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電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



十五年早いわ−2010.01.31 (Sun)
ZABADAKのライブ『新春月光夜會』に行ってきました。
さすがに昔のようにライブ・レポ、というのは厳しいのですが、
せめて記憶の限りで曲目(抜け・間違いあるかも)とひとりごとなど。

THE PECULIAR NIGHT
PACO
子午線のマリア
はじめてうたったうた
かえりみち
オハイオ殺人事件
鏡の森
街角・影法師
遠い音楽
光の庭で
GARGOYLE
夢を見る方法
豊穣祝歌
Deir Paider
Easy Going

Poland
収穫祭

バイオリン・シンセサイザーにアコーディオン×2までついた豪華な編成で、
インストの名曲を多く取り混ぜた、質量ともに圧倒的な音楽でした。
特に吉良さん曰く「日本ではじめて演奏される」曲であるところの
『鏡の森』が生で聴けたのは貴重だったなぁ。

個人的にバンド編成のライブでは、前列に太田さんのフィドルがいるライブが
当りだと思っていまして(音楽自体も曲目構成も大きく変わるので)、
この日もソロでの激しい弾きに、『オハイオ』での拡声器にと大活躍でした。
「久しぶり」とのことでしたが、毎回来て欲しいところです。

MCの中で、吉良さんの十五年来のヘアメイクさんが、このライブのリハーサルを聴いて、
はじめて「ZABADAK、いいねぇ」と言ったとのことで、
十五年にしてやっと気づいたか……。という話がありました。
あと十五年としたら六十五とかになってもライブしてるのか、との吉良さんの言がありましたが、
いまからZABADAKを聴く人のためにも、六十五になろうがきっちりライブをして頂きたく。

逆にZABADAKを聴いた人は、ピンとこなくともだまされたと思って十五年は聴いてみましょう(長い!)。

『月光夜會』の名の通り、ライブの帰りの車窓から見えたまあるい月が、綺麗でした。

私にとっては、湘南から東京の空の下に戻ってきて、はじめてのライブ。
そして、本当に、本当に久しぶりとなるZABADAKのライブ。
楽しかったです。
ちゃんとEasy Goingの手拍子は身体が憶えていたよ(笑)
ライブ除去状態を見かねて、ひとりでもライブに行くことを勧めてくれた相方さん、ありがとう。



もへー と−2009.12.01 (Tue)
いかだのように ふぬけてネットの海を漂ってたら、
懐かしい言葉に出逢ったので、自分用覚え書き。

  めぐり行く時の流れに 遥かな記憶をたどれば響きの宇宙
  ゆるやかに たおやかに あるがままの心のままに
  あなたの海を渡りましょう。

夜の凪いだ海はいいなぁと、思う。



おもちゃはちょうど1900個−2009.09.05 (Sat)
かえりみちにふいに流れてきた、もうだいぶ長いことちゃんと聴いていなかった
遊佐未森さんの『時の駅』に、なんともいえぬ懐かしい想いにとらわれる。

ipodの全曲シャッフルは、何だかおもちゃばこをえいやっと床にぶちまけたような感じで、
楽しくもあり、すこしせつなくもあって。


それにしても「未森さん」を一発で変換できない、うちの新顔のちょこばいお君は
まだまだ修行が足りない、と思いました。





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Thanks to Az* for script