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電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



COMITIA61−2002.09.03 (Tue)
9/1の日曜日に、サークルTinWaltz名義でTRCでのCOMITIA61に参加してきました。
遊びに寄ってくださった方、本を手に取ってくださった方、
ありがとうございました(^^)
今回は、私は新刊もペーパーもなしの、夏バテモード、
一方相方は久しぶりの新刊(しかもオフセット!)を引っさげての参加でした。
売上は、個人的には目標値の90%といったところで、
まあぼちぼちでんなぁ(笑)、といったところでした。

嬉しかったのは、見本誌の巡回受付に来たスタッフの方が、
Zabadakの曲名の本に気づかれて、「後で来ますね〜」と言ってくださったこと。
後で本当に来てくださって、しかも「友達の分も」と2冊買って下さいました。
ありがとうございます〜。
あと、思いがけない方が訪ねて来てくださって、紅茶の差し入れを下さったり。
(チョコレートミントティでした♪)
水出しのが美味しいとのことでしたので、試してみますね〜。
HPでアップされたのを読まないで我慢していた(笑)、新刊をGetできたり、
知り合いの方や隣のサークルの方とおはなしできたり
(ついわたわたしてしまうのですが…(苦笑))、やっぱりイベントは楽しいです。

この日は、1階はいつものコミティアなのですが、2階ではコミティアXという、
畳敷きの文化祭みたいなイベントをやっていました。
単に本を売るだけではなくて、スーパーマーケット仕立てにしたり、
ちゃぶだい返しが体験できるお店とか(笑)、ちんどん屋が歩いていたりと
お祭りみたいで、歩いているだけでも楽しいです。

その中でも、Tir na nOgのそうじゅさんが生で歌を歌っていたり……!
ゆっくり聴いてみたかったけど、CDも買わないのに(持ってるので…)
あんまり前で聴いているわけにもゆかず……でもやっぱり聴いておけばよかった……

あとは、こんな小さなロボットのアクセサリーを買いました。

以前、同じようなロボットをサンシャインの露店で買ったのですが、
いつの間にかするりと逃げて(というか、落として)しまったので、
また逢えてちょっと嬉しかったです。
電子回路や精密機械の部品だけで作られたロボットなのです。



アンモナイトを知っている 青い海よ−2002.08.23 (Fri)
おはなし書きとかで、髪を切る暇がないままでいたら、
何時の間にかすっごく伸びてしまって、大変なことに(笑)
土曜のZabadakのライブが終わったら切りに行こうっと……。
今回は整理番号が20番代なので、前のほうで座れそう。楽しみです♪
栗コーダーカルテットのリコーダーで『Poland』を演奏してくれないかなぁ……


さて、掲示板でも書いた、夏休みのことを。

西伊豆の大瀬崎という所へ、スキューバ・ダイビングのライセンスを
取得しに行ってきました。
3日間で、学科と5回の海での実習を終えると、
晴れてオープンウォーターという初心者の資格がもらえて、
18mの海底まで潜ることができるようになります。

はじめのうちは、潜行したり水中で浮いたりするので精一杯で、
まともに魚達を眺めているゆとりもないのですが(笑)
最終日になって少しずつ余裕が出てくると、だんだん楽しくなってきます。
海底の砂に潜ってぴょこんと顔を出す小さな魚とか、
ほんの数ミリなのに、ちゃんとぴょこぴょこと泳ぐ、透明なイカの赤ちゃん。
熱帯の海から迷い込んだような、綺麗な蛍光の青色の魚。

でも、個人的に一番好きなのは、たくさんの魚の群れが目の前や
ずっと頭上をさらさらと通り過ぎてゆくのを、眺めること。
空気は、レギュレータで地上にいる時のように普通に吸える。
だけど、全身は蒼い海水に包まれていて、自分の上を魚達が駆けてゆく。
何と言うか、自分が海に包まれている実感というか……。
何だかうまく言葉にはできないので、いずれおはなしに書くかも、です(笑)

で、思わず「そらとぶゆめ」のるなになった気分で、ぼんやりと海面を見上げてみたり。海面近くは、太陽光が薄く帯のように差して綺麗です。

……と、ぼんやりしていると、いつの間にか身体が浮上しだしていて、
おーいどこ行くんだ状態になったりするのはご愛嬌(笑)
気をつけよう、浮上は急には止まらない(笑)

で、満足して東京に帰ってくると、兄に(彼は海外でも潜ってます)
沖縄で潜った時の、魚達のデジカメ写真を見せられる。
……なまじ潜れるようになっただけに、すっごく行きたくて、くやしいです(笑)
今度はIXYの水中キットを買って(2万円近くするのです、これが……)
もっと澄んだ海に潜りにいっちゃると、今から野望に燃えつつ、
休みぼけでぐーたら働くこの頃でありました(笑)



有明 夏の陣。−2002.08.19 (Mon)
旅行とイベント明けでひどい状態になっていた、部屋の掃除を敢行。
根本的解決には至らなかったけど、取りあえず床面とテーブル上は
見える状態に回復しました。これでお茶の写真も撮れます(笑)

床面が見えない状態ってどんな……と思った方、気にしてはいけません(笑)


さて、さる8/10に、雪森古書店名義で夏の祭典に参加してきました。
相方にお手伝いをお願いしようかと思ったのだけど、体調不良により
この日は一人での参加でした。
持っていったのは新刊『そら とぶ ゆめ』他2種類。
無事に完成した『そら とぶ ゆめ』、印刷所から届いてみるとすっごい厚さ。
用意した新兵器のカート付きトラベルバックは、40冊分であっさり満杯。
考えてみれば、120ページの本40冊って、40ページの本を120冊
持ちこむのと同じだもんなぁ……と、ぼんやり思ってました(笑)

夏はすごい暑さで過酷な環境となる東館でしたが、会場前は割りと涼しかったです。
会場後も、男性が多い三日目ではなく、二日目だったせいか、
思ったほどひどい暑さではありませんでした。
それでも午後になると、暑さでぼーっとしてしまったり……。
話かけてくださった方、ぼーっとしててろくなこと話さなかったかも
しれません……すみません。

嬉しかったのは、いつも雪窓紅茶店に遊びに来てくださる方と
お話できたこと。この日はじめてお会いできた方もいて、嬉しかったです。
なのに、相変わらず話下手でわたわたしてて、すみませんでした……。

あと、本の説明書きを読んで、「雰囲気がすごい好みなので……、
Zabadakは知らないのだけど、大丈夫ですか?」と尋ねてくださった方が
いらっしゃったのも嬉しかったです(^^)
もちろん、Zabadakをご存知でなくとも、おはなしは楽しめますです。
これがZabadakを知るきっかけになったら嬉しいな。

そして、新刊の『そら とぶ ゆめ』を含め、持ちこみ分完売しました〜!
120ページもの文字だらけの本なんて、まず売れないだろうと思ってた
だけに、予想外の喜びでした。やっぱり夏祭りパワーはすごい……。
コミティアでは、絶対こうはいきません(涙)

完売したので、お店を出て少しだけお買い物。
この日発売の、キルシェのマキシシングル『唄は語り継がれる』をGet。
ヴォーカルのみとせさん本人らしき方が「あと2枚です〜」と売り子を
やっておられました(笑)

今までCDを探しても見つからなかったり、ライブに行こうと思っても
売りきれだったりと、なかなか縁の無かったキルシェなのですが、
聴いてみるとやっぱり良い感じ……通販でアルバム買おうかなぁ。


と、こんな感じで嬉しいこと一杯の夏祭りでした。
強いて言うと、一人参加だったから、お買い物があまりできなかったのと
終わった後打ち上げやお茶ができなかったのが、ちょっと残念。
HPで売り子さん募集しようかなぁ(夏・冬は過酷過ぎるってば・笑)





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Thanks to Az* for script