質問3
射水サクラマス事業について!
市長、せっかく誘致した大学ですので修復すべきではないのか!
まえおき
大門漁業協働組合と堀岡養殖漁業協同組合の完全養殖サクラマスについてであります。完全養殖サクラマスによるローカルブランデングイング創出事業補助金(地方創生)で新年度予算に32.000.000円を計上。6月補正で17,700,000万円。射水産サクラマスの生産増強と大型市場化にむけた海面養殖試験に着手したいとのことであります。又、近畿大学富山水産研究場との関係についても付言しておきたいとい思います。 この問題避けて通れるか!!
1、射水サクラマス養殖事業について
- 過去3年間、近畿大学富山水産研究場にどれだけの補助金について?
平成29年度( )
平成28年度( )
平成27年度( )
平成26年度( )
- 今回の補助金を含め海面養殖試験にに至った経緯について?
何故、井戸を掘ったのか、地元漁業者と思えない行動にビックリしております。堀岡地域の方なら、鉄分を含んだ限りない海水であると消雪から学んでいるはずです。地元漁業者であれば考えることただあるはずです(根本)!
(問題点を明確に)
・干潮時/満潮時の干満の差ない新湊漁港で試験をするのですか?エサはどうするんですか?
(補助金は新湊漁港に依託されたわけではない)
- 地下 海水取水調査とは?
養殖の増産を図るため堀岡養殖漁業組合の敷地内で地下海水取水を行ったの規模について
(問題点を明確に)
・そこで、現在の取水口は何本あるのか?一日の取水量はどれだけあるのか?
(4本の内2+1 近畿大学富山水産研究場から経由している)〜取水量が足りない
(過去の深層水を例:総事業費8億円で、30 %=9,000万;1億4千万)
- 近畿大学との連携と修復について?
サクラマスを、6次産業を育てることに対して理解はしますが、当時、近畿大学富山水産研究場を誘致した人間として「堀岡養殖漁業協同組合」の名前が新聞報道や予算委員会に出るたびにで非常に不愉快に感じています。 平成14年の1市 1漁業組合の合併時に、養殖事業だけ堀岡地域の養殖事業事業として、堀岡漁業協同組合を分離させたのですが、当組合は平成26年に解散をしています。漁業者の為の養殖漁業ではありません。当然、漁業権もありません。
ただ、近畿大学を誘致した時から長年技術指導を受けてきた近畿大学富山水産研究所と組合が疎遠になっていることに対して、あまりにも乱暴な話に聞こえる。 当時、誘致した時の教授(原田/村田)神左の浄化センターが決まった事で大学と紆余屈折があった。(大学を誘致することは大変なこと〜神左で紆余屈折し破談に終わるかと)
堀岡養殖漁業協同組合に隣接する近畿大学と連携して射水サクラマス養殖事業を進めるべきと思うが、当局の見解を伺う。
- この補助金は、協議会に入ると聞いていますがその「協議会のメンバー」を教えて下さい
(補助金は新湊漁港に依託されたわけではない)
- 市長、せっかく誘致した大学ですので修復すべきではないのか?
・まず近大を協議会に迎えることが先決ですね、その努力をお願いしたい。
・市長のトップセールスは評価しますが、バイオマスにしろ、養殖漁業に市がら補助金を入れるのには限度がある!
・サクラマスの養殖事業は射水市が経営しているのではい。
(サクラマスは特殊なものではない)
【参考資料】
- 時系列でたどる近畿大学誘致
昭和62年、旧新湊市・近畿大学・富山県の3者で協定を結ぶ
平成03年、近畿大学富山水産研究所を開設 1.6qで水深100m
(堀岡漁業:水産関連用地/沿岸構造改善事業3f要望)
(稚魚飼育水槽・生魚飼育水槽・管理棟・冷蔵庫が近大から示される
平成04年、近畿大学からの表層水の無償提供か? 村田先生と検討
平成07年、近大の技術指導を受け堀岡漁業共同組合栽培漁業に着手 5年から取水
平成13年、深層水立ち上げは合併後にと考える! 滑川、入善
(総事業費8億で30 %=9000万;1億4千万)
平成14年、第1回新湊海洋親疎水有効活用検討委員会
(全国で9カ所13本の取水:水深200m)
平成14年、1市1漁業組合(海老江・堀岡新湊漁業)
合併時に新湊漁業協同組合に移行し堀岡を分離
平成26年、堀岡養殖漁業協同組合は消滅している。 組合員はいない
(堀岡、組合が存続していないから〜個人商店○○では←6次産業へ参入)
何回質問したことやら ネクタイを締めて漁業をしたいと夢語る。
身売り
平成29年、海面養殖試験に着手
- 大門漁業協働組合&堀岡養殖漁業
・「ますずし」の食材射水市がJR西日本と販売分野で連携協定を結ぶ。2017.04.14
・ブランド名:「べつ嬪さくらますうらら」
・養殖期間を淡水と海水で分け陸上で飼育、寄生虫がつきにくい「生食用」
・ヒラメ、トラフグ、アワビ、
- 深層水の取り組みと栽培漁業への提言。
【堀岡漁業協同組合・近畿大学水産研究場】
@過去10年間の質問要旨
平成 3年 6月議会・一般質問
平成 4年 6月議会・一般質問
平成11年12月議会・代表質問
平成12年12月議会・代表質問
平成13年12月議会・予算特別
平成14年 9月議会・代表質問
A近畿大学水産研究所の栽培漁業の歴史
昭和23年 世耕弘一(大阪理工科大学の学長)により創意された。
昭和25年 研究前の46,500uの第一養漁場の使用開始。
昭和35年 大洋漁業の協カにより、天然ブリより卵を取りふ化に成功。
昭和29年 網いけす式養植法の研究に、着手し産業化。ハマチ、マダイ
昭和43年 養殖魚より卵を取り、ふ化に成功(人口交雑による品種改良)
昭和45年 水産庁の委託研究としてマグロの養殖研究。
沼和54年 0年魚から育成しいけす内で産卵、人口ふ化に成功。
昭和61年 既存施設とバイオ利用した水産養殖にカを注ぐ。
昭和62年 新湊市・近畿大学・富山県の3者て協定書を取り交わす(11/9)
平成02年 東部埋立において、水産研究所の取水管の着工を見る(7/11)
平成03年 近畿大学富山水産研究所、開所
平成07年 堀岡漁業共同組合栽培漁業に着手
- 平成11年12月定例会・ニュ−ウエ−ブ公明21代表質問 幹事長 菊民夫
3番目、水産・非水産分野における深層水の応用研究の取り組みと実用について市な何をなすべきか?お尋ね致します。
日本では1980年代の後半にまず最初に高知県が深層水の研究に着手しこれに富山県も参加した。その後、科学技術庁の海洋開発プロジエクトとしてアクアマリン計画が発足し高知県は陸上型、富山県は海上型という分担で研究がなされた経過があります。その後、沖縄県の久米市,愛媛県,長崎県が参入しています。富山県では1995年3月に滑川市の富山県水産試験場で深層水利用研究施設(水深320b)が完成しサクラマスやトヤマエビの増殖研究が進められております。1998年10月に滑川市が海洋深層水(300b以深)を利用した、アトピーの原因ブドウ球菌の増殖を抑える深層水を世界で初めて海洋型健康増進施設とし海水プールをオープンしています。BR>
又2000年を目途に入善町は海洋深層水の供給・備蓄施設を県の補助を受け実施に向け動き出しました。我が市でも今年の4月27日に『新湊・東地区・深層水利用検討委員会(県の漁港水産課と日本海政策課)』が開催されていますがどのようなメンバーで又検討委員会の内容は、どのようなものであつたのか、さしつかえがえなければお聞かせ下さい。深層水は個々の地域単位であり、その海水は地域ごとにに成分,性質が異なり、汲み上げた深層水をどうすれば一番有効に使われるか、深層水自体の性質にも未解明の部分が多く、更なる研究が必要であり、実用化に向けて大変魅力ある事業であります。深層水は太陽光線の届かない、光合成も行われない水深200b以深の海水を言い、海洋表層水と混じり合うこと無く、細菌類の少ない、安全な海水です。低温で清浄な海水は多くのミネラルを含んでいます。深層水の非水産分野で、地元の水産加工組合でもいち早くこの事に着手し勉強会を重ねている所であり、景気低迷の中で深層水を使った何か新しいビジネスチャンスが広がらないかと苦慮している所であります。高知県では深層水を使った特許申請商品もあり、【海洋深層水漬物】,【海の深層水・天海の水】,【水羊羹】,【カツオのタタキのタレ】,【豆腐】,【コーヒ】,【塩】,【コンニャク】等さまざまであります。
我が新湊は、1991年に近畿大学富山研究場の養殖場を誘致し、1995年に堀岡漁業協同組合も近畿大学の技術指導を受けて、その養殖漁業に参入したわけであります。今年も地域漁業活性化構造改善事業により養殖場の増設を予定しているわけであります。現在の取水管は沖合い1.6q、水深100メートルの中層水と表層水を利用しているのであります。新湊市も特色ある利用方法をもっと県に強くアピールして水産・非水産分野を問わず、誘致を県に強く働きかけて頂きたいのであります。市当局の所見があったらお聞かせ下さい。
(2017年6月22日 射水市議会予算特別委員会室 CATV放送 所要時間質疑応答40分)