店の入り口へ。

メニューへ。サークルのこと、イベント情報。現在販売中の本たち。
昔作っていた本たち。
いくつかのおはなし。つれづれメモ。掲示板。お気軽にどうぞ。

雪窓紅茶店(メインページ)へ。
電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



遅ればせながら(←ちょっと違う)−2004.04.06 (Tue)
2004年4月4日をもって、雪窓紅茶店は6周年を迎えました。
いつも遊びに寄ってくださる方、たまたま迷いこまれた方、
すべてのお客様に感謝ですv


……ここで「もうとっくに過ぎてるじゃないか」というツッコミは禁止です(笑)。

いや、忘れていたわけではなく、何故かてっきり4月8日だと勘違いしていたのです。
(↑それって「忘れてる」というような…ι)
一応確認しようと思って、今日「改装記録」を開いたらびっくりでした(笑)。

で、昔なら「〜周年プレゼント」とか企画をやっていたのですが、
この頃は、そんなとりたてて企画ものもやらずに、いつも通り過ごそうと思ってます。

何だか、その方がこのお店にふさわしい気も、したりして。


ひんぱんに更新するわけでもなく、さりとて完全に放置されてるわけでもなく。
年々お客さんが増えてるわけでもなく、さりとて減ってるわけでもなく。
そうして、大きな改装を加えるでもなく、いつ来ても変わらないままで。

……そんな、時が止まったような、変わり映えのしないままの状態で、
6年も続いてる個人のサイトなんてそうそうないだろう、と思うのです。
(…それって誇りに思うことなのか、という問題はともかく^^;)


個人的に、サイトって作ってる本人が(も)楽しいことが、
続いてゆく前提条件だと思ってます。
だから、あんまり無理を感じるようだったら、ペースはおとすべきかな、と
6年目にして掲示板を一時中止した時に、つらつらと考えてました。

このお店の裏目標と楽しみ(?)は、
しばらくここから離れてた方が、ふと思い出して久しぶりに立ち寄ってくれた時に、
「変わってないなぁ、このぐーたらオーナー」と
苦笑いを浮かべつつ懐かしさを感じてもらうことだったり(笑)。

なので、今後も変わり映えなくぐーたらとマイペースで続けていこうと思います。

そして、何よりサイトを続ける楽しさの源が、
こんなところまで読んでくださる(笑)、皆様がいてくれる、こと。
相変わらずですが、7年目もよろしくお願いいたしますm(_ _)m



さてさて、5月コミティアの参加案内が届きました。
スペースは「雪森古書店」でK-10b。YOICHI君との合体スペースです。
ふと気が付いて、書きかけのおはなしのファイルの更新日付をみたら、
なんと2月で止まっていたり(爆)。まずはリハビリからはじめなくちゃ、かも。

こちらのおはなし書きも、無理はせずにのほほんと頑張ろうかと思います。
その余波で、ちょっといろいろ滞ったらごめんなさい。



うららか−2004.04.01 (Thu)
仕事から帰ってきたら、桜の花がまだ眠っている遠くから、
色鉛筆で絵が描かれた一枚の葉書が届いてました。
思いがけない贈り物、すごく嬉しかったですーv
ありがとうございました(^^)
季節はずれの花を咲かせた『桜』から、もう半年近く時が巡って
いつの間にか本当の桜の季節になっていたり。

と、言うことはもう次のコミティアが近い、つまり締切が近い、と……。
ここのところ副業がずっとてんてこまいで、全然おはなし書きが進んでなかったのですが、
少し落ち付いたので、そろそろ本腰を入れないと。


……とか言いながら、おはなしも書かんと、もう日付も変わった真夜中に、
夜更かしして紅茶とキャラメル・ポップコーンなぞつまみながら、
買ってきた大好きなコミックを読んでるこの頃(…)
何だか、ささやかに幸せな時間だったり。

しかし、こんな真夜中に紅茶2杯分のカフェインを摂りながら、
おふとんに入ればCDの1、2曲目でもうぐっすり眠りに落ちてしまう
自分って、我ながらぐーたら極まれりだと思いつつ(笑)。

そんなこんなで、ささやかな幸せとあふれる眠気を重ねながら
うららかな日々を過ごしてます。(もちょっと忙しくなければなー)

先週末のましゅまろのライブのこととかも書きたかったのだけど、
眠いので(…)今宵はこの辺で。



みぞれ混じりの土曜日−2004.03.21 (Sun)
久しぶりに、『honoka』や『small is beautiful』といった
未森さんの最近のアルバムを聴きながら、
とある方からお借りした『空耳見聞録』をぱらぱらとめくってます。
これぞ温故知新(ちょっと違う……ι)

「遊佐未森のいる風景」と副題のついた、この『空耳見聞録』、
箱入で布張りの表紙に、金色の箔押しの文字と、とにかく本の装丁がすごく凝ってます。
少し古めかしいオルゴールのような(?)書体に、「チロル堂ブックス」の印といい、
何だか、まるで未森さんの初期のアルバムに納められた、
円里至さんやソラミミ音楽楽団長の出てくるおはなしの世界から
届いたみたいな本、です。

古本屋さんに行くたびに、「ないかなぁ…」と思って探しているのですが、
さすがに全然見つからなくて。
でも、現物を手にした今、ますます欲しくなってて困ったものです(笑)

そのアルバムの中のおはなしが全部収録されていたり、『ハルモニア語辞典』と
銘打たれた用語辞典が載ってたりと、読み応えもあるこの本、
少しずつゆっくり頁をめくっていこうかと、思います。


この季節になると、何だか妙に未森さんの中期から最近の曲が聴きたくなります。
『たしかな偶然』とか、『生活のプリン〜life pudding〜』とか『ポプラ』とか。
♪季節のせいじゃなくて なんだかへんね
……じゃないけど(笑)、やっぱりふんわり暖かくなってゆく、
新しい季節と何処かマッチするものがあるのかなぁ、と思ったり。

…と言いながら、今日は冷たい雨が降りしきる、まるで冬が戻ってきたような日でした。
埼玉の方じゃ雪が降ってたそうで、せっかくなら東京も降ってくれればなぁ、と思いつつ。
空気も寒くて、吐く息も白くて。

でも、そんな日だからこそ(?)、温かいお茶が美味しくて、
ゆっくりと流れるお茶の時間が、何だかとても幸せだった、みぞれ混じりの土曜日でしたv





<< Prev  * ◇ * Next >>  

Thanks to Az* for script