番外編「スマイル娘 in 帝劇寄席 with 紅蘭」





投稿者: かとおおお @ 202.228.225.78 on 98/4/20 22:33:03

In Reply to: 「続・スマイル娘が行くっ!!」(6話ネタばれ・長文

posted by かとおおお @ 202.228.225.78 on 98/4/15 18:11:28

帝都・銀座。帝劇寄席。

「やっほー。李紅蘭でーす」
「野々村つぼみです。スマイル娘って呼んでください!」
「スマイル娘やなんて、なんや『かしまし娘』みたいやなァ」
「『ハァ〜、ちゃっきりちゃっきり、ちゃっきりな』ですね!」
「アホ! それは『ちゃっきり娘』やないか。こんなとこで大ボケかましてどうすんねん。台本間違えたらあかんで」
「あ〜〜っ、すみません!」
「まあ、新人やからしゃあないなァ。ところでトリオ漫才いうたらボケとツッコミとウナズキがおるんがお約束や」
「そういえば昔『うなずきトリオ』というのがいましたよね」
「そうそう。ビートきよしと島田洋八と、あと一人は」
「内山田ひろし!」
「ちゃうわいっ!! それはクールファイブのリーダーやないか。そうやなくて、『欽どこ』に出てた人や」
「ああ、見栄晴くんですね」
「ちゃういうてんやろ!! まァ、雰囲気は似とるけどな(笑)。脱線はええかげんにして台本に戻ろか。
 ほんなら4人いたのになんとかトリオって名前つけてたの誰か知ってるか?」
「てんぷくトリオ!」
「ちゃうっ!! なんでそんな古いの知ってるねん!?」
「まんぷくトリオ!」
「もうええっちゅうねん!! 正解は『チャンバラトリオ』や」
「あの『体力の限界に挑戦する』ってやつですね」
「そりゃ『爆笑寄席』や。アホの坂田がバケツで水かけられるんやな」
「♪アホー、アホー、アホの坂田ァ、って歌がありましたよね」
「そうそう。♪アホー、アホー、アホの坂田ァ」
「♪アホの坂田アホの坂田アホの坂田アホの坂田、アホのさ〜か〜た〜(笑)」
「そうやそうや。あんたなかなか歌うまいなァ」
「えへっ、帝劇のキダタローと呼んでください(爆)」
「おっ、ほんならキダタローの作った歌、歌ってんか」
「一目会ったその日から、恋の花咲くこともある!」
「そりゃ歌やないで」
「ごまんえん、ななまんえん、じゅうまんえん、運命の別れ道(謎)」
「そんなん古すぎて誰も知らんがな(笑)」
「さかなやの、おっさんが、驚いた。ギョ」
「なんで急に『あのねのね』が出てくんねん」
「あれ? 『ザ・パンダ』の方がよかったですか」
「いつのまに『ヤング・オーオー』の話題になったんや」
「あっ、それ、カーケーフ、カーケーフ」
「売れてへんころの明石家さんまのギャグや。なつかしいなァ」
「オレ、身体弱いねん!」
「これも売れてへんころの島田紳助のギャグやな」
「くっさ〜、えげつな〜」
「おっ、今度は岡八郎やな。吉本新喜劇や」
「よーしよーしよォーし」
「マイナーな船場太郎や(笑)。しかしよう知っっとるなァ」
「えへっ、勉強しましたから。紅蘭さん、リクエストしてください。誰のギャグでもOKですよ!」
「ほな、ザ・ぼんち!」
「そぉ〜〜なんですよ、川崎さん」
「人生幸朗!」
「まあ皆さん聞いてください・・・かあちゃんゴメン!!」
「やすし・きよし!」
「『おいこら、そこの目ェ』『誰が目やねん!』」
「レッツゴー三匹!」
「『ジュンでーす』『長作でーす』『三波春夫でございます〜』バッチーン!!」
「オール阪神・巨人!(関東では巨人・阪神)」
「えっ!?」
「阪神・巨人や。知らんはずないやろ」
「スマイル・スマイル!」
「そりゃ、あんたのギャグやんか」
「それでは皆さん、ご〜きげんよ〜♪」
「あっ、どこ行くんや。まだ終わってへんでぇ。お〜い・・・・・・」


紅蘭ファンの撞鐘Boyさんの「レッツゴー三匹」の一言から生まれた漫才です。
なんかなつかしものばかりで読む人を選ぶ漫才になってしまいましたね(汗)

さて、もうこれでスマイル娘ネタはおしまい・・・・・・かな?




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