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電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



冬がはじまるよ−2003.11.09 (Sun)
先日の夜、職場で残業していて、ふと飲み物とおやつが欲しくなって
下りのエレベータに乗り込んだのですが(同じビルのB1Fにコンビニがあるのです)
普段は何も音楽がかかっていない車内(?)に、この日は小さくクラシックの曲が。

曲目は『ユーモレスク』(たしかドヴォルザーク作)だったのですが、
聴いてて妙に帰りたい気分になったり(笑)。
で、何でだろ……としばし考えてようやく思い出したのは、
この『ユーモレスク』、小学校の時の下校放送の曲だったのでした。
閉校時間になると、教室のスピーカから流れる、あの放送の。

私の小学校時代はずっとこの曲だったのだけど、これって全国的にそうなのだろか…。
それとも各小学校でローカルなのか、うーむ。

……と、徒然にエレベーターの中で思いつつ、
でも帰りたくてもまだ帰れないんじゃぁっ!と心の叫びをあげてた午後7時でした(笑)。


そんなこんなで相変わらず副業が忙しいこの頃、
今回ばかりはコミティアには『桜』は間に合わなそうです……。
「起承転結」でいうと、まだ「起」が終わったところ(爆)。
って、もう1週間後なのに〜。最近めっきり文章書くスピードが遅いです。困ったものだ。
できるだけ頑張ってみますが、あまり期待しないでください……。うう。

と、そんなところに1通の大型水色封筒が。
冬祭り、スペースもらえました〜!
12/30(火) 東ぺ−49b 雪森古書店 です。
さあて、これで今年も大掃除と年賀状書きのない年末になりそうだ……(笑)。


Zabadak公式HPの吉良さんの日記を見ていたら、
新譜『wonderful life』の曲名がフライングで発表されていたのですが……

『ホームページのつくりかた』

……ってどんな曲やねん、吉良さん(笑)。



まあ少しは働いているということで。−2003.10.29 (Wed)
掲示板まで休止しながら、電気ストーブすら更新しないままだと
何だかゲームばっかりやってて遊びこけてるように見えますね(笑)。
(しかも半分事実かも・笑)

実際にはコミティアに向けて、ちまちまと原稿を書き始めているわけですが
今のところ、1日に数行ペース。まだまだ手探り状態です。間に合うのか本当に。

で、あまり大した近況のネタもないので、代わりにオーナーの
労働証明ということで、『桜』の序文をこっそりと。

  ***

 ぽろん、ぽん、ぽろん。
 
 遠い何処かで奏でられた調べを、桜の枝がアンテナのように受けとめる。
 そうして、その調べは樹を介して、私のもとへと届いた。

 ぽろん、ぽん、ぽろん。

 ひとたび夜の桜を介して受けとめた、微かな音楽。
 それはその後もとぎれとぎれの電波のように、思い出したように私のもとに訪れた。

 桜のうたにも似た、ピアノの鍵盤よりも高く、何処か幼くも素朴な音のかけら。
 
 何処からか届くその和音は、淋しい夜に灯りを燈すように、私の心をなぐさめた。
 眠りに就く子を鎮めるために、夜毎紡がれるささやかなおはなしのように。

 心に燈るそんな灯りに、私はいつしかひとしずく、ひとしずくと、想いを募らせていた。
 そのしずくは、音楽という現象に向けられた分、より奥深く澄んだまま零れ落ちた。
 やがて想いの水滴は、泉のように私の胸のうちにひろがって、静かに溢れ出した。

 その調べを紡ぐひとに、逢いたい。

 でも、その誰かに逢う術も、想いを届ける術も、私には全くなかったから。
 だから、私はその調べへの想いを、私の旧い桜へとそっと込めた。

 届くことのない想いを儚い花に変えて咲かせ、うたにして風に散らす。

 それが、桜の樹の務めだから。

  ***

ちなみにプロットと結末はあまり見えてないのでありました。
さあ、『桜』の明日はどっちだ?



ジントニック2杯とモスコミュール1杯。−2003.10.20 (Mon)
10/16 ライブ会場で飲み

……10/11付けの「ひとりの時はお酒は飲まないんだけどなぁ」の前言撤回(笑)。
ひとりでも全然飲んでいるやん、自分(笑)。
だってSTBはカクテルが美味しいんだもの……とかぱかぱと飲んでいたら
気がついたら夕食込みで4000円行ってました……。
というわけで短いですが雪窓紅茶店の方にライブメモアップ。
新曲の『wonderful life』がすごく良くって、期待大です。


ええと、前回の電気ストーブが書きかけでストップしてるのですが……
……何書こうとしてたんだか、忘れました(笑)。
取りあえず、百聞は一見にしかず、ということで
へっぽこな写真の中からいくつか載せてみました。
おひまな方はどうぞ。<A HREF="http://www2s.biglobe.ne.jp/~motoji/Books..." target="_blank">http://www2s.biglobe.ne.jp/~motoji/Books...</A>

本当は、空の雲のかたちとか、すごく綺麗だったのだけど
デジカメで撮ってみたら全然再現されてなくて、ちょっとしょんぼりだ……。
高層と低層で空気の流れの速さが違ったり、かすりきずみたいな夕焼けが差してたり。


そう言えば、11月コミティアの参加通知が来てました。
スペースはI-25a、雪森古書店での参加です。
合体スペースで申し込んでいる相方YOICHI君のHPのトップに
「はっきり言って煮詰まってます」と書いてあったけど、
煮詰まる段階まで行っているだけ、YOICHI君は優秀です……
……こっちなんか、まだ着手すらしてないんだから(笑)。

というわけで、そろそろ『桜』を書き始めないと、のこの頃です。
ちゃんとティアで本が完成しているかは未知数ですが(笑)、
気が向かれた方は是非雪森古書店のスペースに遊びに来てやってくださいね。





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Thanks to Az* for script