質問1
携帯電話は本当に医療機器に影響を与えるのか?
新湊市民病院における携帯電話の取扱について問う。
携帯電話の普及は私たちのライフスタイルを変えてしまった。携帯が手元にないと何か大きな忘れ物をし
たように感じる。携帯電場の利便性がややもすると使用場所によっては多くの批判を浴びることになる。公
共交通や病院は特に指摘されるところである。最近、全国の多くの病院で携帯電話の使用を一部解禁したと
報じている。県内の病院に行きますと「携帯電話は、医療機器に影響を及ぼしますので携帯の電源をお切り
下さい」とアナウンスされます。携帯電話は本当に医療機器に影響を及ぼすのか、当市民病院で調査された
ことがあるのか尋ねをしておきたいと思います。又、当病院でも検討していると聞いているが、患者様のサ
−ビスと病院のモラルについて所見を伺いたい。
- 病院での携帯電話やメ−ル・インタ−ネットが医療機器に影響を及ぼすことの説明責任がはっきりしない。
- 患者は、親族・友人がどの場所にいても緊急連絡が直接できる利便性があり、患者にとって命の綱!
- 解禁するからにはモラルの徹底とル−ルづくりが必要。
質問2
冬場の消雪装置を夏場の「打ち水」に使ってはどうか?
新年度予算に反映を、実験の試行と効果を検証せよ。
先の予算委員会で松井議員の方から、浸水被害の影響で道路の汚れが目だつとの指摘があり、消雪を道路清
掃に使ってはとの(案)が出された。そこで、この消雪を夏場の「打ち水」に使ってはどうか?富山県議会で
も、夏場の都市熱緩和策として提案があった。昨年は東京で
大江戸打ち水作戦と題して30万人規模で行われた。今年は金沢でも行われた。滑川でも来夏に市道の消雪装
置のの散水を実施すると方針を打ち出している。当市のの見解をお尋ねしたい。
- 消雪装置の利用(案) 維持費、試算(電力300万増)〜実験の試行と効果の検証! 1℃下がる
-
- 今年、堀岡で下水道処理水を消雪に使う試みが本格的になされるが匂いや藻の発生に対してどう考えるか。
-
夏場の打ち水には不向きなのでは?
質問3
モデル事業 ”堀岡せせらぎ水路” の現状と今後の課題について
”堀岡せせらぎ水路”の「藻」対策についてお尋ねいたします。
地元堀岡は神通川左岸流域下水道の処理水の有効利用を図るため、「雨水対策」と「潤い水空間」を併せ持
った特色ある水路を創設いたしました。延長1.6qにもおよぶ施設は建設後一度も清掃されていないのが
現状であります。最近、せせらぎ水路を歩いて見ますと「藻」の発生が目だち、底も見えないほどです。
下水道特有の匂いも気になります。この現状を市及び県は確認し方策を考えているのかお尋ねしておきます。
その他、市でも処理水の有効利用については、海老江地区や本江地区足洗公園への導水計画や、地元堀岡の
消雪利用も予定されている。根本的に処理水の二次処理、三次処理で水質を変えないと抜本的に解決しない
と考えられる。
又定期的な清掃を検討すべき時期にきていると思うが考えがあればお聞きしたい。
ソフトランデング(市及び県)
- 「藻」の発生については、市及び県も現状を確認している。現在試験的に、「藻」を食べる『草魚』25
匹、『たにし』を放流し藻の発生状況を観察している。
-
- 水質改善については、県は1.6qの水路を3系統に分割されているため、ドライにして清掃できるよう
に3系統への新たな導水工事を今年度に着手する予定である。
草岡神社前の水路については、4月、7月上旬に市で清掃を行ったところである。
質問4
海竜町の住宅政策と学校施設のありかたについて
学校プ−ル・旧体育館・緑地と公園の考え方。
海竜町15f全体の開発行為のありかたと、新湊大橋との基本的なプロセスについて問う。
- 新築した堀岡小学校敷地に学校プ−ルは本当に必要か?
- 旧堀岡小学校体育館はどう扱うべきか?
- 堀岡小学校周辺の緑地・公園整備(手法)はいつ誰が整備すべきか?
- 新湊大橋を意識して、第2期宅地造成事業5.3fに商業施設用地1fを確保すべきではないか?
1、堀岡小学校の本館完成後、順次体育館・グランドと整備が行われています。次は、学校プ−ル建設が地元要
望に上がるものと思っていますが、今年の水泳指導は海竜スポ−ツランドで実施されています。来年度以降
の学校プ−ルの在り方を問う。近隣に地の利を生かした天候に左右されない温水プ−ル(海竜スポ−ツラン
ド)があり、夏場の2ヶ月余りの学校の水泳指導に対しプ−ル建設は本当に必要か?費用対効果(6,000万
〜9,000万)の面でも考える必要がある。私は学校プ−ルは必要ないと考える。学校の教育施設の在り方に
特色を持たせるべきであり、プ−ルに変わる教育施設を検討すべきと考える。
2、新しい堀岡小学校体育館が竣工したことで、旧体育館を、地元では解体すべきとの声もあるが、建設当時
の実情を考えると社会教育体育館として残すべきと考える。当時、堀岡振興会は北陸電力の石炭転換にとも
ない騒音と粉塵に対しての地元補償がなされた。補償内容の中で、地域振興対策費に『地域住民体育館』の
建設費1億円、『堀岡小学校の環境整備』に9千万を振興会を通じ市に指定寄付した経過があ。過去に、旧
小学校の体育館が地下水の汲み上げにより地盤沈下を起こし老朽化が目だっていた。当時の竹長教育長の意
見もあ、小学校の体育館と地域住民体育館(一般開放)の二つの機能を併せ持った新体育館建設(案)に地
元のPTA・体育協会・振興会が同意した。当時の小学校の体育館としては大きな規模になった。
社会教育施設として整備していくには、普通財産として整備し、条例改正(新湊市立堀岡体育館)が必要
であ。新年度に向け速やかに移行されたし。又、管理は堀岡体育協会が行い1階の玄関右を事務所(体協事
務室)や2階部分の改修も含めて新年度予算に盛り込むべきである。
3、堀岡小学校周辺の緑地・公園整備(手法)はいつ誰が整備すべきか?
都市再開発用地15fにどのように住宅を張りつかせるか大きな課題であった。当時、県の港湾課は『港湾
計画』の中で東西9.7fの開発の規模に難色を示していた。地元堀岡振興会は開港後、堀岡の人口減にと
もない20f住宅関連用地の必要性を説いていたが、その理由付けができないでいた。その後、堀岡の旧市
街地の人口密度が非常に高いことを上げ、人口密度を押さえる為と称して隣接する海竜町に300戸1000
人の人口増を求めるため15f(現在)を港湾計画に正式に位置づけた。
平成5年3月に『新湊市東部地区都市整備基本計画』を作成し現在の海竜町15fに堀岡の夢を託したわけ
である。第1期工事76区画を平成12年3月に売り出す迄に多くのプロセスを経てきたことは言うまでも
ない。防波堤撤去を身のあるものにするため、平成11年に旧防波堤部分を臨港道路とし港湾計画に位置づ
けされたことで、海竜町15fの南側の輪郭が決まった。当初のゾ−ニング計画では現在の小学校用地周辺
にセンタ−用地0.7f・集合住宅2fを配置する計画であり、公共用地(小学校他・・)は海竜町(戸建
て住宅)とは別とし、新たに5fを求めるものと前振興会(後藤・四間丁)から申し送りされていた。当時、
第一期工事の住宅用地が思うに進まず、振興会と県港湾課がギクシャクし、最後に東部出入り口の工事車両
をストップしてしまった。
私は、住宅用地の造成促進(県)と宅地張りつけの為の公共事業誘致(堀岡小学校移転構想)を持ち出し
振興会と県の両者痛み分けとした。小学校の建設促進するためには校舎敷地の確保を県に示すことが急務で
あった。公共施設は第一期工事の東側道路で求めることとし、将来のセンタ−コアとして位置づけし、小学
校用地・幼稚園用地・公民館用地や、地域防災等も考慮し小さな緑地や公園を作らず全て公共施設周辺に集
約すべきとした。旧小学校は1.6fありその2.5倍の4f程度とした。小学校の敷地は校舎を北に配置
するか西に配置するかで敷地の体系が大きく左右されるものの、将来に遺恨を残さない為に南北の計画道路
を更に東40m(実質39m)余り振ることにした。西校舎で東グランドの計画がなされるとグランドの
100mの直線コ−スが取れなくなる可能性があることや、子供の増員により教室の増築が東側に余儀なく
された時のことも考慮し、公共施設用地を4.5f(実質4.7f)と当初計画から0.5f増やしたので
ある。よって、公園・緑地(D-1,2,3)は地域防災や環境の面からも今も
なお県有地であり、15fの都市開発用地の集大成であり県が事業主体となって開発を進めるべきである。
この公園・緑地が完成して初めて海竜町15fの開発が完成したと言えるのである。
第二期工事の開発エリアに公園・緑地を含めるべきである。県と十分協議されたし。
又、旧堀岡小学校グランドの取扱については当時、公共用地(新校舎)を海竜町に求めたことで、旧グラ
ンド(1f)を海竜町の住宅用地代替えを助言した。今後、射水町自治会、地元堀岡振興会が中心となり結
論をだしてもらえるものと思う。
4、新湊大橋を意識して、第2期宅地造成事業5.3fに商業施設用
地1fを確保すべきではないか?
第1期の造成地が完売し、第2期の事業化について、地元から県に要望され現在どのように推移しているか。
1期工事は県の住宅供給公社や建築住宅課等が事業主体に難色を示し、最後に市の土地開発公社が開発行為
を興し工事を進めたが、第2期の5.3fの開発は県がやるべきものと思うのだが現在、県との調整が何処
までなされているのか。又県と市との住み分けがどこまでなされているのかお尋ねをしておきたい
聞くところによると、県は9月(17年3月完了:3,000万)に開発予定地の面積を確定するための測量業
務と県が施行する北側の外周道路の実施設計業務が発注されたと聞いている。特に指摘しておきたいのは臨
港道路東西線の東側の降り口(海竜スポ−ツランド)は騒音その他で戸建て住宅の開発が馴染まないと思う。
そこで、海竜スポ−ツランドや新湊マリ−ナ、ビ−チモデル事業が立地していることから、将来のにぎわい
創造のため5.3fの宅地造成事業の中に商業施設1f程度を含ませるべきと思う。将来の商業施設が住宅
建設促進につながると思うからである。
1fの商業施設誘致には、堀岡漁業の養殖魚専門(トラフグ・ヒラメ他)の民泊組合を創設すべきである。
- 調査資料1
- 緑地 1,646.41u
- 公園用地 13,870.7u(公園D-2 4,392.10u/公園D-1 9,478.60u)
- 調査資料2
- 堀岡児童館 昭和55年10月竣工 建設費186,920,000円〜建設して今年で24年
- 旧堀岡小学校体育館 昭和60年2月竣工 建設費204,650,000円〜建設して今年で
19年
(堀岡振興会/PTAより建設の為160,000,000円の指定寄付・補助金無)
- 菊たみお関連資料へリンク
(2004年9月14日 新湊市議会予算特別委員会室 CATV放送 所要時間36分)
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