ワインに手を出した
        

ワインに目覚めて27年。

おいしいワインを飲んでみたい。味わってみたいという一途な心。

自己流かつ主観的に飲んで感じたことを記していきますので、おかしなところなどあったら教えて下さい。

最終更新日:2025年8月24日
(土日祝に更新)

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今までの金賞ワインたち

評価の一応の目安は、
・・・探してでも買うべし SILVER・・・売ってたら買うべし BRONZE・・・お金があったら買うべし
NOTE・・・飲みたい日なら買うべし  SKELTON・・・買うべからず



2025年8月のワイン

2025年7月のワイン



8月22日

Terres de Maribelle 2022/Vin de France(テール・ドゥ・マリベル/ヴァン・ドゥ・フランス)
規格的にはVin de Franceという最下級のものだけど、質的にはなかなかのもの。表記はないけれど、リムーのワインのようです。肉厚なぶどうに胡椒のスパイスを加えた味。果実味100%だけど辛口中の辛口。少しドーピングっぽさがあると思ったら、アカシア入りでした。アルコール14.5%。74点。セラー専科のフランス赤ワイン5本セット5900円(2025/8/1)。単品価格は1298円。

8月20日

Silaba Organic Brut/Vino Espumoso Gasficado Blanco Brut(スィラバ・オーガニック・ブリュット/ビノ・エスプモーソ・ガスフィカド・ブランコ・ブリュット)
ブラン・ドゥ・ブランの表示はないけど、色は明らかに白ぶどう。酸味を中心に苦味や渋みもあり、バランスの良いスパークリング。シャンパーニュとは違うけど、ほんのりとした甘味もほどよい重みもある。期待してなくてごめんなさい。普段飲みにはとてもよいスパークリング。74点。うきうきワインの玉手箱の日曜スパークリング6本セット5478円(25/8/10)。単品価格は1080円。

8月19日

Fuligni Ginestreto 2021/Rosso di Montalcino(フリーニ・ジネストレト/ロッソ・ディ・モンタルチーノ)
重めのミディアムボディーで、しっかりとしたコクがある。ぶどうの果実味にブランデーをいれたような感じで、ヴォトカの「スタルカ」の香りがする。重くはないのに、余韻たっぷり。ブルネッロには質的におよばないにせよ、普段飲みとしては贅沢なワイン。77点。ウメムラの4本セット11000円(2025/7/1)。単品価格は5500円。

8月16日

M. Haslinger & Fils/Epernay/Champagne(アスリンガ/エペルネ/シャンパーニュ)
黒ぶどうがしっかり入っていることがわかるシャンパンゴールド。酸味、苦味が効いているブリュットだけど、それにつづいて上品な甘さがジワリと口のなかに広がる。作り手の個性なのか、大手メゾンが多いエペルネだからかはわからないけど、最終的にはバランスよく着地するのはお見事。81点。ウメムラの4本セット11000円(2025/2/1)。単品価格は7700円。

8月15日

Gheppio 2014/Ca’ de Noci/Emilia Rosso(ゲッピオ/カ・デ・ノーチ/エミリア・ロッソ)
バナナやニッキの個性的な香り。構造がしっかりしているところはボルドーみたい。総合的にはルシオンのゴビーを思い出させるワイン。力強いとまではいえないでも若々しくしっかりとしたコクがあり、ラベルをみて2014年産と知り驚いた。しかもいまどき珍しい12.5%。ラトゥールなんかも少し前まで同じ度数で立派な構えのワインを作っていたし、アルコール度数でヴォリューム感やワインの大きさが決まらないことを教えてくれる。80点。ウメムラの4本セット11000円(2025/8/1)。単品価格は3960円。

8月14日

Chevalier Delaude 2022/Languedoc(シュヴァリエ・ドゥロード/ラングドック)
ラングドックのワイン。張力があり、酒質はなめらか。重みがあり(アルコール15%!)、バラの香りに梅の酸味という個性豊かな味。少し収斂性がありまだ熟成途上かもしれないけど、いま飲んでも楽しめる。80点。2000円以内なら銀賞。セラー専科のフランス赤ワイン5本セット5900円(2025/8/1)。単品価格は1980円。まとめ買い(12本)価格は1350円。

8月11日

La Giuvna 2019/Tere Ruse/Mombaruzzo(ラ・ジュヴナ/テーレ・リューズ/モンバルッツォ)
酒質はとてもなめらかで、粒子の細かいのがわかる。だから質の高いワインということはわかるけど、品種が皆目見当つかない。で、販売店サイトをみると、ピエモントのワインで、ぶどうはバルベーラ100%。寡黙な感じで柔らかい苦味を包むような滑らかな酸味が印象的で、高級なキャンディーみたい。ウメムラの4本セット11000円(2025/8/1)。単品価格は3960円。

8月9日

Alderac Blanc de Blancs Brut/Vin Mousseux(アルデラック・ブラン・ドゥ・ブラン・ブリュット/ヴァン・ムス)
ほどよい酸味、ほのかな甘味。そしてしっかりしたボディー。特徴はないけど、アペリティフとしてちょうどいい。セットにこれが入っていたらうれしいスパークリング。75点。ヴェリタスのスパークリング6本セット5780円(2025/7/1)。単品価格は1890円。

8月8日

Chateau Haut D’Auriolle 2020/Bordeaux(シャトー・オ・ドリオル/ボルドー)
飲みごろで、よくこなれたボルドー。カベルネ由来の果実の苦甘さを楽しむワイン。苦いけどタンニンの角は丸いく、飲み口はミディアムで飲みやすい。ACボルドーとしては理想的なワイン。77点。セラー専科のフランス赤ワイン5本セット5900円(25/8/1)。単品価格は不明。

8月6日

Veuve Oudinot Brut/Landiras(ヴーヴ・ウディノ・ブリュット/ランディラ)
フランス産のスパークリング。本社はフランス南西部のランディラのようだけど、どこのぶどうを使っているかはわからない。でもパイナップルの甘味、梨の渋みにグレープフルーツの苦味を楽しめるワンランク上のスパークリング。フルボディー。でもアルコールは11%。複雑さや立体感こそないけれど、廉価版シャンパーニュといわれても納得する。79点。ヴェリタスのスパークリング6本セット5780円(2025/7/1)。単品価格は1890円。

8月3日

Herve Malraud Extra Brut/Mandois Pierry(エルヴェ・マルロ・エクストラ・ブリュット/マンドワ・ピエリ)
夏の週末はシャンパーニュということで。何度か飲んだことのある銘柄。エクストラブリュットだけど極端な辛口ではなく、普通のBrutの範囲内。やや苦酸味が多めという感じ。全体的なバランスはよく、ルイ・ロデレールを思い出す。突出したおいしさはないけれど、間違いのないシャンパーニュ。80点。ウメムラの4本セット11000円(2024/11/1)。単品価格は5280円。

8月2日

Charmer Reserve Pinot Noir 2020/South Island(チャーマー・リザーヴ・ピノ・ノワール/サウス・アイランド)
ラベルをみるとブルゴーニュでないことはわかるけど、ACブルっぽいワイン。色とか苦味とかほどよい軽さとか。実はニュージーランド。同じピノでも濃さや力で勝負する新世界とは明らかに違う。普段飲みのピノとして覚えておきたい銘柄。74点。京橋ワインのピノ5本セット7980円(25/7/15)。単品価格は2178円。

7月30日

The Master Selection Pinot Noir 2020/Monterey Central Coast(ザ・マスター・セレクション・ピノ・ノワール/モントレ・セントラル・コースト)
ピノのセットを購入して何本か飲んだけど、今回初めて「うん、この味」と思った。新大陸ピノが続いたからか、儚さがいい。でがらしっぽい薄暗い小豆色に、樽でもタバコでもない焦げた味。飲んだ感じではブルゴーニュ度80%。張力が強いところが新大陸っぽいなと思いラベルをよくみると、カリフォルニアでした。2000円台前半の安ブルゴーニュよりこっちの方が好き(と思ったら結構な単品価格)。80点。京橋ワインのピノ5本セット7980円(25/7/15)。単品価格は3608円。

7月27日

Chateau Cap de Faugeres La Mouleyre 2016/Castillon Cotes de Bordeaux(シャトー・カップ・ドゥ・フォジェール・ラ・ムレイル/カスティヨン・コート・ドゥ・ボルドー)
カップ・ドゥ・フォジェールのスペシャルキュヴェ。カップは何度も飲んできたけど、これは別物。フルボディーで苦味がじわりとくる。といってもタンニンはまるく、初期の飲みごろ。はじめはプルーンやブラックベリーなど黒系果実っぽいけど、だんだんバナナやメロンの酸味や果実の甘さがでてくる。そして血のような鉄分。質の高いワインだけど、革の香りのする格付け貴族ワインというより、ボーモンとかのブルジョワに近く、その上位。80点。うきうきワインの玉手箱の福袋6本セット11000円(25/3/1)。単品価格は5478円。

7月26日

Marquise Des Roches Brut/Vin Mousseux(マルキーズ・デ・ロシュ・ブリュット/ヴァン・ムス)
再稽古の銘柄。名前は立派だけど、あまり個性がないスパークリング。苦味と酸味が半々くらい。甘さはほとんどないけれど、苦味や酸の裏にあることはわかる。ということで、「個性がない」とは「バランスがいい」ということの別表現であります。「フランス産スパークリングワイン」というイメージをよく体現しているともいえる。郵便番号がないのでフランスのどの地域かはわかりません。72点。ヴェリタスのスパークリング6本セット5780円(2025/7/1)。単品価格は1890円。

7月25日

Richland Pinot Noir 2024/South Eastern Australia(リッチランド・ピノ・ノワール/サウス・イースタン・オーストラリア)
確かにピノノワールの味だけど、かなりな大味。南米のようなチェリーと張力満杯のピノじゃないけど、ブルゴーニュはもちろんのこと、ヨーロッパ産のような繊細さを感じさせるピノではない。だから消去法でオーストラリア?と思ったら正解。とはいえオーストラリア独自の果実の魅力はない。ピノという品種がおいしいのではなく、美味しいワインは作り手のおかげであることを再認識。71点。。京橋ワインのピノ5本セット7980円(25/7/15)。単品価格は2068円。

7月24日

Eco Balance Pinot Noir 2023/Emiliana(エコ・バランス・ピノ・ノワール/エミリアーナ)
以前に飲んだ記憶があるけど、印象に残っていない。チリのピノで、先日飲んだErrazurizとくらべるとやや単調度が強い意外に有意な差を見出せない。同時にあけて比較しないと私には違いがわからない。ピノの特徴は確かにあるので、1000円以下なら悪くないです。70点。京橋ワインのピノ5本セット7980円(25/7/15)。単品価格は638円。

7月21日

Poilvert-Jacques Brut/Talus Saint Prix/Champagne(ポワルヴェール・ジャック・ブリュット/タリュス・サン・プリ/シャンパーニュ)
柔らかい苦味を舌先で味わいながら、クリーミーな発報による口内バブルを楽しめる。そしてお約束のブリオッシュ香と上品で残り香のような甘味。決してバランスのよいシャンパーニュではない(苦>酸)けれど、シャンパーニュといえばこの銘柄があれば十分と思わせる魅力がある。今回はずいぶん値上がりしちゃった値段で購入したけど、3000円台前半で踏ん張ってくれという思いをこめて銀賞。81点。ヴェリタスで3290円(25/7/1)。

7月20日

Aconcagua Cuvee Pinot Noir 2022/Aconcagua(エラツリス・アコンカガ・キュヴェ・ピノ・ノワール/アコンカガ)
チリピノ。予想とおり新世界ピノの味。張力が強く、はっきりとしたチェリー味。良し悪しはともかく繊細とは正反対のストレート味。1000円前後ならアリです。72点。京橋ワインのピノ5本セット7980円(25/7/15)。単品価格は1958円。単品価格での購入はナシです

7月19日

Le Bousset Blanc de Blancs Brut/Vin Mousseux(ル・ブセ・ブラン・ドゥ・ブラン・ブリュット/ヴァン・ムス)
グレープフルーツの苦味とレモンの酸味とくれば、カバ。でもヴァン・ムスでした。違いはやはり甘さかな?いわれてみると、ブリュットの範囲内ながら糖度が結構ある。上品さのある甘味じゃないのでシャンパーニュと間違えることはないけど。73点。ヴェリタスのスパークリング6本セット5780円(2025/7/1)。単品価格は1890円。

7月18日

Chateau Galochet 2018/Bordeaux(シャトー・ガロシェ/ボルドー)
2018年産の優良ACボルドーはいま飲みごろ。ボルドーらしい苦味や渋み、血のような鉄分、そしてブルーベリーやプルーンのような青黒系果実みといったボルドーの特徴といわれるものをすべて兼ね備えている。タンニンはよくとけているので、苦味や渋みはとてもなめらかで柔らか。裾ものなので繊細さはなく相対的には大味だけど、ボルドーの魅力を十分に楽しめる。76点。ヴェリタスの代表的ぶどう品種赤6本セット7180円(2025/5/25)。単品価格は1890円。

7月16日

Apotheose Brut Blanc de Blancs/Vin Mousseux(アポテオーズ・ブリュット・ブラン・ドゥ・ブラン/ヴァン・ムス)
今回のセットにはブラン・ドゥ・ブランが多いけど、どれもシャンパンゴールドで目でも楽しめる。焦げた味としっかりとした梨を中心とした果実味。ヴォリュームもしっかりで、泡がぬけて白ワイン状態になったとしてもおいしく飲めそう。75点。ヴェリタスのスパークリング6本セット5780円(2025/7/1)。単品価格は1890円。

7月15日

Lunatic 2021/Penedes(ルナティック/ペネデス)
セパージュはカベソ、メルロにウル・デ・レブレという聞いたことのない品種のスペインワイン。よだれの香り(笑)が印象的。エキス濃いめでテンプラニーヨの雰囲気。でも骨格がしっかりでなるほどボルドー品種だけのことはある。面白いワインではないけれど、1000円台前半ならアリだと思う。70点。ウメムラの4本セット11000円(2025/6/1)。単品価格は1760円。

7月12日

Chateau Belle Coline 2020/Blaye Cotes de Bordeaux(シャトー・ベル・コリーヌ/ブライエ・コート・ドゥ・ボルドー)
出自はわからないけど、アジと個性のあるワイン。例えるとトマトジュースとかもろこしアイス。ブラインドで飲んだらオーストラリアのシラーズと答えていた。実際はボルドーなので不明を恥じるばかりだけど、そういわれると確かに血とか鉄のニュアンスがある。とはいえここまで南国の厚い果実味が層のように感じられるワインはそうそうない。アルコールは14.5%。78点。ウメムラの5本セット16500円(2025/7/1)。単品価格は3410円。

7月11日

Charles Roselin Brut/Vin Mousseux(シャルル・ロスラン・ブリュット/ヴァン・ムス)
グレープフルーツの苦味という表現があるけれど、これは丸ごとグレープフルーツ。苦味だけでなく、みずみずしさや果実の酸味や苦味、もしかすると甘味もあるかもしれない。レモンの酸味やビール的な苦味もある。もう一つ特筆すべきは、たっぷりとしたボディーであること。シャンパーニュでは時々お目にかかるけど、それ以外のスパークリングでは経験したことのないフルボディー。80点。ヴェリタスのスパークリング6本セット5780円(2025/7/1)。単品価格は1780円。

7月9日

Corbelli Primitivo 2021/Puglia(コルベリ・プリミティーヴォ/プリア)
品種の特徴をよく反映していて、梅のような果実の甘酸っぱさを味わえる。ほかには黒い果実のニュアンスがいっぱい。でもいかんせん、前に飲んだラフィットの印象が口のなかに残っているので、舌触りなどかなり大雑把に感じられる。普段飲みとしては、もちろん合格点。74点。ウメムラの5本セット16500円(2025/7/1)。単品価格は1210円。

7月7日

Fallet Dart Anthocyane Rose Brut/Charly-sur-Marne/Champagne(ファレ・ダール・アントスィアーヌ・ロゼ・ブリュット/シャルリ・スュル・マルヌ/シャンパーニュ)
記念日なので、ロゼのシャンパーニュ。ロゼはこうあらねばならぬというような綺麗な色。味はビール系だけど粒子が細かく、まろやかさと繊細さがメリット。シャンパーニュならではの膨らみは十分あるアンメン、甘さ控えめでブリオッシュ香はごくわずか。飲みながら自問自答したのは、ロゼならではの「赤い果実の味と香り。」綺麗なロゼ色を見ながら飲むのでそう感じるのか、ブラインドでもわかるのか?ロゼと非ロゼのシャンパーニュを並べて試してみたら面白そう。82点。ウメムラの4本セット11000円(2025/5/1)。単品価格は8580円。

Lafite Rothschild 2002/Pauillac(ラフィット・ロートシルト/ポイヤック)
口に含むと、懐かしい味。ラフィットは22年に1999年ヴィンテージを飲んで以来。ラトゥールと同じく、ヴィンテージによる差があまりないように思う。2002年産はいまちょうど飲みごろ。優しいアタックと中庸の重さ。西洋杉、ダージリン、アンズやプラムなどのドライフルーツの香りに続いてなめし革というお約束のオリエンテーション。ボディはいつものようにミディアムで、粒子の細かさが他のワインを寄せ付けない。インパクトよりじんわりと凄さが伝わってくるワイン。90点。オーケストラワインショップで14700円(2005/6/19)。

7月4日

Cuevas de Arom Garnacha 2021/Calatayud(クエバス・デ・アロム・ガルナチャ/カラタユド)
見るからに暑苦しく、重そうなボトル。実は同じワインが去年7月の福袋に入っていたけど食指が動かず寝かせていた。でも今回1年ぶりにまた入っていたので、その日に開けちゃいました。飲み口は意外にも軽い。もちろんエキスやハーブの香り付けはしっかりというかべったりなので味は濃いけれど。そして馬小屋の香りが特徴的。自然派なのか?Aromという名の通り、というよりガルナチャなのでユリ、アケビ、ザクロなどの個性的な香り。変化球としてワイン会にもっていくといいかも。80点。銅。
ウメムラの5本セット16500円(2025/7/1)。単品価格は5720円。

7月3日

Cremant de Loire/Duc de Versigny(クレマン・ドゥ・ロワール/デュック・ドゥ・ヴェルスィニ)
ヴェルスィニ公爵の名前は聞いたことあるので、このスパークリングも飲んだことがあるはず。でも覚えてない。ビールのような苦さが味の中心(ほめことば)でレキがいい。でも(少し粗い)甘さがあり、柔らかく着地できる。これがカバとの違い。甘さが粗すぎると安っぽくなるけれど、これはその一歩手前。74点。うきうきワインの玉手箱のスパークリング日曜6本セット1298円(2025/6/1)。単品価格は1518円。

7月1日

Bastide Sobirana 2022/Cotes du Roussillon(バスティード・ソビラーナ/コート・デュ・ルシオン)
好みの産地のワイン。色は濃く、まるで黒ワイン。ブルーベリーとプルーンの青黒系果実の香りにきゅうりのキューちゃん(まだあるのか?)のニュアンス。エキスは濃く、飲み口は重く、フルーツ爆弾。洗練さよりやぼったさ優勢だけど、いいワイン。78点。京橋ワインの赤ワイン飲み比べ6本セット7678円(2025/4/17)。単品価格は1980円。


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