インドネシア(バリ島)の感想

1996年3月15日〜20日

バリの棚田の風景インドネシアバリ島に6日ほど格安航空券で1人で行ったことがあります。ただバリ6日間となると、ツアーで行った方が安くなるということがあると思われます。感想としては、バリ通の人には怒られるかもしれませんが、あまり楽しくなかったかなーと思います。私としては、バリは彼女とか友人とか、複数で行くのが楽しいはずだ、と感じますが、どんなもんなんでしょう。

私はある海岸で、夕日を浴びながら、もの思いにふけっている一人の男を演じていたのだが、いつの間にか、物売り達の攻撃を受け(ベンツやBMWの時計等を売っていた)、哀愁を漂わせた男を演じていることができなくなった。まず、砂浜では一人にしてくれない。まー、ヨーロッパのほったらかし攻撃もつらいときもあるが、一人にさせてくれないのはもっとつらい。

バリで面白い場所は、ウブドかもしれない。レゴンダンスをみせてくれる内陸の町である。レゴンダンスの不思議な踊りをみていると、やはりバリに来てよかったと思わせる。見終わって、部屋に戻ると、一人、手をくねくねして、我流レゴンダンスをやってしまう。

バリでのご飯は、ナシ・ゴレンとミー・ゴレンを主に食べた。ゴレンとは「焼く」という意味で、ちなみにナシとは「ご飯」、ミーとは「麺」のことらしい。つまり、焼きめしと焼きそばなのだが、ちょっと濃いめの味付けで、美味しい。

バリでの風景タクシー運転手は必ず、わたしからぼろうとした。ある日、5000ということで話を付けたが、降りるときになって、「俺に5000で、助手席に座っている弟の5000とあわせて10000だ!」と、抜かしやがった。日本円から考えると、大した額ではなかったが、何かむなしさを感じてしまった。最初から10000と言ってくれればいいのに。

帰りの便のガルーダ・インドネシア航空にも参った。午後8時過ぎにバリからジャカルタまで飛んだのはよかったのだが、そこからの便がオーバー・ブッキングになっている上、飛行機が飛ばないと抜かしやがる。理由は、まだ機長が来てないなど、よくそんなくだらない答弁を用意するなーというものばかりで、結局、いつ飛ぶか分からず、トランジットルームで待たされる。(ジュースさえもらえなかった)ようやく、朝の7時頃に飛行機に乗るものの、若干まだ、人数が多すぎたらしく、私はスチュワーデスの席に座らせられる。(内心ちょっとうれしかった。)

もう一度、自分一人で金を払っていくかと言われたら、悩んでしまう。でも6日ほど行っただけで、判断するのも失礼だし。バリの楽しみ方を知っている方が、いましたら、メールをください。

(写真:バリの風景)

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