ワインに手を出した
        

ワインに目覚めて26年。

おいしいワインを飲んでみたい。味わってみたいという一途な心。

自己流・極主観的に飲んで感じたことを記していきますので、おかしなところなどあったら教えて下さい。

最終更新日:2024年5月5日

お手紙待ってます!

こちらまで
過去の記録
97年 11月12月
98年 1月2月 | 3月4月 | 5月6月 | 7月8月
| 9月-12月
99年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
00年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
01年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
02年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
03年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
04年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
05年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
06年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
07年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
08年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
09年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
10年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
11年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
12年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
13年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
14年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
15年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
16年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
17年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
18年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
19年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
20年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月| 10月−12月
21年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
22年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月 | 10月−12月
23年 1月−3月 | 4月−6月 | 7月−9月| 10月−12月
23年 1月−3月
今までの金賞ワインたち

評価の一応の目安は、
・・・探してでも買うべし SILVER・・・売ってたら買うべし BRONZE・・・お金があったら買うべし
NOTE・・・飲みたい日なら買うべし  SKELTON・・・買うべからず



2024年5月のワイン

2024年4月のワイン


5月5日

Nicolas Feuillatte Blanc de Blancs 2017/Chouilly/Champagne(ニコラ・フイヤット・ブラン・ドゥ・ブラン/シュイィ/シャンパーニュ)
レモンの香るシャンパーニュ。でも甘味が強めなので酸味はほどほどに感じられる。もちろんしっかりブリュット。大手メーカーらしくバランスがばっちりで安心して飲める。その枠を前提としたうえで、甘味がやや強調されているという意味です。78点。うきうきワインの玉手箱のシャンパーニュ3本セット11000円(2023/1/1)。単品価格は7984円←これは高すぎ。評価額としては、せいぜい6000円まででしょう

5月3日

Just Malbec 2022/Mendoza(ジャスト・マルベック/メンドーザ)
梅の甘酸っぱさ。ザクロのような苦味のある甘さ、そして若さくる力強さをあじわえる。味の複雑さとヴォリュームの強さがまっちしているという意味でバランスもいい。なので普段飲み用として文句はないし、リピートありの良質ワインだけど、なぜか人工的な明るさ(中華料理での味の素っぽさ)がある。さてはとおもって裏ラベルを見るとアカシア入りでした。今年の3月1日にも飲みました。75点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は1518円。

5月1日

La Closerie Saint-Vincent 2022/Bordeaux(ラ・クロスリ・サン・ヴァンサン/ボルドー)
おそらくメルロベースでとてもなめらか。裏ラベルをみると本拠地は北部のサントーバン・ドゥ・ブライエでした。ACボルドーは3年くらいで最初の飲み頃がくると経験的に思っていたけれど、これは収穫からわずか1年半で飲み頃。最近は若飲み用に作られているのでしょうね。プルーンやぶどうの果実のニュアンス。といっても甘さがあまり感じられないのはボルドーならでは。苦味と柔らかい渋みが中心でかすかに甘さがあるという作り。バランスがよく考えられています。74点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は不明。2017年ヴィンテージは1500円くらいでした。

4月28日

Avni Pinot Noir 2018/Eola Amity Hills/Willamette Valley(アヴニ・ピノ・ノワール/エオラ・アミティ・ヒルズ/ウィラメット・ヴァリ)
ピノとは思えないような深く暗いルビー色。底には澱がたっぷり。口に含むと確かにピノ。でも酸味より渋みや苦味が強い。香りはあまり開いていない。裏ラベルに「アヴニとは石という意味で、この渓谷の特徴は土と岩からでるミネラルの香り」とあります。味はいいけど、香りがこれでは楽しみが半分失われた気分。5000円を超えるワインとしては正直のところ残念。75点。ウメムラの福袋で5本16500円(2024/4/2)。単品価格は5148円。

4月26日

Terre Pietraia/Vino Rosso(テッレ・ピエトライア/ヴィノ・ロッソ)
果実味もあるけど、隙間にいらない詰め物がはいっているかのようで、味が荒くて曖昧。格付け的にはただのVinoだけあってものすごく平板。でも酸味のアクセントがあるので、立食パーティーで出されたらお代わりをすると思います。下のワインのダウングレード。飲む順番を間違えました。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は1188円。
と思ったらこちらのほうがわずかに値段が高い。NVだし、格下だし、なんで?

4月23日

Sangiovese 2022/Puglia/Milani (サンジョヴェーゼ/プリア/ミラニ)
ラズベリーの香りが漂い、青い果実の甘酸っぱい味でいっぱいの標準的なサンジョヴェーゼ。若々しく、よく開いており、うまくまとまっている。ボジョレだと軽いし、同価格帯の若いブルゴーニュだと酸っぱすぎるという難点があるけど、これは普段飲みとして文句なし。複雑さや深み、立体感、味の変化を求めるのはないものねだり。73点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は1078円。コスパいいです

4月20日

L’Heritage des Terrasses 2014/Cotes du Roussillon Villages(レリタージュ・デ・テラス/コート・デュ・ルシオン・ヴィラージュ)
ボルドーみたいなしっりした構造の上に青や黒系の果実味がひろがり、さらにバナナのような酸味が加わる。味に見合ったヴォリュームで、ボルドーとローヌの両方の良いところを楽しめる。個人的に好きな味のタイプです。ゴビーのムンタダによく似ている。10年たってちょうど飲み頃というのもプラスに働いています。82点。ウメムラの福袋で5本16500円(2024/4/2)。単品価格は3465円。

4月18日

Heritage Saint-Roch 2021/Pays D’0c(エリタージュ・サンロック/ペイ・ドック)
品種と地域特性の両方を兼ね備えたワイン。安いフランスのピノは薄くて押し出しの薄い印象がある。これはそうした先入観をいい意味で裏切る。色は濃く、タンニンこそ控えめだけどエキス分は強く、ローヌっぽい黒胡椒やスパイシーな味わいがある。その一方でラズベリーのような赤い果実味がはっきりと感じられる。これで複雑みや立体感があれば面白いワインだけど、残念ながら味もヴォリュームも平板でした。72点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は不明。

4月17日

Chateau Corin Merlot 2021/Suhindol(シャトー・コリン/スヒンドル)
ブルガリアの赤。チェリー、プラムとラズベリーの優しいアロマが香る。タンニンはほどほどで樽の香りも…というのは裏ラベルの説明。メルロだけどローヌっぽい雰囲気だと感じたのであながち嘘ではないけれど、ものはいいようだなとも思います。4年ぶりにひらかれた職場の親和会で。70点。

4月15日

Cuvee Prestigieux 2022/Cotes du Rhone(キュヴェ・プレスティジウ/コート・デュ・ローヌ)
2022年産のローヌ。びっくりするほどよくこなれていて飲み頃。青系黒系果実がよく溶けていて、黒胡椒とかのスパイスもアクセントになっていてよい。ジャムっぽさもある。いいローヌだなあと思いながら飲みつつ、妻の弟子であるエヴリンがくれたフランスのお土産「タイムのコンフィ」をゴルゴンゾーラにかけたものを食べるとワインが急に軽く薄くなっちゃった。マリアージュは重要だと思った次第です。76点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は不明。

4月13日

Mas Laval Les Pampres 2020/Pays D’Herault(マ・ラヴァル・レ・パンプレ/ペイ・デロ)
よくこなれていて、ほどよい力強さもあり、ちょうど飲み頃。味はローヌ的な青黒系果実と黒胡椒のミックス。そしてここちよいシトラス。ボディーはミディアムなので味が過剰な感じはしない。好みの味です。80点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は2530円。

4月9日

Chateau Pillebart 2021/Bordeaux(シャトー・ピルバール/ボルドー)
若いボルドーなのでどうかなと思いつつあけたら、しっかり早めの飲み頃。考えてみれば2021年といってももう3年前なのであたりまえですが。そういう意味では値段も含めて飲みやすいボルドー。カシス、浅めのプルーンの果実、鉄の味。セパージュの記載はないけどメルロ多めのような気がしました。75点。京橋ワインの「ちょっといい赤ワイン」12本セット12980円(2024/4/8)。単品価格は不明。

4月7日

Babich Syrah 2020/Hawke’s Bay(バビチ・シラー/ホークス・ベイ)
プルーンやチェリーなどの果実に葉の苦味や黒胡椒を加えたような、わかりやすいシラー。チリのシラーをさらに洗練させ、きめ細かい粒子で滑らかにしたような舌触り。そういう意味で少し高級感があるけれど、濃さで攻めたやや単調の味わい。飲み終わる間際にボトルをよくみると、なんとニュージーランド産。飲み慣れてるオーストラリアのシラーズとはずいぶん違うタイプ<いや、NJですから。78点。ウメムラの福袋で5本16500円(2024/4/2)。単品価格は2750円。

4月5日

Bourgogne 2002/Patrick Clerget(ブルゴーニュ/パトリック・クレルジェ)
22年もののACブルゴーニュ(赤)。ゲテモノの予感がするなかコルクを抜くと新しい。02-22と打刻されているので22年2月にリコルクされたものでしょう。グラスに注ぐと一面オレンジで古酒感たっぷり。口に含むと意外に強く(特に酸味)、しっかり生きていました。驚いたのはブルゴーニュならではの赤い実の香りがはっきりあること。時とともに落ち着いて、なめらかに。特別おいしい!というワインではないけれど、2002年が記念の年の方や時の経過を味わいたい方にはおすすめ。76点。ウメムラの福袋で4本11000円(2024/3/1)。単品価格は4180円。

4月3日

Domaine Bonal 2021/Cite de Carcassonne(ドメーヌ・ボナル/シテ・ドゥ・カルカソンヌ)
酸っぱく渋いけど、若々しく力強いワイン。ラズベリーとチェリー味。ブルゴーニュやボルドーのグランヴァンはいいけど、普段飲みとしてはこの味も負けてない。料理を選ばないし、ほどよい余韻があるのもいい。素朴だけど芯がしっかり。78点。加賀美さんからのいただきもの。

4月1日

Chateau Clauzet 2008/Saint-Estephe(シャトー・クロゼ/サンテステフ)
格付け外のワインなので、早めの古酒。でも意外なほど赤い実の果実香がある。腐葉土で包まれたミントや青い葉。そしてアンズのようなドライフルーツ。ウエットでオイリーな口あたり。ブレンドならではの複雑な味と香り。80点。ウメムラの福袋で4本11000円(2024/2/1)。単品価格は2990円。


レストランみてあるき
管理人プロファイル