赤旗新聞社政党−連続大量減紙・財政逼迫の長期データ
34年間連続減紙で65.0%減→地区専従33.2%リストラ・死亡
専従0人地区→11地区=地区数315→実質304に減
「躍進月間」直後・8月度H−1151、N−3921、入党決意者?+531
9月度H−784、N−2763、入党決意者?+525
(宮地作成)
〔目次〕
1、財政面から見た日本共産党の性格=赤旗新聞社政党(表1〜3)
2、34年間連続大量減紙で65.0%減−衰弱死過程突入(表4〜6)
「躍進月間」直後・8月度H−1151、N−3921、入党決意者?+531
9月度H−784、N−2763、入党決意者?+525
3、財政逼迫・破綻データ→地区専従33.2%リストラ・死亡(表7〜9)
4、赤旗新聞社の展望−余命2019年説(表10、11)
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志位2中総報告・1997年1376人→2010年9月918人
=13年間で、専従458人・33.2%をリストラ、死亡
専従0人地区3→11=実質的崩壊、地区数315→実質304に減少
目標2万人→入党決意者?・入党者5100人・成果支部18%
党員拡大拒否支部82%・1万6400支部
党員拡大5100人?→H2040部拡大=3060人日刊紙購読拒否?
アベノミクス批判票受け皿狙い仮面+党内犯罪本質隠蔽・堅持
社会主義宣伝仮面を6回も取替え−宮本・不破・志位
1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円
公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人
1、財政面から見た日本共産党の性格=赤旗新聞社政党(表1、2)
日本共産党は、日本の政党において、きわめて特異な性格を持っている。どの政党にもない特異性はいくつもある。このファイルでは、2つだけを検証する。
〔特異性1〕、資本主義世界で最後に残存するコミンテルン型共産党=民主主義的中央集権制堅持という党内民主主義抑圧破壊政党
(1)1989年〜91年東欧・ソ連10カ国と前衛党崩壊と同時期に、(2)ヨーロッパのコミンテルン型共産党も全滅した。(3)東方の島国においてのみ日本共産党が生き残った。その本質は、民主主義的中央集権制堅持という党内民主主義抑圧破壊政党である。
レーニンが創作した反民主主義の犯罪的組織原則を、21世紀になっても手放さない政党は、資本主義世界において、日本共産党とポルトガル共産党という2党だけである。ただし、ポルトガル共産党は、1974年、ヨーロッパで一番早く、「レーニンのプロレタリア独裁理論は犯罪的誤り」と党大会で放棄決定をしたので、もはやコミンテルン型共産党ではない。
『ポルトガル共産党の経緯と現在』−民主主義的中央集権制堅持
残留度バロメーター=共産党員数・読者数激減テンポ
すでに死滅し、再生不能な「空白」分野・階層2つ出現
〔特異性2〕、財政面から見ると日本共産党とは、赤旗新聞社政党
下記(表2)にそのデータがある。2012年度、党財政収入構成は、(1)赤旗機関紙売上収入87.6%、(2)党費収入3.1%、(3)寄付2.4%になっている。この構成比率は、毎年ほぼ同じである。まさに、赤旗新聞社政党の党財政実態といえる。(3)寄付2.4%・5億6460万円とは、その大部分が、議員歳費・秘書給与からの強制徴収額である。
しかも、赤旗部数増減の波は、1980年を境で、2つに分裂している。
このグラフは、外部HPのリンクである。グラフを見る限り、党員数のピークは昭和62年(1987)であることがわかる。ちなみに機関紙数のピークは昭和55年(1980年・355万部)。2012年時点、党費納入党員数実態は、21.5万人に激減している。赤旗部数は、2014年1月第26回大会志位報告のように、124.1万部に激減した。
なぜ、これほどの赤旗部数増減の波が生まれたのか。
(1)、1970年代〜80年にかけ、東欧・ソ連10カ国の経済停滞・他政党禁止・人権侵害犯罪情報が世界に広がった。ソ連は、もはや理想の国でなくなってきた。
ヨーロッパのコミンテルン型共産党は、そのマイナス影響を受け、軒並みに党員数・読者数の激減、国政選挙結果が低落した。ヨーロッパの共産党は、強烈な危機感を抱き、ユーロコミュニズム運動を起こした。日本共産党の赤旗拡大は、1980年HN355万部でピークを終えた。
(2)、しかし、1989年〜91年東欧・ソ連10カ国と前衛党崩壊は、世界中のコミンテルン型共産党の党勢力にたいし、致命的な打撃をもたらした。ユーロコミュニズム運動も崩壊した。それだけでなく、同時期に、ヨーロッパの共産党が全滅した。
ソ連崩壊とともに、レーニンがひた隠しにしてきた「レーニン秘密資料」6000点や秘密政治警察チェーカー資料が発掘公表された。レーニンのウソ・詭弁、ロシア革命・ソビィエト勢力数十万人の大量殺人犯罪データが暴露され、大拡散してきた。
基本テーマに関するレーニンのウソ・詭弁7つを検証
『「赤色テロル」型社会主義形成とその3段階』レーニンが「殺した」ロシア革命勢力
『レーニンの大量殺人総合データと殺人指令27通』大量殺人指令と報告書
1921年クーデター政権崩壊危機とレーニン選択の4作戦
分派根絶・一枚岩統一功績と党内民主主義抑圧犯罪の二面性
レーニンがしたこと=少数分派転落・政権崩壊に怯えた党内クーデター
『レーニン「分派禁止規定」の見直し』1921年の危機、クロンシュタット反乱
ボリシェヴィキ不支持者・政党の排除・浄化データ
赤色テロの犠牲者数、新経済政策(ネップ)は何か
プロレタリアート独裁の完成、自由抑圧のシステム化
大藪龍介『党内分派禁止と反対政党の撲滅。民主主義の消滅』1921年
日本共産党という資本主義世界で最後に残存するコミンテルン型共産党の党史偽造歪曲犯罪・党内犯罪実態も大拡散してきた。
ソ連共産党支配下の反国民的隷従政党
ソ中両党支配下の反国民的隷従政党
『日本共産党90周年の根本的な逆説、第3期』1967年決裂〜1970年代後半
隷従脱出の受動的な完全孤立政党→自主独立とウソ詭弁規定
『日本共産党90周年の根本的な逆説、第4期』70年代後半〜97年宮本脳梗塞
ユーロコミュニズム運動に急接近→逆旋回→再孤立
『日本共産党90周年の根本的な逆説、第5期』1998年〜現在
孤立恐怖から党独裁・党治国家4つとの関係復活政党
〔抑圧・粛清1〕、党大会に向けた水平発言・横断的抗議行動への粛清
〔抑圧・粛清2〕、専従による公式会議・文書での垂直発言・他行動への粛清
〔抑圧・粛清3〕、学術論文・出版物・文学作品における発言・抗議への粛清
〔抑圧・粛清4〕、労働運動・青年運動・平和運動での発言・抗議への粛清
〔抑圧・粛清5〕、インターネット掲示板発言にたいする粛清手口=査問・除籍
「レーニン神話」を真理と崇め、盲信する日本共産党員・赤旗読者の激減が始まった。最後の残存政党=党内民主主義抑圧破壊政党の赤旗・党員が増える可能性は、今後とも皆無である。
これほど特異な党財政比率を持った政党は、日本の他政党にない。赤旗機関紙売上額への全面的依存体質政党である。ところが、赤旗部数は、1980年ピーク355万部以降、34年間連続大量減紙を続けてきた。今後とも、増える展望はない。以下、多数の長期データから検証する。
総務省の報告内容は、日本共産党HPにおける『日本共産党の政治資金報告の概要』数値−2013年12月1日しんぶん赤旗記事と合致している。ただ、共産党は、いつもと同じく、「党員数」の延べ2010年度3045049人→11年度2965895人→12年度2916535人=1年で4万9350人減を隠蔽している。
党員数を赤旗で党内に公表するのは、都合が悪いのか。政府・総務省に報告し、公安調査庁に筒抜けになっても、支部・党員にたいし、党員数を隠す理由は何か。
(表1) 総務省−日本共産党2012年度政治資金報告の収入分
総務省日本共産党中央委員会(1/10)〔表紙、収支の総括表、収入(1)〕
(表2) 日本共産党2012年度政治資金報告の収入分
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共産党『2012年政治資金収支報告』党員数隠蔽
11年度と比べると、党費収入額、機関紙誌・書籍収入額はどう変化したか。
(1)、党費収入10年度8億2061万円−11年度7億7661万円→12年度7億2706万円=4955万円減り、6.3%減少した。前年比にすると93.6%である。
(2)、機関紙誌・書籍収入10年度208億6694万円−11年度199億4772万円→12年度203億8462万円=4億3690万円増え、2.1%増えた。前年比にすると102.2%である。
(3)、党員数の隠蔽は、毎年一貫している。なぜなのか。総務省10年度党費納入党員数延べ3045049人÷12カ月≒1カ月間の平均党費納入党員数25万3754人だった。→1年後、総務省の「11年度党費納入党員数」の延べ2965895人÷12カ月≒1カ月間の平均党費納入党員数24万7157人になる。月平均党費納入党員数10年25万3754人−11年24万7157人→2年後2012年24万3044人になった。
前年比にすると、4113人減り、0.1%減少した。
10年1月第25回大会の公表在籍党員40万6000人だった。志位は、12年7月「90周年記念集会」において党員数31.8万人と公表した。406000人−318000=党費納入拒否・党内離脱党員数9万9510人にもなる。
彼は、12年8月「都道府県委員長会議秘密報告」において、党費納入率67.9%公表した。31万8000人×67.9%=21万5922人になる。党費納入拒否党員数は、102078人・32.1%になっている。
これほどにも離党・組織離脱を拒絶し続ける政党は、日本にないし、資本主義国のどの他政党にもない。このような党内犯罪システムを堅持するのは、従来の資本主義国共産党でも一つもなかった。
イタリア共産党・フランス共産党は、最初から一貫して、毎年の党費納入党員数を公表し、それをその年度党勢力としてきた。このデータを見るだけでも、日本共産党とは、暴力団・カルト宗教団体と同じ体質の組織離脱を認めない反民主主義政党と規定できる。
(表3) 日本共産党の11年と12年政治資金報告の収入・党員数比較
総務省への報告数 |
2010年 |
2011年 |
2012年 |
1年増減数 |
増減率 |
(1)党費収入 |
8億2061万円 |
7億7661万円 |
7億2707万円 |
−4954万円 |
−6.3% |
(2)機関紙誌・書籍収入 |
208億6694万円 |
199億4772万円 |
203億0453万円 |
+3億5681万円 |
+1.7% |
(3)党費納入党員数延べ |
304万5049人 |
296万5895人 |
291万6535人 |
−4万9360人 |
−1.6% |
月平均党費納入数 |
25万3754人 |
24万7157人 |
24万3044人 |
−4113人 |
−0.1% |
|
|||||
共産党公表数 |
|
||||
公表党員数 |
40万6000人 |
40万6000人 |
31万8000人 |
−8万8000人 |
−21.6% |
党費納入率 |
? |
? |
67.9% |
? |
? |
月平均党費納入数 |
? |
? |
21万5922人 |
? |
? |
党費納入拒否党員数 |
? |
? |
10万2078人 |
? |
? |
12年公表党員数31.8万人は、12年7月「90周年記念」志位報告の数値
党費納入率は、12年8月都道府県委員長会議での志位秘密報告数値
機関紙誌の増加額は、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上効果
11年度と比べると、1年間だけで、(1)党費収入額、 (2)党費納入党員数・党費納入率などの基本指標がすべて減っている。ただし、(2)機関紙誌・書籍収入額だけは、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上という一時的効果による。これらのデータは、国際共産党日本支部→日本共産党の衰弱死テンポがスピードアップしている真相を証明した。
この全面的な党財政破綻=衰弱死テンポ状況においても、常幹・社会科学研究所長不破哲三こと上田建二郎83歳は党財政年間6000万円横領犯罪をやめようとしない。
常任幹部会員・中央委員全員は、彼の横領犯罪実態を知りつつも、一人として反対・批判をしないで、神奈川県津久井の上田建二郎名義敷地989.72坪に住まう「現代のマルクス」を崇めている。
『地区財政破綻政党+党資金横領常幹政党=?』上田建二郎敷地地図
地区専従13年間で458人・33.2%リストラ+毎年6000万円横領常幹
2、34年間連続大量減紙で65.0%減−衰弱死過程突入(表4〜6)
共産党党勢力の根幹データとなる赤旗HN読者は、2013年7月参院選結果に比例して、増えたのか。赤旗読者の長期データはどうなっているのか。日本共産党とは、1980年赤旗読者数ピーク以降、34年間連続大量減紙政党である。参院選結果と党勢力の根幹データとは、反比例関係になった。それらのデータを検証する。
(表4) 34年間連続減紙政党=10年単位の激減数・%
年 |
80 |
90 |
00 |
10・1 |
14・1 |
差引減 |
大会 |
15 |
19 |
22 |
25 |
26 |
34年間 |
HN |
355 |
286 |
199 |
145.4 |
124.1 |
230.9 |
内H |
54 |
35 |
25 |
21.8 |
|
|
内N |
232 |
164 |
120 |
102.3 |
|
|
HN増減 |
69 |
87 |
53.6 |
21.3 |
|
|
減紙累計 |
69 |
156 |
209.6 |
230.9 |
|
|
減紙率 |
19.4% |
43.9% |
59.0% |
65.0% |
65.0% |
1980年とは、東欧・ソ連の経済停滞・人権侵害犯罪情報で、ヨーロッパ共産党全体が
党員数・読者数・国政選挙結果で全面後退開始→日本共産党も同じく、赤旗ピーク終了
1990年とは、89年〜91年東欧・ソ連10カ国と前衛党のいっせい崩壊中
=ヨーロッパの資本主義国コミンテルン型共産党も、同時いっせい崩壊・壊滅
日本共産党だけが資本主義世界のコミンテルン型共産党として唯一生き残っている
(表5) 34年間=党大会毎の読者大量離脱政党
年 |
80 |
82 |
85 |
87 |
90 |
94 |
97 |
00 |
04・1 |
06・1 |
10・1 |
14・1 |
大会 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
HN |
355 |
339 |
317.7 |
317.5 |
286 |
250 |
230 |
199 |
173 |
164 |
145.4 |
124.1 |
内H |
54 |
50 |
40 |
35 |
30 |
28 |
25 |
21.8 |
||||
内N |
232 |
200 |
190 |
164 |
143 |
136 |
120.4 |
102.3 |
||||
増減 |
16 |
21.3 |
0.2 |
31.5 |
36 |
20 |
31 |
26 |
9 |
18.6 |
21.3 |
25回・26回大会は、HN部数の区別なし→それ以前の比率で推計
2014年1月第26回大会現数のみ 新鮮味0 党改革方針皆無
第26回大会直後2月度早くもH2146減・N5763減=計7909減
党大会比較で、1980年第15回大会〜2014年第26回大会までの12回の34年間、赤旗部数は毎回激減している。宮本・不破・志位は、賽の河原の石積み運動に執着し、衰弱死突入政党に変質させた。
志位は、2014年5月15日幹部会→都道府県委員長会議を招集した。そこで、「躍進月間」5月15日〜7月末を決定した。しかし、赤旗HN具体的部数を隠蔽・沈黙した。この抽象的な志位悲鳴データも謎解き計算をする。一体、党大会後4カ月間で、HNが何部減ったのか。
『党勢後退テンポに志位悲鳴→「躍進月間」5月15日〜7月末』
第26回大会後4カ月間−党員99.6%、3068人離党・死亡
HNとも97.2%・4カ月間で3万4780部減紙
(計算式1)、HNとも党大会比97.2%→HN減紙2.8%になった。
2014年1月第26回大会HN124.1万部×HN減紙2.8%≒4カ月間で、HN合計3万4748部減った。
(計算式2)、毎月の赤旗公表部数(表)と照合する。(表)の2014年3月後退・4月後退部数を隠蔽・沈黙した姑息な支部・党員騙し手口が分かる。
(表6) 13年10月〜14年4月の赤旗公表毎月HN増減パターン
第1次党勢拡大大運動→第2次党勢拡大大運動→26回大会
参院選後・大量減紙→第26回大会前・少量拡大→後・大量減紙
「躍進月間」直後・8月度H−1151、N−3921、入党決意者?+531
9月度H−784、N−2763、入党決意者?+525
|
第1次 |
第26回大会前−少量拡大 第2次 |
26回大会後−大量減紙 |
躍進月間2カ月半 |
躍進月間後 |
||||||||
|
15カ月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
HN |
4354 |
2251 |
4509 |
7660 |
611 |
7909 |
後退 |
後退 |
? |
2814 |
9600 |
5072 |
3547 |
H |
1541 |
263 |
594 |
1860 |
95 |
2146 |
後退 |
後退 |
増勢 |
440 |
1600 |
1151 |
784 |
N |
2813 |
1988 |
3915 |
5800 |
516 |
5763 |
後退 |
後退 |
後退 |
2374 |
8000 |
3921 |
2763 |
第1次「党勢拡大大運動」2011年7月4日〜12年9月
前代未聞の連続拡大運動期間15カ月間→結果HN4354大量減紙
第2次「党勢拡大大運動」2013年9月〜14年1月
10月〜12月党大会前〜1月=4カ月間の少量拡大は+15031部
第26回大会直後2月度早くもH2146減・N5763減=計7909減
→3月度HNとも後退・部数沈黙=2月度以上の大量減紙か?
→4月度HNとも後退・部数沈黙=2月度以上の大量減紙か?
2月〜4月度〜5月15日、HN合計3万4748部減
「躍進月間」2014年5月15日〜7月末−拡大目標HN合計3万4748部以上
→5月度H増勢・Nわずかに後退・部数沈黙・党員入党決意者?681人
→6月度H+440・N+2374・党員入党決意者1529人
→7月度H+1600・N+8000・党員入党者3000人近い
「月間」中HN+12410→減紙未回復2万2370部
志位が隠蔽・沈黙した「後退」部数計算式は次になる。
4カ月間でHN合計3万4748部減−2月度HN7909部減紙=3月〜5月15日差引2万6839部の大量減紙だった。第2次党勢拡大「大運動」の10月〜12月党大会前〜1月=4カ月間の少量拡大は+15031部だった。第26回大会前・少量拡大部数は、党大会後の4カ月間で丸ごと吹っ飛んでしまった。
3、財政逼迫・破綻データ→地区専従33.2%リストラ・死亡(表7〜9)
〔小目次〕
日本共産党HPの政治資金データは、1995年以降の17年間を載せている。1997年はなぜかない。総務省公表データの内、収入分のみを(表)にした。
党費収入総額、機関紙誌書籍収入総額、繰越金、預貯金残高について、(1)総務省データと(2)共産党HPデータは同一金額である。ただ、共産党HPは年間党費納入者数を意図的に削除していて、総務省報告にしかない。
(表7) 共産党政治資金収入分17年間の総務省公表データ
繰越金・預貯金残高とも13年間連続激減データ
年 |
党費収入 |
機関紙誌書籍収入 |
収入合計 |
繰越金 |
預貯金残高 |
1995 |
13.4 |
277.9 |
311.0 |
69.4 |
52.9 |
96 |
14.3 |
270.4 |
304.0 |
69.2 |
59.1 |
98 |
13.7 |
272.6 |
308.5 |
83.0 |
68.0 |
99 |
13.6 |
256.0 |
302.3 |
86.0 |
71.2 |
2000 |
13.2 |
281.1 |
327.8 |
74.1 |
62.5 |
01 |
12.6 |
291.7 |
342.8 |
67.5 |
56.8 |
02 |
12.6 |
282.1 |
334.2 |
53.2 |
15.2 |
03 |
12.1 |
260.0 |
307.1 |
44.4 |
11.1 |
04 |
11.3 |
251.2 |
300.6 |
20.7 |
11.1 |
05 |
10.9 |
240.7 |
284.1 |
11.3 |
5.9 |
06 |
10.0 |
230.9 |
281.9 |
22.0 |
8.2 |
07 |
9.5 |
221.5 |
264.8 |
22.7 |
7.1 |
08 |
9.1 |
215.5 |
249.6 |
22.2 |
15.1 |
09 |
8.9 |
214.1 |
246.2 |
16.2 |
6.9 |
10 |
8.2 |
206.2 |
237.4 |
10.6 |
4.5 |
11 |
7.7 |
199.4 |
234.1 |
12.6 |
4.5 |
12 |
7.2 |
203.4 |
245.5 |
10.4 |
6.4 |
単位は億円。収入合計は、寄付・借入金などを含む
00年不破規約綱領路線確立・赤旗年度途中値上げ増収→01年赤旗年度当初からの値上げ増収
繰越金とは、その年度から翌年への繰越金額・百万円以下切捨て―99年最高から連続激減
12年度機関紙誌の増加額は、12年赤旗日刊紙2900円→3400円への500円値上効果
預貯金残高増加額1.9億円は、「残高100万円超の借入金」6億1139万円との関連?
総務省日本共産党中央委員会(1/10)〔表紙、収支の総括表、収入(1)〕
日本共産党中央委員会(6/10)〔支出(1)〕党員数掲載13年11月30日
共産党『2012年政治資金収支報告』党員数隠蔽
共産党『日本共産党の財政−政治資金収支報告』95年〜09年度繰越金・預貯金残高激減
(表8) 共産党24年間の党員数報告数値と党費納入率
総務省公表−共産党HP非公表 |
共産党公表 |
|||
年・党大会 |
党費納入党員年間総計 |
1カ月間平均党員 |
公表党員数 |
党費納入率 |
1987・第18 |
最高3586808 |
298901 |
最高490000 |
61.0% |
1990・第19 |
3448750 |
287396 |
480000 |
59.9% |
1994・第20 |
最低3129769 |
260814 |
最低360000 |
72.4% |
2000・第22 |
3202455 |
266871 |
386517 |
69.0% |
2004・第23 |
3223973 |
268664 |
403793 |
66.5% |
2006・第24 |
3142808 |
261900 |
404299 |
64.7% |
2010・第25 |
3045049 |
253754 |
406000 |
62.5% |
2011・11 |
2965895 |
247257 |
406000 |
62.5% |
2012・11 |
2916535 |
243044 |
318000 |
67.9% |
2014・1第26 |
305000 |
? |
2012度政治資金報告書の総務省公表は、2013年11月30日
共産党公表党員数31.8万人は、12年7月「90周年記念集会」における志位報告
2012年党費納入率67.9%は、8月都道府県委員長会議内だけの志位秘密報告
〔1、党費納入党員数年間総計〕
これは、総務省政治資金報告書データである。日本共産党HPの政治資金報告書は、(1)毎年の党費収入総金額だけで、(2)党費納入党員年間総計を隠蔽してきた。公安調査庁にたいし、47都道府県委員会・315地区委員会別の党費納入党員年間総計→1カ月平均党費納入党員数を実質的に通報してきたのに、なぜ党内にはそのデータを隠すのか。
共産党『日本共産党の財政−政治資金収支報告』95年〜09年度
〔2、1カ月間平均党員数−13年間毎月平均で1832人ずつ減〕
この計算は、党費納入党員年間総計の総務省データ÷12カ月間の数値である。党費納入党員年間総計データは、私が、総務省自治行政局政治資金課に、直接電話確認した数値である。第18・19・20回大会の数値と、2000年以降の数値を調べた。最近のデータは、総務省HPにある。
2000年第22回大会から、12年12月決算の総務省報告までは、満13年間ある。1カ月党費納入党員は、2000年26万6871人−12年24万3044人=13年間で2万3827人減っている。13年間毎月平均で1832人ずつ減ってきた。
〔3、公表党員数−12年7月「90周年記念集会」で31.8万人と激減報告〕
(表)は、党大会ごとの報告数値である。それは、大量の離党拒絶党員数=党内離脱党員数を含む。彼らは、もはや復帰不能党員である。それは、口頭離党表明・離党届提出党員の離党を拒絶したままで、新規入党者だけを積み増していくという宮本・不破・志位らによる党内犯罪システムの累積数値である。資本主義世界のコミンテルン型共産党で、このような欺瞞的な党員数公表スタイルをする政党は一つもないし、なかった。
10数年間、40万人前後だった。2010年1月第25回大会の志位報告も40.6万人とした。しかし、あまりもの虚偽数値にたいし、党内外批判が高まった。これ以上真っ赤なウソがつけ続けられなくなった。そこで、志位は、12年7月「90周年記念集会」において、31.8万人へと除籍措置=激減させた。ただし、この数値も虚偽数値=党費納入拒否党員10万2078人を含む。
志位は、2014年1月・第26回大会において、30.5万人へと除籍措置=さらに激減させた。
〔4、党費納入率−31.8万人の67.9%〕
通常は、総務省の1カ月間平均党費納入党員数÷党大会公表党員数の計算式である。ただし、宮本・不破は、党費納入率を発表したことが一度もない。志位和夫だけが、党史上初めて、(1)07年9月5中総時点党費納入率63.0%→(2)10年9月2中総時点62.0%にダウンと2回発表した。(3)10年12月総務省の政治資金報告書は、62.5%だった。
(4)、志位は、12年7月公表党員数を31.8万人と激減報告→12年8月都道府県委員長会議内だけの秘密報告として、その党費納入率67.9%とした。31.8万人×党費納入率67.9%≒21万5922人が実数である。
(党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人
31.8万人−21万5922人≒10万2078人が離党を拒絶されている党員数である。彼らは、様々な理由・傷を持っている。もはや党に戻ることはない。
不破哲三は、2000年規約全面改定、2004年綱領全面改定をした。別ファイルに書いたように、不破規約・不破綱領路線の実質的な確立は、2000年第22回大会だった。それ以降における党員数、党費収入、機関紙部数、機関紙誌書籍収入の13年間増減比較をする。
機関紙収入だけは、2001年からとする。01年とは、赤旗カラー印刷導入により、赤旗年度当初からの値上げ増収となった時点だからである。増減といっても、一貫して党員数・機関紙部数減少→いずれも収入減収となっており、増えた年度は一度もない。
『不破規約路線の確立経過と本質−中国べったり・3回訪問不破の3人独裁政党』
(表9) 党費収入・機関紙収入・党員数増減の13年間比較
総務省への報告12年度 |
共産党公表13年11月末時点 |
||||
期間 |
年間党費収入12年度 |
年間機関紙収入 |
|
党費納入党員数 |
機関紙部数 |
2000年・第22 |
13.2 |
291.7 |
2000年・第22 |
38万6517人 |
199.0 |
13年11月末 |
7.2 |
203.0 |
13年11月末 |
31万8000人 |
|
14年1月・第26 |
30万5000人 |
124.1 |
|||
減少数・減収 |
−6.0 |
−88.7 |
|
−8万1517人 |
−74.9 |
減少率・減収 |
−45.4% |
−30.4% |
|
−21.0% |
−37.6% |
党員納入党員数は毎月平均、年間党費収入・年間機関紙収入は億円
年間党員収入・機関紙収入は、13年11月30日の総務省政治資金報告書数値
党費納入党員数は、12年8月志位の都道府県委員長会議報告31.8万人
機関紙部数は、13年8月機関紙部長の赤旗公表数値=H23万割れ・N101万
(党員数のウソ)=31.8万人でなく→秘密報告における実質党員数21万5922人
年間党費収入の減少額・減収率、機関紙部数・機関紙収入の減少数・減収率は、何を示しているか。
この(表)は、資本主義世界で最後に唯一残存するコミンテルン型共産党において、(1)党員の党内離脱=党費納入拒否実態と、(2)赤旗読者の共産党からの大逃散連続=赤旗購読拒否実態を13年間の比較データによって証明している。
4、赤旗新聞社の展望−余命2019年説(表10、11)
2001年赤旗年度当初からの値上げ増収後の12年間、(1)党費収入額・(2)機関紙収入額は一貫して減っている。増えた年度は一度もない。今後2019年余命期間まで、減り続ける。
2001年〜12年まで12年間の減収値が、2019年余命まで続くと機械的にシミュレーションをした。2001年を基準年度にした根拠は次である。→00年不破規約綱領路線確立・赤旗年度途中値上げ増収→2001年赤旗年度当初からの値上げ増収になった年度である。
ただ、2019年の減収率は、2012年度収入との比較である。赤旗日刊紙発行費用内の固定支出項目・額とのアンバランスの破裂=赤旗新聞社倒産臨界点は、何年に来るのか。
(表10) 余命2019年説の収入シミュレーション
01年〜12年の減収額・率→7年間後2019年の想定
年 |
党費収入 |
機関紙誌書籍収入 |
収入合計 |
党費増減・率 |
機関紙増減・率 |
2001 |
12.6 |
291.7 |
342.8 |
||
2012 |
7.2 |
203.4 |
245.5 |
−5.4億円・42.8% |
−97.3億円・28.3% |
年平均 |
|
|
|
−0.45億円 |
−8.1億円 |
2019 |
4.0 |
146.7 |
|
−3.15億円 |
−56.7億円 |
単位は億円。収入合計は、議員歳費からの強制徴収寄付・借入金を含む
総務省の2013年度政治資金報告書公表は、14年11月末の予定
2019年度収入想定額は、2012年度×年平均減少額の7年分
年間党費収入の減少額・減収率、機関紙収入の減少数・減収率は、何を示しているか。この(表)は、資本主義世界で最後に唯一残存するコミンテルン型共産党において、(1)党員の党内離脱=党費納入拒否実態と、(2)赤旗読者の共産党からの大逃散連続=赤旗購読拒否実態を9年間の比較データによって証明している。
資本主義世界で最後の生き残りコミンテルン型共産党の余命
ただ、日本共産党=「レーニン神話」政党の余命基準は、党財政破綻データ予想だけではない。2019年参院選において、「レーニン神話」政党の衆参国家議員議席がいずれも3議席以下→合計5議席未満になることを基準にしている。それは、国政関与政党としての政党資格を失う。合計5議席未満になると、日本共産党は、「政党」でなくなり、「政治団体」に転落するからである。
もっとも、国会議員議席数増減は、2019年参院選における(1)アベノミクス批判有権者票の動向=(2)嫌いな共産党への一時的雨宿り票数とも関係する。一方、赤旗部数は、国会議員数増減に関係なく、2019年までもストレートに減り続ける。
その時点になれば、2010年時点における地区専従918人を抱えるだけの赤旗部数売上金額激減=党財政は破綻する。それまでの期間、918人は、いかなる選択を決断するのか。(1)退職金なし・(2)失業保険なし・(3)貯金皆無・(4)赤色専従者への転職先ほぼ見当たらないという展望が見えている。
地区専従918人とは、日本国憲法上・民法契約上の法的地位が皆無の根無し草人間である。日本共産党は、専従の民法上地位を全面否認している。共産党は、ブラック企業を名指しで何度も批判している。しかし、この専従実態は、共産党こそが、最悪のブラック企業・新聞社であることを自己証明している。
資本主義世界において唯一残存し、最期を迎えつつある日本共産党専従とは何者なのか。彼らは、「レーニン神話」教団信者・赤色思考停止専従になりきっている。そうならなければ、志位「未来社会論」ペテン語を信仰し、最悪のブラック新聞社において、(1)拡大→(2)拡大→(3)国政選挙という賽の河原の石積み運動に1.5万支部・21.5万党員を駆り立てることは到底できない。
(表11) 余命2019年説の赤旗部数・地区専従数
シミュレーション 1997年〜2010年〜2019年
|
1997 |
2010・1 |
13年間 |
2019余命時点 |
|||
党大会 |
21 |
25 |
差引 |
減少% |
年平均 |
9年間 |
残部数・人 |
HN |
230 |
145.4 |
84.6 |
36.9% |
6.5万部 |
58.5万部減 |
86.9万部 |
地区専従 |
1376 |
918 |
458 |
33.2% |
35人 |
315人減 |
603人 |
10年地区専従数918人は、1月でなく、10年9月2中総・志位報告時点
13年間における(1)HN大量減紙%と(2)地区専従減少%は、ほぼ比例
2014年1月第26回大会HN部数124.1万部−4年間で21.3万部減
2019年余命時点数値=年平均×9年間
1989年東欧革命〜1991年ソ連崩壊により、10カ国の「レーニン神話」政党専従は、全員が首になった。肥大化した一党独裁政党専従・秘密政治警察メンバー数百数十万人が路頭に放り出された。
その同時期に、資本主義国のコミンテルン型共産党も、東方の島国における日本共産党以外が全滅した。フランス共産党は、機関紙ユマニテ激減で、ユマニテ記者・社員190人中、50人をリストラで解雇した。共産党専従も61万人・86%もの離党に伴い、同比率で大部分が解雇された。同じ比率なら、14%の専従だけが生き残った。
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〔関連ファイル〕
志位2中総報告・1997年1376人→2010年9月918人
=13年間で、専従458人・33.2%をリストラ、死亡
専従0人地区3→11=実質的崩壊、地区数315→実質304に減少
目標2万人→入党決意者?・入党者5100人・成果支部18%
党員拡大拒否支部82%・1万6400支部
党員拡大5100人?→H2040部拡大=3060人日刊紙購読拒否?
アベノミクス批判票受け皿狙い仮面+党内犯罪本質隠蔽・堅持
社会主義宣伝仮面を6回も取替え−宮本・不破・志位
1年間で、党費収入−4955万円、機関紙収入+3億5681万円
公表党員数−7万2134人、月別党費納入党員数−4113人