全国温泉うんちく〜番外〜



台湾

  • 新北投(シンペイトウ)温泉
  • 馬槽温泉
  • 紗帽谷温泉 川湯
  • 礁渓(チャオシー)温泉
  • 文山(ウェンシャン)温泉

タイ

  • サンカンペーン温泉

韓国

  • ウリ硫黄温泉
  • 温陽(オニャン)温泉
  • 道高(ドゴ)温泉
  • 牙山(アサン)温泉
  • 水安堡(スアンポ)温泉
  • 東菜(トンネ)温泉
  • 海雲台(ヘウンデ)温泉
  • 太宗台(デジョンデ)温泉
  • 釜谷(ブゴク)温泉
  • 馬金山(マクムサン)温泉

カナダ

  • バンフ

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台湾


  1. 新北投(しんぺいとう)温泉 瀧之湯 [photo]

    なんともレトロな概観は、日本の古い銭湯のような雰囲気だ。入口で40元を払い、さっそく中へ‥。広い湯船はふたつに仕切られている。おじさんが「こっちアツイ、こっちツメタイ」と日本語で教えてくれた。ひとまずぬるい方へ‥‥、だが熱い! 台湾人はこんなに熱い湯が好きなのか? 湯は無色透明だがしっかりした硫黄臭はまさに温泉。しかし、ただでも暑い台湾の気候、こんな熱い湯につかれば汗もひかない。立ち寄る際は季節を考慮して‥‥。新北投へは台北から真新しいMRTという鉄道も通じており、アクセスはいい。(kenta)

  2. 馬槽温泉 馬槽天然温泉 [photo]

    台北から車で1時間少々の山中に馬槽温泉はある。標高が高いため、下界に比べて気候はずいぶん爽やかだ。こんな所に露天のある入浴施設があれば、日本ならばイモ洗いになるだろうが、ここはそれほどでもない。林の中に湯船があり、湯は白濁した硫黄泉だ。木々が陽射しを和らげ、風も心地よい。実にい〜い湯だ。ひとつだけ難点を挙げれば、バスの本数が少なく、アクセスしにくいこと。(kenta)

  3. 紗帽谷温泉 川湯

    台北郊外にあるちょっと変わった温泉地。一見ラブホテル街のような怪しげなネオン、ここには温泉レストランばかり10軒程が建ち並ぶ。私は川湯というちょっと和風な湯屋を選んだ。ここは食事をすると風呂代が無料になる仕組みだ。食事処は会社帰りのサラリーマンや家族連れで賑わっている。忘年会なんかにも良さそう。仕事帰りに飲んで食って温泉入ってさっぱりしてから家路につく、こんなとこが東京近郊にできたら行くだろうなぁ、絶対。ちなみに白濁硫黄臭がする湯もなかなかいい。(kenta)

  4. 礁渓(チャオシー)温泉 焼水溝 [photo]

    温泉の流れる川に屋根と壁をつけて共同浴場できあがり!湯底の小石の間からも湯が湧いていてプクプクと泡が浮いてきます。無料開放だが強烈に熱い!かけ湯のみの入浴でしたが湯の感触は充分感じます。あまりに大らかな造りゆえ入浴は男性のみ。(kenta)

  5. 礁渓(チャオシー)温泉 湯谷風呂 [photo]

    焼水溝そばに作られた入浴施設80元。ここなら女性も安心して入浴できます。天井が高い木造りの浴舎でなかなか気持ちがいい。地元の男性陣はみな無料の焼水溝に行くのか、こちらはガラガラでした。野趣溢れる焼水溝か、小綺麗な入浴施設の湯谷風呂、貴方ならどっちを選ぶ?(kenta)

  6. 文山(ウェンシャン)温泉 [photo]

    台湾東部の都市、花蓮からバスで1時間、断崖絶壁の太魯閣(タロコ)峡谷を抜け終点天祥へ。そこからさらに30分ほど徒歩で進み遊歩道の入り口を発見。しかし遊歩道には進入禁止の看板が。2005年春に死傷者がでる落石事故が起こり文山温泉は閉鎖されてしまったのである。しかしせめてひと目だけでも見てみたい。意を決し二重三重の止柵を突破し谷底へ降りていく。かつて大きな湯船があった場所はすっかり荒れてしまっていた。しかし湯口付近に洞窟状の小さな湯船が残っており、岩盤の割れ目から温泉が注ぎ込んでいる。ひと目だけでも見てみたい・・、せめて匂いを嗅ぐだけでも・・、湯に触れられたら・・、足だけでも・・、どうせならひとっ風呂! 結局こうなるんだ。人間の欲は深いものです。すぐさま水着に着替えてジャボンッ!湯はちょっとだけ熱めの適温、心地いい硫黄臭、こりゃたまらんっ!(kenta)


タイ


  1. サンカンペーン温泉 [photo]

    バンコクから列車に揺られて14時間、チェンマイからさらに車をチャーターして40キロ約1時間。サンカンペーンホットスプリングスへの道のりは長い。間欠泉、温泉卵、足湯、シャワー、プール、バスタブなんでもあり。私は個室に区切られたバスタブに浸かってきました。30度以上の熱気のなかで白くにごった硫黄泉につかる。・・・・・・・うーん、微妙!!(サトロウ)


韓国


  1. ウリ硫黄温泉

    ソウル市内にあり地下鉄2号線九宜(クイ)駅から徒歩10分。街中にあるので風情はないが地下鉄でアクセスできるので便がいい。外観はマンションのような建物で、温泉浴場は地下にある。閉館間際に行ったのですでに新湯の注入はなかった。硫黄の香りも全く無かったが、確かに真湯とは違う感触がある。湯の成分のためか風呂上りいつまでも体が火照っておさまらなかった。(kenta)

  2. 温陽(オニャン)温泉 清州(チョンジュ)温泉ホテル [photo]

    清州温泉ホテルの1階は温泉銭湯になっており、宿泊者は無料だという。無色透明無臭の湯はかすかな感触があるようなないような‥‥。いずれにしても成分は薄い。(kenta)

  3. 道高(ドゴ)温泉 パラダイスホットスパ [photo]

    こじんまりとした温泉街に見つけた一軒の入浴施設。人気があるのか結構人がいる。湯は無色透明無臭で感触もほとんどない。うーん、でもさっぱりしたからよしとするか。(kenta)

  4. 牙山(アサン)温泉 牙山レジャーホテル大浴場 [photo]

    牙山温泉は緑豊かな山懐にわく温泉であった。牙山レジャーホテル併設の大浴場には露天風呂もある。ポスターではうら若きおねーさんがこの風呂に色っぽくつかっている。期待できるかな‥‥。苔むした巨石を汲み上げた露天風呂、吾妻屋根付きのヒノキ風呂、なかなかよいのだが‥‥。ちょうど日曜とあって露天は子供達の格好の遊び場となっていた。洗面器をビート板がわりにバタ足する奴、手拭い丸めてキャッチボールする奴‥‥。こいつらにわびさびは判らんだろうなぁ。(kenta)

  5. 水安堡(スアンポ)温泉 楽泉湯(ナクチョンタン) [photo]

    水安堡温泉では旅館の風呂につからせてもらうなど、気軽に立ち寄り湯できるところが幾つもある。しかしここは入浴専門の施設だ。近年建て替えたようで、きれいな建物になっているのがちょっと残念。(古くからある共同浴場は、何かオーラを放っているような気がするのだが) 湯舟はなんとヒノキ。ぬるめの湯にじっくりつかればヒノキが香る。気持ちよくついうとうとしてしまう。無色透明無臭の湯だが、指には感触が残る。(kenta)

  6. 水安堡(スアンポ)温泉 ハイスパ

    真新しいビル、中は普通の韓国風銭湯だ。熱湯、温湯、冷湯、サウナ、シャワー‥‥。無色透明無臭だが湯上がり肌がさらさらして気持ちいい。(kenta)

  7. 水安堡(スアンポ)温泉 新興荘(シンフンジャン) [photo]

    一泊30000ウォン(約3000円)の温泉宿だ(2500円にまけてもらった)。1階の浴場はわりときれいで、朝一番につかりにいったのだが、ここの湯が水安堡で入った中で一番感触がよかった。ため湯だが朝一番でいったのがよかったのか、この浴場に入る人が少ないからなのかわからないが、確かな感触があった。(kenta)

  8. 東菜(トンネ)温泉 虚心庁(ホシムチョン) [photo]

    都市型天然温泉健康ランドを名乗る温泉施設。朝5時半から営業しており、早朝割引があるというので早起きして行ってみた。さすがにまだ人は少ない。大きな円形の湯舟、幾つものサウナ、打たせ、ヒノキ風呂、露天風呂‥‥。夜が明け外が明るくなってくる頃、浴室の照明が急に落とされた。停電かと思ったが、そうではないらしい。薄暗い浴室、プラネタリウムのように丸い大きなガラス天井越しに、空が刻々と色を変えていく。ぬるめの湯舟で縁に頭をのせ、寝ながらそれを眺めた。(kenta)

  9. 東菜(トンネ)温泉 泉一(チョニル)温泉 [photo]

    1、2階が公衆浴場、3階から上が客室になっている。宿泊者は入浴料がタダ。脱衣場の中には何故か床屋が? どうやら韓国では体と共に頭もさっぱりするらしい。韓国の人は皆堂々としておられる。手拭いで前を隠したりは全くしない。ちょいと真似して胸をはって歩いてみる。どうだぁっ! 湯は無色透明で味もほとんどないが、指の間に確かに残る感触はまさしく温泉だ。部屋の風呂も温泉で、蛇口をひねれば10分でプライベート温泉の出来上がり!(kenta)

  10. 東菜(トンネ)温泉 鹿泉湯(ノクチョンタン) 

    銭湯という呼び名がぴったりの味のある温泉だ。韓国人は日本人以上に朝風呂好きなのか? ここはなんと朝5時からやっている。入口受付けの左が女湯、右が男湯。受付にはおばあちゃんがちょこんと座ってる。日本そっくり! 湯は熱い。皆じっとつかるのかと思いきや、洗う方に一生懸命であんまりつからない。それにしてもよくこするなぁ。そんなにこすって大丈夫? (残念ながら2003年閉館)(kenta)

    2003年新築された日帰り入浴施設鹿泉湯(ノクチョンタン)。浴室に入ったとたん鼻につく臭い。何だ? 薬草の臭いが充満している。こいつはいただけない。湯舟の数も広さも 以前とは比べ物にならないくらい大きくなった。しかし湯はいまいち。感触もなく疲れた湯の印象。 唯一源泉が注がれていると思われる湯舟があったが、これがめっちゃ熱い。しかしここは見栄と意地で‥‥。涼しい顔で(いやきっとこわばっていただろう)つかってみたが3分ともたない。(kenta)

  11. 東菜(トンネ)温泉 鹿泉(ノクチョン)ホテル [photo]

    部屋の風呂はもちろん温泉。源泉はやはり熱いので水も少し入れて温度調節する。湯は全く無色透明で無味無臭。しかしながらちゃーんと湯の感触が ある。いい湯だ。湯の感触を充分味わいながら目を閉じる。「ハァー、チョクナーハー‥‥(いいな ぁ‥‥)」 自然とそんな言葉がこぼれた。満足であった。(kenta)

  12. 海雲台(ヘウンデ)温泉 グランドホテル [photo]

    海雲台の鄙びた銭湯を探していたが、にわか雨でビショビショになり戦意喪失。とりあえずすぐ湯につかれそうなホテルの温泉施設に飛び込む。スーパー銭湯みたいな造りで本当に温泉かなぁと不安になったが、壁の「天然温泉湯」の文字に安心。無色透明無臭の湯だが、塩分の感触が確かにある。ホテルの4階にあり夕闇に包まれる海が眺望できた。(kenta)

  13. 海雲台(ヘウンデ)温泉 清風荘(チョンフンジャン) [photo]

    ホテル(清風荘チョンフンジャン)と日帰り入浴施設(清風湯チョンフンタン)が並んで建つ。今回つかったのは清風湯チョンフンタン。湯は敷地内の地下120mから湧く53℃の塩化物泉。無色透明無臭ながら感触のある湯は、口に含むとわずかに塩気を感じる。湯は悪くない。脱衣場の一角には韓国ではお決まりの床屋さん。今度散髪してもらおう。(kenta)

  14. 太宗台(デジョンデ)温泉 [photo]

    釜山の中心部からバスに乗り20分程、影島の先の方にドンと健康ランドが建っている。折角なら海を見渡すもっといいところに建てればいいのにと日本人なら思うだろう。一応露天風呂もあるのだが風情のかけらもない。風呂に風情まで求める日本人が特別なのか? サウナはもちろんジャグジー、ピラミッド風呂(?)まである温泉健康ランドだ。脱衣場内に床屋があるのは韓国ならではなのか?(kenta)

  15. 釜谷(ブゴク)温泉 マンソクジャン [photo]

    20軒程の宿が建ち並ぶ釜谷温泉。宿の名前はよくわからないが、いかにもひと風呂つかりましたって感じの人が玄関から出てくるので、私もつからせてもらうことにした。入浴料2000ウォン(約200円)。浴室の中央に四角い湯舟。むき出しの配管から注がれる湯は無色透明で、かすかに硫黄の臭いがあるようなないような‥‥。せっかくの硫黄泉、日本人としてはその香りも楽しみたいのだが、残念ながら香りはほとんど飛んでしまっている。湯の肌触りはなかなかいいのに、勿体ないなぁ。(kenta)

  16. 釜谷(ブゴク)温泉 釜谷ハワイ [photo]

    福島県いわきにある温泉リゾートをモデルに造られたという釜谷ハワイ。話のネタに立ち寄ってみた。ホテル、プール、温泉、遊園地‥‥などなどが集まる総合レジャーランドだ。巨石や木を配した大ジャングル浴場には、人、人、人‥‥。ちょうど日曜であったためかイモ荒い状態。何処も同じ温泉人気。(kenta)

  17. 馬金山(マクムサン)温泉 チャヨン温泉 [photo]

    個室風呂のチャヨン温泉。4畳程のオンドル部屋の奥が浴室になっている。湯は無色透明無味無臭、肌触りにも特徴はない。うーん、何か ひとつでも特徴があればなぁ。1998年にボーリングにより得 た自家源泉だと壁に書いてあったが、湯そのもののパワーはいまいち伝わってこない。(kenta)

  18. 馬金山(マクムサン)温泉 チョンマサン温泉ホテル [photo]

    内風呂につかると指の間に感じる塩化物泉の感触。無色透明無臭ながらしっかりとした存在感がある。うんいい! 露天風呂もあるのだが雰囲気はまったく プール、こちらの湯はちょっといただけない。しかしプールサイド‥、いや露天風呂サイドのデッキチェア は、火照った体を冷ますのにいい。(kenta)


カナダ


  1. バンフ アッパーホットスプリングス [photo]

    おっ露天風呂‥‥じゃなくて屋外プール! もちろん水着着用。湯加減はぬるめ、もうちょっと熱い方が日本人にはいいのだけれど‥‥。日本だったら岩を配したり、湯底に砂利を敷き詰めたり、もっと造りこむんだろうなぁ。しかしここはあくまでプール、プールサイドの監視用の台が露天風呂気分を一蹴する。温泉の含有物は硫酸塩とカルシウム・重炭酸塩などが多いようだが、香りはほとんどしない(というか、消毒の塩素の臭いが強い)。これはほとんどただのプールである。温泉通の日本人にはちょいと物足りない。客層はけっこう広く若いアベックから老夫婦まで、皆のんびりつかっている。おしゃべりなどしながら1時間以上はざら。湯がぬるい のでなかなか出ることができないでいると、やがて夕暮れ時。空はピンクとオレンジの混ざったよ うな色から深い青紫へ、そして山と空の境がだんだん消えていく‥‥。 (kenta)

  2. バンフ ケーブ&ベイスン [photo]

    洞窟の最奥部、天井から差し込む陽光に、浮かび上がる緑の泉。岩肌から静かに注ぎ込んだ湯は、ゆらゆらとゆらめきながら一方の縁から溢れこぼれる。浸した手からは、ぬるめで柔らかな感触が伝わってくる。こういうぬるめの湯には、静かにゆっくりつかるのがいいんだよなぁ。気分はもうこの湯につかっている。(kenta)


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