♪天晴れ〜 天晴れ〜 大地の天晴れ! (↑頭の中に残って、ぐるぐるリピートしてるらしい・謎)
……と言うわけで(何が?)、先日須藤真澄さんの 初期作品徹底救済蔵出作品集「マヤ」を入手して、のんびり読んでました。 この本は、過去の単行本に収録されなかった分の、残った10の短編や 古いイラストを全て集めて納めた、ご本人作の同人誌(笑)。 でも、書店流通しているのでコミックの多い本屋さんなら入手可能です。 オビの「もう、逆さに振ってもでません」のコピー文句にちょっと笑いつつ(笑)。
あまり内容に触れてしまうとネタバレになってしまうので、 須藤真澄さんの本をご存知な方でないとわからない表現になってしまって 申し訳ないのですが(まあ身内はみな知ってるしな……) 個人的には「電気ブラン」みたいな風になるのかと思っていたのですが、 読んでみたらどちらかというと「子午線を歩く人」の頃の雰囲気に近かったです。 アキラちゃんも再登場してるし(笑)。 (関係ないけど、「子午線を歩く人」の「今宵楽しや」という短編が 須藤真澄さんの短編の中で一番好きなのですv)
その「マヤ」の作品のひとつに「雪魚の棲処」という短編があるのですが。 この短編、先程話した単行本「子午線を歩く人」の中で、 予告の1コマだけ載ってて、肝心の本編は何処にも収録されていないという ずっと謎に包まれていた短編なのでした。 (一説には、予告だけ描いて原稿は落とした、との噂も・笑)
以前にもこの電気ストーブで書いたかも、なのですが、 私の本作りの時のP.Nの「中里雪魚」は、この短編の題名から頂いているのです。
「ゆきな」って言葉の響きがいいなぁ、と思って。加えて私、雪好きだし(笑)。
で、じゃあ「雪魚の棲処」ってどんな話だろうと思って、 予告を裏切って絶対に変な話に違いない(笑)……と予測しつつ、 今回の「マヤ」に臨んだのですが……
……ネパール(?)を舞台にした、まともに、いいおはなしでした…… ……予想が外れたっ(笑)。 「さかな 遠くまで行こう」……の呼びかけが好き。
……まあ、本編に一度も「雪魚」という言葉が出なかったのは置いておいても(笑)
あとがきで、何故最後まで収録しなかったかの10の理由が書いてあって、 どの理由がどの短編のだかはご想像におまかせします……となっているのですが、 多分、このはなしの理由は「時期を逸した感は否めないな」…… だと見てるのですが、果たして。
ということで、「雪魚の棲処」がどんなおはなしだか知りたい方は、どうぞ(笑)。 あ、YOICHI君は必修ということで(←名指しかい・笑)
***
それから。 ここのところ、CDやケーキ、チョコ……と、思いがけない贈り物が届きましたv 何ともびっくりして、嬉しくて……ここのところ少々沈み気味だったのですが、 すこし元気を頂けました。あらためて、ありがとうございます〜。
実際にはほとんどお会いしたことのない方々との、こんな繋がりって、 本来このホームページや、サークル活動がなかったら生まれようもなかったはずで 何とも不思議な感じがします。(まさに『銀河通信』のような……) 時には徐々に途切れてしまったり、不意に亡くしてしまうこともあるけれど、 こんないくつものささやかな繋がりを、大切にしていかなきゃ、と思います。 (あー……まあ、もちろん日常会ってる友人達もなー、と一応言っておこう・笑) と、こんなとこまで読んでくださっている皆様にも、感謝を込めつつ。
……とか言いながら、メールなどなどいろいろと滞りまくっているのは どーいうことだ、ぐーたらオーナー(爆)。 仕事とイベント準備でわたわたしてしまっていて、申し訳ありません〜。
しかも予測通り、今週末のコミティアでは、新刊はなかったり……(涙)。 それでも、ティア初売りの『桜』や、いつも数が少ない『harvest rain』なども 持っていきますので、会場に行かれるかたは、是非立ち寄っていってくださいませv |