日本共産党政治資金2016年度報告の表裏

 

1年間で、党費収入3万円機関紙収入57174万円

 

公表党員数38159 月別党費納入党員数3179

 

(宮地作成)

 〔目次〕

   1、総務省−日本共産党2016年度政治資金報告の収入分データ 20171130

     1総務省−日本共産党2016年度政治資金報告の収入分 (表1)

     2、「しんぶん赤旗」−日本共産党2016年度政治資金報告 党員数隠蔽 (表2、3)

   2、日本共産党政治資金報告21年間データ

     1、日本共産党政治資金収入分21年間の総務省公表データ(表4)

     2、日本共産党29年間党費納入党員数報告数値と党費納入率(表5)

     3、不破規約・綱領路線17年間の党員数・政治資金収入総額比較(表6)

   3、党財政関連データ ファイル多数           健一メニューに戻る

 

 1総務省−日本共産党2016年度政治資金報告の収入分データ 20171130

 

 〔小目次〕

   1総務省−日本共産党2016年度政治資金報告の収入分 (表1)

   2、「しんぶん赤旗」−日本共産党2016年度政治資金報告 党員数隠蔽 (表2、3)

 

 1総務省−日本共産党2016年政治資金報告の収入分

 

 この報告内容は、日本共産党HPにおける『日本共産党の政治資金報告の概要』数値−2017121しんぶん赤旗記事と合致している。ただ、共産党は、いつもと同じく、「党員数」の延べ2010年度3045049人→11年度2965895人→15年度延べ2,836,223人→16年度延べ2,798,064人=7年で246985人減隠蔽している。

 

 党員数を赤旗で党内に公表するのは、都合が悪いのか政府・総務省に報告し、公安調査庁に筒抜けになっても、支部・党員にたいし、党員数を隠す理由は何か。

 

(表1) 総務省−日本共産党2016年度政治資金報告の収入分

 

    日本共産党中央委員会(1/8)〔表紙、収支の総括表、収入(1)PDF

    (1)個人の負担する党費 又は会費

      金額                        642,899,228

      員数(党費又は会費を納入した人の数)延べ2,798,064

 

 2、「しんぶん赤旗」−日本共産党2016年政治資金報告 党員数隠蔽

 

(表2) 日本共産党2016年度政治資金報告の収入分

 

図

 

    日本共産党自前財政 共産党の強み財務・業務委員会chartphoto

 

(表3) 日本共産党の10年〜16年政治資金報告の収入・党員数比較

 

増減数は前年比

 

 

総務省への報告数

日本共産党公表数

 

党費収入(円)

機関紙収入(円)

党費納入党員数延べ

月平均党費納入数

公表党員数

党費納入率

月平均党費納入数

党費納入拒否党員

2010

82061

2086694

3045049

253754

406000

2011

77661

1994772

2965895

247157

406000

2012

72707

2030453

2916535

243044

318000

67.9

215922

102078

2013

69912

1961350

2925662

243805

305000

2014

69532

1946228

2856189

238015

305000

2015

64287

1901796

2836223

236351

305000

2016

64290

1844622

2798064

233172

305000

増減数

+3万円

-57174

-38159

-3079

13000

 

 

 

増減率

-3.0

-013

-1.3

4.0

 

 

 

2012年機関紙収入増加は、赤旗日刊紙500円値上げによるもの

2012年党費納入率67.9%は、志位8月秘密報告→21.5万人

(党員数のウソ)31.8万人でなく秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 

 2、日本共産党政治資金報告21年間データ

 

 〔小目次〕

     1、日本共産党政治資金収入分21年間の総務省公表データ(表4)

     2、日本共産党29年間党費納入党員数報告数値と党費納入率(表5)

     3、不破規約・綱領路線17年間の党員数・政治資金収入総額比較(表6)

 

 1、日本共産党政治資金収入分21年間の総務省公表データ

 

 日本共産党HPの政治資金データは、1995年以降の8年間を載せている。1997年はなぜかない。総務省公表データの内、収入分のみ()にした。

 

 党費収入総額機関紙誌書籍収入総額繰越金預貯金残高について、()総務省データと()共産党HPデータは同一金額である。ただ、共産党HPは年間党費納入者数を意図的に削除していて、総務省報告にしかない。

 

(表4) 共産党政治資金収入分21年間の総務省公表データ

 

繰越金・預貯金残高とも17年間ほぼ連続激減データ

 

党費収入

機関紙誌書籍収入

収入合計

繰越金

預貯金残高

1995

13.4

277.9

311.0

69.4

52.9

96

14.

270.4

304.0

69.2

59.1

98

13.7

272.6

308.5

83.0

68.0

99

13.6

256.0

302.3

86.0

71.2

2000

13.2

281.1

327.8

74.1

62.5

01

12.6

291.7

342.8

67.5

56.8

02

12.6

282.1

334.2

53.2

15.2

03

12.1

260.0

307.1

44.4

11.1

04

11.3

251.2

300.6

20.7

11.1

05

10.9

240.7

284.1

11.3

5.9

06

10.0

230.9

281.9

22.0

8.2

07

9.5

221.5

264.8

22.7

7.1

08

9.1

215.5

249.6

22.2

15.1

09

8.9

214.1

246.2

16.2

6.9

10

8.2

206.2

237.4

10.6

4.5

11

7.7

199.4

234.1

12.6

4.5

12

7.2

203.4

245.5

10.4

6.4

13

6.9

196.1

225.4

11.9

4.4

15

6.4

190.1

238.2

14.3

 

16

6.4

184.4

216.7

12.3

 

単位は億円。収入合計は、寄付・借入金などを含む

00年不破規約綱領路線確立・赤旗年度途中値上増収01年赤旗年度当初からの値上増収

繰越金とは、その年度から翌年への繰越金額・百万円以下切捨て―99年最高から連続激減

12年度機関紙誌の増加額は、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上効果

 

 2、日本共産党29年間党費納入党員数報告数値と党費納入率

 

    (党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 30.5万人−21万5922人≒8万9078人が離党を拒絶されている党員数である。彼らは、様々な理由・傷を持っている。もはや党に戻ることはない

 

(表5) 共産党29年間の党員数報告数値と党費納入率

 

総務省公表−共産党HP非公表

共産党公表

年・党大会

党費納入党員年間総計

1カ月間平均党員

公表党員数

党費納入率

1987・第18

最高3586808

298901

最高490000

61.0

1990・第19

3448750

287396

480000

59.9

1994・第20

最低3129769

260814

最低360000

72.4

2000・第22

3202455

266871

386517

69.0

2004・第23

3223973

268664

403793

66.5

2006・第24

3142808

261900

404299

64.7

2010・第25

3045049

253754

406000

62.5

201111

2965895

247157

406000

62.5

201211

2916535

243044

318000

67.9

201311

2925662

243805

305000

67.9%?

201411

2856189

238015

305000

67.9%?

201511

2836223

236351

 

 

201611

2798,064

233172

 

 

(党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人

 

 3、不破規約・綱領路線17年間の党員数・政治資金収入総額比較

 

 不破哲三は、2000年規約全面改定、2004年綱領全面改定をした。別ファイルに書いたように、不破規約・不破綱領路線の実質的な確立は、2000年第22回大会だった。それ以降における党員数、党費収入、機関紙部数、機関紙誌書籍収入の17年間増減比較をする。

 

 機関紙収入だけは、2001年からとする。01年とは、赤旗カラー印刷導入により、赤旗年度当初からの値上げ増収となった時点だからである。増減といっても、一貫して党員数・機関紙部数減少→いずれも収入減収となっており、増えた年度は一度もない

 

(表6) 党費収入・機関紙収入・党員数増減の17年間比較

 

総務省への報告16年度

共産党公表1711月末時点

期間

年間党費収入

年間機関紙収入

 

党費納入党員数

機関紙部数

2000年・第22

13.2

291.7

00年・第22

386517

199.0

2013年度・1411月末

6.9

196.1

128月末

305000

124.0

2015年度・1611月末

6.4

190.1

 

 

 

2016年度・1711月末

6.4

184.4

171月・第26

305000

113.0

前年比減少数・減収額

4.5

 

81517

11

減少率・減収率

2.3

 

21.0

37.6

党員納入党員数は毎月平均、年間党費収入・年間機関紙収入は億円

年間党員収入・機関紙収入は、15年11月28日総務省政治資金報告書数値

党費納入党員数は、12年8月志位の都道府県委員長会議報告30.5万人

 

    (党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人

               12年8月志位の都道府県委員長会議報告30万5000人

 

 

 3、党財政関連データ ファイル多数

 

    『赤旗新聞社政党−連続大量減紙・財政逼迫の長期データ』

       34年間連続減紙で65.0%減→地区専従33.2%リストラ・死亡

       専従0人地区→11地区=地区数315→実質304に減

    共産党『日本共産党の財政−政治資金収支報告』95年〜09年度、以後報告なし

    『地区財政破綻政党+党資金横領常幹政党=?』

      地区専従13年間で458人・33.2%リストラ+毎年6000万円横領常幹

 

    『日本共産党政治資金2015年度報告の表裏』

       1年間で、党費収入−5245万円、機関紙収入−4432万円

       公表党員数−1万9966人 月別党費納入党員数−1664人

       党財政破綻度からの衰弱死展望シミュレーション

    【月刊正論】幹部の収入を暴露! 日本共産党の元党員の私が20の疑問に答えます 篠原常一郎

    『日本共産党政治資金2014年度報告の表裏』

    『日本共産党政治資金2013年度報告の表裏』

       1年間で、党費収入−2795万円、機関紙収入−7億132万円

    『赤旗新聞社政党−連続大量減紙・財政逼迫の長期データ』

       34年間連続減紙で65.0%減→地区専従33.2%リストラ・死亡

       専従0人地区→11地区=地区数315→実質304に減

    『日本共産党政治資金2012年度報告の表裏』

       1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円

       公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人

    『日本共産党2011年度政治資金報告の表裏』12年11月30日

       1年間で、党費収入−4400万円、機関紙収入−9億1922万円

       公表党員数−8万8000人、月別党費納入党員数−4万3264人

     『日本共産党2010年度政治資金報告の表裏』11年11月30日

       1年間で、党費収入−7515万円、機関紙収入−5億4441万円

       月別党費納入党員数−4245人、党費納入率−1.0%など全指標衰退

     『党員数と党費収入総額とのアンバランス疑惑』

     『日本共産党余命6年・2019年説=党機関財政破綻』

       資本主義世界で最後に生き残っているコミンテルン型共産党の余命

 

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