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電気ストーブ−Memo
 店の傍らには、古い造りだが一応は電気式の、小さなストーブが置いてある。

 ストーブの上には、使いこまれた真鍮製のやかんが乗せられ、口から白い湯気を漂わせている。

 どうも、お湯を沸かせる仕組みになっているらしい……

 ……と思った瞬間、やかんが勢いよく、汽笛のような高い響きを店中に響かせた。

「どれ、お湯も沸いたみたいだし、休憩にするとしようか。」

 やかんの知らせを待ちわびていたように、店主が伸びをして、店の奥から出てくる。

「お茶を淹れるから、一緒に一服、どうだい?」

◆ * ◇ * ◆

ここでは、イベントレポートとか新刊の作成状況とか、サークルに関わること……

……だけではなくて(笑)、近況とか、音楽のこととか、つれづれごとを

ふと気が向いた時に書いていく、つれづれページです。

……普段全然気が向かずに、修羅場時だけ気が向きまくる可能性も高いですが(笑)


◆ * ◇ * ◆



一応生存証明をば。−2003.09.26 (Fri)

「ねえ、あんた裁断機持ってる?」
……普通、一般家庭の個人の部屋に、オフィスなんかにあるような
裁断機があると思いますか、姉上……?

……いや、あるんだけどさ(笑)。


……と何食わぬ顔で前回の続き(?)を書いてみてますが
気がつくと1ヶ月くらいここも更新が止まってたり。
予測通り、9月は副業が鬼のように忙しくて、どうにもこうにも
文を書く余裕すらなくて……。掲示板も開店休業中で申し訳ないです。
その忙しさもピークを越えて、物理的な忙しさから精神的な忙しさに
移行しつつあります(それはそれで……苦笑)
でもこれを抜ければライブ月間。もうひといき〜。

取りあえず第1弾として、遊佐未森さんのコンサートに行ってきました。
でもって週末は、ざばからくじらっと。


本当はもうちょっと書こうと思ったのですが、
お風呂からあがったら、たまたまハイビジョンで『アメリ』をやってて
気がついたら最後まで見てしまったので、今夜はこのくらいで。



そして夏の終わり。−2003.08.31 (Sun)
今日は8/31、学生さん達は夏休みの最終日で……
……ところが、とうに夏休みの日々は遠い昔となった創作同人さんは、
コミティアで夏の終わりを感じるのでありました(笑)。
と、いうわけで、本日のCOMITIA65で雪森古書店にお立ちよりくださった皆様、
ありがとうございました。

おかげ様で、新刊『harvest rain』は持ち込み分完売(もともと少ないけどね)、
また、『そらとぶゆめ』も本日をもって販売完了、となりました。
オフセットの本が完売するのは何だか感慨深いものがあります……。
(ちなみに、本当に極少数だけ残ってますので、手に入れてみたい、という方は
こっそりと通販のメールをどうぞ・笑)

夏祭りでは女性のお客さんの比率が多かったのですが、
ここコミティアでは逆に、圧倒的に男性のお客さんの率が高かったです。
さすがコミティア……(?)、というか少年創作側の階に配置されたから、かも。
配置からして、今回は売れないかな……と思っていたのですが、
TRCパワーのおかげか、思ったより好調な売上を記録しました。
あと、3種の本を持っていったのですが、3種類ともまとめ買い、という方が
多かったです(逆に、リピーターの方がいないということかも^_^;)
少しでも、楽しんでくださるといいなと思いつつ。

今回は、身内含め友人・知人が誰も居なかったので少々さびしくて暇でしたが、
わりと本も買いにいけたし、楽しかったです。
次回イベント参加は11月のコミティアの予定。
イベント月間の8月の次は、仕事漬け月間の9月が来ます……
……でも9月末から10月は、怒涛のライブ月間! それまで頑張るのだ、うん。


閑話。
家族で晩御飯を食べていたら、どんな話題から思い付いたのやら、いきなり父上が……

「そう言えば、お前の作ってる詩集は売れてるのか?」
……父上、「詩集」じゃないです……。

「じゃあエッセイか?」
……それもちょっと違う……。

「あら、手紙とかで注文をもらってから作るのよねぇ?」
……母上、あなたは私宛てに届く通販の手紙をチェックしてるんですかい……?
(さすがに封が切られてたことはないですが)

……とまあ、いきなり本作りに言及されまくって冷や汗ものでございました^_^;
まあ、隣の部屋でプリンター動かしてたり、ホッチキスの音が鳴り響いてたり
表紙の欠片が散らかってたり(笑)、妙に大きな荷物持って朝早く出かけたりと、
状況証拠はいっぱいあるのですが(笑)、面と向かって言われると、ねぇ(苦笑)。
別にやましいもの書いてるわけではないですが、照れくさいものではありますゆえ(笑)。
まあ、「いい歳して……」とか言われないだけ恵まれてはいるのですが。

……あ、今自分自身で書いててダメージ50ポイント(笑)。



「書き休暇」の顛末と夏祭り。−2003.08.21 (Thu)
ひとつずつ順番に、ということで、新刊情報の次は電気ストーブなど。

まずはコミックマーケット64で、雪森古書店のスペースに来てくださった方、
ありがとうございました(^^)
何とか新刊『harvest rain』を持って行くことができて、狼は来なかったわけですが
(「またかよ!」という声が聞えそう……)
今回は本当にきわどかったです……。前日になってまだ原稿が書きあがってないなんて
はじめてだよ……。8/10の電気ストーブにて書いた、ぐっすり寝てる自分に
「その昼寝の時間よこせ!」と言いたい気分でした(笑)

結局、完成したおはなしのファイルサイズは68K(笑)。
単体のおはなしでは最長不倒だった『東京の空の下』(43K)を、遥かに乗り越えての
恐ろしく長いおはなしになってしまいました……。
ストーリーの起伏は全く無いのに、何故こうなる……余計なこと書きすぎなのかなぁ、最近。

で、編集したらA5で50ページ、この時点で「これはまずい!」と直感したのですが、
夏祭り当日の早朝、後には引けず、カラープリンタで印刷開始。

……2冊分で、インクカートリッジが1つ使い切る……(涙)。
みるみるうちに山となる空インクの山に、もう笑うしかない状態でした(笑)。
この本、少量生産しかできません、ええ(笑)。
で、あとは現地でゲージパンチャーをがっちんがっちん言わせながら(はた迷惑!)
製本してました、とさ。


夏祭り当日は、売上はそこそこでしたが(他のイベントに比べると破格!)
何より、嬉しい言葉を沢山頂けて、幸せでした。
前回のコミケで本を買って、良かったからまた来て下さる
お客さんが多かったのが、嬉しかったです。
『そらとぶゆめ』は結構気に入ってくださる方がいるみたい。

その中でも、本を読んで、それで初めてZabadakのCDを買って、
しかもはまって下さった方がいらしたのは、もうZabadakおはなし書きの冥利に尽きました〜。
雪窓紅茶店がきっかけで、Zabadakを聴いてみてくださった方がいらっしゃった時も
もの凄く嬉しいのですが、ましてやイベントで本を手に取ってとは……!
本当にありがとうございました。

後は、他のスペースで売り子をしていた友人が、
私が出て買い物している間、代わりに私のスペースに売り子に来てくれたり、とか
(店を無人にしてたら「だめじゃないですか!」……と諭された(笑)。サンクスです)
終了間際の3時ごろに、不意打ちでスペースに来て頂いて、おかしの差し入れを
してくださった方とか、
(美味しく頂きました〜。一部は後でお酒のつまみになったという噂も・笑)
感謝も一杯です。

何と言うか、イベントの醍醐味というか……楽しかったです。
翌日、身体はぼろぼろでしたが(笑)。


で、「冬の申し込みが終わるまでが夏祭りです」ということで
冬も、創作(少女)スペースで申し込みました。
なるか、4連勝。





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