プレイ中のゲーム(2004年)
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〜2001上半期 〜2001下半期 〜2002 〜2003上半期 〜2003下半期
全年齢対象
18歳推奨
18歳禁止 月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜 After... 〜SweetKiss〜 CloverHeart's
ななみとこのみのおしえてA・B・C はぁ・はぁ・テレパス 〜はじめてなのに超BINKAN〜
処女宮 〜栗毛の潮吹少女たち〜 君が望む永遠〜special Fandisk〜
お願いお星さま (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP PULLTOP)
プレイ開始 2004−11−14
プレイ終了 2004−11−21
主人公、天野 陽介(あまの ようすけ 名前変更不可)と、彼の家の両隣に住む二人の女の子、「倉橋 真朋」(くらはし まとも)と「橘 ひびき」(たちばな ひびき)は、幼い頃から何をするにも一緒だった幼なじみ同士。今から三年前、陽介が引っ越したため一緒にいられない空白の時間が生じたものの、また再会できるようにと三人が星に願ったのが奏功したか、再び彼がこの街に戻れた時、昔通りの関係に戻ったと、三人の誰もがそう信じていた。朝の弱い陽介を優しく&乱暴に起こしに来る幼なじみ’sのお約束な展開も当然として(笑)
ある夜、前触れもなく大量の流れ星が夜空に流れる。戯れに願いをかける三人。ところが実はこの流れ星、どんな願いでも叶えてくれる「願い星」。しかも既に何者かの願いが込められており、何の因果かその願いを叶えて貰うのは、陽介、真朋、ひびきの三人。しかもその願いというのが、純情な青少年なら赤面せずにはいられないほどのえっちな内容。(笑) 琴の元凶は、異世界の住人「ファルミリア=イストナーク」(通称ファム)とが作り出した星図版を、シルヴィア=シルヴァーナ(通称シルヴィ)が悪戯かました挙げ句、ファムとシルヴィが星図版の取り合いを展開、星図版が誤動作した結果と言うから、陽介達にしてみれば、まさに巻き沿いを喰らった形。
えっちな内容の願い故、叶えて貰うのを断りたい三人だが、強制的に願いを叶えさせようとする「おしおき星」の存在故そうも行かない訳で。と言うわけで願い事を強制的に叶えさせられる三人は、願いの内容が少しずつ過激になっていくその展開の中で、「ただの幼なじみ」から、三人の中に秘められていた互いへの恋心が少しずつ顕在化していく。三人の関係はどのような結末を迎えていくのか・・・と言った感じのドタバタファンタジー系ラブコメディ(笑)
本作は、PULLTOPのリリースした第三作目。前作「夏少女」は結構好評だったのですが、私自身は忙しさに紛れて未だプレイしておらず(^^; その調子なら本作も恐らくプレイすることはなかったでしょうが、先行者(ぉの情報より「幼なじみ二人ともお嫁さん」展開がデフォという素晴らしい情報を聞き、矢も楯もたまらずプレイするに至りました。(笑)バキ プレイをして「二人ともお嫁さん」がちゃんとした理由付けを成されていることに思わず唸らされ。もうちょっと早くプレイしておきたかったと悔しがることしきりのゆ〜ちゃん☆でありました。(笑)
ユーザーインターフェイス
ほぼ満足出来る出来。セーブ&ロードは、星呼びの儀式の時以外は随時行え、かつセーブ箇所も43カ所と十分にあり、また、クイックセーブやオートセーブも装備するなどの親切設計。ただセーブ&ロードを行うとき、わざわざメニューを出さなければならないのは煩雑故に減点。クイックセーブやクイックロードがウィンドウにあるのだから、一緒に付けておけば良かったように思いますね。既読MSGスキップ機能は勿論搭載、バックログ参照も声つきでOK。必要にして十分な構成ですね。
オマケ
CG鑑賞、BGM鑑賞、えっちしーんリプレイと標準的な構成。えっちしーんリプレイは、星図版を使うようにしているのは、ゲームの内容に即した構造でぐっどですが、いちいちクリックしないと内容が分からないのはちょっと問題かも。ポイントするだけでサムネイルが出てくるようにした方が良かったのでは?
BGM
サウンドチーム、ノーブランドサウンズによる作曲。突出した出来ではありませんが、ギャグシーンや、ラブシーン、緊張するシーンなど、シーンを良く盛り上げる曲作りに成功していると思います。気に入った曲は「たとえば手と手は繋ぎ合うためにあって」「もう一度、この場所で」といったトコですね。
なお、オープニングテーマ「星☆に願いを」エンディングテーマ「SHOOTING STAR」は、それぞれ前者が作詞、作編曲が上松範康氏、後者が作詞が桑原 由一氏、作曲が上松 範康氏、編曲が藤間 仁氏によるものですが、わたし的には、残念ながらあまり印象に残らない曲でしたね。まあ私の好みに合わなかった・・・と言うところでしょうが(^^;
CG
たけやまさみ氏原画によるCG。コメディ系のちょっとろりの入った可愛らしい絵ですな〜(笑) 体の描き方等ちょっとクセがある絵ですけど、わたし的にはお気に入りの絵ですね。ただファムの絵だけはちょっと好みじゃなかったですけど。(^^;
ボイス
主人公を除いてフルボイス。男性キャラもキチンと喋ります。で、演技力は及第点軽くクリア。喜怒哀楽の演技や、えっちの時の喘ぎ声、右脇腹の浪漫にはキチンと届きます。ええ。(笑) 特にスケベなクセに、普段のしゃべりは冷静系なシルヴィが、AfterStoryではエステリートの良い玩具になり、声を荒げるトコなど、そのギャップが実によろしい(笑) いい声優さん使ってますな〜☆
えっちしーん
コミカルでえっちな願い事まで含めると、ホントに沢山のシーンがあり。(笑) 本番えっちでも、女の子同士のH、それも3Pもあるわ、男一人女二人の3Pプレイがメンバー変えて複数あるわと、まさにえろげ〜の鑑と言うべき存在ですね(笑) ファムやシルヴィ達の世界が、女の子同士で結婚、出産すると言う世界の住人のためか、女の子同士の恋愛&えっちがガンガン出てくるのもわたし的には高得点(笑) 序盤及び中盤では、本番えっち寸止めな展開が延々と続くため、ちっとダレ気味になるのが欠点と言えば欠点ですかね。(^^;
シナリオ
本作は、えっちの濃さと、シナリオの濃さが高いレベルで両立している稀有なゲームであると言い切りましょう。(ぉ 前置きで書いたとおり、本作は女の子二人、男一人の三人の幼なじみの恋愛物語な訳ですが、ぬるま湯的な居心地の良さの「幼なじみ」の関係を壊すのが怖くて、自分の本当の気持ちを必死に隠そうとする男と、仲の良い女の子の気持ちを知るが故に、自分の気持ちを隠すしかなかった女の子と言った、不器用な男女の不器用な恋愛関係をキチンと描ききってますね。願い星の願いを叶える時のコメディシーンが多数あるモンで誤魔化されがちですが。(笑) また、女の子が、自分と同性の女の子に友情を越えて恋愛感情を抱くも、それを表に出せない苦悩・・・と言う描写もまた見事。幼なじみ属性と、百合属性を持つ私にとっては、はまらないのが無理というシナリオ作りをされてしまいましたねえ〜(笑)
これまた前述の通り「ヒロイン二人ともお嫁さん」になっていく理由付けも、少なくとも私には合理的なものになっていると思います。綾瀬が言う「私が入り込めなかった三人の絆」という言葉がこの作品の全てを物語っている訳ですしね。ただ、全身から「ようくん大好き」なオーラを出しまくっている真朋の方はともかく、外側からでは「仲の良い喧嘩友達のドツキ合い」しか見えない、ひびきの陽介に対する気持が見えづらく、彼女が本当に陽介の琴が好きなのかプレイヤーを不安にさせた真朋シナリオはちょっと描写が足りなかったように思いますけどね。(^^;
本作では、真朋&ひびきの幼なじみ’sは勿論、桜庭綾瀬や佐波文香らサブキャラ達も、シナリオごとに喰うことは可能(ぉ(一部例外有り) ただサブキャラ達とのエンディングはありません。マルチエンディングADVとしては、選択肢が少なくて少々物足りないと思う向きもあるやも知れませんが、幼なじみとの恋愛の苦悩・・・と言う本作のテーマを考えると、コレはやむを得ないでしょうね。AfterStoryで明らかになる、幼なじみ達3人が持つ因果を見れば、主人公が結ばれるべき相手は、幼なじみの二人以外にはあり得ないと分かるわけで。 まあ選択肢が少なくとも、一つのシナリオが非常に長いため、プレイしていて物足りなさを感じることはまず無いでしょう(笑)。
幼なじみの恋愛の王道を描き、また「幼なじみ二人ともお嫁さん」を堂々と描ききった潔さ(ぉを持つ本作、わたくし、ゆ〜ちゃん☆は自信を持ってお勧めいたします。(笑) と言うわけでハマリゲーム登録〜。
さて、以下は恒例キャラ別ネタバレ感想。ネタバレ回避したい方は読み進めないでください〜
倉橋 真朋
主人公の右隣に住む幼なじみの女の子。のんびりほんわか、天然タイプの女の子。(笑)バキ 誕生日が4月1日と絶妙な日に生まれているため、主人公より一日だけ早い生まれなのに、3月生まれの主人公より学年が一つ上の為、学校では公式の場では「倉橋先輩」と呼ばれる身(笑) 幼い頃はむしろ後輩的なキャラだったようであるが、今では真朋、ひびき、陽介の中では、名実ともにお姉さん的存在である。言うなれば一粒で二度美味しい存在と言えましょうか(笑)バキ バストが92と巨乳であり、その筋の人になら垂涎モノでしょうけど、残念ながら私はぺた胸萌えなモンで、その方面では萌え度が上がらなかった・・・(/_;)バキ 頭が良く、また手先が器用で、家庭科は勿論技術科も特異というこれまた一粒で二度美味しい存在。(笑) しかしながら天は二物を与えずと言う諺通り、ひびきちゃんとは逆に運動は苦手。
真朋(まとも)という名の通り、登場キャラの中では一番まとも(ぉひ に見えるのですが、それはホントに外面だけのこと。えっちの件に関しては三人の中では一番積極的かつ貪欲。(爆笑) ひびきちゃんを自分とのレズプレイに引き込んだのも、真朋&ひびき&陽介の3Pに持ち込んだのも、真朋シナリオ、ひびきシナリオいずれもぜ〜んぶ彼女から・・・と言う点からも如何に彼女が嬉しい本性を持ってることが分かるかと。(笑) 真朋シナリオでは、彼女がクライマックスでいくつもの真朋に分離して、そのうちの一人が、まさに性欲魔神だった訳で、そう言う真朋を信じられない目で見る陽介でありますが、彼女のそう言うところを佐波先輩はとうに見抜いていたのは、佐波先輩自身がレズッ気があり、かつ淫乱であるが故か。(笑) 「はにはに」の保奈美ちゃんを少しえっち度高めにしたキャラと言えば分かりやすいかな(笑)バキ
真朋はレズっ気があり、ひびきとのレズプレイの時はタチ役を務めるも、陽介の琴が大好き。ひびきは陽介の琴が大好きで真朋の琴も大好き。陽介は女の子として二人とも大好き(ぉ つまり陽介が「二人ともお嫁さん」にするには、ひびきを結びつける真朋というキャラクターが必要不可欠。こういう幼なじみを持った陽介はまさに漢としてラッキー以外の何モンでもないでしょうな。(/_;)
真朋シナリオでは、傍目で見ても陽介の琴が大好きであることが見え見えな真朋を選んでいるわけで、そんなに恋愛の障害は無さそうに思えたのですが、意外なところで苦戦するネタが。(^^; 幼なじみと言うのはいつも一緒にいるが故に、相手が肉親であるように思えてしまうわけですなあ。いわゆるインセストタブーの誤爆ってヤツでしょうか。頭がそんなに良い訳じゃないクセに、変に良いか悪いかを自問自答するクセがある陽介には、この誤爆はきつかったでしょうが、あんなにも一生懸命「大好き」というメッセージを送り続けてきた真朋の気持を、「幼なじみ」という枠の中に押し込めようとする彼を嫌いになる真朋がいたとしても、確かにおかしくはないです。それがホントにあんなに大きいかどうかはともかく。(^^; まあいずれにしても、真朋シナリオにおいては、陽介はヘタレ認定ということで。(ぉひ
橘 ひびき
主人公の左隣に住む幼なじみの女の子。真朋とは逆にボーイッシュでちょっとがさつ、でもって乱暴ものの女の子。(笑) だモンで、主人公とは仲良く喧嘩を繰り広げている。運動神経抜群で、中学校時代はソフト部で名を成しており、当時別の中学校だった桜庭・上月コンビとは名(迷)勝負を繰り広げた伝説の持ち主・・・らしい。(笑) その桜庭達と一緒に、一年生ながら生徒会の役員メンバー、それも副会長なぞを務める位なので、本当に男女問わずの人気者らしい。 男女問わず・・・と言うのがポイントで、中学校時代は下級生の女の子に告白、あまつさえKissまでしたらしいが、本人曰くは「その気はない」そうな。もっとも真朋のえっちテクニックの虜になり、それもイヤじゃないとあれば、やはり彼女もレズの素質満点なのでありましょうなあ。(笑) 8月生まれなので、3月生まれの主人公より半年ほど年長なのだが、本人曰く「口うるさい妹的存在」。そのことが後述のひびき妹化事件の伏線になっているのは見事。 巨乳の真朋とは逆に、やや小さめの79のバストの持ち主。私としては彼女くらいの大きさがちょうど良いのですが、彼女はその体型にコンプレックスがあるらしい。可愛いくてその方が良いのに・・・(ぉひ
真朋とは違い、主人公に対する気持を隠し続けたひびき。それは意地っ張りで素直になれない生来の気質の他に、大好きな真朋と、主人公を取り合って悲しませたくないと言う優しい気持、そして自らの弱さからでした。真朋シナリオでは、赤の一番星の魔力によって「二人ともお嫁さん」状態になっても、主人公から距離を置こうとする彼女のスタンスに変わるところがなかったため、本当に主人公のことが好きなのかとプレイヤーである私を不安に陥れてくれましたなあ。(^^; もう少し、ひびきが主人公を好きであるというエピソードをプレイヤーに提示する必要があったんじゃないかと思います。アレだと単に大好きな真朋に引っ張られて3Pになだれ込んだだけで、主人公のことは友達程度の感情しかないと勘違いされますって。(^^;
ひびきシナリオでは、女の子だけど彼女のことを恋人として好きな桜庭と、その桜庭のことを、これまた女の子だけど恋人として好きな上月が真朋シナリオの時以上に絡んできます。つまりは本来、願い星の被害者?は真朋、ひびき、陽介の三人だけのはずが、その余波が、桜庭と上月にも及ぶわけで。この二人には私も好感を持ってるだけに、その意味でも、ひびきシナリオが好きなゆ〜ちゃん☆でございます。(笑) 主人公達3人の他にも、これだけ他の女の子との緊密なストーリーが展開されるところからも、どちらかと言えば、このひびきシナリオの方がトゥルーっぽいですね。
主人公のことを大好きでありながらも、同じく大好きな真朋を悲しませたくないが故の逃げ道として、願い星に願って選んだ道。それは、ひびきが主人公の妹となること。妹erたる私としては願ってもない展開でしたね。(爆笑) 主人公がショック療法と称して願い星の願いに乗じて行った「妹姫へのご奉仕」 これなんぞ自分の彼女と一緒になって妹にえっちな悪さをする兄の図そのまんまだし(笑) その後の「変態兄貴」主人公から距離を取りたがる「妹」ひびきの反応と、翌日復讐とばかりに主人公を襲うひびきの行動が、兄に恋心を持つ妹の図を象徴しているわけで、まさに萌えの境地、私の琴線鷲掴み。(笑)
でもね・・・ひびきちゃん、妹という立場に逃げたわけだけど、恋をした人にとって妹って立場は考えてみたら辛い立場なんだよね。好きな兄に恋人が居たら、兄の想いはその恋人に注がれるのであって、妹との繋がりは単なる血縁だけに留まってしまう。いつか関係が疎遠になってしまう兄と妹。その時まで兄への思いが昇華したのならともかく、そうでないのなら切ない限りでしょうに。桜庭の言うとおり。妹という絆に逃げずとも、ひびきのことが大好きな桜庭がどうあっても割り込めなかった程に余りにも強かった、真朋、ひびき、主人公幼なじみ三人の絆。逃げる必要なんてどこにもなかったんだよね。大好きな人が、自分以外の大好きな人への想いに目を向けさせる名シーンであると断じます。桜庭ちゃんの、辛いけど、自分の矜恃と相手への想いの描写ですもんね。 その後の、桜庭がひびきの想いを全て知りたいと称して、主人公に抱かれる展開や、桜庭の処女を奪った主人公に対して見せた、無表情系の上月の嫉妬の怒りの描写、コレもまた実に見事。ひびき、桜庭、上月の三人の女の子同士の恋愛感情に見事に決着つけましたからねえ。浮気者の虫が疼いて、二人の可愛い幼なじみだけでもお腹一杯の筈なのに、さらに桜庭ちゃんも上月ちゃんも欲しくなったゆ〜ちゃん☆がいましたとさバキバキバキ
3Pえっちを存分に楽しんだ後に3人が迎えた朝。3人が互いの存在を欠くべからざる存在と確認し合った朝。プレイしていて実に至福の時でした。(/_;)(笑) 真朋シナリオの時よりも、真朋とひびきが本当に主人公のことを好いている琴がよ〜く見えましたからねえ。二人のウェディングドレス姿の幼なじみの女の子両手に華の真朋シナリオも悪くはないけどね。(笑) 余りに清々しい「二人ともお嫁さん」シーンに、ハマリゲームに登録することをさくっと決めたゆ〜ちゃん☆だったです。(笑)バキ
オーガストファンBOX (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP オーガスト)
プレイ開始 2004−09−12
プレイ終了 2004−09−20
処女作、バイナリィ・ポットに始まり、PrincessHoliday〜転がるりんご亭千夜一夜〜から月は東に日は西に −OperationSanctuary− にかけて大ブレイクCHUのオーガストのファンボックス。メインコンテンツはADVパート。番外編的な追加シナリオや、特にPCゲーム本編では人気を誇りながらも攻略対象ではなかった委員長こと秋山 文緒(あきやま ふみお)の追加シナリオがあるのは、彼女のファンならば垂涎モンでしょうな(笑) まあ彼女のシナリオってコンシューマの方でも追加されてるんで、そっちもプレイすべきなんでしょうけど。(笑) 他にもオーガストキャラを使ったポンジャンゲーム「PrincessPONday」や、オーガストキャラ全ての詳細を紹介する「オーガスティック・クロニクル」、オーガストゲームの人気BGMをアレンジしたBGMアレンジCD、そしてずっしりと重くお買い得感を演出する(ぉ 特製ブックレット、他、スクリーンセーバーや体験版などのデジタルコンテンツなど、以上のコンテンツで構成されてます。これだけのボリュームがあって、4,800円(税別)なら買って損はないですね。
ま〜なんと言っても本作のメインはやはりADVパートでしょう。コンテンツの一番最初でいきなり「姫君と自分の妹、二人ともお嫁さん」を持ってくる剛毅さは素晴らしいの一言ですが(笑)バキ 茉理ちゃんに何とか「お兄ちゃん」と呼ばせるように画策する話(笑)とか、本編ゲームでは説明不足が否めなかった保奈美シナリオを補完するシナリオ、そして先ほど述べた文緒シナリオなどとにかくオーガストワールドに心惹かれた人であればお勧めのシナリオ。一部、バイナリィ・ポット」の後日談など、ちょっとノリが悪かったシナリオもありましたけど、全体的に良い作品に仕上がってると思いますね。 因みにえちぃシーンがあるのは、レティシア&シルフィー、美琴、保奈美、文緒の5人だけ。どうせならヒロイン全員にえちぃシーン入れて欲しかったと思う私はスケベなんでしょうか・・・バキバキバキ せ、せめて茉理ちゃんとのえちぃしーんをおおおおバキガシベキ
PrincessPONdayは、よ〜は同じ絵柄の牌を三つ揃え、それを3組揃えればアガリのゲーム。キャラクターの揃え方で「メインヒロイン」「幼なじみ」「従妹」等々楽しい役があるのが笑えます。(笑) プレイも役の説明はゲーム中にいつでも見ることができるのは勿論、自動的に配牌されたり、ポンやアガリをできる状況になったらお知らせが出るなどプレイしやすい設定。初めてポンジャンやる方でも迷うことはないでしょ。アガった時に、成立した役を読み上げる羽根井優希ちゃんの声がまた可愛くて(笑) ストーリーモードの時の優希ちゃんはどえらく手強いですがね(^-^;(笑) 役を成立させたり、ストーリーモードの時の対戦した女の子を撃破したときに、ゲスト絵師による絵をGETできるわけですが、これがまたなかなか可愛くて。(笑) 絵が欲しくてプレイに熱中せずには居られないといううまい作りになってますね。(笑)
オーガスティック・クロニクルは、各キャラの裏話的な情報もあって必見。例えばフカセンが実はあちら側の人だったとか。プレイCHUに私も薄々気づいてはいましたが、ゲーム中では言及がなかったですからね。
と言うわけで、オーガストの作品に引かれる者があった方は、本作を是非ゲットして欲しい所です。いわゆる「ゲーム」ではなく「ファンディスクorBOX」にあたる作品なので「ハマリゲーム」には登録しませんが、少なくともプレイは必須と思えるほどの作品ではありましたから。(笑)
君が望む永遠〜special Fandisk〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP アージュ)
プレイ開始 2004−08−22
プレイ終了 2004−09−03
ぎゃるげえまあならば知らぬ者など恐らく居ないであろう「君が望む永遠」のファンディスク。本編のリリースは2001年ですので、あれからすでに3年経過したわけですね。眠り続けた遙ちゃんと同じ時が過ぎて・・・と言うのは穿ちすぎ?(ぉ と思える程にブランクが開いてるため、少々リリースの時機を逸してる気がしないでもないわけですが、あれからコンシューマ移植やら、DVDリメイク版やら、挙げ句にとうとうアニメ化までされていますので、それ程遅れてない・・・とも言えなくもないわけで。(ぉ
本ファンディスクのコンテンツは、本編の第一章を拡張、本編をプレイした方なら誰でも考えるであろう「もしあの時***したのなら」と言う「if」の選択肢を設けることで、本編とはまったく違う別の世界を堪能できる「君が望む第一章」 アージュのオフィシャルWEBサイトで収録しているアナザーエピソードをADVゲーム仕立てに作り直した「君が望む永遠〜another episode collection〜 ラジオスペシャル トゥルーライズをフルボイス化した「ラジオスペシャル TrueLies」 TBSラジオなどで放送されている、君のぞらじおの録りおろし特別版「君のぞらじお出張版」 そしてあゆまゆを使ったパズル(笑)「マリーのおかたづけ2 あゆまゆ奮闘編」 ですね。
しかしなんと言ってもメインと言えるコンテンツはやはり、君永の世界でのifを綴った「君が望む第一章」ではないでしょうか。この章で喰える・・・げふんげふん、もとい、ヒロインとなるのは、遙、水月、茜、そして愛美(ぉ 本編をプレイした方ならご承知の通り、第一章のみでもショートノベルくらいのボリュームがありますんで、それがヒロイン4人分ともなれば相当なボリュームとなることは想像に難くないかと。実際私はこのコンテンツのみを期待して本作品を購入したと言うわけで・・・。って、ええい、隠す必要もないか。CHU!学生時代の茜たんを喰えると言うこの点だけで買ったと言っても過言ではないでし。(笑)
#因みにアニメじゃ、あの制服を着ていたときの茜ちゃんは中学生だったと告白しておるぞ(笑)
所でこの第一章、本編とはちがい、主人公の鳴海孝之がフルボイスです。んで彼の演技がまた巧いんですね。一般的にぎゃるげに於ける男のボイスってのは評価の度合いは低いモンですが、彼に関しては別格かなと。なにせ彼はゲームCHU!ではさんざバカをやってくれますからなあ。ギャグのボケ&ツッコミの軽快さがボイス付きとなったことでより増したというモンで。(笑) また孝之も本編と比べればずっとヘタレ度が低いんで、ちっとは彼を見直す契機にはなるんじゃないかなと。(ぉ
さて、君が望む第一章のシナリオですが、充分評価に値する出来であると思います。恐らく本編でも孝之自身があえて隠そうとしていたことであろう、彼自身の水月への思いを結実させた水月シナリオや、あの悲劇さえなければ、きっと思い切り堪能できたであろう、愛しい遙とのバカップルぶり(笑)を見せつけてくれ、そしてその中でも、水月の孝之に対する隠しきれない思いをプレイヤーに垣間見せてくれた遙シナリオ、これらの出来は見事と言っても良いですね。遙シナリオにおいては水月の、水月シナリオにおいては遙の健気さが染みることでしょうね。(/_;) この作品ではちょっとした選択の違いで、その後の運命がまったく異なったものとなっているわけであり、現実になぞらえるのも妙な話でありましょうが、自分の足跡を考える切っ掛けにもなってみたり(大袈裟)
本編ではあの恐ろしすぎる盲愛ぶりとストーカー性が際立ったために、鬼畜げえまあと名高い面々が裸足で逃げだしたほどのキャラ「愛美」(^^; 御安心くださいませ。この辺からストーカー性が垣間見えるとは言え、彼女との恋愛は、登場するヒロイン達全員から祝福される安心設計となっています。(ぉ 愛美ちゃんの悲しい身の上話、アレを聞かされれば、何故に彼女が人付き合いがヘタなのかがよく分かるわけで。漢なれば彼女を幸せにしてあげたいと心底思うのは至極当然のことでありましょう。その為に取った孝之の行動を賞賛したとしても罰は当たらない・・・よね?
最後に我が期待の茜ちゃんシナリオ。シナリオ展開自体はぐっど。他のキャラとは違い、全体的にコミカルなのもお茶目な茜ちゃんとのシナリオらしくて実によろしい。っつ〜か茜ちゃんのボケにツッコむ孝之の姿は見ていてとても楽しい。(笑) ラストはありがちでオチが読める展開だったとは言え、あれなら清々しくて良い。しかし・・・しかしですよ?あのシナリオでは孝之のことを「お兄ちゃん」と呼んでくれないんじゃああああああああああああああああああああああ(吐血) CHU!学生の茜ちゃんの魅力の一つには、あの可愛らしいボイスで「お兄ちゃん(はぁと)」と呼んでくれる琴が大きいわけで。それが無くなったことに対するダメージが予想以上に大きかったゆ〜ちゃん☆でありました。
思うに、私が茜ちゃんに萌え狂ったのは、彼女のその性格にあるのはもちろんのこと、姉の恋人に横恋慕せずにいられない苦悩、尊敬する水月が自分の大事な人を奪ったことに対する怒り、そして水月が自分にはできなかったことをやりのけたことに対する羨望と嫉妬、そう言う複雑な感情に翻弄される彼女だったからなんだろうなと。今回の茜シナリオではそう言う苦悩は一切無く、まだまだ子どもなCHU!学生の恋愛感情の描写に留まっていたのが、プレイ前に過大な期待を掛けていた私には拍子抜けだったかも知れず。そう言う意味で、茜ちゃん超萌えな使徒でなければ、今回のこの第一章はかなり良い評価になるのかも知れませぬ。
ああ、因みに4人のシナリオクリアすると、エクストラシナリオが登場。遙ちゃんの「あにしとるんじゃい、ボケがぁああああああっっ!!」 似合わなく、かつ舌っ足らずなのが逆に萌えです。(笑)
ま、そんなこんなで、茜シナリオに過大な期待を掛けていたこともあって、その部分で多少期待はずれの点があったため、正直ハマリとか一押しと言うには届きませんでしたが、それでも「君が望む永遠」という作品を気に入った方ならば、本ファンディスクをGETするのは義務と言っても良いでしょう。(ぉひ 特に「君が望む第一章」は是非プレイしてみて欲しい逸品ですね。
処女宮 〜栗毛の潮吹少女たち〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP mini)
プレイ開始 2004−05−02
プレイ終了 2004−05−05
主人公、友原 春菜(ともはら はるな)は、聖マリエル女学院の生徒。小さな頃から一緒に遊んでいた親友の佐倉木 千夏(さくらぎ ちなつ)や、クラス委員長の谷山 智恵(たにやま ともえ)、そして、早坂 槇(はやさか まき)らクラスメート、そして下級生で図書委員を務める二ノ宮 秋穂(にのみや あきほ)や、寄宿舎のマスコット的存在、主人公より2つ学年が下の益田 このみ(ますだ このみ)らと、口うるさい風紀責任者、シスターアンジェラらの目を盗みながら(笑) 楽しい学園生活を送ってきたが、今自分が所属する○学部の卒業を控え、少し感傷的な日々を送っている。
さて、そんなある日、春菜は後輩の秋穂から一冊の本をプレゼントされる。以前彼女から借りた女の子二人の友情を語った小説に感動したとのことで。自室に戻ってから読んで欲しいという琴なので、自室で読んでみたところ・・・女の子同士の性愛を扱った小説だった。キリスト教系の厳格な学園においては、タブーとも言える小説。ましてや卒業式のリハーサルの時にシスターアンジェラが言っていた、素行不良の生徒については卒業の延期、もしくは不許可と言う言葉があっては、その小説は危険すぎる存在であった。しかしながら、戸惑いを覚えつつも、その本に対して興味を禁じ得ない春菜。いけないとは知りつつも、興味を振り切れぬ自分故に日々の生活が乱れていく。
意を決し、秋穂に貰った本を返そうと思う春菜。しかしながら不摂生が災いしてか、その本を机の引き出しの中にしまったままの状態で気を失い、保健室に担ぎ込まれてしまう。掃除の時に机の引き出しの中のものを机の上に出す手順があることを思い出し蒼白となる春菜。急ぎ教室に戻ると、見慣れぬ自分より年少の少女が、あの本を読んでいるところを見てしまう。
春菜の存在に気づいた少女は、本の持ち主かと問いかけ、肯定するしかできない春菜に対して、女の子同士で口づけ。その場を立ち去る。少女の名は川瀬 ユキ(かわせ ゆき) イギリスに住んでいたのだが、卒業間もないこの時期に、親の都合で一時帰国し、この学園に転校。しかも飛び級もしている為に、春菜たちとは呼吸が合わぬ上、転校した時期が時期だけに友達がほとんどいない彼女は、例の本のことを切っ掛けとして、春菜と関係を深めていく。 彼女から与えられる性的な刺激によって、今まで知らなかった快楽の虜となる春菜。春菜自身は知らぬ琴だが、春菜に対して友達以上の感情を持つ少女たちがユキ以外にもおり、春菜とユキの交流が、他の女の子たちとの間にも波紋を呼ぶ。
時を同じくして、生徒たちの間で噂される、素行不良な少女に対してなされる「処女検査」。真偽不明の噂であるが、春菜の自らの行いを考えれば無視も出来ぬ噂。噂が事実なら、春菜にはどのような処遇が?また春菜を巡る、女の子たちの想いの行方は・・・?
本作は、新ブランド「mini」のリリースする、推定CHU!学生の女の子同士の激しい性愛を綴った作品(笑) このブランドは何故かニュージーランドに拠点を置いているようであり、限定版購入者には抽選でニュージーランド旅行とか、ニュージーランドのワインをプレゼントされると言うおまけ付き。(笑) 私は残念ながら外れましたが(お で、限定版には設定資料集などが付いており、その原画の中には「タテスジ」のあるキャラもあったりして(にや 買うならやはり初回版だと思いますので、興味があるなら入手は急いだ方が良いかと。(笑) 出てくる女の子は、全員胸がぺったんな娘ばっかし。推定年齢考えれば当然ですが(笑)、まだ幼さが抜けきらぬ少女たちが、本や同級生の愛撫によって性に目覚め、体の奥底から激しくわき出る性的な衝動に戸惑いを感じながら、女の子同士でえっちに耽るシーン連続と二重の背徳感ありありということで、さくっと購入することとなりました(笑)
ユーザーインターフェイス
出たてのソフトハウスと言うこともあってか、必要最低限度の機能という点はともかくとして、その出来も今ひとつ練れておらずやや不満が残る出来。既読MSGスキップは可能で、バックログも声つきで可能と言う点は評価できるのですが、MSGスキップが章ごとで強制的に解除されてしまうのはどうかなと。いちいちスキップボタンをクリックする面倒さの方が目立ちますね。設定で選択できるようにすればいいのですが、そこまで手が回らなかったかな? またスキップ中も画面エフェクトが解除されず、エフェクトの度にスキップが一時停止するため正直な所イライラします。セーブ&ロードは随時行え、セーブポイントは全部で200。サムネイル及びタイトルが自動で付加されるので、どの部分のセーブデータなのかは一目瞭然。この点は高く評価できます。また前の章にバックスキップする機能もあり、なんと選択肢すらも飛び越え可能。選択肢も飛び越えられるので間違った選択肢を選んでも、やり直しが可能という便利さ。私のようなヘタレげえまあには凄く有り難い機能です。もっとも本格的なげえまあの方々にはぬるいシステムと感じるかも知れませんが・・・
まあ不満な点はあれど、今のところ致命的なバグは見あたらないし、その点も評価できるのではないかな?
オマケ
一度誰かのシナリオをクリアすることでアクティブとなる、CG集、えっちしーんリプレイ、そして音楽集。シーンはもちろんのこと、CGにそれぞれタイトルが付いてるのはグッド。欲を言えば、えっちしーんリプレイは、えっちしーんからの突入ではなく、そのその前後のシナリオも描写してくれると良かったかな?私はどのような展開でえっちにもつれ込んだのか・・・と言う状況を楽しむタイプなので(笑)
BGM
PCM音源による演奏。出来は及第点。突出した出来ではないため、何かのBGMに・・・という程ではないですが、一曲一曲がなかなかに雰囲気によくあった曲。しかしながら総数11曲のみなので、ボリュームとしてはちょっと不満が残るかな? またオープニングテーマ、及びエンディングテーマと言うのは存在せず、こういったボリューム不足感が新生ブランドの初リリースというイメージバリバリですね。(^^;
CG
原画は、日柳こより氏によるCG。正直かなりクセのある絵なのですが、幼さの抜けきらぬ少女の肢体の描写がなかなか(笑) 私好みのぺったん胸しか描いてないというのも好感度高し(爆笑) 絵の質にバラツキがあるのが難点と言えば難点ですが、まあ、出たてのソフトハウス・・・と言うことで、今回は目をつぶりましょう(お
ボイス
本作はフルボイス。通常だと「女の子のみ」とかそう言う言葉が前に付くモンですが、本作の場合、男は一切出てきませんから(爆笑) むくつけき野郎が出てこないというのも、ひとつの快感ではある。(ぉぉい 声優さんの演技力は、一部に演技の固い所があるところを除けば、おおむね良好と言えるでしょう。少なくとも快楽に溺れ、その気持ちよさを口に出す女の子の演技に不満を感じてませんから。(笑) お気に入りの声優は、やはり主人公、春菜を当てる「おおたけしのぶ」さんかな?(笑) 春菜のボケボケぶりや、ほわーとした所の描写がなかなかよろしかったので。(笑)
えっちしーん&シナリオ
本作も、どちらかというと、女の子同士のえっちしーんを楽しむゲームという性質が強く、シナリオとえっちしーんが深く結びついているパターンのため、双方を一緒に論じます。(お
性に目覚めたばかりの女の子が、女の子同士でえっちすると言う本作の特徴上、そんなに凝ったえっちしーんはありませぬ。キスやクンニリングス、愛撫や性器への指の挿入(*も含む(笑))、使う性具もせいぜいリボンや、特定の女の子が使うバイブ、ローション位。にもかかわらず何故に私の右脇腹の浪漫が光速回転するのか・・・?と言うのがプレイしはじめの感想(笑)。 貝合わせ(ぉ や、アナル膣クリ乳首の四点責めなど、一部の女の子のテクニックの描写もさることながら、それまでまったく知らなかった性の世界を、主人公に恋愛感情を持つ下級生の女の子がプレゼントしたえっち小説から垣間見る琴となると言う展開がまずグッド。(笑)
主人公より学年が2つ下で、まさに子ども子どもしている、このみちゃんを性の対象としてみてしまう琴に戸惑いと畏れを感じながらもそれを止めることが叶わず、手当と称してこのみちゃんに愛撫を行い、えっちな声を上げさせてしまう主人公の女の子にストレートに感情移入が出来た私は、神に懺悔をすべきでしょうか?(/_;)(笑)
とにかく、性に目覚めて戸惑いながらも、主人公を含め、周囲の女の子がその世界に溺れていく過程の描写が秀逸なのですよ。ええ。(笑) 主人公、春菜と、事実上のメインヒロイン、ユキのえっちな交流は勿論のこと、二人の心の交流の描写も実にぐっど。えっちだけではなく、女の子同士だろうが何だろうが、切ないほどに好きあってる二人のシナリオは恋愛小説のそれですね。同じく春菜を想っているいいんちょの、事あるごとの乱入というギャグの挿入も素晴らしすぎですが。(爆笑)
女の子同士の友達づきあいで、主人公がある女の子と仲良くしていると、その他のヒロインたちが気分を害すると言う描写もリアリティに富んでいて良いですね。女の子って、友達づきあいも擬似的恋愛感情が絡むことが多いらしいですから。 主人公と仲が良い千夏に嫉妬する薫ちゃんの描写や、春菜が他の女の子と仲良くしているときの不機嫌な千夏・・・と言う描写はなかなか笑え、かつ萌えるものがありました(笑)。
難点があるとすれば、えっちしーんでのCGの数がやや少ない・・・と言うことがまず上げられますね。差分による変化も余りなく、テキストによる想像(妄想)に頼るしかないというのはちょっと物足りない。あと、この手のろりげ〜にはもはや必須となっている、し〜し〜しーんは勿論あるのですが(お し〜し〜の直接の描写が無い。テキストだけの描写に留まってます。(爆 厳密に言うと春菜の風呂場でのお漏らしがあるのですが、元々風呂場だけに、し〜し〜による濡れとは思いにくい訳で。やっぱやるんなら、し〜し〜の部分も、きっちり描写しませんと・・・。画竜点睛を欠くとはまさにこのことでしょうね。
他にも、えっち出来る女の子が7人もいるというのに、シナリオとして存在するのは、ユキ、千夏、秋穂、そしてハーレム(笑) だけというのは余りにもボリューム不足。つ〜かこれだけ魅力的なヒロインがいるのに勿体ない。真面目人間のいいんちょ、智恵ちゃんや、ちっちゃくて可愛いこのみちゃんのシナリオも是非見たかったのに・・・(/_;) 私ならこのCG量とボリュームならば、「おるすばん価格」or「おいしゃさん価格」or「おしえて価格」、即ち5800円位が妥当と思いますね。まあはじめてシリーズ・・・、もとい、作ったばかりのソフトハウスが、はじめてリリースした作品と言うことなので、少し高めに設定しなければならないと言う事情もあったでしょうが・・・。
そして、春菜たちを不安に陥れた「処女検査」、シスター達による粛正の噂。正直それらの設定を生かし切れている感じではありませぬ。これらの設定から、本作品にもダークな展開があるのではと期待して購入した方もいるでしょうが、そう言った方にはまさに肩すかしとなっているに相違ないと考えます。(^^; まあ私はその手の人間ではなかったですが・・・(お そもそも「女の子同士」のえっちで、処女検査なんて意味があるのか?(^^; えっちの仕方でぶっといバイブでも使ってくるなら分かるんだけど、この作品ではそう言うのはなかったし。まあ、指で中を掻き回す表現があったからそこから・・・てのもあるけど、破瓜のシーンはなかったしなあ・・・
はじめてのリリース夕映^H^H故か、様々なところに不満点はありますが、それでも性に目覚めたばかりの女の子の、女の子同士の恋愛を描くには充分な力がありました。私の右脇腹の浪漫も十二分に光速回転させて貰えました。(笑) よって私は本作を「ハマリゲーム」に登録することと致します。(笑) ろりな使徒、また、女の子同士の恋愛が好きな人ならば、デフォでプレイすべき逸品と判定いたします。(笑)
さて、以下はネタバレ付きキャラ別感想でも。ネタバレあるんで、未プレイの方は読み進めないでください〜
早坂 槇
主人公のクラスメートで、えっちに関する知識と情報で彼女の右に出る者はいない。(笑) その行動から委員長を務める智恵ちゃんにはよく文句を言われるが、別に嫌いあっている訳じゃないのは色んな意味で仲が良い祥子か(笑)
残念ながら彼女のシナリオはないが、その性技の素晴らしさは、えっちしーんを盛り上げるのに大いに役に立っている(笑) 特に設定上、登場する女の子はえっちに目覚め立ての娘がほとんどなので(除くユキ) 彼女のような存在は、えろげ〜には必要不可欠な存在なんでしょうね。(笑)バキ
あ、それと、オナニーの語源間違ってますよ(笑)>姐さん 旧約聖書によれば、オナンがやったのは膣外射精であって、いわゆる「自慰」じゃないし。(笑) もっともそんな蘊蓄たれてるときの、クラスの雰囲気、私大好き(笑)バキ
長谷川 薫
主人公の親友、千夏が所属する陸上部のマネージャー。学年は主人公たちより1つ下。 千夏に恋愛感情に近いものを持ち、それが故に、千夏と仲が良い主人公に対してはライバル感情を持っている。千夏は千夏で、主人公に対して恋愛感情持っているから、主人公の前でベタベタしてくる薫ちゃんには困惑していると言う展開には笑えましたね。(笑)
んで、薫ちゃんに付いては少々不可解な感じが。(^^; 通常ライバルと目される女の子に、自分の好きな娘を元気づけるためとは言え、自分の体をえっちの実験台として主人公に提供するもんなんだろうか。(^^; ハーレムシナリオを見る限りでは、薫ちゃんは、千夏に恋心持っているだけではなく、どうも主人公に対しても、見かけの反発とは裏腹に結構主人公を好いているっぽいんですけど、女の同性愛って、男の同性愛とは違って、パートナーをコロコロ変えたりしないと聞くしなあ。もすこし薫ちゃんの主人公に対する想い・・・ってヤツを見える形にした方が良かったんじゃないだろうか。
彼女は典型的なサブキャラ的存在のため、残念ながら彼女のシナリオは無し。あったらあったで、千夏と春菜の両方の板挟みになって苦しむという、恋愛小説の王道を行きますのに・・・(お
谷山 智恵
主人公のクラス委員長。委員長を務めるだけあって生真面目な女の子で、それが故に、破天荒な行動が目に付く槇ちゃんによく食って掛かる(笑)。 主人公である春菜を好きな女の子の一人であるが、常識人を自認する彼女としては、春菜への想いはあくまでも友情と決めつけようとしてるのがありありであり、ユキシナリオで、ストーカーの如く春菜とユキのラブシーンやデートに乱入、そのたびに二人からえっちな琴をされるというパターンには大笑いしました。(笑) まさに「イヤよイヤよも好きのウチ」という諺通りの行動です。(笑) えっちな琴をされるのを自ら望んで、二人の前に来ているようにしか見えないもんで。(笑) 個人的に好みのキャラなので、彼女のシナリオがないのが非常に残念。(/_;)
益田 このみ
主人公より二年下の下級生。子ども子どもして可愛い女の子のため、寄宿舎でもマスコット的な存在となっている。(笑) 主人公が性の快楽に目覚めて、はじめて情欲の目で見つめた対象でもある。(爆笑) 主人公はレズリコンの気があったようだ。(笑) このみちゃんは、まだまだ子どもだから、主人公からそんな目で見られても、恐らくは気づいてなかったのではあるまいか。(^^; 個人的には、主人公が、このみちゃんを情欲の目で見てしまって、それに対する葛藤・・・と言うシチュには、とても萌えさせて貰えました(笑)バキ
一番の煩悩しーんと言えば、苦い薬苦手な彼女のために、塗る風邪薬を塗ってあげる主人公が、薬を塗ると言う大義名分のもと、胸を触りまくるシーンですな。感じすぎてえっちな声を上げるこのみちゃんも煩ですが(笑)バキ 女の子の体に触れて興奮する主人公のスケベさも素晴らしい。(笑) 妄想の中での話だが、このみちゃんに座薬を使って、アナルプレイに興じるヒロインというのも(笑)
こんなに可愛いのに、彼女のシナリオもまた存在せず。これは明らかに宇宙的損失であると、私、ゆ〜ちゃん☆はここに宣言するものである。(お
二ノ宮 秋穂
主人公より学年が一つ下の下級生。本が好きで、学園でも図書委員を務めている。非常に理知的な少女であり、学年が上の主人公ですら、彼女に相談することしばしば。 彼女もまた、主人公、春菜に恋心を抱いており、春菜に同性愛に対する許容があるとみるや、女の子同士の性愛を綴ったエロ小説を貸し出すという思い切った行動に出た。そしてこのことが、主人公に性の目覚めを促すこととなる。いわば、全ての始まりを作った女の子と言えましょう。(お
えっちに関する知識も清楚な外見に似合わないほど持っており、最初の方はまさに秋穂ちゃんがタチなら、春菜ちゃんはネコ。しかし元々が秋穂ちゃんってMの素質があるようで、リボンで縛られて喜んでおられます。(爆笑) 彼女のシナリオが存在することもあってか、えっちしーんもそこそこに存在。ただ彼女の場合、他の女の子同士のカップルでのえっちしーんを覗けると言うおまけもあるので、意外にえっちしーんの層が厚かったりします。(笑)バキ
元々おとなしめの女の子故に、シナリオ展開の激しさというのはないのが残念でしたが、し〜し〜さくら(ぉひな智世ちゃんみたいな女の子をぴーざーがーしたいという方がいらっしゃるのならお勧め(笑)
佐倉木 千夏
主人公の幼馴染みにして親友。陸上部所属で、考えることも行動もまさに体育会系の女の子。(笑) 結構なお嬢様なのに、そう言う扱いを受けるのが嫌いで、妙に生活臭が滲み出る言動が目立つ女の子(笑)。 他の女の子と同様、主人公に対しては、友情の域を超えた、まさに恋愛感情と言っても良いものを持っているが、他の女の子と違うのは、ずっと早くから、そう言う感情を抱いており、しかも同時に情欲の目でも主人公を見ていたと言うこと。割と幼い頃から、春菜をオカズに一人えっちに耽っており、エスカレートしてアダルトグッズにまで手を出すようになった有様。(笑) 処女膜が破れるほどのでっかいものを使ってはいないようだけど。(笑) この設定、まさにグーーーーーーーーーっど。(爆笑)バキ これだけ春菜の琴が好きなだけに、焼き餅焼きの度合いも半端ではなく、まさに本作に三人いるメインヒロインの一端を担う女の子であると言えましょう。
キリスト教ではオナニーはタブー中のタブー。生殖に繋がらぬえっちは神の意志に背くという考えから出てることだけど、キリスト教系の学校にいながらそのことを知らないという琴は、やっぱ学園では性教育やってないと見た。(笑) で、そのことを槇さんに指摘され、挙げ句おなぺっとが誰かと問われて、一瞬春菜を見る千夏。その純情さと正直さがとても可愛く、萌えたゆ〜ちゃん☆でありました。(爆笑)
意外ではあるが、千夏はネコタイプ。雰囲気的にはタチだと思ったんだけどね。(笑) だけど春菜やユキに責められてよがる彼女って、とっても可愛くて煩(笑) わたしは個人的には、こういうタイプの女の子が好きなんで、それだけに彼女のシナリオが存在すると言うことは、私にとっては非常に嬉しかったことであります。(笑)
んで、千夏シナリオにはいると、春菜、千夏、ユキの三角関係が成立。しかも春菜は千夏とユキが気になり、千夏は精神では春菜一筋だが、肉体の方がユキのえっちテクニックの虜ともなっており、ユキは春菜と千夏どちらでも良いから自分のものにしたいと。百戦錬磨(ぉ な槇さんが驚くほどにややこしい三角関係(爆笑) この展開ならば上手にやれば「3人とも仲良くお嫁さん」になれたと思うのにねえ・・・バキバキバキ
川瀬 ユキ
主人公の暮らすに卒業間際になってから転校してきた女の子。本作の事実上のメインヒロイン。恐らくは初めての出会いから、主人公、春菜に対して一目惚れしたのでしょうね。 春菜が学校に持ち込んだエロ小説の琴を黙ってあげる琴と引き替えに、春菜を自分のペットにすると半ば脅しをかけてきたのであるが、そのどぎついセリフとは裏腹に、ユキちゃんから漂うオーラはまさに甘えんぼオーラ(笑)。まあ飛び級とかしているために、実際の彼女の年齢は、ヘタすると小学高学年の可能性大。B62 W49 H64と、FLATSTYLE 65AAAよりもぺったんな有様だし。(^^;(笑) こんな小さな女の子が、親から離れて寄宿舎生活やっていれば・・・ねえ。寂しがり屋も当然かと。(/_;)
一月遅れのバレンタインデー、学校サボりでのデート、そして二人だけの結婚式。思春期入り立ての女の子同士の戯れとはいえ、互いの「好き」という感情爆発のこれらの行動が、私の琴線に触れたことは言うまでもありません。(/_;) 事あるごとの、いいんちょの乱入が笑いを添えてくれましたけどね。(笑) どうせなら、いいんちょとユキ、そして春菜の「二人ともお嫁さん」的展開も悪くないのに(笑)ガス
親の都合で、卒業式の日にまた日本を離れなければならないユキ。ユキに会うために卒業式をすっぽかす春菜に、それを支援する千夏。自分の気持ちを敢えて抑えて春菜のために尽くすとは・・・千夏いい娘や。(/_;) 出会いと別れ、そして再会が初めての出会いと同じシチュという展開はよく使われている表現ですが、ある意味運命的な出会いをしている二人だけに、ぴったりの展開だと言えましょう。トゥルーシナリオに相応しいものと言い切れますね。
友原 春菜
本作の主人公。ちょっととろくて天然が入っている可愛い女の子。(笑) 主人公が女の子と言うこともあり、この手のゲームでは珍しい、主人公も喋る作りになっています。で、CVの「おおたけしのぶ」さんの演技も巧いんですよね。春菜の性格をよく描写した可愛らしいしゃべりがまた見事。声からも彼女のファンになったりして。(笑)
本人の隠れた素質によるものか、性格と外見にそぐわぬ結構えっちな女の子(笑) ユキの性技によって性の快楽を覚えた後は、どん欲にえっちを求める女の子になってるし。(^^; まあ彼女を弁護するなら、彼女の年代って一番性衝動が強い時期らしいから。さすがに学年2つ下の、子ども子どもしてる、このみちゃんにえっちな悪戯するのはやりすぎかも知れないけどさ〜(笑) まあそうしたくなる気持ちは分からないでもないゆ〜ちゃん☆だけどバキバキゲシ 女の子の可愛らしさに対する評価というのは、男女共通のものなんでしょうねきっと。(おひ
春菜本人は気づいてないけど、実は回りの女の子に友達以上の感情で好かれまくっている。ぎゃるげーの男主人公と同じような設定なんでしょうが(笑)バキ(禁句) ただその設定が災いして、女の子同士の恋愛において、春菜ちゃんは全て「受け身」なんですよね。女友達の、友情を越えた恋愛感情を、春菜ちゃんに告白し、それを春菜ちゃんが受け容れる・・・ってなかんじで。例えばいいんちょあたりに、春菜の側からアプローチし、いいんちょが禁断の愛に悩みつつも受け容れる・・・と言う展開も見たかったような気もします。 まあそう言う些細な瑕疵はあれど、ネコ役もタチ役も器用にこなす彼女ってやっぱり素質あるなと。(笑)
この作品には、なんとハーレムエンドもあり。女の子同士のハーレムシナリオなんて、夢みたいな話です。(笑) ただ一つ残念なのは無理矢理そう言うシチュに持って行っている・・・と言う面が拭えないこと。女の子同士の恋愛の場合、女の子が男とは違い嫉妬心が強いと言うこともあり、パートナーを取っ替え引っ替えしたりはしないんだよね。だからハーレムに持って行くなら相当上手にやらなきゃならない訳で。出来ればその過程も見せて欲しかったというのは私の贅沢であろうか(笑)
はぁ・はぁ・テレパス 〜はじめてなのに超BINKAN〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP SAGA PLANETS)
プレイ開始 2004−04−10
プレイ終了 2004−04−17
主人公、柴崎 翔太(しばざき しょうた(名前変更不可))は、暁光学園二年生。とある時、転校生の藤本 美羽(ふじもと みはね)とお知り合いとなる。どの出会いは強烈。公園の石階段から転げ落ちた彼女の下敷きとなったのだから(笑) それが縁で恋人同士となった翔太と美羽。 実は翔太には秘密があった。美羽と衝突した拍子にか、美羽の心の中を読めるようになっていたのである。言ってみれば、美羽相手限定のテレパスと言うところか。そして美羽にも秘密が。なんと彼女は超BINKAN体質であり、手を握られただけでアソコが濡れてしまい、ましてえっちなことをしようものなら溢れんばかりの(以下略)
超BINKAN体質で、嫌らしい、淫らな女の子と思われたくない美羽と、チェリーボーイまっしぐらだった翔太。二人の恋愛関係がスムーズに行くはずもないが、親友の虎太郎や保険医の新井 莉子(あらい りこ)らの入れ知恵アドバイス、そしてなにより、美羽の心の中が読める翔太の能力でもって、少しずつ二人の関係は深まっていく。しかし元々超BINKAN体質の美羽ちゃん。初めてのえっちから快楽を覚えてしまっており、嫌らしいと思われたくないと言う羞恥心とは別に、どんどんえっちの深みにはまる一方。翔太の義理の妹で、甘えん坊なのに両親の離婚で同居できず、寂しい思いをしている神原 まな(かんばら まな)や、莉子との関係も深まってきてしまう翔太。さてこの状況で、翔太と美羽の関係はどのような結末を迎えることになるのであろうか・・・。
本作はSAGA PLANETSの作品。このソフトハウスは、ちゅっちゅっちゅ〜な洗脳オープニングであまりにも有名な(笑)「恋愛CHU!」をリリースしたソフトハウスとして有名ですね。もっともこの作品をリリースする前は鬼畜系のゲームを出すところとして有名だったようですが。(ぉ 私には、ヒロインがちょっと胸がでっかいのが難点だったのですが(こら BINKAN体質で肉体はえっちを求めるのに、羞恥心でそれを認められず、だけど心の中では主人公を激しく求めると言うシチュエーション、そして、ちんじゃおろおす氏のろりの入ったイラストに萌えて本作を購入するに至りました。勿論「妹」がいることもチェキ済(笑)バキ
ユーザーインターフェイス
ビジュアルアーツ汎用のものをベースにしているためか、ビジュアルアーツのゲームを多くプレイする私には慣れたシステムですね。(笑) セーブ&ロードは随時行え、シーンタイトルも自動で付加。サムネイルの表示はありませんが、ある程度の判別は付くことでしょう。「前の選択肢に戻る」というコマンドもあるので、選択肢の総当たりの手間も大分緩和されるかと。既読MSGのスキップや、バックスキップ、そして声をリピートさせることも可能。ゲームの動作も非常に軽く、大満足とまでは行かぬまでも、十分以上に及第点をつけて良い出来ですね。
オマケ
CG鑑賞、シーン回想、そして音楽鑑賞。この辺は定番ですね。特に突出した機能はないので特段言及する点はないですが(お えっちに溺れる男女のストーリーと言うこともあってか、シーン回想はそれなりの数である訳であり。だからテキストによる選択肢ではなく、サムネイルを付加した選択肢の方がなお良かったかな?タイトルだけでも充分どの部分のシーンかは分かるんだけどね。(笑)
BGM
PCMによる演奏。作業中にBGMに使いたいと思うような曲がなかったため、満足度としては低いですが、雰囲気を盛り上げる琴の出来るレベルではありました。主題歌は例によってI'veの方がいらっしゃいます。(笑) たださすがにちゅっちゅっちゅ〜程のインパクトはなかったですが。(^^;
CG
ちんじゃおろおす氏の原画によるCG。CGの出来に多少バラツキがあることと、股間など女の子の肉体の描写方にちょっとクセがあり、それが私の好みとはちょっとずれているというのが難点でしたが、少なくとも顔は可愛くて琴線に触れまくりで良かったです。(笑) 三人のヒロインのうち、美羽ちゃんは胸がやや・・・いや、かなり大きめ、莉子先生に至っては明確に巨乳と言えるレベルなのが、膨らみかけが好きな私にはしんどかったかな?ガス その点、妹のまなちゃんは「ぺったん」であり実によろしい(笑)
ちょっと気になったのは、色彩が少し淡めと言うところでしょうか。特に背景にその傾向が強く、少し軽い絵という言うイメージを受けました。まあこのあたりの感性は人それぞれであると思いますが・・・
ボイス
女の子のみフルボイス。攻略不可のサブキャラも女の子なら喋ります。演技力は文句なし(笑) 女の子がえっちをねだる声、よがってる声、卑猥な言葉を喋る演技、煩悩をくすぐられますね。(笑) しかし実際の所、主人公以外の男とえっちをしたことがない女の子が、おま(以下自主規制)なんて言うものなのかしら?ゆ〜ちゃん☆純真な少年だからわかんな〜いバキバキバキ
えっちしーん&シナリオ
本作は、どちらかというと、超BINKAN体質なヒロイン、美羽ちゃんと主人公がえっちしまくるシーンを楽しむゲームという側面が強く、シナリオ部分の存在感がやや薄い作品のため(^^; 両者をまとめて評価。
本作は、女の子との関係のフラグを立ててヒロインを決めていくと言うタイプの恋愛シミュレーションゲームではなく、いきなり恋人同士と言うスタンスから話が進んできます。ホント、出逢ってから後、あれよあれよという間に、主人公と美羽ちゃんは恋人同士になってしまいますんで。(笑) またサイドストーリーとも言うべき、まなシナリオや、莉子シナリオに進んだ場合も、あっさりと美羽ちゃんとの関係は無かったことにされる訳で。曲がりなりにも恋人同士として、気持の交流があった二人に、ああもあっさりと別れられては、流石の私も違和感を禁じ得ませんね。(^^; まあこの2つのシナリオについてはホントにサイドシナリオで、本筋のシナリオではないからそれはそれで良いのかも知れませんが(お
美羽ちゃんのトゥルーシナリオに入ると、美羽ちゃんの切ない身の上とかが明らかになってきます。初めてのデートで、制服を着てくる・・・なんてのをかまされて、ときメモ2の八重花桜梨ちゃんを連想したのは私だけではないでしょうが(笑) 花桜梨ちゃんとは違い、美羽ちゃんは主人公にベタ惚れだけど、そうせざるを得ない切ない事情があったと言うことで。そう言う彼女を見て、プレイヤーが保護欲をかき立てられる琴必定でしょうね。妹萌えの私ではありますが、ヒロイン三人の中で誰か一人を選べ!と強要されるのなら、恐らくは、まなちゃんへの思いを考え血涙を流しながらも、美羽ちゃんを選ぶことになるでしょう・・・(ぐふ
えっちしーんは、流石にそれを楽しむゲームだけに質、量ともに満足出来る出来(笑) もはや定番となっているスク水、体操着でのえっちや、し〜し〜し〜んは勿論ありますし(笑)バキ 美羽ちゃんの主人公の面前でのオナニーなどの羞恥プレイ、放置プレイなどシチュエーションもよろしい。 それと主人公がテレパス(対、美羽ちゃん限定)であることで、美羽ちゃんが口では恥ずかしがっていても心の中では、実に正直にどん欲に、えっちを要求してくるあたりが激しく萌えますね。(笑) 超BINKAN体質であることで、表向きはそのことを恥ずかしがっているのに、心の中ではえっちを望むという二面性、イク直前に何度も心の声で気持ちいい、気持ちいいと繰り返すあたりがなんとも煩で(笑)声優さんの演技の賜物でもありますが(笑)
純情な男女が少しずつえっちを覚えていく過程を描写するゲームであるため、美羽ちゃんのえっちしーんが、他の女の子のよりも群を抜いて多いのは、彼女がメインヒロインであることとも相まって当然と言えることでしょう。私としては、主人公の妹、まなの方が好きなので、彼女のえっちしーんが多ければ言うことはなかったのですが・・・(お
えっちし〜んがいいだけに、シナリオ部分が弱かったのが悔やまれるところ。沙希に述べたサイドストーリー突入時の、美羽ちゃんの扱いについての琴に加え、義理の妹、まなのシナリオにも不満点があり。まなはは血縁の有無に関わらず「妹」以外の何者でもないと言う冒頭での主人公のセリフがありながら、妹に女を感じてしまった以後についての主人公の罪悪感やモラルの描写がちぐはぐなところが見えたので。(^^; 妹とえっちしてしまった後に、道義心に目覚めて妹を遠ざけると言うのはまあ良いとして、主人公、妹とえっちしたその直後の描写が、普通の女の子とのえっちとそれ程変わらない訳で。しかも、彼女以外の女の子を抱いたという罪悪感の描写も無しですか?(^^; そんな外道(笑)な主人公が、後になってまなを遠ざけるなど欺瞞以外の何ものでもないでしょうが。(笑) えっちのお強請りする妹を振り切る主人公の姿に、プレイしていてわたしゃ、勿体ないお化けを1グロスほど送りつけてやりたい気分でありました。(お
主人公は美羽ちゃんの表層意識が読める、美羽ちゃん相手限定のテレパス。そのテレパス能力という設定は、確かにえっちしーんの描写を濃くすることには充分役を果たせていると思いますが、残念ながらえっちの為の小道具と言う設定で終わってしまっているんですね。折角テレパスという奇想天外な設定を持ってきたのですから、最後までその奇想天外な設定を生かすシナリオを作って欲しかったと、プレイしていてつくづく思います。
また、本作にも、漢の夢、ハーレムシナリオなどもあったりします(笑) ですが、あっという間に美羽ちゃんと恋人同士になった主人公だからと言って、あっという間にハーレムを構築出来てしまうのは納得いかないぞ!(お 複数の女の子と恋人同士になるためには、やはりそれなりの苦難の道を歩まなきゃ。女の子の強い独占欲をいかにして懐柔し、反発するであろう女の子同士の関係を、いかにして融和させるか・・・その努力、苦労の甲斐あって、その偉業を成し遂げた姿を私は見たかったんだよおおおおおおおおお。バキバキバキ さすがに本妻(ぉ たる美羽ちゃんには、主人公を独り占めしたがっている描写がありましたけどねえ。他の二人が妙にこの状況に理解があるのが納得がいかなかった、ゆ〜ちゃん☆でありました。
正直、ハーレムシナリオの出来には期待していたところがあっただけに期待はずれに終わったのが痛く、はまったと言うほどには本作にはのめり込めませんでしたが、ちんじゃおろおす氏のイラストに萌えて、かつ、巨乳好き、BINKAN体質の女の子がよがりまくるゲームをやりたいならば、本作をやっても損はないでしょうね。(笑)
ななみとこのみのおしえてA・B・C (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Studio Ring)
プレイ開始 2004−03−20
プレイ終了 2004−03−28
主人公、井上 雅尚(いのうえ まさなお 名前変更可)はとある大学に通う学生。近所に住む、双子の女の子「西村 ななみ」(にしむら ななみ)「西村 このみ」(にしむら このみ)姉妹とは大の仲良し。ある時、姉妹の母親から家庭教師の依頼を受ける。ファッションデザイナーとしての仕事が忙しく、外国を飛び回る有様ゆえに、家庭教師の依頼もお手紙で(笑) と言う訳で、親の目を気にすることなく、家庭教師のアルバイトに専念できる主人公であった。(お
しかし、西村姉妹のお友達の、これまた双子姉妹の観月さおり&しおりちゃん(はじめてのおるすばん登場キャラ)や、またまた双子姉妹の朝倉ゆうな&まいなちゃん(はじめてのおいしゃさん登場キャラ)らも家庭教師に乱入。(笑)こうして主人公は、可愛らしい女の子達にお勉強を教える夏休みを送ることになった。学校の勉強ばかりではなく、恋のABCをも・・・
本作はStudio Ringの処女作。もっともこのブランド、なにげにスタジオメビウスのセカンドブランド名っぽいですね。企画、制作はスタジオリングで、販売は株式会社メビウスとなっておりますし、システムにMEBIUS34.EXEを利用しているようで。まあ、「メビウス」に「リング」ですから、その繋がりもあるのでしょうけど。(笑)
本作は、その筋には余りにも有名な、「はじめてのおるすばん」「はじめてのおいしゃさん」の後継となる作品であり、実際両作品のヒロインも登場してくる訳ですが(笑)、この2つ、ZEROの作品なんですよね。同じビジュアルアーツ系のブランドだから出来る芸当でしょうが、どうやらZEROは、ろりげ〜を切り離し、元来の鬼畜系のゲームに一本化するつもりなのかな?外見いたいけな女の子をぴーざーがするってのは、充分鬼畜な好意であるとは思うのですけどね。(笑) 「はじ**」シリーズを愛する私としては、本作を買わない理由があろうはずもなく、購入に至りました。プレイはちょこっと遅れちゃいましたが(発売は2003年暮れ)、ま、積みゲのゆ〜ちゃん☆ですんで。(ぉ
ユーザーインターフェイス
不満のない出来。MSGスキップは設定で、既読のみorオールと選択でき、バックログ確認も行数制限有りですが可能。セーブは合計64カ所記録でき、サムネイルも記録されますのでセーブデータの内容がおおむね分かる作りになっています。各種設定も、必要な分を最小限度は用意してます。凝った機能がないためその部分は寂しいですが、変に凝ってバグを出すよりはずっと良いでしょう。(ぉ
オマケ
CG集、えっちしーんリプレイ、音楽集とこちらも標準。なお、ゲームからの起動ではないですが、DVD−ROM内に「萌え萌えボイス」なるフォルダーがあり、Windowsの起動や警告音等に使える各種ボイス集、そしてラジオ放送でのドラマを収録すると言う太っ腹なところも。(笑) これだけのことをやってくれるのに、前作「はじめてのおるすばん」「はじめてのおいしゃさん」関連のBGMとかを、おまけで鳴らしてくれないのは画竜点睛を欠いてるとは言えませんか?(爆 使っている以上は鳴らすようにして欲しいんですよね。音楽にこだわるゆ〜ちゃん☆でありますので。
BGM
PCM音源による演奏。音楽の出来は相変わらず、単なるロリげ〜と侮れぬ出来となってますね。(笑) ちっちゃい女の子を描写する可愛らし系の音楽がメイン(笑) ただ残念なことに、今回は姉妹のテーマの曲は今ひとつ私の琴線に触れることはなかったです。(^^; あと曲数が少ないのが難と言えば難ですがは、5800円の「おしえて価格」で有ることを考えればまあ許容すべきレベルかな?
本作の音楽系で私が気に入ったのは、OPテーマ「ちっちゃな恋」です。どちらかというと明るい感じの童謡と言った感じの前作や前々作のOPとはうってかわって、しっとりとした感じの、少し切なさ薫る心に来る曲作りとなってますね。エンディングテーマ「けせらせら」・・・そう、今作からエンディングテーマもあるようになったですが、こちらもOPテーマに比してはやや劣るものの、それでも十分に魅力的な曲作りとなってます。OPとEDテーマは私にとって拾いものとなった出来でしたね。
因みに・・・OPムービーはMPEGムービーだったりしますが、データ容量が112MBもある巨大ムービー。お陰でノイズが気にならない高画質MOVIEを楽しめる訳です。(笑) ただ・・・DVD−ROMから読み込む仕様となってるんですよね。これ。PCに掛かる負荷はきついでしょうが(^^;
CG
原画がSin-Go氏、及び、むりりん氏によるCG。はじるすや、はじいしゃとはまた違った雰囲気の、ろりろりな可愛いイラストを堪能させてくださいました。(笑) ただ同じろりろり系とは言え、気持こちらの方が少し大人っぽいかな?胸も「ふくらみかけ」と言った感じだし、ある程度プロポーションも良いし(笑) まあ50歩100歩と言う言葉も聞こえそうですけどね。(笑) ま、あだるつな順位を付けるとすれば、ななこの>はじるす>はじいしゃ っといった所でしょうか。因みにこの三作で出てくる6人は、美奈クラスメートで同い年なんですけどね。(笑)
ボイス
ろりろり〜なボイス。因みに女の子のみフルボイス(笑) お〜むねろりろりの萌え萌えボイスでありましたが、約一名だけちょっとろり度が足りなかったかな?(お まあ、本作品に登場するヒロインの女の子は全て18歳以上だそうですので、そう言うところは目をつぶることに致しましょう。(ぉ しかし、外見ろりろりの女の子が、えっちで悶えるしーん・・・それもろりろりボイスで。こんなのに萌えていたら人間ダメになってしまいそうで怖いですね。(お
えっちしーん&シナリオ
本作品は、ひたすらろりろりな女の子とえっちしまくる為のゲームであり、シナリオと言えるほどのものはありません。(ただし、後述のはじるす&はじいしゃシナリオだけは別) と言う訳なので、えっちしーんとシナリオを合併して評価します。
まずはえっちし−ん。三回目を数える本作、「はじめてのおるすばん」がリリースされたときの衝撃は、類似のゲームが出まくっている昨今ではさすがに薄れてきていますが、それでもなんのなんの、えっちしーんの新鮮みは決して衰えてはいません。(笑) こ〜ゆ〜ろりろりゲームには必須と言っても過言ではない「し〜し〜し〜ん」をいきなり冒頭からおっぱじめる度胸の良さも相変わらずですし(笑)、ぶるまあ体操着、すくみず、レオタード、裸エプロン(ソロ&デュアル(ぉ)んでもって、本シリーズ定番の、にぇこみみいぬみみコスプレえっちと、衣装系コス系えっちは必要にして十分な装備(笑) えっちのバリエーションでも、何も知らぬ幼女に、エッチなことを教えてあげると言うシチュでいたずら系のえっちから始まり、一人えっちを教えてそれを鑑賞し、羞恥プレイをするわ、双子いっぺんに処女食いの鬼畜はやるわ、し〜し〜プレイ、果てはアナルいじりが高じてアナルセックスまでやるわともうやりたい放題。(笑) しかも恐らくはシリーズ初の「パイズリ」なんかも追加。やはり前二作よりも、女の子が胸があることがよかったようで(爆笑)
ただ、しつこいようですが「おしえて価格」であることが災いしてか、えっちイベント一回あたりのCGは一枚のみ。(差分除く) えっちしーんの数はとにかく多いので、その分CGの数はありますが、一枚しかないために折角の濃厚なテキストによる前戯の描写も、あくまでもテキストのみであって、CGでは描写が無い訳で。それがどういう弊害があるかというと・・・例えばスク水姿の女の子とえっちするとき、女の子がスク水を着た状態で悪戯・・・と言うシーンが見られない、また、スク水を脱がしていく過程も描写されないと言うことです。(ぉ つまりこれらは全て脳内補完が要すると言うことですな。(/_;) まあ妄想家を自認する私にとっては何の苦もなく出来る芸当ではありますが・・・(お
また、姉妹丼があるのは良いとして、残念ながらボリューム的には今ひとつなのが玉に瑕。前作、前々作にはあった姉妹レズの描写は今回はないし、昨今の「おんなのこどうし」の話題には残念ながら乗り遅れているとしか言いようがありません。(ぉ
後、購入前のソフトハウスの説明や、パッケの説明を見る限り、素直に解釈すれば、ななみ&このみ姉妹のみならず、はじるす、はじいしゃの姉妹達も食い放題・・・と言うイメージがありますが、実際は本作の主人公は、はじるす、はじいしゃのヒロインズは喰えないんですよね。(/_;) 設定では、本作の主人公と、はじるす主人公は先輩後輩の中で、はじいしゃ主人公とは親戚同士と言う琴になっており、冗談でも喰える訳がないので。(笑) 従って、はじるす、はじいしゃのヒロインズのえっちしーんは、それぞれの「おにいちゃん」(主人公)とのえっちしーんを外伝での描写に留まります。双子姉妹3組によるハーレムという、壮大な漢の夢は残念ながら叶いませんですが、その代わりと言っては何ですが、はじるす、はじいしゃシナリオに入ったとき、本編では見られない、キチンとしたシナリオが存在することを知るでしょう。様々な理由から、大好きなおにいちゃんと一緒にいられない、はじるす、はじいしゃヒロインズ。悲しいほどに、痛いほどに会いたいという気持を必死に抑えつけながら、それでも健気におにいちゃんの帰りを待つ女の子達。いや、マジに泣けますよ。彼女らの健気さに。(/_;) 本編では、えっち三昧のストーリー性が薄い作品なのに、外伝の方がストーリー性豊かと言うものも困ったモンですな。(笑) まあ面白いから許すけど。(笑)
本作は、外見幼女(実際は18歳以上(ぉぃ な女の子と、あ〜んな琴や、こ〜んな琴を楽しむためのゲーム。色々と不満な点はあれど、ろり系の使徒がプレイしない理由を探すのが難しい出来であるとは断言できましょう。(笑) 壮大で感動的な恋愛ストーリーを求める方にはお勧めとは言えませんが、お手軽にえっちしーん楽しみたいろり系使徒なら文句なしにプレイをお勧めできます。(笑) と言う訳で、別に私がろりという訳ではないのですが、思い切り琴線に触れたななみちゃんとこのみちゃんの顔を立てるためにも、本作をハマリゲームに登録と相成りました(笑)
CloverHeart's (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Alcot)
プレイ開始 2004−02−10
プレイ終了 2004−02−16
南雲 白兎(なぐも はくと)と、南雲 夷月(なぐも いつき)の双子兄弟は、とある外交官の息子。外交官としての仕事が忙しい父はほとんど家には寄りつかず、執事のロベルト・イチモンヂが家の管理を行っている状態。しかしながら彼は「執事」としての立場を頑なに守り、兄弟の琴には必要以上には介入してこない。それは彼の節度ではあったが、兄弟には冷たさとも映っていた。兄弟は幼い頃母親を失っており、その時にあった事件を切っ掛けに二人の仲は冷却化、兄弟間の交流すら失われて久しく、本来安らぎの場所であるはずの自宅も、彼らにとっては何の足しにもなっていなかった。
ある時、父親の指示により、彼らの元に二人の女の子が来ることとなった。とある事件で両親を失った二人の女の子の身元を、兄弟の父親が預かり、自分の息子達と共に住まわせようとしたのである。二人の女の子の名は「御子柴 玲亜(みこしば れあ)と、御子柴 莉織(みこしば りお)。奇しくも兄弟と同様、双子の姉妹であった。他人と同居、それも自分たちとは異性の女の子・・・と言うことで戸惑いを隠せぬ兄弟であったが、二人には選択の余地はなく、双子姉妹、そして同居することで兄弟の世話役を兼ねたメイドの野木坂 久遠(のぎさか くおん)らとの共同生活が始まることとなった。
最初はお互いにぎこちない生活であったが、一緒に暮らしていくウチに、少しずつ、少しずつ心が触れ合っていく双子兄弟と、双子姉妹。だが、彼らが歩んできた境遇故の、互いに心と体に傷を持つ彼らだけに、時には大きく激しく喧嘩し、反発しあうことも。兄弟達との縁がある駒宮 ちまり(こまみや ちまり)や、榊 円華(さかき まどか)ら女の子達もまた、そんな彼らとの縁で、喜び、悲しみを味わっていく。
過去の不幸せを、これからの幸せに繋げようと一生懸命の姉妹と、過去の不幸せ故に心をそれぞれの形で閉ざしながらも、それでも人との交流を求めてやまぬ兄弟が、それぞれ選んだパートナー。その恋人達が、若さ故のぎこちない歩みを微笑ましく、時には痛く切なく綴ったストーリー。
本作はAlcotの処女作に当たる作品ですね。切なく、そして感動的なストーリーとネット仲魔の間で好評だったため購入することとなりました。キャラクターがろりろりなのが後押しとなったのは秘密ですけど。(笑)バキ ロシア人と日本人のハーフで、金髪碧眼の双子姉妹、玲亜と莉織の余りの可愛らしさに、プレイ初めてすぐにすっころんでしまったゆ〜ちゃん☆でありました。(笑) 自分の好きという気持をストレートに表現し、我が儘なんだけどその我が儘がちっとも嫌みに感じない、いぬちっく娘の玲亜に、理知的で真面目なんだけどどこかが抜けていて微笑ましい莉織。いやはや、キャラ萌え要素は400%の価値がある本作、さて、肝心のストーリーについては後述すると。(うむ
ユーザーインターフェイス
必要にして十分な機能。既読MSGスキップ機能は無論、ボイス付きバックログ参照機能、セーブ箇所は100カ所もあり、また自動的にサブタイトルを付加してくれるので、どこのセーブデータなのかは、ロード前でも大体は判別可能。欲を言えば、サムネイル画像があればもっと良かったかな? これは賛否両論となるでしょうが、バッドエンド含むシナリオをクリアするごとに、様々な付加機能がアクティブになるという設定になってます。おまけのBGM集とか、CG集が見られるようになるとか・・・ですね。自分の欲しい機能がなかなか手に入らないとなると、プレイしていてヤキモキさせられるでしょうからねえ。それが良いか悪いかはプレイヤー次第だと、プレイしていてつくづくそう思ったわけで。(^^;(笑)
ちょっと気になったのは、画像演出に凝るのは良いとしても、それの度が少し過ぎて、少々動作が重く感じられるという点でしょうか。設定を変えておかないと、折角スキップ機能を利用していても、画像演出が掛かっている部分でスキップがストップしてしまうので、リプレイするときは少しばかりイライラすることがあるかも知れませんね。画像演出自体はなかなかの出来だけに、体感動作とのバランスの悪さが悔やまれますね。
オマケ
CG集、えっちしーんリプレイ、プロローグおよびエピローグリプレイ、音楽集、ゲーム中に流れたヒロインの日記のリプレイ、キャラクターの立ち絵集、そして外伝と実に多種にわたります。そのボリュームに不満などあろうはずもないのですが、ただ前述のように、これらの機能は最初から使えるわけではなく、シナリオをクリアしていくごとに、一つ一つアクティブになっていくという仕様になっているわけで。一番欲しい機能が、一番最後にアクティブ・・・と言うのはさすがにアレでしょうね。(笑)
BGM
PCM音源による演奏。ピアノ、バイオリンなど弦楽器主体の本作のBGMの出来は及第点を大きく上回りますね。シナリオの雰囲気を良く表し、かつその雰囲気を盛り上げるのに十分な力を誇っています。このレポを書いているときには既にBGM集は発売されてますので、私もGETしようかなと。(うむ 因みに私の好きなBGMは、玲亜のテーマの「curiosity girl」 円華さんのテーマ「moment」ってトコですか。オープニングテーマ「CloverHeart's」は間奏部分に入る女の子のモノローグ部分が、ヒロイン二人それぞれで異なり、また章ごとにも異なるという手の込んだことをやってます(笑)。OPはスキップが可能だけに、意外に聞き落としている人が多そうですね。エンディングもヒロイン二人で異なり、この部分も凝ってます。ただ私の好みの曲は、莉織シナリオでのエンディングテーマ「坂道」の方が圧倒的に好き・・・と言う現実がありますけど。(^^;
CG
仁村 有志(にむら ゆうじ)氏原画によるCG。・・・ろりろりです。(笑)バキ いあ、確かにろりろりな絵ですが、ろりじゃない女の子のイラストも実に可愛らしくてぐっど。本作はキャラ萌え度がどえらい高い作品ですが、確実にその一翼を担っているのが、このイラストだったりしますので。立ち絵での表情の豊かさも好感度高し。玲亜のような表情豊かな女の子の描写は大変だったろうなあ。(笑) 後・・・女の子が可愛いのは当然として、男である主人公二人までが可愛いというのにはちょっと参った。(爆笑) 私はしょた属性はないため、プレイしていて、とっても複雑な気持ちだったぞ〜(笑) しょた属性のある人なら、本作はこれだけでプレイして損はないでしょうな。(笑)
ただ、原画の質の高いイラストについて行けてないイベント絵がいくつかあったのは残念。プレイしていて、この点実に歯がゆかったなあ。
ボイス
オールキャラクターフルボイスという大盤振舞。白兎と夷月だけは、主人公となっているサイドではサイレントとなっていますが、そうでないときは声を出しています。ただ私としてはこのやり方はちょっと残念だったなと。と言うのも、主人公達の声の演技も凄く上手なのですな。特に底冷えするような「夷月」の演技は実に秀逸。彼のサイドでもその演技を聞いてみたかったのですな。本作の場合、主人公の名前を変更することは出来ず、あくまでも「白兎」「夷月」、そして、「莉織」「玲亜」のストーリーなんですから、主人公であってもやはり声は出すべきだったのではと思うわけで。
女の子達の演技力も文句なし。演技力があるだけに、女の子が愛おしく、また彼女らの悲痛な思いがグサグサとプレイヤーに突き刺さってくるのでもあり。結構本作には、「羞恥プレイ」なんてのがあったりして、その時の恥じらいを含んだ声を聞かされて煩悩刺激されない人は探すのが困難と思われ。(笑)バキ 声の部分で期待を裏切られることは決してないと断言いたしましょう。(笑)
えっちしーん
えろげとは言え、純愛系のクセして、えらい濃いえっちしーん(笑)。沙希ほど述べた羞恥プレイは無論、ろり系キャラがいるなら必須(ぉひ の、し〜し〜し〜んも健在。(爆笑) しかも玲亜ちゃんも莉織ちゃんも、可愛い顔して結構えっちだったりするんで、時には主人公の側が襲われるシチュエーションもあったりして。(笑) 主人公達は前述の通りしょた系のキャラなので、美少年が美少女に襲われるという倒錯したシチュエーションも楽しめるという実にお得な造り。 女装した主人公と、ヒロインの女の子がえっちするという、擬似的「女の子同士」なんてのもありまっせ。(笑) 全てのプレイヤーに、右脇腹の浪漫が高速回転するシーンがどれか一つくらいは必ず見つかると思われます。(笑)
た・だ・し・・・双子姉妹が出るゲームだというのに、そう言うゲームでは必須(こら な「姉妹丼」等という展開はありませんよ。念のため。純愛系のゲームですからそれはそれで仕方がないのでしょうが・・・
シナリオ
本作は、主人公の白兎と夷月の双子兄弟と、ヒロインの莉織、玲亜の双子姉妹の、白兎&玲亜、夷月&莉織のカップルの成長物語であったりします。勿論、白兎シナリオに於いて、ちまりエンド そして夷月シナリオに於いて、円華エンドもありますが、この2つは扱いとしてはアナザーストーリーっぽく、正伝とは一線を画した雰囲気がありますね。(^^; 従って事実上、どのキャラがどのキャラとくっつくかは固定化されており、他のこの手のゲームとは違って、一人のヒロインを複数から選ぶ・・・と言う造りにはなっていません。 私としては、こういう作り方も充分アリだとは思いますが、ただその余波を受けて、久遠さんや凛ちゃんという非常に魅力的な女の子が喰えずに終わる(ただし凛ちゃんには外伝でえっちしーんあり)と言うデメリットも有ったりしたのが残念であります。(^^; 因みにヒロインは固定化されているとは言っても、一つのシナリオは非常に長いです。フルコンプするのに、大体20時間くらいと言ったところでしょうか。実質2つのシナリオなのに、これだけ長い時間を要する所からも、本作のシナリオの充実さは分かって貰えるかなと。
本作は主人公が、白兎サイドと夷月サイドとに分かれ、それぞれのシナリオを楽しむことになるわけですが、初期の方でのシナリオは共通点が多いものの、後半以降になるとまったく違うストーリーとなっています。白兎サイドでは、白兎と夷月兄弟の過去を描き、夷月サイドで、莉織&玲亜姉妹の過去を描写していると言う作りの関係上、後半のシナリオが、2つのサイドでまったく異なってくるのはやむを得ないと言えなくもないのですが、ただ、白兎と夷月が反目する理由に、夷月シナリオの方では触れておらぬにもかかわらず、ラストで二人が和解してるのはちょっと構造上の無理が出ているように思えます。その部分がちょっとプレイしていて気になりました。
実はこの四人、それぞれ過去にあまりにも辛いことがあったが故の心の傷があったりするため、それぞれのカップルの恋愛関係の道程は決して平板ではないわけで。平板どころか、互いに傷つけ傷つけられて、そして時にはちまりちゃんや、円華さんと言った他の女の子も傷つける展開に。その余りの不器用さに、正直プレイして痛かったですねえ。切ない展開バリバリだったし。(^^; 切ないモードにはいるまでは、えらい楽しいギャグが入っており、特に玲亜曰く「はぐれ狼」で、少なくとも自分ではクールを気取っている夷月が徐々にギャグに染まっていく展開は、楽しいなんてモンじゃないですが(笑) 一度切ない系に突入すると、重いよ痛いよ切ないよ〜の嵐。いやまいりました。(/_;)(笑)
白兎シナリオでのちまりちゃんと、夷月シナリオでの円華さん。もう一人のヒロインとも言える女の子達ですが、私のその評価はまったく違っていたりします。前者の場合は、玲亜というバカップルとも言えるほどにベタベタだったふたりが、別れなければならない展開に、私としては納得がいかなかった部分が強かったのに対し、後者は逆に、本来のヒロインである莉織ちゃんを差し置いて、円華先輩とくっつくこそが本筋に見えてしまったりした。(^^; この辺はプレイヤーの感覚によって様々だと思います故、それを以てシナリオの欠点とするつもりは毛頭ありませんが、少なくとも、円華先輩の存在感は、莉織ちゃんと対等かそれ以上のものがあると思われましたね。(^^;(笑)
シナリオ部分にまったく問題がないとまでは言えないですが、切ない系のゲームとしての完成度は素晴らしいですね。キャラクターに対する萌え度も、あのキャラクターデザインにアレルギー(笑)がある人はともかく、そうでない限りは、まず間違いなく誰かに激しく心惹かれること必定。それが例え、しょたな主人公達であってもおかしくはないですが・・・・(ぉ と言うわけで、私、ゆ〜ちゃん☆は、本作を「ハマリゲーム」にすぱっと登録することに決定。(笑)
では、恒例キャラ別ネタバレ付き感想。ネタバレ付きなので、それを嫌う方は読み進めないでください〜
御子柴 莉織
双子姉妹の姉。青いリボンと、あほ毛で玲亜との見分けが付きますが(笑)(玲亜は赤いリボン)、無邪気な玲亜に対して、思慮深くおっとりとした彼女ですので、双子で同じ顔なのにも関わらず、見分けは結構出来るんですよね。(^^; 情熱の赤と、沈着冷静の青という色のイメージが私にありますが、まさに莉織ちゃんはその青というイメージがぴったり。白兎シナリオで、玲亜を悲しませたときの、莉織が見せる白兎に見せる冷たい怒りの表情はハッキリ言って怖いのです。(^^; 「玲亜を不幸にしたら私、何をするか分かりませんから」というセリフが、決して誇張でもハッタリでもないと言うことは後述・・・(大汗
「家族の絆」というものに強いこだわりを持つ彼女。家族にひたすら背を向け、あまつさえ円華と「契約」という名の偽りの恋人関係をで肉体関係を持つ夷月の行動を見過ごしに出来ず、彼に対し端から見ても過剰とも思える介入ぶりを見せる彼女。玲亜曰く「はぐれ狼」な夷月が、そんな彼女に苛立ちを感じるのは当然のことだとは思いますが、それと同時に彼女の琴がどうにも気になって仕方がない・・・と言う背反する感情を持たずには居られない夷月。夷月も白兎も、「家族の絆」を望んでいながら、結局得られなかった辛さから、人との交流を避けてきた所があり、特に感受性の強かった夷月が、白兎よりも孤独を好む面があったとは言え、それは人との繋がりを渇望するが故の裏返しの感情なのでしょうね。夷月&莉織のカップルは、バカップルと揶揄されるほど強くストレートに恋愛関係に落ちた白兎&玲亜とはまったく異なる展開ですね。
円華先輩と、夷月が偽りの恋人関係になっていたのは、実はやむにやまれぬ事情があった。ただ、円華先輩の方は、早いウチから契約による「かりそめ」の恋から、本当の恋心を夷月に抱いていたのは、夷月シナリオの冒頭からハッキリ見えていており、それに対して、夷月もまた円華先輩を憎からず思っているにも関わらず、その気持をひたすら否定していると言うこともモロバレ。プレイしていてその不器用さは歯がゆくてなりませんでしたね。(^^; 莉織ちゃんには本当に申し訳ないのですが、私はこの二人にこそカップルになって欲しいとプレイしていてつくづく思っていたくらいでして。(^^; 夷月も後に語っていたように、成り行き次第では、莉織ちゃんではなく、円華先輩と恋人関係になっていたかも知れないわけで。円華と、夷月がもう少し勇気があって、二人が歩み寄っていればあり得た世界。その危うい均衡で、夷月は、積極的に歩み寄ってきた莉織を選んだというのは、キチンと説得力はあるのですが・・・。しかしながら、莉織ちゃんを選んだ途端に、円華先輩に対して感情が醒めてくると言うのはちょっと違うように思うわけで。(^^; 曲がりなりにも好意を持っていた女の子なのだから、もう少し円華先輩と莉織ちゃんの間で悩んでもおかしくないと思うのですがねえ。(^^; 白兎と言い、夷月といい、南雲兄弟は余りにも一筋すぎると思う。(ぉ
恋人関係となって結ばれた夷月と莉織。夷月とSEXをするにつれ、どんどんえっちになっていく彼女(笑) しまいにはえっちのおねだりを夷月にするようになるし〜(笑) 玲亜とは違っておとなしめの女の子だけに、なお羞恥プレイのし甲斐があるというわけで(笑)バキ 野外えっちでのし〜し〜もあるし、も〜何も言うことはありません(爆笑)ガスガスガス ただ・・・彼女ってすっげえ酒乱なのね。(^^; 酔うと、いつもは強気の夷月ですら逆らえず、主従逆転してしまう有様。襲われる夷月って、正直白兎とあんまし変わらないので、面白味に欠けると言うところもありますが・・・(おおお
幸せな生活が続く中、ロシアに置いてきたはずのテロの恐怖が、日本にやってきた彼女達に再び襲いかかる。その中で、莉織が心の中にしまってきた心の中の傷と罪を夷月に告白する。ロシアにいたとき、莉織達姉妹は、彼女らの両親が発明した者を奪おうとするテロリストによって、両親を殺され、そして莉織自身も銃撃を受けて、体に消えない傷跡を残した。その傷跡のことは、夷月と初めて結ばれたとき、夷月がその傷跡を受け容れてくれたことで心の重荷からは解放されていたのだが、もっと辛い悲しい心の傷が・・・。テロリストが彼女らに襲いかかって来たとき、玲亜を庇って莉織は、そのテロリストを射殺していた。妹を守るためとは言え、人を殺めてしまった彼女。その良心の呵責に苦しむ彼女。どうにもやるせない話です。彼女が取った行動は、少なくとも非難を受けることではない。非があるのは武器を持って襲いかかってきたテロリストの方であり、彼女はその火の粉を払っただけに過ぎず、法的には勿論、道義的にすら彼女を責める理由など無い。だから彼女が取ったその行動で彼女が苦しむのは理不尽と言ってもいいわけであり、誰であっても苦しむ必要はないと慰めることでありましょうね。ただ、だからといって、さくっと開き直ってしまう彼女を私が好きになるはずもなく(^^; まったくもって人の心というものは実にやっかいなものでありますね。(お
ロベルトと久遠の尽力により、テロリストは全員逮捕され、みなは再び平和を取り戻す。悲しい過去と対面し、そして克服した姉妹。そして兄弟。波乱の後のエピローグがピクニックというのも、ちょっと物足りないような気もしますが(笑)女の子達が笑顔を取り戻せたことでヨシとしましょうか。(ぉ
御子柴 玲亜
双子姉妹の妹。明朗快活、無邪気な女の子で、自分の感情をストレートに表に出すタイプ。同い年の双子の姉の莉織とは違って精神年齢が幼く見えるのは、やはり莉織に大事にされすぎた反動かな?(笑) 白兎と出逢ってすぐ一目惚れに近い状態で恋に落ちたようですが、なにぶん行動が子どもっぽいので、彼女の言う「好き」が「LIKE」の好きと白兎に思われてしまうのは仕方がないことでしょうね。実際は彼女の「好き」は「LOVE」の好きだったようですが、それを白兎と玲亜がお互いに理解するまでに、私ら常人には激しく歯がゆい想いをさせられる回り道を歩んできた二人でありました。(爆
18禁ゲームのお約束で、登場キャラの年齢は明記していないのですが、ゲーム開始当初の彼らはCHU!学校3年生。(推定) 性に対する潔癖さが色濃く残る年代で、家族の絆に飢えている白兎と、コミックすら知らぬ世間知らずで甘えん坊の玲亜の組み合わせでは、二人の距離をどう取って良いのか分かるはずもなく、近寄りすぎたり遠ざかりすぎたり。いやはや不器用なことでありました。まあ二人の関係がギクシャクする理由のほとんどが白兎が作っているわけですが、それを以て白兎をヘタレとするのは、ちょっと彼にきついでしょうね。彼の経歴を考えれば、好きな女の子とのつき合い方に混乱が生じるのはある意味必然でしょうから。それでも、彼が玲亜を好きになれば成る程、玲亜を傷つける琴をする自分が怖くて、「兄妹」的なつき合いで留めようとする彼の行動には、置いてけぼり喰らわされそうになりましたけどね。(笑)
雨降って地固まる・・・と申しますが、二人の場合土砂降りの雨で地面がぬかるんで固まるどころじゃ済まない有様でありましたが(汗 何とか危機を脱出、二人は結ばれて、晴れて恋人同士になった。しかし・・・初めてのえっちで、その快楽を覚えてしまって、えっちにはまる二人って・・・お前らCHU!学生だろ〜と叫んだゆ〜ちゃん☆でありました。(笑) 当然それだけ激しくえっちしていれば、周りの人たちにばれないわけが無くて。(笑) 一足沙希に大人(ぉ になっている夷月の方はともかく、莉織の方はちょっと刺激が強すぎたようで、真面目な彼女らしからぬ「覗き」という行動に及んでいたとは(爆笑) 久遠さんはお赤飯炊いて冷やかす・・・と言う素晴らしいことをしてくださるし。(大爆笑) つくづく周りの人たちも楽しくて笑えます。そこまでに至るまでの道程が苦難の連続だっただけに、なおそう思えるのかも知れませんなあ。(笑)
第一部では、バカップル誕生までの道程を描いたものなら、第二部はバカップルの破綻の危機を描いた章。(ぉ その昔、白兎がかつて好きだった幼なじみの、ちまりちゃんが再び白兎の前に。玲亜もかくやと思えるほどのストレートな愛情表現に、玲亜も気が気じゃないわけであり。冒頭の部分は、「モテモテで羨ましいじゃねえかこの野郎!」な白兎と言うことで笑って済ませられたんですがねえ。ちまりちゃんがこの時期になぜ白兎達の前に現れたか・・・と言う深刻な理由の前に、折角の楽しい三角関係が泥沼の関係に変化してしまったという。(爆
ちまりちゃんが、白兎への想いを思い出に変えるために、一度だけのデートをお強請りし、白兎はそれを受ける。それが玲亜に対する重大な裏切りで有ることは重々承知の上で。秘密のデートがばれなければ、何事もなく終わったでしょうが、得てしてこう言うのはバレるものらしいですな。世の中って(ぉ 白兎の言う、男の側の論理として、ちまりに対する昔の想いにケリを付けなければならない為に、玲亜を一時的に裏切ることになった今回の行動は「間違ってない」とする部分は確かに「間違ってない」んでしょうな。しかしながら、雄基が指摘したように、学園祭の時に、慣れない委員活動で四苦八苦している玲亜に対するフォローが全然出来てなかった、大事な恋人をほったらかし状態にしていた・・・と言う憾みは確かにあるわけで。玲亜が激しく傷つけられ、泥沼状態となったのは、結局の所、白兎の至らない部分が全ての元凶な訳であり、こ〜なれば白兎には弁解の余地がないという。(^^;(笑) それこそ許す許さないを全て玲亜に委ね、許してくれないのであれば、彼女の元を去る・・・と言うまな板の鯉状態にしかなりえないという切ない状況に陥るのは、誰をも恨めない琴でありましょう。例えそれが、雄基がちまりをけしかけたことから始まったと言ってもね!(笑)
結局玲亜は、許してくれなければ自分の元から消える・・・と言う白兎の言葉に、逆に反応して白兎の元に歩み寄ったわけでありますが、申し訳ないがこのシーン、追えば逃げ、逃げれば追われると言う、わんわんの琴を連想してしまったという。(^^;(笑)バキ 結局玲亜は、白兎にベタ惚れなんだから、「許してくれなければ玲亜の元から去る」なんて言われれば、逆に歩み寄るしかないわけで(笑) 白兎は知らないでやっていたわけですが、知っていてやっていれば稀代の女たらしの素質があったでありましょうな。(笑) 玲亜ちゃんと、ちまりちゃんの二人を比較した場合、どうしても玲亜ちゃんの方に感情移入が強かった私としては、この展開こそが真の道であったわけで。後述の「ちまりシナリオ」では、どうしても違和感をぬぐいきれなかったのは、やはり、ちまりちゃんへの想いが今ひとつ私に伝わってこなかった為でありましょうね・・・(^^;
第三章は、えっちに溺れるバカップルの話。(笑) 今まで避妊具を使わず、中出ししっぱなしだった白兎と玲亜。玲亜じゃないが良く当たらなかったモンである。(ぉ 思わずいくら中出ししても妊娠しないと言う、えろげ〜世界のお約束をやっているかと思いました。(笑)バキ
この章で面白いのは、四六時中えっちしまくりの白兎&玲亜に当てられっぱなしの莉織ちゃんですな〜(笑) 学校でもぐったりとしているトコを見ると、一晩中きっと一人で(以下自主規制) でもこの当てられたことで、夷月との間に進歩があったのだとしたら、彼らのバカップルぶりもけっして無駄というわけではないでしょうね。(うひ
避妊具使わなかったり、中出ししたりすることで、玲亜妊娠?な派生エンドに突入だけど、このときの久遠さん実に怖いです。(汗 わたしら学生でなくなって既に久しいため、すっかり忘れていたことだが、学生の身で妊娠と言うことの重大さってヤツ。今の日本だと、まだまだ妊娠を理由に休学して・・・なんて認められるところは少ないから、妊娠してしまったら道は2つ。退学して出産か、中絶して無かったことにするか。どっちにしても重大な選択となってくるわけであり。白兎は確かにロマンティックに、玲亜に生んでくれと頼んでいたが、久遠さんが一蹴したように、この不景気の折、高校も中退して仕事を見つけることは非常に困難。子どもを抱えた恋人と自分を養うだけの収入などまず望めず。甘いとしか言いようがないわけであり。まあ、こういう場合、親におんぶに抱っこ・・・と言う選択しかないんですけどね。子供を産むことに決めたのだったら。(ぉ 幸い白兎のオヤジはお金有るようだし(笑) 預かった娘をらPONにした息子の責任取るしかないだろうし(笑)(狡猾)
白兎&夷月兄弟の過去に触れることとなった第四章。余りの辛い過去故に、それに触れる琴への拒否の力が強すぎた事件。白兎と夷月の中が決裂した事件。その事件を顧みることとなった切っ掛けが、莉織が風邪を引いてデートに行けなくなった玲亜ちゃんの身代わりとなって白兎とのデートに赴いた琴。悪いですが私、声で一発で莉織と見抜いてしまいました。(笑) 白兎は玲亜とは違う莉織の「匂い」で見分けたそうですが。やっぱ白兎はえっちである。(笑) 無事で終わればめでたしめでたしだったのに、そのデートを夷月に見られて誤解される・・・。このパターン、白兎シナリオの第二章目と似てますね。(ぉ 白兎も夷月も、人との繋がりを渇望しながら、裏切られる琴への怯えから、人との繋がりを避けてきた経緯があり、特にそう言う琴への感受性が強かった夷月に至っては、友人関係との交流すら満足にない。やっと莉織と言う心許せる相手が出来たのに、その相手が裏切ったと有っては、夷月の受ける心の傷は余りに大きいわけで。白兎にしても、莉織にしても、そ〜ゆ〜琴をするための事前の根回しがヘタのようですね。(ぉ
自暴自棄となった夷月が不良連中に喧嘩を始め、ぼこぼこにされているところを助け出す久遠さんと雄基。その時に起こった火災が、夷月の忌まわしい過去を思い出させる。家庭を顧みない夫を待つことに疲れ、精神のバランスを崩した母親が、まだ幼かった自分達を道連れに死を選び、家に火を放ったこと。母親が自分たちを殺そうとしたと言う忌まわしい現実を拒否するために、幼い夷月は記憶をねじ曲げ、白兎を悪者とすることで、精神の崩壊を避け、そのことが兄弟の絆を断ち切ってしまったこと。成る程、父親は家庭を顧みず、母親は自分たちと心中まがい。それまでの目に遭っていながら、この程度のグレで済んだというのは、やはり彼ら兄弟は良い子だったんだなと。(^^; 莉織&玲亜姉妹も、本当に不幸な人生を歩んでいたですが、お互いの存在でお互いの欠けた部分を補ったのですなあ。まさに「CloverHeart's」 見事なタイトルだと思いますよ。ええ。
仕事が忙しかったためとは言え、自分の家庭を崩壊に追い込んでしまった南雲父に付いての評価は・・・正直難しいですねえ。彼は自分の家庭を崩壊に追いやっていたとは言え、その一方で、御子柴姉妹と、そして御子柴夫婦の力になっていたわけで。彼は有能な外交官であったが、仕事と家庭の両立には、これ以上ないくらい失敗している。仕事が忙しい私が、家庭をキチンと守っていけるかどうかは、その他千葉になってみないと分からないとは言え、少なくとも今自分の頭の中でシミュレートしてみると・・・かな〜り難しいと思うわけであり。(汗 ハッピーエンドで終わった双子姉妹&兄弟ストーリーを堪能しつつも、ふとそんなことに思いを馳せてしまったゆ〜ちゃん☆がいたりして。(ぉ
駒宮 ちまり
白兎の幼なじみの一人。小さいとき、両親の引越と共に白兎の元を離れていった、白兎がかつて大好きだった女の子。体が極端に小さいながら、持ち前の強力な行動力で白兎を振り回してくれる楽しい女の子。(笑) 玲亜との白兎の取り合いは、傍目で見ても微笑ましくて実に良かったです。(笑) 白兎は、今は玲亜と恋人関係にあるとは言え、子どもの頃の恋心が消え失せたわけではないわけで、場合によっては「二人ともお嫁さん」な展開を期待しても良かったんじゃないかと私なんかは思ったわけですが、結局そう言うシナリオはなかったですねえ。(ぉ
ちまりがこの時期に敢えて白兎に会いに来たのは、ちまりの両親が海外に赴任することになり、それに伴って彼女も一緒に往かなければならず、そうなると日本にはそう簡単には戻れなくなるから。父親から一ヶ月の猶予を貰って、白兎の元で暮らす琴を選んだから。白兎に頼んだ最初で最後のデートも、本当に思い出を貰うための切ないものだったわけであり。ちまりシナリオでは、彼女の予想外に、白兎が自分を選んでくれた・・・と言う嬉しすぎるハプニングがあったとは言え、折角結ばれても結局別れが待っている・・・と言う切なさは変わらないわけであり。見方を変えればバッドエンドと言えなくもないですね。(^^; 正直玲亜の方に強く感情移入している私としては、白兎一筋で愛しまくっている彼女を捨てて、ちまりに走った白兎に対してはそれ程気持ち的に支持できず、せめてハッピーエンドであればまだしもこういうエンドでは、ちまりちゃんが余りにも不憫で。(/_;)
シナリオ中で、ちまりとの間がダメになったからと言って、玲亜に戻ることはないと断言する白兎だが、多分私の見立てでは戻ると思う。(ぉ 玲亜は今でも白兎のことが好きだし、ちまりがいない間に白兎のそばにずっと付いていれば、元々玲亜の琴が好きだった白兎のこと。きっとよりを戻すでしょうな。そのことは、どうもちまりも感づいてはいたようですが、その時は再び白兎の元に戻れるようになったとき再び取り返す!と明るく宣言する、いつでも前向きな彼女が好きですね。(笑)
因みに、私としては、彼女を無理に白兎にくっつけんでも、雄基といい仲になって欲しいと思う。見事な凸凹コンビだし。(笑) いつもは飄々としている雄基が、ちまりのこととなるとそうしていられない・・・なんて彼を見るのも楽しいし(笑)バキ
榊 円華
夷月が「契約」の名の下に付き合ってきた年上の女性。彼女の実弟である榊 賢治が、実の姉である円華を異性としてみるようになり、ついには性的暴行を働きかけていたところを、夷月に救われ、彼女の純潔と引き替えに、賢治からの暴行を阻止する・・・と言う契約を夷月と交わしたと言う経緯があった。正直この設定、妹萌えを自称する私には非常に痛かった。(^^; いあ、姉と弟だから「妹」じゃないんだけど、肉親に「萌える」男という点では、賢治と共通点が有るわけで。妹萌えの私として理想的な展開は、「妹」、もしくは「妹的な姉」の側からの愛のアプローチであって、今回のケースのような男の側からのアプローチは決してあってはならないのである。(ぉ だって女の子が男きょうだいから、そう言う身の危険を感じるなんてのは不幸の極みでしょうが。作中での夷月のつぶやきにあったように、本来安息の場所である家庭の中に、自分のみの危険を感じる存在がいるなんてね。夷月と同様、家庭に自分の居場所がない彼女。成る程。確かに夷月と円華先輩は共通点があったわけで。 それにしてもほんっとに、シスコンの男は救われないね。賢治を見ていると、マジで殴ってやりたくて仕方がなかったです。(お
契約という名の下に、純潔を夷月に捧げた彼女。だけど「かりそめの恋人関係」が、彼女にとっての本当の恋に変わるのにはそう時間が掛からなかったそうで。ゲーム開始早々からそのことがだだ漏れで見えるその展開を見せつけられたら、莉織と夷月が一緒になるより、円華先輩と一緒になる方が自然と思えるのは、何も私だけではないと思うのね。(^^; だから莉織シナリオで、夷月から契約解消を言い出されたときに彼女が言ったように、「仮初めを本当に」することが出来なかった夷月が歯がゆくて仕方がなかったり。少なくとも私には、夷月の莉織への想いの描写が、円華先輩への想いの描写に勝っているとは言い難い状況だったわけですが、他のプレイヤーがどう感じたかは興味深いところがありますね。
番外
飛鳥 凛(あすか りん)
白兎や雄基、ちまりの幼なじみ。可愛くて学校の成績も良く、付属校の時には委員長まで拝命している女の子。しかしながらおやぢ的セクハラまがいの言動が酷く、白兎曰くに「ブリザードプリンセス」(笑) 雄基が男の視点で白兎と玲亜の関係を巧みにフォローするなら、彼女は女の視点で彼らをフォロー、夷月シナリオでは、周囲から浮きまくりの夷月をなんだかんだ言いながら構うなど、結構面倒見の良いところもあったりする。夷月が莉織と想いを深めるに連れて、凛ちゃんが淋しそうな顔をするので、彼女も夷月のことが好きだったのか・・・と本伝のプレイで想像したのですが、それにしては夷月に対して邪険にすることも多く、おっかしいなあと思っていたのですが、外伝を見て謎が氷解。凛ちゃん、実は同性である莉織ちゃんの琴が好きだったんだね。(^^; ちょうどこのレポを書いているとき「マリア様がみてる」が大ブレイクCHU!なんで、この作品を今プレイすれば、「女の子同士の恋愛」にまた一つ花を添えるだろうなあ。(笑) 因みに、外伝での夷月との疑似セックスで、彼女が処女であるにも関わらず、結構上手なお口での刺激で夷月がイカされてるわけですが、その時の凛ちゃんのセリフで、実は彼女って、他の女の子とそう言うことをした経験があるんじゃないかと、私の中で疑問が湧いてでてました。(お もしそうなら、その時の武勇伝を、是非ファンディスク等で公開してくださいませ。(笑)
野木坂 久遠
莉織と玲亜のメイド。彼女らが南雲兄弟と同居するようになると、彼ら四人の保護者役も兼ねるようになる。単に家政婦としての能力のみならず、実は体術、銃の扱いなど戦闘能力も超一流と言う、謎に満ちた経歴の持ち主の女性。少しは腕に覚えのある夷月があっという間に彼女に逆らえなくなる・・・と言うエピソードから、彼女がただ者ではないとは感じてましたが(^^;。彼女の外伝での述懐から、どうも彼女もまた、白兎ら四人に勝るとも劣らぬ辛い青春時代を送ってきたことが示唆されるが、少なくともそんなことがあったことをおくびにも四人の前に出さない当たり、また、四人の保護者役を完璧と言っていいほどこなすあたりは、やはり成熟した大人と言うことでしょうか。大人の女性の余裕で、ウブな白兎達をからかう所は、何度見ても楽しいです(笑) 玲亜が妊娠騒ぎを起こしたときの、彼らに対し弾劾する彼女は正直怖いですけど。(/_;)(笑)
それにしても・・・ほんっとに彼女って歳幾つなんだろうか。(ぉ 女子高生達が彼女をおばさん呼ばわりしていたが、今時の女子高生って、20歳過ぎればおばさんらしいから、彼女らの目はあんまり当てにならないんだが(ぉ 本校の制服、着たら割に似合うと思うんだけどね。ちゃんと着られたシーンを是非希望(笑)
因みに彼女だけ、えっちしーんがなかったり。(/_;) 夷月シナリオでは、どうやら南雲父にホの字らしいので、南雲父のイメージを息子である白兎or夷月に重ね、いつか二人は恋人同士に、と言う展開は・・・難しいね正直。(^^; 白兎にしても夷月にしても、保護欲をくすぐられることはあっても、頼りになると言うイメージからはほど遠いし。久遠さんが惚れる条件満たしてないと思えるからなあ。二人とも。だからえっちし〜ん無しになったのかな?(/_;)(笑)
After... 〜SweetKiss〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP Ciel)
プレイ開始 2004−01−18
プレイ終了 2004−01−18
Cielのリリースした、After...のアクセサリー集。アドベンチャーゲームとして5つのシナリオと、デスクトップセレクタリーやスクリーンセーバー、壁紙チェンジャー、そしてミニゲームと種類は十分。(笑) ただ、私は渚ちゃんとのらぶらぶなえっちと、メッセサンオーのエロティックサンタな渚ちゃん目当てに本作を買ったところが大きく(笑)バキ いわゆるアクセサリーの部分はほとんど手を付けていません。(^^;(笑) ただデスクトップセレクタリーの部分は一通り。(笑) デスクトップセレクタリーは、デスクトップに特定のキャラが常駐するアクセサリーで、女の子の色々なところをクリックすると反応が返ってきて面白いわけで。(笑) 女の子のアノ部分をクリックした時の反応も(煩。
アドベンチャーパートの5つのシナリオ。まず三つは、加奈美、渚、そして陽子との卒業式後の愛の語らいの後から、主人公が穂高に登る直前までの、ゲーム本編では語られなかったストーリーの補足ですね。ゲーム本編では単に回想として、初えっちの後も、女の子とえっちな琴をやったと描写していただけでしたが、本作ではそのえっちを具体的に描写するというわけで(笑) 初えっちを済ませた後だってのに、いきなり「裸エプロン」「コスプレえっち」「露出プレイ」等々と、ま〜濃いえっち満載。(爆笑) 実妹である渚ちゃんとは、残念ながら直接のえっちは叶いませんが、それを補うような痴態を見せてくれるので安心でございます。(こら 女の子達も、自分がエッチなことをとても気にしており、嫌われるのではないかと不安いっぱいな点も健気でぐっど。(/_;)(笑) 萌え萌えな女の子達とらぶらぶなえっちをお気軽に楽しむ分には、十二分な出来ではないでしょうかね。(笑)
ただ、渚ちゃんのシナリオだけは、かなり切ない展開となっています。その理由は、渚ちゃんが実妹であることを考えれば、大体想像はつくでしょうが。他の女の子とは何の障害もなくえっちを楽しめるのに、彼女とだけはそれが叶わないため、ちょっとその点が残念なわけですが、それを補う為でしょうね。後述の2つのシナリオの一つで、そのうっぷんを晴らす展開になってます。(ぉ
5つのシナリオの、残り2つ。SecretEpisode1は、ハーレムな展開なのですが、いわゆるアレな設定のため、私好みとは言えないのが残念。(^^; しかし、しかしですよ?2の「おにいちゃんといっしょ(はぁと)」は・・・前述の渚シナリオでの切なさを帳消しにする素晴らしい展開(笑) 実の兄妹である主人公と渚ちゃんが、えっちしまくり。ソフ倫コードも無問題な設定のお陰で。(ぉ ただ、ソフ倫コードにパンジージャンプするような設定も同時にかましているので、実妹マニヤには嬉しい展開かと。(ぉぉ どういう設定なのかはプレイしてのお楽しみと言うことで。(ひひひ
アクセサリー集としての部分には、残念ながらそれ程琴線に触れる物はなかったのですが、それを補ってあまりあるアドベンチャーゲームのシナリオ。After...の本編をプレイした人限定のお勧めのため、ハマリゲームには登録しませんが、After...をプレイしたのなら、是非本作もプレイして欲しいですね。(笑)
月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜 (PCゲーム Windows98/ME/2000/XP オーガスト)
プレイ開始 2004−01−01
プレイ終了 2004−01−04
主人公、久住 直樹(くずみ なおき 名前変更不可)は、「蓮美台学園」の二年生。一年のことからつるんでいる悪友「広瀬 弘司」(ひろせ こうじ)と共に、天文部に所属している。が、顔を出しはするものの、部活にはほとんど参加しない限りなく幽霊部員に近い存在。怠惰をこよなく愛する男と自認するように、朝早く起きることが超苦手。幼なじみの藤枝 保奈美(ふじえだ ほなみ)に毎朝起こされる有様。(笑) 彼は叔父夫婦の家に居候しており、その娘、渋垣 茉理(しぶがき まつり)とは、一見毎日悪態をつき合うように見えて、実はじゃれ合っている毎日。(笑) 幼なじみと、年がひとつ下の従妹に囲まれると言う、およそ漢として夢に見ないはずもないシチュエーションにあって、そのありがたみを理解してない罰当たり少年である。(ぉぉぃ もっとも彼にはその表面の明るさとは裏腹の切ない事情もあったりする。5年前、とある事故によって、彼の両親は行方不明になっており、彼自身もまたその事故の影響で5年前以前の記憶を一切なくしてしまっている。叔父夫婦や末莉ちゃん、そして保奈美ちゃん達の気配りの良さもあって、記憶を失っていると言う辛さを感じずに済んでいるとは言え、ヘヴィな状況をものともせず明るく生活できる直樹はやはり健気と言っても良いであろう。
そんなある日、屋上で授業をサボって昼寝をしている時に、一人の女の子が空から降ってきて彼を下敷きに。あまつさえ彼女は直樹を見て「祐介?」と。どうやら直樹によく似た別人に間違われた模様。空から女の子が降って来るという超常現象に出あうも、ちょうどその場にいた保奈美が 別に気にもしてないところを見て、寝ぼけていたものと合点する直樹。因みにその女の子は「天ヶ崎 美琴」(あまがさき みこと)彼女との出会いを切っ掛けに、彼の変わり映えしない日常が少しずつ変わっていく・・・。 新学期になって新しく彼のクラスの担任となった、外見どう見ても小学生な野乃原 結(ののはら ゆい) 下級生で茉理の親友、ちょっと引っ込み思案な女の子、橘 ちひろ(たちばな ちひろ) 生徒に人気のある、ちょっとちゃらんぽらんな保健教諭、仁科 恭子(にしな きょうこ)らとも親交を深める直樹。彼の東奔西走なスクールライフはどのような展開を見せるのであろうか・・・
本作は最近有名ブランドまっしぐらな「オーガスト」の第三弾。前作のバイナリィ・ポットや、ぷりほりで、そこそこはまらせて貰った琴もあり、ほぼデフォ買いに近い状態で本作を購入しました。(笑)絵師を務める「べっかんこう」氏のイラストにも萌えていることもあり(笑) サブタイトルの「Operation Sanctuary」という部分で、オーガストお得意のぶっ飛んだ設定を楽しみにしていた・・・と言うところもありますが。(うひ プレイしていてその期待を裏切られることはなく。(笑) そもそも冒頭で羽の生やした女の子が空から降ってきてきたところからもう・・・(笑)
ユーザーインターフェイス
いきなりですが不具合報告。私はPCのセキュリティにBIGLOBEの無料サービス「ネットPCガード」を利用してるのですが、こいつが稼働CHU!はゲームの起動はもとより、インストールすらマトモに行えませんでした。(爆 セキュリティソフトが原因で、ゲームアプリが不具合を出したのは今回が初めてかも。(お インストールCHU!、及びプレイCHU!は、ネットPCガードは切っておく必要がありますね。
で、ユーザーインターフェイスは、ほぼ満足できる出来。セーブ&ロードは随時行え、セーブした場所のゲーム内の時間、及び実世界の時間、そしてサムネイルが表示されますからどの部分のセーブデータなのか容易に判別可能。セーブ可能数は1ページ10個で8ページありますから80と、これも十分。クィックセーブ機能もあるので、選択肢に迷ったら使ってみると言う手も。惜しむらくは、クィックロード機能がないので、呼び出しがちょっと煩雑なくらいですか。
既読MSGスキップ機能は搭載。スキップ速度はちょうどいいあんばいですね。辛うじてMSGが読める位の早さですし(笑) バックログ参照も、行数に制限はありますが可能です。セリフを再生することも可能。欲しいと思う機能はとりあえず用意してくれてるので、この点でも不満は無し。オーガストも三作目にして大分洗練されてきたようですね。
オマケ
CGモード、音楽鑑賞モード、Hシーン鑑賞モード。そしてオーガスト伝統?の、シナリオオールクリア後に現れるオマケシナリオ集。どれもこれもなかなかの出来だったりしますが、私のお薦めはやはり「2Rabbits」でしょうな(笑) 漢の夢を満たして貰えます(爆笑)バキ 漢の夢の方はともかく(ぉ その他のおまけもなかなか良い出来ですね。 CGモードはゲーム中のCGは、「立ち絵も含めて」見せてくれますので。ヒロイン達の中で唯一、立ち絵で、美しき生まれたままの姿を披露してくれる茉理ちゃんの姿もしっかり見せて貰えます。(/_;)(笑)バキバキバキ Hシーン鑑賞モードでも、えっちしーんだけではなく、その前後も見せてくれますので、シナリオにこだわる人にも満足して貰えるのでは? 音楽鑑賞モードは、オープニングテーマのフルバージョンも載せてますんで、「divergent flow」がお気に入りの人は嬉しいサービスだと思いますね。(笑)
BGM
PCM音源による演奏。LOOPCUBE氏作曲。出来は十分満足できるレベル。こちらも作を重ねるに連れて練れてきているようですねえ。オーガストも。特に今回はBGM31曲、オープニングテーマ、エンディングテーマがそれぞれ1曲とボリューム的にも満足。BGMは、ゲームでのシーンを盛り上げるに十分な魅力を持ってますし、また単独でBGMとして聞いても良いだけの出来となってます。2004年1月下旬にサウンドトラックが発売されるようなので、私としては購入予定。(笑) すでに某大手ゲームショップの通販を頼んでいますし(笑) 因みに私のお気に入りは、「二人の時間」「両手いっぱいレインボー」ですね。「二人の時間」の場合は、曲もさることながら、ゲームでこの曲が流れているシーンも好きだったりしますけど。(笑) キャラクターのテーマ曲では、一押し・・・と言うのは残念ながら無かったんですが、強いて言うなら「ひだまりロケット」(茉理のテーマ)がいいですね。茉理ちゃんの活発さをストレートに表現した曲風とタイトル(笑)ですね。(笑)
オープニングテーマは「divergent flow」。テンポの速い、実にノリのいい曲に仕上がってます。歌手さんの歌唱力もいいですし、一度聞いてすぐ気に入りましたね。(笑) エンディングテーマは「明日の想い出」 オールクリア後でないと聞けない曲だったりするので、結構ヤキモキさせられましたが(^^; またそれだけに聞けた時の感動もひとしお。OPとは対照的に、ややスローテンポの重めな曲なので、本作のような重いストーリーを締める曲としては最適な曲ではないでしょうか。
CG
べっかんこう氏原画によるCG。ハッキリ言って萌えます。(笑) 特に氏の場合、ちびきゃらが凶悪に可愛かったりしますんで、ろり系のCGが好きな人には堪えられぬ魅力がありますな。(笑) ちょっとデッサンのずれた絵が散見するのが残念ですが、女の子への萌え度が高いので、あんまし気にならないのが氏の強みなのかも。(ぉぃ 背景もキチンと描き込まれてますし、立ち絵も手抜きしてません。そのことは、茉理ちゃんの生まれたままの姿な立ち絵の詳細な描き込みを見て貰えれば納得して貰えるでしょう・・・(/_;)(笑)バキ
後・・・さすがにこういうゲームを好む人たちの趣味をよく分かっていらっしゃるようで、下着や体操服、水着がマニヤ向けなんですわ(爆笑) 縞パンがキホソのヒロインに、体操着はぶるまあ(笑) トドメはスク水がなんと旧スク!その筋のマニアには旧スクが一番人気だけに、あざとさをそこはかとなく感じるとは言え、ここまで萌え設定を突っ込んだスタッフには拍手を惜しみませんね。(笑)
ボイス
ヒロインは勿論、男性陣も含めてフルボイスと大盤振る舞い。しかも声優陣も有名人が多く、演技力に遜色があろうはずもなく、キャラクター達への感情移入を存分に出来ました。無論ヒロインとのえっちしーんの煩度も・・・(うひひ お気に入りは、キャラへの入れ込みもあるでしょうが、茉理ちゃん役の金田 まひるさんと、ちひろちゃん役の北都 南さんってトコっすね。(笑) この二人による「茉理メンデル事件(笑)」で、茉理を放っておく選択肢を選んだ後の二人の掛け合いには大笑いさせられました。(笑)
えっちしーん
毎度ながら濃い(笑) 着衣えっちが基本のえっちしーん構成なので、半脱ぎ状態でえっちするというシチュエーションが好きな人には堪えられぬ魅力があります。(笑) オマケに学園内でのえっちも基本なので、キャラによっては、1キャラ3回当てられているえっちしーん全てが学園内というとんでもない構成も。(笑) 女の子全員処女と言うこともあり、初回は破瓜の痛みで涙ぐむも、以後は女の子達の方から積極的に・・・と言うシチュもありますわ、すまたぁもあったり、パイズリもあったり、し〜し〜もあったりととにかく萌えシチュも満載。全てが幸せ系のえっちなので、そう言うのが何よりも好きな私には嬉しい構成でした。(笑) 後、オマケとは言え、「二人ともお嫁さん」な描写もあり。(爆笑) 折角とある女の子のシナリオで三角関係でトラブるシナリオ作ったのですから、本編でもこういう展開にして貰っても良かったんだけどなあ・・・キバキバキ
シナリオ
さて、私が本作でもっとも評価に悩んだのが、このシナリオ部分。ソフトハウス称して「東奔西走なスクールライフ」と言うだけあって、楽しいシーン、悲しいシーンの双方でキャラクター達は「今」という時間を思い切り生きていますね。 オーガストの伝統か、単なる学園ライフに留まらない、ぶっ飛んだ設定も健在。私にとっては、そのぶっ飛んだ設定は大いに結構。一介の学生に過ぎぬ主人公達が、歴史の大きな流れに呑み込まれていくと言うのはある意味カタルシスを感じるタチなもので。ただ・・・その「ぶっ飛んだ設定」というのに、プレイヤーに対してある程度の納得を得られるモノでなければいけないと思うのですよ。(^^; ネタバレになるので詳細は述べませんが、素人の考える科学考証レベルでも疑問符一杯つくような設定だったり、折角の複線を生かさぬまま埋もれさせてしまったり、挙げ句はプレイヤーに対して背景を説明不足なまま、いきなり強引にハッピ−エンドに持っていったりと、とにかくシナリオに対してツッコミどころが満載です。(^-^;
主人公は五年前の謎の事故により記憶喪失になっているわけですが、その「記憶喪失」という設定をほとんど生かせていません。主人公自身、記憶喪失であることに悩むことは、少なくとも表面上は無く、むしろ保奈美ちゃんが気にする時があるくらい。記憶が戻ることで、記憶を失っている時のこの人格がどうなるのか・・・等と考え悩むことは色々あるはず。特に人を好きになった時に、記憶が戻った時も、その「好き」という感情を維持できるのかと言う恐怖は無かったのか?伝え聞くところでは、記憶喪失中の意識は、記憶喪失が直った時には消えてしまうことがあるらしく、もしそうなれば主人公はもとより、結ばれたと思った女の子の方はショックでしょうに。そう言う部分の描写がなかった点が一番残念でしたねえ。前回のPrincessHoliday〜転がるりんご亭千夜一夜〜でも設定に不満が多かったため、この点は進歩して無いなあと慨嘆することしきりでした。(^^;
ただ、キャラクター達を取り巻く世界観が不備だらけであったとしても、その世界観を「そう言うものだ」とか「仕様です(こら」と割り切る琴さえ出来れば、その世界で登場人物達が見せる優しさ、いじらしさが本当に心に染みるんですよね。ちゃらんぽらんな外見とは裏腹な、恭子先生の切ないほどの使命感や、小さな体と引っ込み思案な性格にそぐわない程に大きすぎる運命を背負ったちひろちゃん、教師と生徒・・・と言う倫理上の問題ばかりか、他にも越えるのが難しい壁を、主人公との愛を貫く為には越えなければならなかった結先生。やっと想いが通じたというのに、その喜びをゆっくりと失う余りにもやるせない運命を背負った茉理ちゃん、手の掛かる幼なじみの世話に日常の楽しみを見いだしてはいるものの、その陰に隠れた負い目をもつ保奈美ちゃん、そして一度は失った、ごくありふれた小さな幸せを含む日常を再び取り戻し、一日一日を健気に一生懸命楽しんで生きていこうとする美琴ちゃん。彼女らのその心理描写の見事さは文句の付けようがありませぬ。キャラ萌え要素としては素晴らしいものを持つだけに、シナリオの大枠の部分に不満が多い構成となっていることについては、残念としか言いようがありません。
世界観と、キャラクター描写に対する相反する評価、これで本作をハマリに登録するか否かをずいぶんと悩まされたものですが、前作に比しても、作品全体のレベルが明らかに上昇していることも鑑み、キャラ萌え要素の強大さをトドメと言うことで、本作をハマリゲーム登録に相応しい作品と判定致します。次回作は悩まずすぱっと登録するだけの作品であることを期待したいですね。今回の出来から考えれば、それは難しい琴じゃないと思います。それ程の素晴らしさを内包した作品ですので。>はにはに
さて、以下はネタバレ付きキャラ別感想。ネタバレ含むので、気にされる方は読み進めないでください。特に「結シナリオ」は、プレイ前のネタバレがあると確実に感動が薄れます。十分お気を付け下さいませ。(大汗
仁科 恭子
蓮見台学園の保健教諭。あまり規範にうるさくない、ざっくばらんな性格と面倒見の良さで、生徒達の人気も高い。正直あだるつ過ぎて、プレイ前はあまり琴線の触れるキャラクターではなかったのですが、プレイ初期には見られなかった彼女の意外な面を見、十分に萌えさせて貰いました(笑)
100年後の未来で、人類を絶滅寸前まで追いつめた、ウィルス「マルバス」。そのワクチンを作る任務を負った彼女。誠に申し訳ないが、類似業者として彼女のシナリオの部分で色々突っ込ませて。(^^;バキ まずこのマルバス、体液を介在しての感染らしいですが、こういう感染で人類を絶滅寸前まで追いつめるとは思わないのですよ。空気感染ならともかく。おそらくはAIDSを参考にした設定なのでしょうが、AIDSは体液に触れた程度では感染することはありませぬ。体液が傷口から侵入した・・・と言うケースは別にして。マルバスはその点、AIDSに比べると感染力は強そうですが、接触感染である以上、空気感染とは違って爆発的な感染をするとは考えにくいわけで。後考えられるのは、感染と発病の間、即ち潜伏期間が長いために、気づいた時にはマルバスウィルスが蔓延していた・・・と言うことは考えられますが、どうやらゲーム制作スタッフには、一般人が犯しやすい感染と発病の同一視による混乱が見受けられますね。設定を作る前に、その筋の人の意見を聞くとか、そう言う準備が必要ではないかと思うわけで。 後、恭子先生の研究ラボの構造って、どう見ても細菌やウィルスを研究する構造になってません。感染力が弱いとは言え、研究室と一般の部屋を隔てる部分に、手を洗ったり白衣を着替えるための準備室くらいは儲けるべきです。後、細菌、ウィルス研究室での飲食、喫煙は厳禁ですぞ。(^^; 研究ラボにヤカンとかそう言うのが見えたのでちょっと背筋が寒くなったわたし。(^^; 意地の悪い人だったら、「そう言うバイオハザード防止のための知識に疎いから云々」というツッコミ入れると思います。(^^;
未来人なのだから、求愛とかそう言うのは今以上にオープンだと思っていたのですが、どうも彼女、これまた外見に似合わず古風な女性のようで。女の自分から告白するのではなく、ひたすら主人公の求愛の言葉を辛抱強く待つ所にそれが見えますね。プレイしていて意外性を禁じ得ませんでした。100年後の未来がどういう風俗なのかは正直分かりかねますが、これ以上破天荒になられても乱れるだけだし、良いトコ今くらいなのかな?だとすれば、彼女のようなタイプは決してそんなに少数派というわけでは無さそうですが・・・
ちゃらんぽらんに見える外見とは裏腹な、任務に忠実たらんとして思い詰めて自滅する生真面目な彼女。彼女にとっての心の支えは、自分と同じウィルス研究者だった亡父。尊敬し、愛していた父親を無くした後は、彼の使っていた万年筆や白衣だけが彼女の支えだったのでしょう。名前が主人公と同じ「直樹」であっただけに、主人公が妙な嫉妬感を感じる・・・と言う展開は見事。それを原因としたトラブルが二人にあることを期待していたのですが、どうもシナリオライターさんはそう言う修羅場は余り好まないようで、残念ながらそう言う描写はなかったですね。まあ必要以上に暗くすることもないのでそれはそれで良いのかも知れませんが、折角のそう言う設定を生かし切れてないと、私は思うわけで。
大事なことだからと言って何もかも一度に手を付けるのではなく、優先順位を決めて、それを順にクリアすることを目指して頑張れと。主人公が響子さんにあげたアドバイスがそれでした。こういうセリフって、主人公が年齢以上に人生経験積んでないと言えない台詞だと思います。(^^; ましてや恭子さんの不手際によって、自分自身マルバスに感染しているのに・・・ですよ?他の女の子のシナリオでもそうでしたが、どうも主人公って、年齢の割に大人びた言動があり。毎朝自分で起きる琴も出来ない甘え癖が付いてるクセに(笑)
どうにかこうにか、マルバスを倒すワクチンの開発に成功する彼女。当然未来では彼女は英雄扱いですが、地位と名誉が待っている未来ではなく、愛する人と一緒にこの時代に生きることを決める彼女。それは大体想像が付く展開でしたが、考えてみたら、彼女が病原ウィルスを駆逐できるワクチンを開発できたのはこのシナリオだけなんですよね。後は他者の発見を実証したとか、若しくは延命効果のある薬品を開発したレベル。愛しい人を失いたくないと言う情念は、火事場の馬鹿力的なひらめきを与えると言うことなんでしょうなあ・・・(しみじみ
橘 ちひろ
主人公の従妹、茉理ちゃんの同級生で親友。引っ込み思案な女の子で、友達も茉理ちゃんくらいしかいない。花を育てる琴が大好きで、たった一人の園芸部員として、暇さえあれば温室の中で作業をしている。名ばかりとは言え園芸部の顧問である恭子先生から、温室の手伝いを頼まれたことから、主人公と彼女との親交が始まった。茉理ちゃんとは親友同士と言うことで、彼女に会うと言うことは、必然的に茉理ちゃんとも会うわけであり。と言うわけで、ちひろちゃんと茉理ちゃんのシナリオは大分かぶってきており、かつ、本作では唯一の三角関係シナリオとなってます。ただ、シナリオさんがあまり泥沼な男女関係を描くのを好まなかったか、若しくは意図的に避けたか、「君が望む永遠」のような心痛い展開にはなってないのですね。選ばれなかった方の女の子は、割に潔く引き下がり、むしろ主人公が本当に好きな女の子への告白を後押しする健気さを見せてくれています。それはそれで良いのですが、親友と恋人の板挟みに苦しむ・・・と言う展開を割に好む私としてはぬるい展開だったと思わざるを得ませんでしたね。(^-^;バキ ど〜も、はにはにの登場人物って、ちひろちゃんや茉理ちゃんを代表格として善人の度が強すぎるような。(^^;
ちひろちゃんって、ちょっと小柄な体つきが災いしてか、えっちの時も小さい子に悪さしているような罪悪感を感じますな。後述の結先生程じゃないですが。(建前モード) 温室でのえっちでは、し〜し〜してしまい、恥ずかしくて泣き出すちひろちゃん。し〜し〜マニアは見落とすべからず。(ぉ 三回目は・・・教室でのH。しかもその体位があまりにも煩すぎ。三回目は「思い出を刻みつける」という意味合いが強いため、煩であると同時に切なさも感じるえっちしーんなのですが、その感覚が余計エロティズムをあおるわけであり。なかなかスタッフも考えますな・・・。
ちひろちゃんもまた、100年後の未来から来た人。彼女が住んでいた地域の特産だった、フォステリアナの種を妹との罰ゲームに負けて食したことから、マルバスに罹らなかった。無邪気な子どものやることとは言え、毒があるかどうかも分からないものを喰えるというのは何ともはや。(^-^; ただその種を食べたために自分は病魔から逃れられ、妹が病気で死んだ・・・と言う展開は実に痛いですね。「妹を差し置いて生き残ったことに対する罪悪感」というのを経験するには、推定高校一年生には重すぎる琴でしょう。自分が生きている琴への意味を、自分の命を救ったフォステリアナの種をどうにか作り、未来で病に苦しむ人を助ける・・・と言う琴に見いだすのは、彼女ならずとも当然のことでしょう。またそれだけに、恭子先生によってフォステリアナの種には、人のマルバスへの免疫力を高める効果があることを実証されて、ついてはフォステリアナを栽培する知識を持つちひろちゃんに未来に戻ることを「お願い」された時、未来に行くか、現代に残るかの「選択の余地がある」と彼女が思った琴に違和感を感じたわけであり。(^^; 学生とは言え、人口が激減した世界に於いては、スペシャリストは貴重なのだから、ちひろちゃんが未来に戻らなければ計画を遂行するのは無理とは言わぬまでも困難であるのは目に見えてるでしょう。であれば、恭子さんの要請は、形式的には「お願い」ではあっても、事実上選択肢は無いに等しいはず。ちひろちゃん自身考えていた「生き残った意味」から照らしても。
「例え世界中を敵に回す琴になったとしても、愛する人の側に付く」 恋愛物でよく言われるフレーズですが、未来に帰って人々を救う琴と、大事な人と一緒にいることが同じレベルに立つと言う点。女性の愛情の底知れぬ深さというのがそう言うモノなのでしょうが、正直怖いでねえ。私。(^^;
結局未来に戻る琴を選択したちひろちゃん。一年後に戻ってきた彼女を、学園を卒業した頃に迎えた主人公。妥当なエンディングとは言え、先が読めるために正直盛り上がりに欠けたシナリオでもあると思います。(^^; 未来に戻ることを後押しした「未来でちひろちゃんそっくりの女の子を見かけた」という恭子さんのセリフ・・・と言う設定を結局無かったことにしてしまっているのも減点。クライマックスまでのシナリオ展開はいいだけに、シナリオの締めの部分の甘さが残念なシナリオだと思います。(^^;
渋垣 茉理
主人公の従妹。因みに主人公は5年前から叔父夫婦の家に居候しているために、感覚的には「生意気な妹」・・・と言ったところに近いかも。実際仮にも年上の主人公を「直樹」と呼び捨てにしていたり、何かと口喧嘩のネタに事欠かないトコからも(笑)。 もっともその口げんかも、二人にしてみればコミュニケーションの一つであり、少なくとも茉理ちゃんの方は、主人公に対して淡い恋心を抱いているのは、ゲーム開始早々、仕事が忙しく入学式に出られない両親に代わって、父兄ということで主人公に見てきて貰う・・・あまつさえ式に遅れないようにと何度も念押しする所からもバレバレ。(笑) 夏服への衣替えの時にも主人公に見せびらかしてくるわ、カフェテリアの勤務が終わるまで残ってくれた主人公に、こそっとお礼を言うわ、主人公が駆けつけてくるかも・・・と防犯ベルをわざと鳴らすわと、主人公への想いが吐露されるシーンの連続に、彼女一押しのゆ〜ちゃん☆としては感涙の嵐でしたねえ。(笑)
ちひろちゃんの項で述べたように、茉理シナリオでもやはりちひろちゃんとの三角関係に。主人公の茉理ちゃんへの想いに気づいた、ちひろちゃんの後押しで茉理ちゃんへの想いを伝える主人公。自分の想いが叶ったことと、ちひろちゃんへの申し訳なさで泣き出してしまい、主人公の胸の中で子どものように泣き疲れて眠ってしまう茉理ちゃん。この萌えシーン連続には、茉理ちゃんへの愛おしさ爆発と言ったところでしたね。うん。(/_;)
もともと兄妹同然に一緒に暮らしていた二人だけに、恋人同士になったとしても実感が湧かない・・・。ま、そう言うモンでしょうな。(笑) それを打破するために少女コミック、それも下手な展開のが好みの彼女が企画したファーストデートも、楽しいことは楽しかったものの、予定していたムード満載なモノとは遠いものに。(笑) こう言うところはやはり主人公と茉理ちゃんのカップルだよな〜と妙な納得をしたモンです。(笑)バキ だけど海でのキスシーンにで、ただのキスシーンであそこまで萌えられたのも、いじっぱりな主人公と茉理ちゃんが素直になれた瞬間だから・・・でしょうかね。(笑) 所で・・・1ロマンチックって、萌えに換算するとどのくらいですか?(笑)バキ
恋人同士となっても、えっちは避けていた二人。茉理ちゃんの方が、二人がそう言う雰囲気になった時に巧みに回避するようにしていたからであるが。回避する理由が、「両親がおらず、二人きりのこの状況で、えっちをしてしまったら歯止めが利かない・・・かも」と。茉理ちゃん・・・正解です。若い男女が二人きりでいて、えっちの快楽覚えて歯止めが利く分けないやん(爆笑) もっとも主人公の、「そう言うことで悩むのもあり」というセリフであっさりえっちすることに同意する茉理ちゃんに「こらこらこら〜」とツッコミを入れた私です。(笑) 初えっちしーんで、茉理ちゃんの生まれたままの姿を描写した立ちCGが見られるのですが、立ちCGにするには勿体ない綺麗な描き込みぶりなんですよ。(/_;)(笑) こんな素晴らしいしーんがあるのは、茉理ちゃんだけであり、彼女が如何に絵師さんから愛されているかという良い証左であろうと考えます。(強引) 実際、オーガストのオフィシャル人気投票でも、保奈美ちゃんに次いで二位でしたからねえ〜。 えっちした翌日の「アレが来ないの・・・探さないでください」はタチの悪いジョークだけど、責任を取る!と言う主人公のセリフで有頂天になるってのは女の子なら当然でしょうな。(笑) やっていることは小悪魔そのものだけど(笑) ケトルをプレゼントすると言うことは、彼女に家事一般を任せると言う・・・即ち求婚のサインである・・・と言うちひろのセリフに舞い上がる所と良い、噂に違わぬロマンティストのようであります。(笑)
二回目、三回目のえっちは、いずれも学園内。特筆すべきは二回目のカフェテリア内で、あの露出度の高い制服着ながらH(笑) このえっちで快楽に目覚めてしまい、遠慮がちに「もっとえっちをしたい」とお強請りをする茉理ちゃん・・・多分あの後は自宅で、二人とも夜通し頑張ったんだろうなあ・・・(遠い目)
幸せ一杯の二人に突然訪れた悲劇。茉理ちゃんがマルバスに犯された祐介との接触により、彼女もまたマルバスの病魔に・・・。彼女のシナリオは例外的に未来の世界の琴は、主人公達に知らされぬままに展開していきます。だからもし彼女のシナリオからスタートした場合は、私たちも、未来の世界のことを知らずに終わったわけですね。未知の病気への不安と恐怖。そしてなによりも、今までのようにいつでも主人公と一緒にはいられない辛さ。治る見込みが全くない病魔に冒され、最後の日に向かい一歩一歩歩む茉理ちゃんの心情は考えただけでも辛く、そしてそれを見守ることしかできない主人公の無力感。それでいてお互いがお互いを思いやり、励まし合うその姿は見ていて余りに辛すぎました。愛おしさと切なさにマジに泣けてきたのが、元旦の日、主人公が初詣をちひろちゃんと一緒に行ったと茉理ちゃんが知った時に見せたあの表情でした。嫉妬の表情と、その嫉妬心を恥じる表情が複雑に入り交じった顔。思えば茉理ちゃんは目立たないけど嫉妬深い女の子でした。恋人同士になった時、直樹を起こす役を保奈美ちゃんから、明るく礼儀正しくではあるが自分に移行させたのも、保奈美ちゃんも気づいていた茉理ちゃんの嫉妬心故でした。ちひろちゃんが主人公を奪うなんて琴があるはずがないことは分かっていても、それでも抑えきれない嫉妬心に困っている表情。それだけ茉理ちゃんは直樹のことを好きなわけであり。(/_;)
3月13日、ホワイトデーの前日、茉理ちゃんは意識が戻らなくなる。恭子先生の言では、おそらくもう二度と意識は回復しないだろうと。意識を失う直前まで、失いつつある気力を必死で振り絞りながら綴った日記。その最後のページは、クリスマスの時に直樹が茉理ちゃんにプレゼントした口紅で書かれた「なおき すきだよ」と言う字。凶悪なほどのこの展開、泣けました。ええ。この後エンディングテロップが流れてきたもので、茉理ちゃんだけがバッド系のエンディングだったのかとがっくりしたくらいで。(^^; あたしも茉理ちゃんに対しては女の子の中では一番萌えていただけに、このときの直樹の喪失感はおそらく共有出来ていたものと思われます。(/_;)
エンディングが終わった後、意識が戻らないはずの茉理ちゃんがなぜか奇跡の復活。見る見るうちに回復していく茉理ちゃん。嬉しかったんだけど、なぜ回復したのかがゲーム内では描写されていないだけに激しい説明不足感に襲われ目が点になったゆ〜ちゃん☆がいましたとさ。(^^; 沙希にちひろシナリオをクリアしていただけに、奇跡のタネはフォステリアナだとは分かってましたけど、だけどあのシナリオではフォステリアナの種がポイントだったはず。(^^; 茉理ちゃんに限っては、種ではなくフォステリアナの花自体でも効果があったと言うことかな? いずれにせよ、ちひろシナリオを沙希にプレイしてないと何が起こったのかもさっぱり分からず、余りに強引な締め方をしたシナリオである・・・と言う結論に終わってしまいそうで何ともはや。(^^;
ちまたで「説明不足」の最右翼シナリオであった・・・と言う評価が流れてましたが、確かに否定は出来ぬ作り方ですね。(^^; ただ、そう言うところはあるにせよ、スタッフが言いたかったのは、後で悔いが残ることがないように、何気ないこの一日一日を精一杯生きていくべきである・・・と言うことなのだと思いますし、その点に関しては私も全面的に支持できます。茉理ちゃんのように、病で命を落としたり、またある時は事故で急死したりと、一寸先は何があるかが分からないのだから。そう言うことに直面した時、あの時もっと***出来ていればと悔いが残らないように・・・。
ちょっと気になったのは、茉理ちゃんの闘病生活に入った後、なぜか主人公の回りの友達とは接点が無くなっているのが気になったわけで。なにげに学園生活から孤立したような感じがして不快でした。せめて茉理ちゃんにとっても幼なじみである保奈美ちゃんくらいは出しても良かったのではないかな?他にも今回の悲劇の元となった、恭子先生の管理ミスに対する、自身の不手際に対する罪悪感の描写が薄い点。細菌を扱う人間の心得として、自らの不注意で病気に感染するのは恥とすべし・・・と言うのがあります。今回の場合は自分どころか、無関係の他者に被害を与えてるので、ほんっとに言い訳が出来ず、その罪万死に値するわけであり。だからもうちょっと恭子先生も悲壮感があってしかるべきだと思ったモンで。もっとも彼女自身、未来世界で感染者をイヤと言うほど見てきてるわけで、そう言う点で感情が麻痺してる可能性もありますが・・・。
奇跡的な生還を成し遂げた茉理ちゃんは、主人公と一緒にいられる幸福な時間を精一杯満喫してるわけで。茉理ちゃん両親のからかいすらも、その幸せを感じさせるエッセンスになってます。奇跡の描写の方法さえもっと工夫できていれば、一押しのシナリオになったであろう琴は間違いないだけに残念でなりません。(^^;
藤枝 保奈美
主人公の同い年の幼なじみ。主人公の記憶喪失の原因となった5年前の事故の真実を語るシナリオは彼女と、そして美琴シナリオだけのため、この二人がメインヒロインであることは疑いの余地がないですね。パッケージのイラストを見ても。(ぉ 頭良し、運動良しと文武両道。しかも可愛くてナイスバディで気だてが良く、そして家庭的と天が二物も三物も四物も与えたもうたスーパー幼なじみ。こんな素晴らしい女の子が、朝に弱い主人公を毎朝起こしに来てくれるのですぞ?主人公ならずとも、なんでこんなに尽くしてくれるのか・・・と思いたくもなります。羨ましすぎて。(/_;)(笑) オーガストのオフィシャル人気投票でも、余りのスーパー幼なじみぶりに、茉理ちゃんを押さえて堂々の一位となるくらいの人気を誇っています。(笑) それにしても・・・保奈美ちゃんてナイスバディ過ぎて、折角の旧スク着用シーンに違和感を感じてしまった私はダメ人間でしょうか?(/_;)
6/1の衣替えの日、白が基調の夏服を着た保奈美ちゃんを見て、寝ぼけ眼の主人公が一言「白ほなみんの日か」。そのボケを素で返すばかりか肯定する保奈美ちゃんがえらい可愛かったですが、なにより「白ほなみん」の語呂も可愛いことしきり。(笑) まさに名言。(笑)>白ほなみん
主人公とは、小さい頃からずっと一緒だった彼女。余りにも近すぎて「好きだ」という感情がかえって分かりにくかった・・・と言うのは、幼なじみの恋愛の常道ですね。ただ主人公と保奈美ちゃんの場合、主人公が5年前の事故で記憶喪失となっているため、主人公の側からすれば幼なじみとは言っても、その関係は5年分しかないわけです。だから通常の「幼なじみの恋愛」のパターンを持ってくるのはちょっと無理があるのでは・・・?とも思ったり。まあ5年もあれば十分・・・とも思えますけどね。 また幼なじみの定番「昔の思い出話」も余り無いのも残念。これは主人公が記憶喪失であるため仕方がないことなのですけど、記憶喪失のネタを生かせてないのなら、最初からそう言う設定を入れなければ良いのに・・・とも思ってしまうので。(^^; 同じ琴は、保奈美ちゃんにも負けないくらい、主人公とつきあいの長い、従妹の茉理ちゃんにも言えるのですけど、どうも彼女の場合、ゲーム中では表記されてないですが、子どもの頃の主人公に対する思い出ってあんましいいものがないようですんで・・・(ぉ(OfficialHP及び説明書での記載から)
えっちしーん・・・思うのですが、ほなみんが一番えちぃ度高いのではないでしょうか。(爆笑) 初めての一回目からして浴衣、二回目は「裸エプロン」三回目に至っては「パイズリ」ですぞ?二回目以降は明らかに主人公の「ベッドの下のファンタジーゾーン」のお世話になってますな。(大爆笑) 似たようなことは茉理ちゃんシナリオでもあったけど、ほなみんの方が効果的に出てるのはやはり素質の違いでしょうか?(笑)バキ 「裸エプロンは男の人の夢・・・」等という、宇宙開闢以来の真理誤った知識を得てるところと言い、パイズリなんてAVとか見てないと分からない性技知っていたりと、一生懸命(ぉ勉強した模様。私ならそう言うところを付いて羞恥プレイに・・・バキバキバキ えっちしーんに関しては、彼女のシナリオの右に出る者はないと言えましょうね。(笑)
主人公、直樹が記憶を失うこととなった5年前の真相。時空転移装置の暴走により、直樹達一家のいた場所が未来へ強制的に転移してしまい、両親は行方不明、直樹は駆け寄ってきた保奈美ちゃんを巻き込まぬようにしたその行動が原因で、二人に分裂、一人は未来へ、もう一人は現代にそのまま残ってしまい、そのことが原因で直樹は記憶を失った。分離したもう一人の直樹は、100年後の未来に記憶を失ったまま倒れているところを、天ヶ崎美琴の両親に助けられ、養子として迎えられた。それが「祐介」。つまり直樹と祐介はまったく同一人物。美琴が直樹を祐介と思うのも無理はないわけで。
保奈美ちゃんが直樹に対して持っていた密かな後ろめたさは、主人公の事故が自分の身代わりだった可能性があったことが原因。主人公の言う通り、記憶を失う前の自分がやったことは正しいことだから、保奈美ちゃんが気にする必要はないですな。私もまったく同意見で。(うむ ここまでの一連の設定については見事なものだと認めます。ただ、その後の話の締め方が納得出来ませんでしたね。(^^;
このまま二人に分裂した状態にしておくと、二人とも精神に異常を来す恐れがあるという理由で、融合することを決める・・・美琴シナリオでは対照的に二人のままでOKだったので矛盾はしているのですが、美琴シナリオと保奈美シナリオでは二人の置かれた状況が微妙に違うのだと言うことでこの辺はまあ良いとして、直樹と祐介が融合すると決めた時、余りにもあっさりと同意しすぎでは? 直樹が言う通り、確かに最初は同一人物だったかも知れないが、二人に別れて別々の人生を歩んだ段階から、もはや同一人物とは言えない訳で。精々一卵性の双子みたいなモンでしょう。それを元通り一つに・・・と今更言われても・・・
別々の人格が融合した時、どちらの人格が残るのか・・・と言うことは確かに重要。保奈美ちゃんにしてみれば、今まで自分を愛してくれた「直樹」の人格が残る琴を切実に願うのは当然。直樹が愛してくれた保奈美を強く直樹に印象づけるが為に、パイズリなどと敢えて恥ずかしい琴までした3回目のえっちに結びついてるわけですが(ぉ で、首尾良く直樹の人格が残ってくれたとして、祐介と言う弟の琴をずっと心配していた美琴の立場はどうなるわけで?(^^; 茉理ちゃんとちひろちゃんとは別の意味で、直樹=祐介を巡る保奈美ちゃんと美琴ちゃんの三角関係が成立しているはずなのに、その点すっぽりと抜け落ちているのは、どうにもいただけませんでしたね。(^^; ここまでやられると、シナリオさんがこの手の修羅場を描くのを意図的に避けているとしか思えぬ訳であり。避けるのは良いとしても、せめてもう少し上手な落としどころを見つけて欲しかったなと。
エピローグもいきなり直樹と保奈美ちゃんの結婚式。何ですかこの唐突な展開は。(笑) 美琴ちゃんも結婚を祝福してくださってるけど、祐介のことはどうやって吹っ切れたのかその描写は欲しかったぞ。(^^; 血が繋がってないとは言え、まがりなりにも5年間も姉弟として生活していたのだから、祐介の琴は無視できる存在ではないでしょうに。(^^; それと行方不明になっている直樹のご両親のことはどうなったんじゃい! 結婚するならその晴れ姿を親に見せたいと思うのが子どもの感情じゃないのか?(^^;;;; とにかく色々な設定、伏線を生かさぬまま強引にシナリオを終わらせてしまった・・・と言う感覚が強いです。保奈美ちゃんというキャラクター、そして設定という良い素材がありながらも、それを生かせぬままに終わった非常に残念なシナリオであると思いますわ。(^^;
天ヶ崎 美琴
本作のメインヒロイン。彼女が空から降ってきたことから物語が始まった。(ぉ 外国で長期に渡り生活していたが、進学のために子どもである自分だけが日本に戻ってきたという、いわゆる帰国子女。帰国子女らしく日本の学校の作法はまったく知らず、彼女の面倒をなし崩し的に主人公が見ることに。受けなくても良い補習を、美琴に付き合って敢えて受けたりとか、思ったより面倒見の良い直樹。たまに彼から色々と嘘を教えられ、それを素直に信じて騙される美琴ちゃんもなかなか可愛いです。(笑)バキ そうこうしている内に、少しずつ心を通わせてついには恋人同士に。ボーイミーツガールの王道ですね。いつも一緒にいるのが当たり前となってしまっているので、お互いあっさりとした愛の告白だったのはちと勿体なかったですが、そういう「いつも一緒にいるのが自然な二人」を描写するためとあっては致し方がないですな。(^^;
彼女のえっちしーん・・・ぜ〜んぶ学園内。(笑) 屋上、プール、そして体育倉庫と、ばれたらどないすんねん!と思うような所でばかりえっちしてますな〜(笑)。ど〜も二人とも露出プレイの気がありそうで・・・(うひ
空から降ってきた初めての出会いの時、美琴は主人公、直樹を「祐介」と呼ぶ。なんども直樹を「祐介」と呼び間違えそうになった時、私は心の中で「良いよ別に祐介で」と言っていたり。何せ私も「ゆうじ」なモンで(笑)バキ 祐介は実は美琴の弟であり、余りにも直樹が祐介にそっくりだったために、祐介のことは言い出しにくかった琴もあって、直樹から祐介のことを聞かれた時に言葉を濁していた・・・と言う美琴のセリフには嘘はないでしょうね。事実の全てを話してないだけで。しかし果たして、外見が弟とうり二つの男を、女の子は異性として意識できるのか・・・? 美琴ちゃんが「実はブラコン」と言うことなら話は見えるけど。ましてや保奈美シナリオと同様、美琴と祐介は実の姉弟ではなく、結婚しようと思えば出来る関係なんだから。であれば、弟である祐介に対しても、少しは恋愛感情に近いものがあったとしてもおかしくないわけであり、直樹と祐介と言う、自分同士での美琴の取り合いがあった可能性もありますな。(笑) 残念ながらそう言う展開にはなりませんでしたが・・・。
想いが通じた後、美琴は直樹に自分の秘密を告白。実は自分は100年後の未来から来た人間だと。100年後の未来はウィルスによって人類は絶滅寸前まで追いつめられており、そこから逃れるために、感染してなかった人たちを100年前の世界に時空転移装置を使って送り込んでいたのだ。美琴が端で見ていると、ちょっとはしゃぎ過ぎているくらいに感じるほどに毎日をエンジョイしているのも、かつて失われた幸せを取り戻し、後悔しないように毎日の生活を充実させたいと気張っていたためであり。この美琴ちゃんの気持は、茉理シナリオの後半をプレイしていて、そのやるせなさを感じていた人なら痛いほど分かるでしょうね。人は誰しも、失ってから初めて、大切なものの価値が分かる。両親を失い、そしてまた可愛がっていた弟もまた病魔に。良い病院が見つかったと言ってそちらに行って以来消息不明の弟。幸せな生活を満喫していた彼女の中の心配していた点がそれ。まさか弟が学園の時計塔で治療を受けていたなどとは夢にも思わず、弟を放置して自分のみが楽しんでいたと自責に駆られる美琴ちゃん。つくづく優しい女の子ですな。(/_;)
5年前の時空転移装置の不調によって起こった事故によって、直樹の失われた記憶。直樹と祐介への分離が起こったのは、保奈美シナリオと同じ。違うのは保奈美シナリオでは融合の道を歩んだのに対し、美琴シナリオでは融合せず、別々の道を歩むことを決めた点。元は同じ人格であったとは言え、5年の歳月は長い。祐介から見れば美琴は姉以外の何者でもなく、直樹にしてみれば、美琴は恋人。美琴に対しての見方一つですら、これだけ大きな違いがある。もはや同一人物として融合すればいいと言う問題にはならないと言う至極もっともな意見な訳であり、融合して強引にめでたしめでたしと締めた保奈美シナリオに比べれば、私としては納得のいく展開でありました。ただ、彼女がメインヒロインであろうと言うことで一番最後に持っていったそのプレイスタイルが災いして、他の女の子のシナリオでネタバレしまくっており、沙希が読める展開になってしまったが為に、今ひとつ盛り上がりに欠けたんですよね。(^^; 前作のぷりほりや、処女作のバイナリィ・ポットのように、メインヒロインをクリアした時のみ、見えなかった真実に触れる・・・と言う形の方が良かったかも。シナリオ的には納得のいくものであったとは言え、今ひとつ影が薄いメインヒロインとなってしまったのは、痛恨の極みですね。 ヒロイン属性が強い私としては。(^^;
野乃原 結
メインヒロインさしおいて最後に記載したのは、くどいようですがネタバレの被害が一番でかい女の子なモンで。(^-^; どうかクリアした人だけ読み進めてくださいませ。
主人公が二年となった年、蓮見台学園に赴任、主人公達のクラスの担任となる。専門は古典。また主人公達が所属する天文部の顧問となる。外見ど〜〜贔屓目に見ても小学生にしか見えない小さな女の人で、黒板の上の方に文字を書くことが出来ず・・・。赴任早々クラスの生徒達から応援され、そして可愛がられる存在となるとゆ〜稀有な素質の持ち主。(/_;)(笑)バキ 基本的に優しい女性なので、悪さを怒る時もちっとも迫力が無く、言ってしまえば「怒れない先生」なんでしょうけど、こういうタイプの先生では、先生に悪くてかえって悪さは出来ないモンだよなあ。(^^; 小さい女の子いじめてるみたいで。バキ 保健教諭の仁科恭子さんとは、プライベートでは名前で呼び合う仲で、学園の内外で良く一緒にいることが多い。愛車には「まるぴん」 時空転移装置には「とびた」と名付けるような可愛いネーミングセンスの持ち主。(^^; まるぴんの方は可愛い外見の小さな車だから良いとして、時空転移装置の方は・・・機械に名前を付けて大事に使うと喜ぶ・・・と言うその御意見には賛同しますけどね。(笑) ただその余りにも可愛らしい言動から、どうもネギま!のネギ先生とは逆パターンで、年端もいかぬ天才少女が教師をやっている・・・と思えてならないのですが私の考えすぎでしょうか?(ぉひ だって後で出てくるえっちし〜んでも、あの部分にはタテスジしか見えないようだったし。(ぉひ まあいずれにせよ、の余りの小ささに、恭子先生や結先生と一緒に海に遊びに行った時、主人公は結先生位の子どもがいる、恭子先生との夫婦扱いされる喜悲劇に見舞われるわけですが。(笑) まあ私も結先生のような娘なら是非欲し・・・パーン
学園生活を共にしていくうちに、いつしか惹かれあっていく直樹と結先生。だけど初め、結先生は直樹の求愛を拒否。教師と生徒の間でそう言うことは良くないと。思いの外堅物な女の子だなと思ったわけですが、彼女の場合、それだけが原因じゃなかった。彼女は100年後の未来から来た人間。いあ、人間ではなく機械。100年後の未来では、人間そっくりのロボットがいる時代。彼女もまたその一つ。そのことを伏せて付き合っていてもいつかはバレることであり、そうしたら直樹を傷つけること半端じゃないでしょう。だから教師と生徒・・・と言う通りやすい理由で直樹の求愛を拒否したんでしょうね。直樹の情にほだされ、一緒に海にデートに行くも、彼女の伏せていた秘密を暴露することで、自分のことを諦めさせようとする結先生。それに対して、自分の想いを熱っぽく、かつ道理を込めて説得する直樹。そのセリフには結先生に対する心がこもっていて、非の打ち所のない説得だったのですが、推定高校生でそこまで言える直樹って、やはり 年齢不相応に人生経験が深いとしか思えませんね。(^^; おそらくは5年前の事故によって記憶喪失になったが故、色々と苦労があってそれが彼を育ててきたのでしょうけど・・・。少なくとも私にはああいう見事な説得なんか出来ないと思います。(ぐふ ロボットである自分を受け容れてくれた直樹に感謝し、体を任せる結先生。ちょっと目には、幼い女の子と大人の男性がえっちしているやばいシーンで、実に萌え・・・げふんげふん、もとい、インモラルなシーンであったわけですが、結先生の気持が健気で健気で(/_;) それにしても・・・オーガストワールドのロボットの女の子って、どれもこれも、外見ろりろりなんだよね。(^-^; オーガストワールドのロボット技師はもしかしてロリコン趣味の変態の集まりかと疑問に思いましたバキバキバキ
こうして結ばれた直樹と結先生。ロボットとは言え、やはり嫉妬の感情があるみたいで、恭子先生が直樹を使いっ走りにしたらま〜怒る怒る。(笑) 理事長の玲さんが笑いをかみ殺していましたが、私も同様でした。(笑) 私は遠慮せず笑ってましたがね。(笑) 二回目のえっちの時は、自分をなかなか抱いてくれない直樹に不安を感じる結先生の、その不安をぬぐい去るためのものでもあった訳ですが、ここに至ると「結先生ってまたずいぶんと人間くさいロボットだな」と思ったり。愛情、嫉妬、不安、そして欲望。100年後の未来では、ロボットにこれ程に複雑な感情を持たせることが出来るプログラマーがいるのかと疑念に思いましたね。因みに二回目には図書館でのえっち。えっちの匂いをどうやって消したのか・・・大変だったろうに(笑)
時空転移装置が故障し、そのフォローのために未来に帰還せねばならない結先生。一度帰ったら、またこの時代に戻れる保証がない。場合によっては永遠の別離となることも。ちひろシナリオとは違い、こういう展開であれば、任務と愛情の板挟みになる・・・と言う展開に納得がいくわけです。その板挟みの為に、彼女の記憶や感情を司る部分に負荷が掛かり過ぎ、記憶障害を起こす結先生。必ず戻ってくると言う自らの誓いもあって、教室内で激しい情交に及ぶ二人。鬼畜な直樹のおねだりで、一人えっちをさせられるわ、感じすぎてし〜し〜をしてしまうわと言う萌え展開も長くは続かず、破滅的な記憶障害を起こしてしまう結先生(/_;) この状況を解決する方法はただ一つ・・・記憶のフォーマット。初期化して今までの琴は全てなかったことにすることだけ。プレイしていて何とも絶望感に苛まれる展開でありました。皮肉なことに、メインヒロインの美琴ちゃんや保奈美ちゃんの時には生かし切れなかった、主人公の「記憶喪失」という設定が、結シナリオでは僅かであっても生かせてます。記憶をなくすと言うことは、別の誰かになることに等しい。愛し合った二人の間ですら、そのことを含めて自己紹介するしかないのであって。主人公が5年前に味わった辛さ、周囲のみんなに感じさせた辛さをを、今度は主人公が逆の立場で辛さを味わうわけで。この段階でも正直泣けましたよ。ええ。(/_;)
フォーマット作業に入る前に、結先生が呑んだ、人間で言えば睡眠薬に相当する薬。その薬が効くまでの僅かな間、直樹と結先生は、結先生が結先生であった時の最後の会話をする。直樹の膝の上にだっこされている結先生。直樹との出会いから、そして自分が徐々に直樹に惹かれていく過程をモノローグに近い状態で話す結先生。正直に言いますが、多分私はこのとき、とても人には見せられないような顔をしていたと思う。涙でぐしゃぐしゃで。(/_;)(笑) だってシチュエーションがとにかく泣けます。自分の膝の上でだっこされた女の子が、少しずつ意識を失っていくんですからね。そして完全に意識を失った時に、私たちが知っている「結先生」の死と同義なのですから。自分の膝の上で恋人が死んでいくシーンと何ら代わりがないのですから。ここまで派手に泣けたのは久方ぶりじゃないかな・・・(遠い目
フォーマット処置後、数日して結先生は勤務に戻るも、もう結先生は以前の直樹との愛を育んだ結先生ではなく。そのことを思い知らされた直樹だったはず・・・だったが、「くずみ なおき」というその言葉を聞いた時、覚えてるはずのない記憶が戻り、激情のままに涙を流す結先生。その反応から結先生が記憶を取り戻したことは疑いの余地が無く、この段階では、例によって「奇跡」の類か、さもなくば、玲さんが何か気を利かせた結果・・・だと推測していたんですよ。だけど、その後の展開は私の想像を遙かに越えたものでした。(^^; 実は結先生は、ロボットでも何でもなく、正真正銘の人間だったと言う!。時空転移装置の開発責任者として、自らに課せられた責任の重さに押しつぶされ、自閉症となってしまった彼女を救うために、記憶操作と暗示で感情に左右されないロボットだと彼女に思わせた。それが真相。全てはオペレーション・サンクチュアリを成功に導くための非情な措置。
結先生が人間だった・・・と言うのは勿論嬉しいです。嬉しいんだけど・・・これってリプレイしたら感動が激減する展開だよなあ。(^^; お、オレの涙を返せ〜(あお〜ん と絶叫するプレイヤーの声が聞こえて来るみたいで。(汗
流石にエピローグ部分は奇をてらった展開ではないですね。ただ、ゲーム開始早々あった、空から女の子が降ってくる・・・と言う展開をもう一度見せて貰えるとは思わなかった。(笑) 一度目は美琴、二度目は結先生。本来時空転移装置内での移動が普通のはずなのに、どうして美琴と結先生が座標軸がずれて、とんでもないところに出現する羽目になったのかは、結局語られずじまい。PC関係に於ける「相性」みたいなモンでしょうか?(ぉ 劇中でも結先生が不思議がって、「とびたには嫌われて・・・?」と言っていたし。ただ現状を誤認識時してるのは、結先生だけ・・・じゃなくて、美琴の琴も忘れてるという点ですね。時空を翔ぶ時に見せる「羽」に付いての説明も無かったし、こういう部分でも説明不足は否めませんでした。まあ、その点は差し引くとしても、6人のヒロインの中で、一番良かったシナリオと言えば、文句なしに結シナリオであると思います。結先生と言うキャラクターも、実に私好みだし、少々の瑕疵には目をつぶれますよ。ええ。(笑)