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電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



年始のつれづれごと。−2004.01.06 (Tue)
と、気が付いたらもうお正月休みも終わって仕事突入……早いよぅ。

東京に帰ってきてからは、高校時代の友人達と初詣&新年会などに行ってました。
谷保天満宮でひいたおみくじは、「吉」。
「万事細やかにきをつけて 一度おもい定めたことは
 わきめもふらず一心になさい 何事も成功します」
……それって、私の性格じゃあ成功しないということだなぁ(笑)。

あとの各項目はまあ大体普通だったのだけど、
○恋愛 恋敵に注意 ……って、いったい(^_^;
取りあえず、友人のひとりを「じゃあ君が恋敵ということで」と勝手に決め付けて
しばらくネタにして遊んでました(はた迷惑・笑)

で、残りは部屋の小掃除とたまった年賀状書きに明け暮れ……。
やっと、部屋の床とテーブルが見えるようになったっ(……それまでの状態っていったい)


そうそう、冬祭りの本作りにかまけて、お礼を書くのを忘れてた……。
通販して頂いている方から、クリスマスプレゼントをふたつ、頂きました。
ひとつの方は、雪窓紅茶店の「茶葉納品帳」の方に書いたのですが、
もうひとつの方もここに。
何かな……と開けたら、緑寿庵清水の金平糖! こちらも嬉しかったです(甘党・笑)

緑寿庵清水は、以前、仕事での出張と谷山浩子さんのコンサートを抱き合わせにして(笑)
京都へ行った時に、はじめて教えて頂いて、私も行ってきたのでした。
小さくて古風な店構えの、独特の雰囲気のお店。
金平糖も高価だけど、ほんのりと甘さが口に広がるようで、本当に美味しいです。
置いてある金平糖の種類も、季節毎に違ってて。

ちなみに、私が行った時に買ったのは、紅茶・サイダー・ラ・フランス
おすそわけで頂いたのは、桃・梅あられ・濃茶・黒豆紫蘇・緑寿庵納豆。
美味しそうでしょう(笑)。
それにしても、また京都をふらりと歩いてみたいなぁ……
またヒロコさんのコンサートにからめて行こうかしらん(笑)。


で、このふたつのプレゼントをくださった方々も、
やっぱりHPや本の通販を通じてお知り合いになれた方々で。

ネットを通じての繋がりが、ありがたくも、嬉しかったり。
またそれは、時にふっと繋がりが離れることもあったり、戻ることもあったり。
本当に、雪窓紅茶店をぐーたらに続けていてふとよぎるのは、前にも書いてるけど
zabadakの『Still I'm fine』の歌詞のことで、
毎日繰り返す、さよならとありがとうの中で、僕は元気でいる、と言えたらな、ということ。
なので、私の拙い力では、なかなか良い作品を作り続けるのは難しいから、
せめて、ぐーたらながらもちまちまと、ずっと在り続けられればなと、思います。
それが、今年と言わず、雪窓紅茶店と雪森古書店の目標、かなと。


……と、正月から真面目な話モードになってしまいましたが、
あまりにも変わり映えしないのもなんなので(笑)、ちょっとHPも小掃除したいなと
思ってます。ずいぶん、店内に古いままのほこりが増えてきたので。
でも、仕事や原稿が忙しくなりだしたら、結局未遂に終わる、かも。
(……それって、私の部屋の状態と一緒じゃん!)

以上、長々と徒然ごとでした。



今年の抱負。−2004.01.01 (Thu)
ある方の日記を拝見していて(#期間限定浮上、嬉しいですv)
昨夜書いたのよりこっちのが面白いな、ということで思わず拝借(笑)。

今年の抱負、
去年よりもいいオトコになる


……まあ、0.01が0.02にあがれば目標達成ということで(後ろ向きな・笑)


今年最初の本、『針がとぶ』、読了。
いつものごとく、複数の話が断片のように繋がっているのだけど、
何だか今回はそれがめまいにも似た不思議な感覚と余韻を残すような……。
クラフト・エヴィング商会の本だと「何処かだまされてる」という感覚なのだけど(笑)
あとで再読しよっと。



あけましておめでとうございます。−2004.01.01 (Thu)
今年も伊豆で年越し。窓の外はもう一面の海で、波の音が聞こえてきます。
で、ここでも更新しようかと、ずっと使ってなかったVAIOを久しぶりに立ち上げて
しばらくWebを見てたら、気がついたらNACHIワームに感染していたり(苦笑)。
結局、大晦日はワーム駆除と復旧に追われていたのでありました。
なんて年越しだい……(笑)。

というわけで、本当は年内に更新しようと思ったのに、
新年を迎えてしまいました。
昨年は結局、掲示板を一時停止したりとか、精神的にもわたわたしてしまったので
今年も「無理をせずに だけど逃げないで」を目標にしようかと。
ぐーたらな店ですが、本年も雪窓紅茶店・雪森古書店をよろしくお願い致します。


気がついたら電気ストーブは一ヶ月以上も更新していなかったのですね……。
本当はここってサークル活動ページの一部なのに、
普段はぐーたらつれづれに書いてて、イベント直前になると
なんの情報も更新されないというのは、いかがなものか(笑)。

まずは、コミックマーケット65にて、寒い中雪森古書店のスペースに
来てくださった方、ありがとうございました(^^)

差し入れを頂いたり、手紙で感想を頂いた方と直接お会いできたり。
やっぱり、イベントにはHPでは味わうことのできない嬉しさも沢山あります。
それにしても、毎度毎度わたわたしてしまって、ろくなお話もできない
私って、いったいどうしたものか……(苦笑)。
特に今回は、ひとり参加であまり心にも余裕がなかったので、
ゆっくりと落ち着いてお話できないことも多くて、本当にすみませんでした……。

で、ひとり参加だったのですが、隣のサークルの方がとても気さくな方で、
いろいろ話かけてくださって(しかもいろいろもらってしまったり……)
暇せずに楽しく過ごすことができました。この場をお借りして、ありがとうございます。

あとは製本が間に合わなくて、現地で『harvest rain』の製本をしていて、
ちまちまとリングファイルをくっつけていたのですが、
ちょうど来た方が『harvest rain』を見て、「この本どうやって製本したんですか」と
尋ねてきたので、
「こうやって、ちまちまやります」とその場で実演したりしてました(笑)。


コミティアで原稿落としつつ、やっと完成した新刊の『桜』、
実はとあるゲームへのオマージュをこっそり含んでいました。
(かいつまんで言うと、桜を咲かせて封印を解くためにと少女が奪った春を、
取り返しにいくストーリー)
で、前半分を雪窓紅茶店にアップしたところ、一発で友人に見抜かれてみたり(笑)
(まあ、桜に、春の気に、あの行動に、とどめにあの名前じゃばれて当然か……
どうせだったら、由布子さん、ゆーれいにすれば良かったか・笑)

『桜』はとある方からリクエストを頂いて書いたおはなしなのですが、
もともとのZabadakの『桜』はインスト曲で、歌詞からのイメージがなかったので
そんな風にゲームへのオマージュを含めたり、届かない想いのこととか、
その他いろいろ込めて、割と好きにおはなしを考えられたので楽しかったです。
実際に文章にするのは、すごく苦戦したのだけど。
しかし、やっぱり個人的お約束な結末になったなぁ……(笑)
ともあれ、本で読まれた方でも、HPで読まれた方でも、
何か感想や思うところなどありましたら、メールか掲示板で伝えて頂けると
すっごく嬉しいです。

さてさて、今日は持ち込んだ『針がとぶ』/吉田篤弘著と、冬コミの収穫物(笑)
を、海の音を聞きながらゆっくり読んで楽しもうかと思います。
(そういえば、結局『ミルリトン探偵局』はどうなったのだろ……)
東京に帰ったら、怒涛の大掃除と年賀状書きが待ってます(自業自得)





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