ファイル:いかなご漁の漁船 ikanago.jpg
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2015年3月11日 
  
  瀬戸内海の早春の風物詩、イカナゴ漁。播州から神戸にかけては「いかなごのくぎ煮」が名物となっている。
 神戸市須磨区の西隣、神戸西端の垂水区 垂水漁港がくぎ煮発祥の地とされている。
 こちらは須磨浦漁港。この日はシケのため漁がなく岸壁に係留されているいかなご漁船。
 天気は良かったが、風がきつく、浪が高かった。
 
 淡路島から阪神間では2月下旬から3月末の1か月ほどがいかなご漁の期間です。
 解禁日と漁期を決めるのは、神戸市立水産技術センターです。時期が近づくと調査船を出して、試験採取し、大きさを計測して決定します。
 解禁期間中も出漁時間が決まっており、時間前になると漁船がエンジンをかけて待ち受けています。
 スーパーや100円ショップなどでは、イカナゴのくぎ煮をいれる容器が売られ、郵便局や宅配業者ではイカナゴのくぎ煮を送るための小包箱が販売されます。
 鮮魚店では、朝一の漁で上がったイカナゴをキロ単位で買うための人が、開店前から行列します。
 スーパーでは、イカナゴを煮るための醤油やザラメが特設コーナーに並び、 また、くぎ煮も販売されます。
 漁獲量は減少しているようで、販売価格も上がってきています。
 須磨海岸西端の須磨の浦漁港では漁協の倉庫にイカナゴ操業中の表示がされます。
 くぎ煮とはいうものの、佃煮ではなくアメ炊きです。
 兵庫県は、 2011年以降全国 1 位のいかなご漁獲量となっていますが、近年は減少 傾向にあります。
 記録的な不漁と言われ、姫路市坊勢漁協が「いかなご祭り」を中止した 2017年でも鮮魚の販売はあったのに 今年( 2018 年 ) はありません。
 
 
 
 
 




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