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電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



短信。−2003.11.27 (Thu)
土日が使えないなら、ちっとは平日にがんばりや、
……てなことで、『桜』の前半分を雪窓紅茶店に載せました(トップページからどうぞ)

後半分は全て書きあがってから載せるつもりなのですが、
むっちゃお約束な(私的な、ね・笑)展開になりそうな気配濃厚。
前半だけでオチが読めそうです(笑)。

ついでに、3月のZabadakライブの先行予約忘れないようにしなきゃ、と
ここに個人メモ。
平日の9時〜13時に電話予約って、相変わらず社会人に厳しいなぁ、吉良さん……。



『レインディア・エクスプレス』−2003.11.24 (Mon)
今年一杯の土日を取り潰すような仕事が舞い込んできて、えぐえぐなこの頃です。
ええい、ぐーたら者をそんなに働かせるんじゃないっ。
ぐーたら者につき、エサを……もとい仕事を与えすぎないでください(←どーぶつか)
そんな訳で、すぐ傍でやっている母校の学園祭を横目に、土日も働いておりました(涙)。

……とまあ、あまりやさぐれててもしょうがないので、
せめて夜くらいは休日気分をと、友人に借りたキャラメルボックス1995年の公演
『レインディア・エクスプレス』のビデオを観てました。
『レインディア・エクスプレス』は、今公開中のキャラメルボックスの芝居
『彗星はいつも一人』のもとになった作品。つまり予習というわけ。

冒頭から、吉良さんの曲『よだかの星』をBGMに、五稜郭を脱出する三人の武士……
(『風を継ぐ者』以前に吉良さんの曲が使われていたのは、はじめて知りました)
……とストーリーを書きたいところだけど、下手をすると『彗星はいつも一人』の
ネタバレになりかねないので、詳しくは触れられないのですが、取りあえず。

……北条雷太、格好良すぎです〜。ぜえぜえ(笑)。

で、代わりにこれを観て、『彗星はいつも一人』という題について
徒然に思ったことなど。
彗星は、楕円形の軌道の、永い旅をずっと繰り返す。
それはたったひとりの孤独な旅だけど、それでも彗星は旅を続けてゆける。
その旅のさなかに、地球や太陽系の星達に出会ったから。

……っていうことかなぁ、と推測。さて、結果はいかに(笑)。
それにしても、こんなことを適当に考えていると、『彗星』をネタに
おはなしのひとつでも書きたくなってきます(思うだけ、だけど・笑)


……まあ、これはさすがに本筋に関係ないしということで、ネタばれひとつ。

伊藤博文を暗殺しようとして、目の前で安重根に先を越されたからって、
「あんじゅーこんするんだ〜!」(←「なんちゅうことするんだ」?)
……はどうよ、北条さん(笑)。



狼少年伝説崩壊。−2003.11.17 (Mon)
と言うわけで、今日のコミティアで雪森古書店のスペースに
いらしてくださった方、ありがとうございましたv
そして、やっぱり新刊『桜』は間に合いませんでした……。
もしも楽しみにしていた方がいらっしゃったら(いるのか?)、ごめんなさい。
冬コミには何とかしなきゃ、と思ってます。
もしかしたら罪滅ぼしに、前半分だけ雪窓紅茶店にアップするかも。しないかも。

で、急遽いくつか既刊の再版をして持っていったのですが、
若干数しか用意していなかった『harvest rain』だけが一点集中で売れてゆく展開……。
この本は数を用意するのが大変なのですが(笑)、冬は頑張ってもう少し持っていこうかな。

ともあれ、本を買ってくださった方が、少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。


今回はYOICHI君との合体サークルだったので、私もわりと買い物しに行けたのですが、
とあるサークルさんにて、計800円の本を買い物して極悪にも5千円札を出した時のこと。

売り子さん「はい、800円になります。」
私「あ……。すみません、5千円札でも大丈夫ですか?」
売り子さん「あ、大丈夫ですよ〜。お札数えるの苦手なので確認してくださいね」
売り子さん「1、2、3、4千円と……」
売り子さん(お札を手渡してほっとした風情で)「……800円のお返しになります。」

おじょうさん、それは違います(笑)
つっこんだ時のわたわたさが、なんかかわいかったです(笑)。

や、でも私も人のことは言えなかったりして……
……というのも、何故か最後にお金の計算をすると、
ほぼ毎回、売った本の冊数と、お金の合計が微妙に合わなかったりして……。
うーん、何でだろう。摩訶不思議。

その後、中華料理で打ち上げて、夜遅くに自宅へ帰ってきたら、
帰り道の夜空高くにオリオン座が。
もう、今年も終わりだなぁ、とちょっとしみじみしたり。


……いや、まだ冬コミが終わってないから、
しみじみしてないでさっさと原稿書きなさい>自分。





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Thanks to Az* for script