医師は専門分野ごとに開業します。内科の勉強をしたら内科で開業します。しかし、内科のなかでも、血液が専門であったり、消化器(この中でも食道、胃、肝臓など分野が分かれます。)が専門であったり、循環器、心臓が専門であったり、いろいろです。ま、それらをひっくるめて「一般内科」があります。

 歯科でも小児歯科、口腔外科、歯科麻酔科、矯正歯科という分野があり、それらひっくるめて「一般歯科」があります。

 心臓が悪ければ、消化器専門の所に行っても良くはなりません。当たり前の話です。循環器と標榜された、お医者さんに行きましょう。また、専門外の先生なら紹介状を書いて、「あそこに行きなさい。」言ってくれるのが普通です。

 歯並びが悪くかったら、矯正歯科にゆくのは至極当たり前のことですよね。一般歯科に行っても、良くならないですよ。

症例

(写真をクリックすると、症例が閲覧できます)

説明

症例01:初診時年齢(27歳02か月)

「今の歯科医で、この歯並びを治せると思いますか?」が、患者さんの第一声でした。

症例02:初診時年齢(32歳07か月)

USAでの力まかせの歯科矯正治療の結果。

症例03:初診時年齢(26歳03か月)

歯科矯正治療がわかっているとは思えない歯科医の治療。

症例04:初診時年齢(39歳11か月)

13年前に一般歯科で矯正治療をされたそうです。

症例05:初診時年齢(29歳10か月)

通院中の歯科医より「これで終わり。」と、言われたそうです

症例06:初診時年齢(31歳07か月)

歯科矯正治療したけど、噛めない。

症例07:初診時年齢(12歳03か月)

「これで終わり。」と、前医で言われたそうです。

症例08:初診時年齢(31歳05か月)

八重歯ちゃんで、上の小臼歯のみ抜歯。このスキマは閉じないと言うことで不信に思い、来院。

症例09:初診時年齢(09歳07か月)

上顎側切歯の口蓋側転位を一般歯科で治療。この唇側に出てきた歯科矯正治療には知らん顔で、患者さんとその親御さんは前医に憤りながら来院。

レントゲン写真を撮ると、新たな問題がありました。

症例10:初診時年齢(11歳05か月)

小学校低学年より、一般歯科医院で反対咬合の治療をされてきたようですが、治らないので

症例11:初診時年齢(09歳07か月)

前歯部反対咬合を名古屋の一般歯科で床矯正装置でやってたようですが、父親の転勤で浜松にいらっしゃいました。

症例12:初診時年齢(09歳09か月)

一般歯科で、保隙装置のつもりで装置を入れたんでしょうけど、後の事を何も考えてない症例です。また、清掃性が悪く、歯科矯正専門医ではこういった設計はしません。学校健診などでよく見かけますが、診断ができてない症例ですね。

症例14

症例14:初診時年齢(24歳08か月)

一般歯科で、変則抜歯の歯科矯正治療を3年間やってきたのですが、「前歯が噛まない,出っ歯になってきた。」ということで来院。

症例14 症例15:一般歯科医院で2回も歯科矯正治療したそうです。