
すでに死滅し、再生不能な「空白」分野・階層2つ出現