■長野・惜別篇■

(試作)
99年 11月12日(金)
99年 11月18日(木)
99年 12月21日(火)

久々に出張となりましたが、今回は現地修理なので非常に緊迫した一日となりました。
そんな合間をぬってやっとこさ撮影した画像をアップします。
ゆっくり歩く余裕が無かったので、いずれ個人旅行で堪能したいと思います。-_-)

道標
−みちしるべ−

99年11月12日(金)
駅名 発着時間 便名 列車番号 コメント
東京駅 07:32 あさま1号 長野新幹線初乗車です。朝イチなので、かなり眠いです。^^;;)
長野駅 09:00 同上 同上 大宮・上田のみの停車であっというまに終着・長野駅です。
ここで乗り換えです。
桐原駅 09:30 長野電鉄長野線 これまた初めての長野電鉄ちゃん乗車です。
これでお客さんの所に伺います。
桐原 19:00 タクシー 作業終了後、重い機材を担いでタクシーで長野駅を目指します。
長野駅 19:28 あさま540号 帰りのあさまちゃんの車内でやっと落ち着いてお弁当を頂きます。
東京駅 21:00 同上 しばしの休息もこれでおしまいです。;_;)
東京駅 21:32 こだま 精密機械(時価・数百万円!)を壊さぬ様に在来線を使わず
東海道新幹線で横浜市内を目指します。
新横浜駅 21:49 同上 同上 再度タクシーに乗り横浜工場に向かいます。

99年11月18日(木)
駅名 発着時間 便名 列車番号 コメント
長野駅前 15:30 タクシー 現場(松代付近)に向かうべくタクシーに乗車します。
松代駅 17:53 長野電鉄 屋代駅行きに乗車します。
屋代駅 18:00? 同上 同上 ここからは、しなの鉄道ちゃんに乗り換えです。


乗る

  1. 横須賀線

    久里浜駅(神奈川)〜千葉駅間の東京湾岸の大動脈を駆け抜ける通勤列車です。
    うち東京駅から千葉駅間は総武快速線として乗り入れる形になります。
    今まで活躍していた113系ちゃんもいよいよ廃止され、来月からは全車両がE217系ちゃんに刷新される事になりました。
    廃止直前の113系ちゃんを東京駅・地下・下りホームにて撮影致しました。

    いままでお疲れさま 113系ちゃん! ^^*)

    【 廃止直前の113系ちゃんでの朝の通勤風景です。 】
    廃止直前の113系ちゃんでの朝の通勤風景です。

  2. 長野新幹線

    信越本線を走っていた特急あさまちゃん長野新幹線開通とともに格上げされて今日の姿になりました。
    信越本線廃止後、もっと遠くへ行きたい私の性格が災いし、公私ともに長野新幹線に乗車するのは今回が初めてです。
    E2系車両は、東北新幹線や上越新幹線で連結機能を持った改良型(E2'系)には乗車しましたが
    純粋なオリジナル車両は、はじめてなのでちょっと嬉しかったです。

    【 あさま1号ちゃんです。 】 【 8号車車内です。 】 【 8号車車内です。 】
    純粋なE2系ちゃんに初めて乗ります。(東京駅にて) 禁煙指定席である8号車車内です。 JR長野駅初訪問です。^^;)

    ■ JR長野駅 在来線特集!(笑) ■

    【 特急しなのちゃんです。 】 【 189系ちゃんです。 】 【 115系ちゃんです。 】
    以前、名古屋でも見ましたが
    373系ちゃんです。
    天竜峡行きの普通列車と189系快速列車です。 防寒対策なのでしょうか?
    連結器がカバーされています。

  3. 長野電鉄・長野線

    JR長野駅から少し離れた地下に始発 長野駅を有する私鉄ちゃんです。

    長野電鉄・長野駅は地下にホームがありますが、各地の私鉄の払い下げ車両を集めて運用している模様です。
    今回撮影した以外に六甲のケーブルカーみたいな(?)オールクロスシートの珍しい車両がありましたが撮影できませんでした。;_;)
    この後、桐原駅で下車したのですが、木造の駅舎に琺瑯の駅名標はなんとも言えぬ風情があります。
    しかも改札にはストーブで暖をとる駅員さんがいらっしゃって今回の訪問先の道順を親切に教えて頂きました。

    しかーし!このあと苦難の一日の幕開けになろうとは・・・(詳しくは公開しません。あしからず。)

    1. 長野電鉄・長野駅

      【 長野駅地下ホームです。 】 【 運転席を撮影しました。 】 【 これだけだと長野にいるとは思うまい。(笑) 】
      長野駅地下ホームです。 運転席を撮影しました。^^) 一瞬昔の日比谷線に乗っている
      様な錯覚を憶えます。

    2. 長野電鉄・桐原駅

      【 のどかな風景をかつての通勤電車がゆっくりと走ります。 】 【 反対側のホームです。^^) 】
      のどかな街でかつての通勤電車が
      静かに余生を送っています。
      反対側のホームでは列車を待つ人がいます。
      【 時の流れが停まった風情のある駅舎です。 】 【 駅舎全容です。 】
      時の流れが停まった風情のある駅舎です。
      なんとちゃんと駅員さんもいるんですよ。^^)
      桐原駅舎外観です。

    3. 長野電鉄・松代駅<99年11月18日加筆>

      2回目の出張の作業現場の帰りにこの駅舎を訪問しました。^^;)

      すっかり日が暮れて吐く息も白くなる程、寒かったので暖をとるため駅舎に入った所
      木造の古いつくりで、券売機も無く、窓口での手売り、しかも昔の食堂の食券売りみたいな機材で販売しています。
      運賃が少し高いのが気になりましたが、経営を続ける為には致し方のない事なのでしょうね。^^;)

      ここで駅員さんに長野駅までの運賃と上田駅(しなの鉄道経由)までの運賃を伺った所、それぞれ
      大人片道\1,000-と\740-との事なので同行した作業者と相談しつつ上田駅で長野新幹線(上り)に乗車する事に決めました。
      1回目の出張と違い数多くの鉄道に乗車出来るのでホクホク顔の私を見て
      同行した作業者の人は呆れ顔だったのは言うまでも有りません。^^;)

      【 映画のセットではありません。ホンモノです。 】 【 次の列車到着予告も手動制御です。 】
      昔のままの姿を変えずに今日に至っています。
      向かって右奥が改札口です。
      改札口の上に有った次の列車到着予告板です。
      実は窓口の駅員さんがスイッチを入れて制御していますが
      屋代行きの時刻のスイッチを入れ忘れた為、前の便のままになっています。(笑)
      【 昼間、松代駅の手前で撮影しました。 】 【 幌舞駅ではありません。(しつこいかな?あせ) 】 【 旧・松代駅の名残です。 】
      松代駅手前の作業現場で撮影しました。 切符だって駅員さんが硬券を手渡しします。 旧・松代駅の
      第二種機械連動 集中 転轍機・信号機制御器
      らしいです。

      【 運賃表です。 】
      路線図兼運賃表です。左下の赤い枠が現在地・松代駅ですね。

    4. 長野電鉄・屋代駅<99年11月18日加筆>

      松代駅を17:53発の列車で後にし、約20分くらいで終点 屋代駅に到着しました。
      いよいよ、ここで長野電鉄ちゃんに別れを告げ、次なる路線 しなの鉄道ちゃん(旧・信越本線)に乗り換えです。
      降りる際に運賃の過不足があれば運転手さんが車掌さんに早変わりして精算の対応をしてくれます。
      私たちは予め乗り継ぎ切符を購入したので、切符を見せるだけでスムーズにホームに降り立ちました。^^)
      早速しなの鉄道側の駅舎に移動しようとしたところ、木造だった長野電鉄側の通路(駅舎)とは対照的に
      鉄筋コンクリートの立派な駅舎(通路)に変わってしまったのには驚きました。
      はじめて訪れた私にも、それぞれの鉄道会社の経営状態に開きが有ることを悟るには長い時間はかかりませんでした。^^;)
      いつまでも元気な姿でいて欲しい・・・そんな想いを胸に秘め、次なる列車を待つことにします。(上田篇につづく ^^;)

      【 終点 屋代駅です。 】 【 マッコイちゃんお疲れさま! 】 【 しなの鉄道ちゃんとの違いが明らかです。 】
      レールバスの様な運賃表示板があり
      運転手さんが精算してくれます。
      いつまでも元気でね、マッコイちゃん! 木造の長野電鉄駅舎と鉄筋のしなの鉄道駅舎の違い
      が如実にあらわれています。

食べる

  1. La Poste(ラ・ポスト)<99年12月23日加筆>

    今回の長野出張(12/21)では、少し時間に余裕が有ったので、長野駅周辺の路地裏を散策してみることにしました。
    お腹が空いたな〜と思ってキョロキョロ飲食店を物色していたところ、若い女性が次々と入るお店が有るのを見てピン!ときました。
    入口の黒板を見ると「ランチ 前菜orスープ、メイン:肉料理or魚料理、デザート \1,500-」と書いてあるのを見て
    直感は確信に変わり、店内に踏み込んでみました。
    店員さんが注文を受けに来たので、数種類有る前菜、メイン、デザートの中からをどれにしようか
    かなり迷いやっと決まったところで暫く待つことにしました。

    周囲のテーブルを見渡すと学生さん、OL、主婦、年齢層こそ違えど(笑)女性ばかりが席についているのを見て改めて驚いてしまいました。
    (ちなみにこの時、男性は私と、ご夫婦で来店した年輩の方の2人だけでした。 ^^;)
    味と価格にうるさい女性ばかりが詰めかけるお店の料理に否が応でも期待は高まります。

    そうしているうちに最初に出されたのは自家製のフランスパン。フレッシュバターとレバーペーストが小皿に盛られ添えてあります。
    特筆すべきは、レバーペースト!
    塩分とスパイスを控え目にし、素材の良さを引き出す味付けですが爽やかな味はまるで果物の様な口当たりでした。^^*)
    余りの美味しさに、フランスパンを食べきり、あまったペーストも残さず頂いちゃいました。(笑)

    次は前菜ですが、ガラス張りの厨房を見るとシェフ1人がフル稼働で調理しています。
    料理が出来次第、それぞれのテーブルに運ばれていますが、そのチェックも私は怠りません。(笑)
    私が注文しなかった品、かぼちゃのスープやサラダが若い女性が待つ食卓に配膳されました。

    あっちも美味しそうだな〜いいな〜と思っていたところ(笑) 遂に私のテーブルにも前菜が来ました! ^^;)
    それは「ホタテとキノコの煮物」ですが、ほどよく火の通った貝柱や山菜をバターソテーしたようなものですが
    隠し味に醤油をほんの少したらしているみたいでこれまた美味しいです。^^*)

    いよいよ次はメインの「魚の盛り合わせ」で4種類ほどの白身魚が白いお皿に美しく盛りつけられています。^^)
    マッシュ(ポテト)をベースにしたソースがポワレされた魚の下に敷かれていたり
    小麦粉のコロモの代わりにポテトの千切りをまぶしてムニエル風に仕上げたりと
    様々な食感を楽しみつつ、見た目以上のボリュームにニコニコモード大爆発です。^^;)
    (記憶が曖昧ですが、お肉のメイン料理は牛フィレのステーキだったと記憶しています。 ^^;)

    今度は”別腹”を満たすべく、食後のデザートです。
    自家製バニラアイス、メレンゲのカラメルソースあえ、プリンの3点盛りにウットリしまくりです。^^;)
    時が過ぎるのを忘れかけた時に携帯電話に現場の作業者から連絡が入り、興ざめしたのが残念でなりません。;_;)

    最後のドリンクは紅茶、珈琲、エスプレッソの中からエスプレッソを頼み、和やかなお昼の一時を過ごし現場に向かったのでした。

    【 店舗外観 】 【 店舗所在地 】

    住所長野県長野市南石堂町1423-63信濃路ビル1F
    電話026−226−0264
    営業時間 ランチ  11:30〜14:30
    ディナー 17:30〜220:00(定休日未確認)
    アクセス石堂町パーキングの近くにあります。

  2. 善光会席 寺前弁当(車内販売)

    帰りのあさまちゃんの車内販売で購入しました。詳しくは駅弁コーナーをご覧下さいね。^^)


見る

  1. 善光寺<99年11月18日加筆>

    「牛に引かれて善光寺参り」で有名な、あの善光寺です。(姉妹関係にある寺院が山梨県・甲府にあります。)

    宝永4年(1707年)に落成した本堂は、間口 約24m、高さ 約30m、奥行 約54mの規模で
    江戸時代中期の仏教建築を代表する大伽藍として国宝に指定されています。
    本堂内部には秘仏 一光三尊阿弥陀如来が安置されています。(非公開)
    7年に一度のご開帳では、秘仏の代わりに前立本尊(重要文化財)が一般公開され、参拝者の心を和ませています。

    本堂の内部は、一般公開されており見学する事も可能です。(見学料 大人\500-・関連施設と共通)
    境内の仲見世もさることながら、寺院の外の表参道も古くからの建築物が数多く保存されており歩くだけでも楽しめます。

    長野駅からのアクセスは、駅前1番乗り場からレトロ風の「びんする号」ちゃん(川中島バス)に乗車してください。(片道\210-・約10分)

    こぼれ話は、看板娘コーナーをご覧下さいね。^^;)

    【 あの善光寺・本堂です。 】 【 善光寺・仁王門です。 】 【 なんと郵便局です。 】
    善光寺・本堂です。 善光寺・仁王門です。
    この近くに西之門よしのやが有ります。^^)
    表参道にある郵便局です。^^)

  2. 西之門よしのや(善光寺外苑)<99年11月18日加筆>

    京都から長野に移り、この地で寛永14年(1637年)に醸造業を創業した長い歴史を持つ酒蔵です。
    現在では酒蔵を改修し、製造工程の機械化を進めて、四季を問わずお酒を造る事が出来る様にしているそうです。
    ガラス越しに醸造設備を見学できるので、興味の有る方はご覧になってみては如何でしょうか?(見学無料)

    お土産は、「酒・みその店 よしのや」で販売しています。お酒は、無料で試飲できるんですよ、えへへ〜(笑) ^^;;)
    個人的には「純米吟醸生酒 西之門(にしのもん)」がおすすめです。(300ml \850-・税別)

    【 見かけは昔の土蔵ですが・・・ 】
    この中には近代的な設備がずらりと並んでいます。

    住所〒380 長野県長野市善光寺西之門町941
    電話026−237−5000(代)
    営業時間 酒・みその店・よしのや 09:00〜18:00
    レストランさくら 11:00〜20:00(水曜日定休日)
    アクセス善光寺・大本願の近くにあります。


この続きは、上田篇に続きます。

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