村上電業株式会社【プラスチックの加工屋です】

エポキシガラス積層板の(ガラエポ)のお話

エポキシガラス積層板の加工・販売
エポキシ丸棒の加工・販売
エポキシガラスパイプの加工・販売
エポキシガラスワッシャの販売

エポキシガラス(ガラス繊維強化プラスチック)の耐熱温度は180度です。(180度2時間変化なしとの表現が正しい。)しかし、この温度で溶けてしまうことはありません。

同じような耐熱温度帯域には、PBTやPETのガラス入りがあります。双方とも耐熱温度は235度とされています。この温度をPBTやPETが超えると溶けてきます。溶けるということは液体になるということです。しかし、ベークライトやエポキシガラスは溶けるということがありません。

溶けないという点が、PBTやナイロンといった樹脂に比べると優位性があるといえます。

エポキシガラスをガラエポといわれる方もおられます。ガラスエポキシでは長いのでガラエポと呼ばれるようになったのではないかと思います。

エポキシガラスを短縮して、エポガラと言いません。やはりエポキシガラスなのです。正式にはエポキシガラス積層板と言います。

同じような製品にポリエステルを基材にしたものもあります。エポキシガラスより安いです。エポキシガラスは成形時に収縮をほとんどしません。従って、パイプを作るときに、芯金を用います。このときに、もたもたしていますと、抜けなくなってしまいます。