3中総志位報告の少数データと抽象的方針
総選挙結果評価データと特徴・検証=志位4つの〔トラウマ〕
2015年1月・3中総時点、→HN119.648万 H21.131万 N98.517万に激減
(表5) 2014年1月・第26回大会時点から、1年間だけで、
HN124.1万→119.648万=4.452万部の連続大量減紙
H21.8万→21.131万=0.669万部の連続大量減紙
N102.3万→98.517万=3.783万部の連続大量減紙
2015年1月度、→HN430 H288 N142減
2月度、→HN5224 H492 N4732増加
(宮地作成)
〔目次〕
〔特徴1〕、総選挙結果評価−「実力以上」
〔特徴2〕、総選挙党員参加レベル=ポスター、号外配布、支持拡大目標比
〔特徴3〕、2015年1月時点、前回総選挙2012年12月PHNとの比率
党費納入党員数97.3%、日刊紙読者92.7%、日曜版読者92.5%
〔特徴4〕、「党勢拡大月間」なし−抽象的「自力」のみ=4年前の回復・突破?
〔検証1〕、2中総決定を討議・具体化した支部59.2% (表1)
〔検証2〕、2012年総選挙時比で、党費納入党員数97.3% (表2)
〔検証3〕、12年総選挙時比で、日刊紙92.7%、日曜版92.5% (表3〜5)
〔検証4〕、読者拡大前回いっせい地方選挙時回復・突破=部数沈黙 (表6、7)
志位=4つの〔トラウマ〕
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志位報告『第3回中央委員会総会』2015年1月20日
選挙投票行動時だけの一時的軒下雨宿り先
2014年、共産党からの永続的離脱傾向継続・増幅
12月度H−1844・N−9511 →N100万部割れ↓
14年総選挙比例代表得票数606万2942
÷N1人当り6.14≒98万7449部↓
総選挙ニュース 読売衆院選2014 朝日2014衆院選 毎日2014衆院選
(共産党の統一地方選結果)
『東京の共産党選挙結果データと機関財政破綻』4連続惨敗データ
『統一地方選前半戦の3回結果+11年結果』2011年4月
共産党『地方議員数』2000年4462人→2014年12月2日2678人
=14年間で1784議席・39.9%喪失
〔小目次〕
〔特徴1〕、総選挙結果評価−「実力以上」
〔特徴2〕、総選挙党員参加レベル=ポスター、号外配布、支持拡大目標比
〔特徴3〕、2015年1月時点、前回総選挙2012年12月PHNとの比率
党費納入党員数97・3%、日刊紙読者92・7%、日曜版読者92・5%
〔特徴4〕、「党勢拡大月間」なし−抽象的「自力」のみ=4年前の回復・突破
〔特徴1〕、総選挙結果評価−「実力以上」
比例代表得票数606万票、11.37%、8→21議席→「実力以上」。本格的な「自共対決」? 沖縄「一点共闘」。
〔特徴2〕、総選挙党員参加レベル=ポスター、号外配布、支持拡大目標比
「ポスターの張り出しは6〜7割台、2回の「しんぶん赤旗」号外の配布は8割台でした。支持拡大目標比での到達点は57・3%でした」。「2中総決定を討議・具体化した支部は59・2%です」。
〔特徴3〕、2015年1月時点、前回総選挙12年12月PHNとの比率
志位は、3中総において、次のように報告した。「同時に、党の自力の問題は、引き続き私たちの活動の最大の弱点であります。私たちは、今回の総選挙を、2012年総選挙時比で、党費納入党員数は97・3%、「しんぶん赤旗」日刊紙読者は92・7%、日曜版読者は92・5%でたたかいました。」
〔特徴4〕、「党勢拡大月間」なし−抽象的「自力」のみ=4年前の回復・突破
「党の自力の問題は、引き続き私たちの活動の最大の弱点であります」。「読者拡大では、すべての支部が、毎月、新しい読者を増やすことに挑戦し、支部、選挙区、自治体のそれぞれで、前回のいっせい地方選挙時を回復・突破することをめざしましょう。みんなが確信をもって立ち上がれる選挙戦にしていくうえでも、全党員が「しんぶん赤旗」日刊紙を購読することを、心から呼びかけるものです。」
2、データ・統一地方選方針の検証−2015年1月時点
〔小目次〕
〔検証1〕、2中総決定を討議・具体化した支部59・2%
〔検証2〕、2012年総選挙時比で、党費納入党員数97・3%
〔検証3〕、12年総選挙時比で、日刊紙読者92・7%、日曜版読者92・5%
〔検証4〕、読者拡大→前回のいっせい地方選挙時を回復・突破=部数沈黙?
〔検証1〕、2中総決定を討議・具体化した支部59・2%
『2中総志位報告−新鮮味なし・比較データ皆無・11月25日』
14年1月党大会後実績の都道府県委員長会議報告データ→抹殺・沈黙
2中総志位報告は、14年11月25日だった。それ以降、15年1月20日3中総まで約2カ月間あった。その期間、2中総を討議・具体化しなかった=拒否支部数は、40.8%もある。
日本共産党の支部数はどうなっているのか。
志位は、第26回大会中央委報告において、支部数について沈黙した。あいもかわらず、「支部が主役」と唱えているだけである。2.8万→2.0万=8000支部崩壊の原因についても総括を回避した。
第25回大会決議は、22000支部数の増減について沈黙した。しかし、13年間で6000支部の崩壊・解党行動テンポアップから見れば、崩壊支部が増えていると思われる。かつ、09年3月時点における党員不拡大1万3728支部・62.4%、読者不拡大1万5400支部・70.0%という幹部会決定データは、それらの支部の内、かなりが、(1)党勢拡大サボタージュ→(2)支部活動の事実上の停止→(3)支部解党行動へと進行している可能性が高い。
(支部数のウソ)=2万支部でなく→3月20日赤旗の実質支部数1万5158支部 (表8)
(表1) 支部組織の歯止めのない崩壊現象
志位は、第26回大会報告において、支部数データに沈黙
年・党大会 |
支部数と実態 |
1995年、中央委報告 |
28000支部。それ以前は、党組織防衛名目で、支部数隠蔽 |
2000年、第22回大会 |
26000支部 |
2003年、中央委報告 |
25000支部 |
2005年、第23回大会、4中総・5中総 |
24000支部 1995年から10年間で、4000支部が崩壊 (1)、「政策と計画」を持った支部−22大会90%→23大会52% (2)、週1回支部会議の支部 22大会25%→23大会19% (3)、総選挙で支部会議を開いた支部82%、一度も開かなかった支部18% 24000×18%≒4320支部は、事実上すでに崩壊している 24000−4320=19680支部が残存しているのが、共産党基礎組織の実態 (4)、10年間の支部崩壊度 19680÷28000≒70・3%。29・7%の8320支部が崩壊 |
2006年1月、第24回大会 |
「政策と計画」を持った支部−22大会90%→23大会52% →24回大会50%に後退。「計画」とは党勢拡大数値目標のこと。半分の12000支部が、(1)「計画」を立てられないレベルに崩壊的ダウンしたのか、それとも、(2)「計画的党勢拡大」という宮本・不破・志位路線を拒絶し、意識的に「計画の具体化・数値化」をサボタージュする構えに突入したのか。 |
08年中央委員会報告 |
22000支部に減少と報告 |
2010年1月第25回大会 |
中央委報告は、支部数データに沈黙→その後20000支部に減少と報告。後援会不結成は、地域支部で72%、職場支部が34%。 |
2012年3月 |
2万支部でなく→3月20日赤旗の実質支部数1万5158支部 (表8) |
2014年1月第26回大会 |
志位は、中央委報告において、支部数データに沈黙。ただ、「5割超支部が新入党員37000人拡大」と報告=5割未満支部が4年間、党員拡大を拒否 8000支部崩壊後の20000支部なら、10000支部が4年間党員拡大拒否。実質支部数1万5158支部なら、7579支部未満が4年間党員拡大拒否 |
『支部活動部分停止→全面停止→解党行動の広がり』末端から党崩壊・解党の進行
〔検証2〕、2012年総選挙時比で、党費納入党員数97.3%
2年間で、党費納入拒否党員数=離党・死亡党員数は2.7%増えた。離党・死亡党員数は、何人だったのか。
2012年度の総務省政治資金報告データは、次である。
党費納入党員数延べ291万6535人÷12カ月間≒毎月24万3044人
毎月24万3044人×2.7%≒2年間の離党・死亡党員数6562人だった。
1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円
公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人
志位は、2010年1月第25回大会において、(1)党員数40.6万人と報告した。→(2)その後、「実態のない党員」解決をしたとし、31.8万人とした。→(3)2014年1月第26回大会において、さらに1.3万人減=30.5万人に減らした。その党費納入党員実数はどうなのか。
彼は、党費納入率激減に沈黙した。党費納入総額激減にも沈黙している。4年間で、日本共産党員は、10.1万人・24.8%も減った。しかも、マスコミ報道によれば、30.5万人中、65歳以上が、97年20%→2014年50%の超高齢化政党になった。志位報告は、この党員構成の劇的老齢化にも沈黙した。彼は、報告文書において、意図的にこの劇的老齢化データをカットした。
(党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人
党費収入総額、機関紙誌書籍収入総額、繰越金、預貯金残高について、(1)総務省データと(2)共産党HPデータは同一金額である。ただ、共産党HPは年間党費納入者数を意図的に削除していて、総務省報告にしかない。
(表2) 共産党政治資金収入分17年間の総務省公表データ
党費収入激減=党費納入党員数激減
年 |
党費収入 |
機関紙誌書籍収入 |
収入合計 |
繰越金 |
預貯金残高 |
1995 |
13.4 |
277.9 |
311.0 |
69.4 |
52.9 |
96 |
14.3 |
270.4 |
304.0 |
69.2 |
59.1 |
98 |
13.7 |
272.6 |
308.5 |
83.0 |
68.0 |
99 |
13.6 |
256.0 |
302.3 |
86.0 |
71.2 |
2000 |
13.2 |
281.1 |
327.8 |
74.1 |
62.5 |
01 |
12.6 |
291.7 |
342.8 |
67.5 |
56.8 |
02 |
12.6 |
282.1 |
334.2 |
53.2 |
15.2 |
03 |
12.1 |
260.0 |
307.1 |
44.4 |
11.1 |
04 |
11.3 |
251.2 |
300.6 |
20.7 |
11.1 |
05 |
10.9 |
240.7 |
284.1 |
11.3 |
5.9 |
06 |
10.0 |
230.9 |
281.9 |
22.0 |
8.2 |
07 |
9.5 |
221.5 |
264.8 |
22.7 |
7.1 |
08 |
9.1 |
215.5 |
249.6 |
22.2 |
15.1 |
09 |
8.9 |
214.1 |
246.2 |
16.2 |
6.9 |
10 |
8.2 |
206.2 |
237.4 |
10.6 |
4.5 |
11 |
7.7 |
199.4 |
234.1 |
12.6 |
4.5 |
12 |
7.2 |
203.4 |
245.5 |
10.4 |
6.4 |
単位は億円。収入合計は、寄付・借入金などを含む
00年不破規約綱領路線・赤旗年度途中値上げ増収→01年赤旗年度当初からの値上げ増収
繰越金とは、その年度から翌年への繰越金額・百万円以下切捨て―99年最高から連続激減
12年度機関紙誌の増加額は、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上効果
預貯金残高増加額1.9億円は、「残高100万円超の借入金」6億1139万円との関連?
総務省日本共産党中央委員会(1/10)〔表紙、収支の総括表、収入(1)〕
日本共産党中央委員会(6/10)〔支出(1)〕党員数掲載13年11月30日
共産党『2012年政治資金収支報告』党員数隠蔽
〔検証3〕、12年12月総選挙時比で、日刊紙読者92.7%、日曜版読者92.5%
2年間で、日刊紙読者は7.3%、日曜版読者は7.5%減った。日本共産党=党内民主主義抑圧破壊政党を見限った読者数は、何人だったのか。
まず、12年9月1日赤旗記事時点の実質読者数126.521万だった。
(読者数のウソ)=130万人でなく→12年9月1日赤旗記事の実質読者数126.521万
13カ月連続「党勢拡大大運動」における赤旗拡大部数に沈黙したのは、異様な1年1カ月間をかけても、HNとも減紙結果に終わったからにほかならない。
12年9月1日、赤旗は「8・9カ月拡大運動期間延長」の内、8月末結果を公表した。延長8月1カ月間で、H532部減紙・N1026部減紙とした。09年8月総選挙との比率をH89.5%、N86.5%と公表した。
その赤旗記事は、HN双方、あるいは、いずれかで、09年8月総選挙を上回った中間機関は、宮崎県1県のみ、15地区のみと公表した。47都道府県委員会中46中間機関97.8%、かつ、315地区委員会中300中間機関95.2%が、HN大量減紙過程にある衰弱死進行現実を認めた。
総選挙比H89.5%、N86.5%から12年9月1日時点の実質読者数の逆算をする。
総選挙は2009年8月だった。第25回大会は2010年1月である。2つの数値は、4カ月間差がある。それをほぼ同じとして計算する。4カ月間において、総選挙後の大量減紙数と、党大会前の一時的拡大数の差引はほぼ同じと推計した。
1、日刊紙部数
2010年1月、志位和夫は、党大会報告において日刊紙25万部→11年7月3中総において24万部に減ったと報告した。1年半で、1万部が減った。ただ、09年8月総選挙時点近似値も25万部だったとする。日刊紙25万部×89.5%≒22.375万部になる。25−22.375≒総選挙後の約3年間で日刊紙2.625万部が減った。
2、日曜版部数
彼は、党大会報告において日曜版120.4万部と報告した。09年8月総選挙時点近似値も120.4万部だったとする。日曜版120.4万部×86.5%≒104.146万部に減っている。120.4万部−104.146万部≒総選挙後の約3年間で日曜版16.254万部が減った。
3、赤旗HN合計
2012年8月末時点、日刊紙22.375万部+日曜版104.146万部≒HN合計126.521万部へと大量減紙が続いた。志位「90周年講演」における赤旗130万部というのは、約3.5万部の水増し、支部・党員騙しの欺瞞報告である。
(表3) 13カ月間連続「大運動」+延長8月結果の増減データ
年月 |
10年1月 党大会 |
引上げ目標 4中総 |
5月 「全活」 |
大運動 通算結果 |
7月18日 公表データ |
8月末 赤旗公表 |
8月末 実質数 |
HN合計 |
145.4万 |
→+22 |
17500 |
7755 |
130万 |
1558 |
126.521万 |
日刊紙 |
25万 |
→+5 |
3500 |
2069 |
532 |
22.375万 |
|
日曜版 |
120.4万 |
→+17 |
14000 |
5686 |
1026 |
104.146万 |
|
党員 |
40.6万人 |
+5 |
8.8万 |
+1.8万 |
31.8万 |
+0.1万 |
|
支部 |
2.2万 |
|
|
0.2万 |
2万 |
|
1万5158 |
7月4日3中総以降5月24日「全活」までの通算累計H3500部減紙・N14000部減紙と公表
7月末「特別期間」結果−H+1431、N+8314、党員+0.7万人と公表
2012年9月〜12月総選挙までの4カ月間における増減はどうだったのか。
(表4) 12年1月〜12月末の赤旗公表毎月HN増減パターン
総選挙前・少量拡大→総選挙後・大量減紙
統一地方選後−大量減紙連続 |
12年12月総選挙前−少量拡大 |
総選挙後−大量減紙 |
|||||||||||
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年差引 |
HN |
後退 |
後退 |
10988 |
1389 |
476 |
5593 |
9745 |
1558 |
960 |
2727 |
6464 |
34485 |
27051 |
H |
後退 |
後退 |
2123 |
20 |
79 |
1036 |
1431 |
532 |
259 |
598 |
1276 |
5725 |
|
N |
後退 |
後退 |
8865 |
1369 |
397 |
4557 |
8314 |
1026 |
701 |
2129 |
5188 |
28760 |
|
4月〜11月総選挙前拡大数は+23667−5245=差引+18422
志位は、6中総において、2012年の年間HN減紙部数が、差引3万部と報告
ただ、(表1)の12年1・2月「後退」部数を加えれば、3万部になるか?
→12年12月〜13年3月総選挙後の4カ月間大量減紙連続−59144
(表5) 12年11月末・総選挙時点の赤旗部数推計→15年1月3中総
12年12月総選挙時比で、日刊紙読者92.7%、日曜版読者92.5%
月 |
8月末・実質 |
9月・減紙 |
10月・減紙 |
11月・拡大 |
11月末・実質 |
2年間減紙 |
減紙部数 |
3中総部数 |
HN |
126.521万 |
960 |
2727 |
6464 |
129.298万 |
|
|
119.648万 |
H |
22.375万 |
259 |
598 |
1276 |
22.794万 |
7.3% |
1.663万 |
21.131万 |
N |
104.146万 |
701 |
2129 |
5188 |
106.504万 |
7.5% |
7.987万 |
98.517万 |
2015年1月・3中総時点、→HN119.648万 H21.131万 N98.517万に激減
2014年1月・第26回大会時点から、1年間だけで、
HN124.1万→119.648万=4.452万部の連続大量減紙
H21.8万→21.131万=0.669万部の連続大量減紙
N102.3万→98.517万=3.783万部の連続大量減紙
〔検証4〕、読者拡大→前回のいっせい地方選挙時を回復・突破
=部数沈黙? 志位4つの〔トラウマ〕
3中総志位報告「読者拡大では、すべての支部が、毎月、新しい読者を増やすことに挑戦し、支部、選挙区、自治体のそれぞれで、前回のいっせい地方選挙時を回復・突破することをめざしましょう」。
従来なら、必ず、「拡大月間」を決定し、選挙と赤旗拡大をともに指令してきた。今回、4月統一地方選2カ月半前にしても、「月間」なしは、異例である。しかも、「前回のいっせい地方選挙時を回復・突破することをめざし」と言うだけで、前回比4年間の減紙部数に沈黙した。
なぜか。志位は、「拡大月間」を命令しても、党員が賽の河原の石積み運動に参加しない=参加を拒絶するだろうと怯えた。彼は、最近の「拡大月間」不振のトラウマに取り付かれている。
〔トラウマ1〕、第1次「党勢拡大大運動」2011年7月4日〜12年9月、前代未聞の連続拡大運動期間15カ月間→結果HN4354大量減紙。15カ月間連続拡大運動をやっても、大量減紙に終わったのは、日本共産党の党史上初めての全党員による赤旗拡大運動参加拒絶データになった。
〔トラウマ2〕、第2次「党勢拡大大運動」2013年9月〜14年1月、10月〜12月党大会前〜1月=4カ月間の少量拡大は+15031部
第26回大会直後2月度早くもH2146減・N5763減=計7909減→3月度HNとも後退・部数沈黙→4月度HNとも後退・部数沈黙→2月〜4月度〜5月15日、HN合計3万4748部減。第26回大会前・少量拡大部数+15031部は、党大会後の4カ月間HN合計3万4748部減で丸ごと吹っ飛んでしまった。
『党勢後退テンポに志位悲鳴→「躍進月間」5月15日〜7月末』
第26回大会後4カ月間−党員99.6%、3068人離党・死亡
HNとも党大会比97.2%→HN減紙2.8%になった。
2014年1月第26回大会HN124.1万部×HN減紙2.8%
≒4カ月間で、HN合計3万4748部減った。
〔トラウマ3〕、「躍進月間」2014年5月15日〜7月末−拡大目標HN合計3万4748部以上→5月度H増勢・Nわずかに後退・部数沈黙→6月度H+440・N+2374→7月度H+1600・N+8000→「月間」中HN+12410→減紙未回復2万2370部
〔トラウマ4〕、総選挙直前・2014年11月度拡大は、HN+3607、H+781、N+2826だった。志位・書記局は、狂ったように全中間機関に赤旗拡大成果を日報・週報で追求・点検していた。ところが、総選挙直後・12月度HN11355も大量減紙をした。11月度にたいし、7748部・314%もの減紙になった。総選挙翌月・半月間だけで、あっというまに、3倍もの大量減紙をした。一体どういうことか。その原因=3倍もの大量減紙申請を直後・瞬時に吐き出した党員心理をどう考えたらいいのか。
11月度拡大部数HN+3607は、ほとんどが架空拡大・虚偽申請だった可能性がある。他力本願政党のウソつき党首に変質した志位にたいし、(1)47都道府県委員長・(2)315地区委員長・(3)地区委員長を含む地区専従918人・(4)支部長1万5千人も、ウソつき党首に倣って、架空拡大・虚偽申請をした。
日本共産党は、トップから末端全党員・全中間機関専従までウソつき政党に腐敗した。「志位が支部・党員騙しのウソをつき続けるのなら、われらもウソつき党首志位にたいし、架空拡大・虚偽申請で応えるとしよう」。
第1次→第2次→「躍進月間」2カ月半→総選挙直前・2014年11月度拡大中、党中央・全中間機関は、「減紙申請」受付を全面拒否していた。第2次・「躍進月間」中、1部でも拡大成果を出した党員は、第2次=15031人以下しかいない。「躍進月間」中でも=12410人以下しかいない。総選挙直前・2014年11月度拡大中においては、3607人以下にさらに激減した。
実質的党費納入党員21.5万人中、〔トラウマ2〕第2次≒約20万人・93.0%、さらに〔トラウマ3〕「躍進月間」中でも≒→約20.2万人・94.2%もが、〔トラウマ4〕総選挙直前・2014年11月度は≒→約21.1万人・98.1%もが、賽の河原の石積み運動=不毛な赤旗拡大運動参加を拒絶した。ウソつき党首志位は、今後とも、これらの〔トラウマ4つ〕から完治することはない。
トラウマ4つ志位のうめき声=「俺はどうしたらいいんだ。架空拡大・虚偽申請のウソで、俺を裏切るウソつき専従全員・21.5万党員をまったく信用できなくなった。2つの他力にすがりつくしか仕方がないのか」。トラウマ4回にとりつかれた志位は、(1)自信喪失と、(2)専従全員・21.5万党員への不信から、統一地方選に向けた「拡大月間」を命令することもできなくなった。
(表6) 「躍進月間」直後からも大量連続減紙
「躍進月間」直後・8月度H−1151、N−3921、入党決意者?+531
9月度H−784、N−2763、入党決意者?+525
10月度H−714、N−2497、入党決意者?+587
11月度・総選挙直前・H+781、N+2826、入党?+512
12月度H−1844、N−9511、入党?+452
2015年1月度、HN−430 H−288 N−142減、入党?+425
2月度、→HN5224 H492 N4732増加、入党?+464
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14年11月1日赤旗まつり |
総選挙直前・拡大〜2015年4月統一地方選まで |
統一地方選後〜 |
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8月 |
9月 |
10 |
11 |
12 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
HN |
5072 |
3547 |
3216 |
3607 |
11355 |
430 |
5224 |
|
|
|
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H |
1151 |
784 |
719 |
781 |
1844 |
288 |
492 |
|
|
|
|
|
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N |
3921 |
2763 |
2497 |
2826 |
9511 |
142 |
4732 |
|
|
|
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|
|
累計 |
|
8619 |
11835 |
8228 |
19583 |
20013 |
15281 |
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14年11月1日赤旗まつり〜2015年4月統一地方選
「月間」中HN+12410→「月間」直後3カ月間−11835=差引HN+575部。
第26回大会後12カ月間、減紙未回復4万1953部→12月以降で、減紙部数膨らむ?
12月度H−1844・N−9511 →N100万部割れ↓
14年総選挙比例代表得票数606万2942÷N1人当り6.14≒N98万7449部↓
それなら、前回比4年間の減紙部数を推計できるか。前回統一地方選から4年間は、2011年4月〜2015年4月である。推計・比較できるデータはある。時期が約1年3カ月間ずれるが、(表7)の2010年1月第25回大会から、2014年1月第26回大会の4年間データがある。
その4年間で、HN145.4万部→124.1万部へと、21.3万部もの大量連続減紙をした。〔トラウマ1〜4〕の志位は、もはや、怖くて、とても「統一地方選前の新拡大月間」2カ月半で減紙分21.3万部を増やせと命令できない。「月間」設定に沈黙し、「2つの他力」に依存し、他力本願政党のウソつき党首を演じるしか道は残されていない。
(表7) 34年間=党大会毎の読者大量離脱政党
党大会の12回で、230.9万部・65.0%大量連続減紙
年 |
80 |
82 |
85 |
87 |
90 |
94 |
97 |
00 |
04・1 |
06・1 |
10・1 |
14・1 |
大会 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
HN |
355 |
339 |
317.7 |
317.5 |
286 |
250 |
230 |
199 |
173 |
164 |
145.4 |
124.1 |
内H |
54 |
50 |
40 |
35 |
30 |
28 |
25 |
21.8 |
||||
内N |
232 |
200 |
190 |
164 |
143 |
136 |
120.4 |
102.3 |
||||
増減 |
16 |
21.3 |
0.2 |
31.5 |
36 |
20 |
31 |
26 |
9 |
18.6 |
21.3 |
|
累計 |
16 |
37.3 |
37.5 |
69 |
105 |
125 |
156 |
182 |
191 |
209.6 |
230.9 |
25回・26回大会は、HN部数の区別なし→それ以前の比率で推計
34年間で230.9万部減紙÷ピーク355万部≒65.0%大量連続減紙
党大会比較で、1980年第15回大会〜2014年第26回大会までの12回の34年間、赤旗部数は毎回激減している。宮本・不破・志位は、賽の河原の石積み運動に執着し、衰弱死突入政党に変質させた。
宮本・不破・志位も、党内外から「民主集中制」とは、党内民主主義抑圧破壊システムである、レーニン創作の党内犯罪システム=「民主主義的中央集権制」を放棄せよ、との無数の批判・意見を無視・敵視してきた。放棄すれば、どうなるか。共産党トップの党内犯罪・独裁体制が崩壊することが目に見えている。そんな恐怖の対応はとてもできない。党内で放棄を主張する党員などをすべて査問・除名・除籍し、党外排除をしつくしてきた。
〔抑圧・粛清1〕、党大会に向けた水平発言・横断的抗議行動への粛清
〔抑圧・粛清2〕、専従による公式会議・文書での垂直発言・他行動への粛清
〔抑圧・粛清3〕、学術論文・出版物・文学作品における発言・抗議への粛清
〔抑圧・粛清4〕、労働運動・青年運動・平和運動での発言・抗議への粛清
〔抑圧・粛清5〕、インターネット掲示板発言にたいする粛清手口=査問・除籍
党員で、その党内犯罪システム・対応に批判・不満を抱く者は、党費納入拒否→離党をした。党中央にたいし、その趣旨「意見書」を提出しても、無視・握りつぶされ・報復された体験をしたからである。40.6万人→21.5万人(第26回大会30.5万人×党費納入率67.9%≒実質党員数20万7095人)以外の19.1万人=は、党費納入拒否→離党をした。
これらの党内犯罪事例を隠しつくすことはできない。具体的犯罪ケースを知った党員は、今後とも、党費納入拒否→離党をする。
他力本願政党党首に変質したウソつき=党内犯罪ケースを一切認めないで、支部・党員騙しを続ける志位に倣って、日本共産党という党内民主主義抑圧破壊政党党員全員が他力本願党員に変質していく。なんで、賽の河原の石積み運動に参加する必要があるのか。
選挙カンパだけなら払う。選挙活動や、赤旗拡大という不毛な運動をやらない。「2つの他力」に依存さえしてれば、(1)赤旗部数が減り続けても、(2)共産党議席だけは増えるという不可思議な反比例関係が、参院選・総選挙で証明された。
その結果、赤旗部数が激減し続けようとも、われらには関係ない。そろそろ、党内犯罪をひた隠す「官僚主義的中央集権制」政党への党費納入拒否→離党をするか。まずは、面白くもない支部会議への出席をさぼる。
以上 健一メニューに戻る
〔関連ファイル〕
志位報告『第3回中央委員会総会』2015年1月20日
選挙投票行動時だけの一時的軒下雨宿り先
2014年、共産党からの永続的離脱傾向継続・増幅
12月度H−1844・N−9511 →N100万部割れ↓
14年総選挙比例代表得票数606万2942
÷N1人当り6.14≒98万7449部↓
総選挙ニュース 読売衆院選2014 朝日2014衆院選 毎日2014衆院選
(共産党の統一地方選結果)
『東京の共産党選挙結果データと機関財政破綻』4連続惨敗データ
『統一地方選前半戦の3回結果+11年結果』2011年4月
共産党『地方議員数』2000年4462人→2014年12月2日2678人
=14年間で1784議席・39.9%喪失