店の入り口へ。

メニューへ。サークルのこと、イベント情報。現在販売中の本たち。
昔作っていた本たち。
いくつかのおはなし。つれづれメモ。掲示板。お気軽にどうぞ。

雪窓紅茶店(メインページ)へ。
電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



そういえば。−2006.09.26 (Tue)
前回に「親子3人」だの「子守唄」だの書いてるのでお気づきかとは思いますが、
一応ここで報告しておくと、8月12日に女の子を授かりまして、
現在、相方さんともども大絶賛寝不足お世話中でございます。
では、次の子守唄はアルバム『お昼寝宮お散歩宮』より『骨の駅』で……
(↑寝ない)

絶えず「それ系」の音楽が流れているような(^^;家庭にて育つこの娘、
はてさてどんな音楽を好きになるか、今から楽しみかも。
(英才教育になるか、大反発するか・笑)

もともとの予定日は8月17日だったので、さすがに夏祭りの申込はできんわなぁ、と
雪森古書店の参加は見送ったのですが、
実際蓋を開けてみれば、生まれたのは夏祭りの2日目だったりして。
もし参加していたら雪森古書店は3日目にあたるので、
不参加は正解だったなぁ(と言うより当たり前です)と思いつつ

……分娩室の前でおろおろしつつ産声を待ちながら
翌日のためにひたすら製本作業をしている夫というのも
ネタとしては面白かったかもと思ったり(笑)

……うそです。



ねこの森に帰るために・そのいち−2006.09.21 (Thu)
約1年ぶりにサイトを更新して、9月になっておもむろに新年の挨拶をする(笑)谷山浩子さんに、
非常にこの店に近いものを感じる今日この頃です(殴)。

今、ちょうど猫森集会のコンサートが開催中なのですね。
手嶌葵さんの歌う『岸を離れる日』は、ちょっと聴いてみたかった気も。
さすがにA〜Dの4つのプログラム全てを聴きに行ったような若さ(ばかさ?)は
今はないわけですが(^^;。

でも、いずれ娘を連れて親子3人でヒロコさんのコンサートに行きたいものであります。
そのためには、幼少のみぎりから英才教育を!


ということで、まずは子守唄に『ドッペル玄関』を採用しています。

うそです。

でも、『お昼寝宮お散歩宮』とかは普通に子守唄にいいかも。



コンサートは行っていないのですが、新譜の『テルーと猫とベートーベン』を
ちまちまと聴いています。

感想というかつぶやき……は気が向いたら、として。
取りあえず、このアルバム唯一の書き下ろし曲が『かおのえき』だってのが
ヒロコさんらしくて笑えます。
(何処かメロディがアラビアンで、とんでもなく変な詞の歌)

『テルーの唄』ではじめて谷山浩子さんを知って、このアルバムを手に取った人がいたら
さぞかし驚くだろーて(笑)



りはりは。−2006.09.20 (Wed)
ご無沙汰しております……。
めっきり開店休業状態になって久しいこの店で、そろそろ茶葉も腐りそうなこの頃ですが、
いかがお過ごしでしょうか(殴)

どうにも副業が慢性的に忙しすぎて、ネット上で文章(こんなのでも)を書く
物理的な時間と精神的パワーを失くしてしまっている昨今です。

で、これではいかんなあ、という訳で。
取りあえずリハビリに、日々読んだ本とかのちょっとしたつぶやきなど。
なお、「取りあえず書いてみる」が目的なので、
あまり読み手のことを意識していません(ひどい……)
続くも一日坊主で終わるも(その可能性が高い)気分次第ということであしからず。


○『十字路のあるところ』 吉田 篤弘/著
 まだ読みかけ。
 それぞれはいつもながらの短編なのだけど、
 「十字路の探偵」としてそれぞれの話の末尾に、
 その話で出てくる(?)街の写真が載せられていて、
 この写真と合わせ見ることで、話の中の街角に潜む影(夜?)が
 奥行きをもって浮かんでくる、相乗効果の形を取っている。
 (もっとも、想像力が豊かならば、文章だけで十分浮かび上がるのかもしれないけど)

 モノクロ写真なのが、また影を際出させるなぁ、と。
 というか、このご時勢にまだまだこんなに密やかな闇を抱えた風景が
 存在するのがなんだか不思議な気分になる。
 もっとも、普通に通りかかってみれば、ただの古びた風景なのだろうけど、
 それはカメラの魔力というものかなぁ。

 登場人物の名付けのセンスが相変わらず変で面白い。
 「オビタダ」(夥しい、から)とか「つみれさん」とか「オーシンイ」(往診医)とか。





<< Prev  * ◇ * Next >>  

Thanks to Az* for script