資金繰表作成システムの運用について

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手順⇒
6.保守処理 1-1基準月登録 1-2残高登録 2-1処理月 2-2月別実績 2-3月別予想 3.科目別予想 4.印刷出力 5.更新処理

システム運用の解説は、システム操作の具体的な内容を説明しますが、操作の途中でシステム運用上知っていれば役に立つ細かい事項も同時に解説しています。
 まず、詳細項目の解説に入る前に、システム全体の構成を説明しますと、 下の画面のように、 資金繰表を作るシステムの内容は、 6っの事務処理から構成されています。

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☆.資金繰りシステムの運用は、E、@、A、B、C、D、の順番で行います。

 
@.資金繰りを予想する最初の月を「基準月」と定義しています。この基準月の登録と、基準月より前の4ヶ月を範囲とした実績月を対象に、資金繰表を作るに必要なスターと月「処理月」を決め、その処理月に関する11勘定科目の「初期残高」を登録します。

 
A.基準月とスタートなる月の残高11勘定科目が登録されますと、次は基準月より前の資金繰り実績データを試算表から作り入力処理をします。(データ作成用書式参照)また、予想データも作り入力処理をします。(データの作り方は詳細な解説を参照ください。)。

 
B.資金繰りの予想は月単位で行うのが一般的ですが、勘定科目によっては、長期期間を予想することができます。それらの勘定科目の11科目を選別し、6ヶ月先までを対象に、予測額データを作り入力します。

 
C.これらの作業が終わりますと、ここで、実績額3ヶ月と予想額6ヶ月を範囲とした資金繰表の印刷をします。もし、参考事項欄の残高が大幅に実勢と違うと判断したときは再度、月中資金繰りデータの入力プログラムを使い、画面に表示されるデータを参照しながら試行錯誤を繰り返し、品質の高い資金繰り予測情報を作ります。

 
D.月が変わると1ヶ月だけ資金繰りデータの繰越処理をします。もし、更新月を間違えた時は、基準月を設定した「資金繰りの初期登録と修正」のところでの正しい基準月に修正します。

 
E.お客様が、この「資金繰表作成システム」導入されて、システムをスタートされる年月は企業の状況によって異なります。そのために、お客様がシステムをスタートさせたいと思われたら、すぐに、資金繰りファイルを作れるように、ファイル保守の機能が付けてあります。
 一方、お客様が直ちにシステム内容をご理解いただくために、平成13年7月を「基準月」としたモデルの資金繰りデータを入力してあります。この資金繰りデモデータで、システム内容を理解されましたら、デモデータを消し、自社用に切り替えることになります。
 資金繰りファイルの保守は、デモ用資金繰りデータファイルから自社用資金繰りファイルへ切り替える処理を行います。



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