Party2<第2部>

第三話“Love & Peace”



 レベルアップ 


 前回の冒険で得た経験値は2500+35+各自の1ゾロ分です

クレーネ 始まり始まり〜♪

GM うん、前回はドラゴンズテイル団の支部を何とか・・・壊滅したのか

ラディ うん

ミア 今はベルダインにいますよね

ラディ そうそう

GM  では、今回のレベルアップ報告〜

ミア それでは私から。ファイターが3レベルになりました

ラディ 次は俺だね。シャーマンがレベル3になった。
それと、楔と小型ハンマーを買った

GM 色々買うなぁ

ラディ あと、ロングボウにシルフコントロール

ミア 最終的に使わない道具はいくつあるんでしょう・・・

ラディ 俺はそんなとこだよ

クレーネ ほーい、クレーネはシャーマン2でシーフ3! 
またいらぬ殺生をしてしまいました・・・4人目です♪


 一同笑


ミア そういえば私はまだ二人しか殺してない・・・ファイターなのに。
無益な殺生はしない方が良いんですけどね・・・ファイターなのに(泣)

ラディ 俺はまだ1人だ

フォル では、私の番だな。本来なら取りたくはなかったがセージ2だ。
次はやっとソーサラー3!・・・と言うわけで終わり

GM ああ、そうか。次のために残してるんだ

フォル というわけで経験点1000点くれ

GM 1ゾロ100回ふったらね(笑)


 討伐隊、再び


GM 山賊退治から帰ってきた次の日

フォル おお? 速いな

GM なにげに一階にいることにしよう。そうすると、ルーキーくんがやって来ました

ラディ あら?

GM 『おはようございます、皆さん』

フォル 寝不足だぞ

ラディ 俺も寝不足、目の下にくまできてるな

GM 『昨日の今日ですみませんが、再度依頼を頼みたいのですが』

ラディ そういえば、隊長に呼ばれてたんだな

GM 『それで、迎えに来たのですが・・・どうでしょう?』

ラディ うーん。ま、話だけは聞こうかな

クレーネ そうそう、聞いてみよー

GM 『では、本部の方に来てくれませんか?』

フォル うむ、ついていくことにするか。ザッザッザッザッザッザッザッ・・・

ラディ 何か、今日はさくさく進むな

GM (ぎくっ)それはそれで良いのでは?


GM では着きました。警備隊長のいる部屋です。・・・この人の名前言ったっけ?

ラディ 言ってないよ

GM ありゃ、言ってなかったか。レアといいます

クレーネ レア〜

フォル ステーキの焼き方か?

クレーネ あはは、確かにレアだ(笑)

フォル 私はミディアムが好きだ

GM まぁ、だからどうしたというわけでもないけど警備隊長の名前が
わかったね。それでは『おお、来てくれたか』

ラディ ・・・名前と声が一致しない・・・


 一同笑


GM ふっ、名前は覚えなくてもいいさ(泣)

フォル ・・・で、なんのようだ?

GM 唐突に話に戻るな(笑)『そのことだが・・・』と言って、
話し始めます。隊長の話によると、支部は全て壊滅させたそうです

ラディ 本部が壊滅してないとか?

GM まぁ本部の方も壊滅させたと思っていたんですな。ところが、
その本部ってのが本部と呼んでいいのか怪しいものだったわけ。
壊滅させてみて、その懸念は本物になったんだね

フォル ダミー、というわけか?

GM うん、本部なのかどうかがはっきりわからなかった・・・ボス格の奴らを
できれば殺さずに生かしておいてくれってのはそういうこと

クレーネ う〜ん

フォル では、今頃拷問でビシバシ、ワァー、キャー・・・だな(笑)

ラディ やるだろうなぁ、この世界

フォル 足に石を乗せて「足の骨がぁ!」(笑)

GM 下にギザギザの石を敷いて?(笑)

ラディ それ江戸だよ(笑)

フォル さらに、その上に拷問係が腰掛けたりするのだな

ラディ うーん・・・

GM 吊してビシッ、ってやって、おらぁ!はけぇ!!
はけば楽に・・・って俺がやってどうする(笑)


 一同笑


GM 話を戻そう。そんな感じで本部の場所を聞き出そうとしたけれど
・・・これが芳しくない。どうやら本部の場所ってのは、ごく一部の人
にしか知らされていなかったようだね

クレーネ むー

GM そして、隊長さん『そこでひとつ、君達に頼みがあるんだが』

ラディ わかりました。滅ぼせとおっしゃるんですね? そうですね、報酬は・・・

GM 最後まで聞けって(苦笑)『それが一つ。しかし場所もわからないのに、
滅ぼせ、というのも無理があるだろう?』

フォル それもそうだな

GM 『そしてもう一つ。これは君達にしかできないことなんだ』

ラディ 嫌だ(キッパリ)

GM 何故?(ニヤリ)

フォル ちょっと嫌な予感がするぞ(笑)

ラディ ・・・・・・

GM 『実は、捕らえた奴の中に本部を知っている、という冒険者が
いてな・・・ライアという女なんだが』

ラディ ・・・・・・

GM 『本部の場所を知っているようなんだが、一向にはいてくれんのだ。
いや実は、はこうとしているんだが・・・条件をつけてきてな』

フォル おお(笑)

ラディ いきなり、インビジビリティ・・・消えました


 一同笑


GM 『? 彼は一体何処に?』(笑)

フォル 私の隣にいるぞ(笑)

クレーネ あら?

フォル 大丈夫、私たちでカバーしているぞ。足踏んで逃げられないように
しているからな(笑)

GM 『まあ、君達の中の・・・確か・・・そう、精霊使いだ』

クレーネ 私ですか?(笑)

GM (笑)『いや、男なんだが。そいつが来れば全てを話すと言っている。
彼女も山賊ならこちらも強気に出られたのだがな、どうやら騙されて雇われて
いたらしい。まあ、それくらいのことならかなえてやっても問題はあるまいと・・・』

クレーネ あのおばさんが騙されていた・・・?
騙されてるのは隊長さんたちじゃあ?(笑)

ラディ ともあれ、俺は消えてるぞ(笑)

GM 『どうにかならないだろうか?』

フォル そうだな、クレーネ・・・生贄が1人必要なようだ(ニヤリ)

クレーネ そうですねぇ、イキの良いヤツを(ニヤリ)

ラディ ・・・お前ら・・・


 道のりは長く険しく


クレーネ さて、どうしましょ

ミア はぁ、そうですね・・・ラディを生贄にすることには賛成ですね

ラディ 消えてます

フォル 大丈夫だ。スリープ・クラウドを放つぞ

ミア 警備隊長さんちょっと待っててくださいね

ラディ 第一ミッション「ラディを捕まえろ」ってか?(笑)

GM 警備隊長があわてる『その彼がいないようだが・・・一体何処に?』

ラディ 俺、忍び足で外に逃げるよ。ドア開いてる?

GM ドアは閉められているね。別に鍵が閉められているって訳じゃないけど

ラディ じゃあ、ドアを開けよう。忍び足だ

GM 忍び足ねぇ・・・インビジビリティ中に出来たっけ?


 集中しているときに自発的な行動はとれません。
ここでは、3メートル移動したと考えてください


ラディ (コロコロ)・・・よっしゃあ!

フォル おお? 高いぞ(笑)

GM 逃げ出すほど嫌なのか?(笑)

ラディ えーっと、12だな

GM じゃあ、シーフを持っている人はシーフ技能+知力ボーナスで、
無い人はヒラで振ってみて

ミア (コロコロ)・・・うーん

フォル (コロコロ)・・・くっ

クレーネ (コロコロ)・・・あ、勝ったよ☆

GM ならばクレーネはドアの方に向かっていく足音に気づいた

クレーネ じゃあ、急いでドアの方に行きますタッタッタッタッタ

GM まぁ、消えた瞬間にわかりそうなものだけどね(笑)

ミア クレーネを追いましょう・・・って言ってもそんなに距離は無さそうですね

GM そうだね

ミア ラディさん、逃げないでください〜

クレーネ 逃げるんじゃない〜

ラディ ・・・でも何処にいるかはわからないだろ?

GM さほど広くもない部屋、突如消えたラディ、聞こえた足音・・・それだけ
わかれば明確な場所は解らなくても方向性で
バッチリばれてるよ

フォル では体当たりチェックいくか? そーれっ☆ という具合に

クレーネ どうしようかにゃ?

ミア とりあえず、ドアさえ閉じてしまえば何とかなります

ラディ 俺はまだ消え続けるぞ(笑)

GM なかなかしぶといね(笑)

ラディ 消えてやる!絶対嫌だ!

ミア そんな、反抗期の子供じゃないんですから(笑)

フォル クレーネに方向を聞きつつ、スリープ・クラウドを放とう

クレーネ 水袋投げつけるとか

ミア 私はこのターン何しましょうか・・・

ラディ ・・・おい、戦闘なのかぁ?(笑)


 一同笑


GM では、戦闘開始(笑)

フォル 扉方向にスリープ・クラウド!

ミア 私はその辺の空間に向かって、槍の刃の反対側をブーンと振り回しましょう

クレーネ 私はどうしようかなー

ミア ドアを閉めるのはどうでしょう?

クレーネ そうだね、ドア閉めよう♪

ラディ これはもう持久戦だな

GM 持久戦かい(笑)ラディの方が分が悪そうだな

ラディ ひたすら消えててやるぅ

GM ・・・そこまで嫌がるとは・・・別に誰と会うかなんて、
まだ聞いてないのに(笑)でも、予測はつくか(笑)


GM ラディはどうする? 逃げる?

ラディ いや、俺はじっとしているよ。とりあえずじっとしていれば、ばれないから(笑)
・・・っていうかこの部屋どれぐらいの広さ?

GM この部屋? 

ラディ 広間って訳じゃないんでしょう、だったらスリープ・クラウド
やったら全員くらわない?

ミア スリープ・クラウドって半径5メートルですよね

フォル そんなにでかかったか?

GM うん、ばかでかい

フォル よし、みんなで寝よう(笑)

ラディ ・・・そこまでしてやるかぁ?


ミア では、私がラディが走っていったと思われるドアの方に向かって(コロコロ)

フォル おお!? これも高いぞ(笑)

ラディ これは、回避していいのか?

GM ようはミアが槍を振り回した空間に君がいたかいないか、だからね。
さっきラディはじっとしている、と言ったから・・・2D振って+8してみて

ラディ 8ってどういう意味?

GM 単なるボーナス。姿を消した分のね。で、ミアの出した値より高ければOK

ラディ ふむ(コロコロ)ああっ!低いぃぃ(泣)

フォル あたったなこれは

ラディ ・・・12(泣)

GM 出目は4か(笑)当たったねぇそれは(ニヤリ)

ミア え〜い(槍を振り回している)・・・ごすっ。
あれっ、何もない空間に手応えが(笑)

GM 当然、集中は解けるねぇ

ラディ くう、畜生ぉぉぉ(泣)

ミア ラディさん発見(笑)

フォル 警備隊長殿、一緒に捕まえてくれ。そーれ、それ、それ。
ふほほほほほほほほほほ

クレーネ 私はドアの鍵閉めておくよ〜

フォル スリープ・クラウドはキャンセル

GM 警備隊長は問いかける『何故逃げる必要があるんだ?
会うくらい、良いじゃないか』(笑)

ラディ 嫌だ(キッパリ)


GM はい、では次のラウンド

ミア 何か本当の戦闘みたいに進んでますね・・・

ラディ 戦闘だよ(笑)俺は・・・コンフュージョンを警備隊長以外の3人にかける(爆)

GM うわっ、そこまでするか(笑)

ラディ 絶対嫌なんだ・・・あいつに会うのは

GM まあ、前回出てきたおばさんが登場すると仮定するなら、
私も演じるのはかなり苦痛なんだが(笑)

ラディ コンフュージョンだ、3人がけだぁ

フォル ふっ、そんなものきかんな

ミア 私はラディさんを取り押さえます

クレーネ 手伝うよ〜

フォル うーむ、やはりスリープ・クラウドを使おう

ラディ な、何てひでぇ奴らだ・・・

GM 仲間にコンフュージョンかけるような奴が何を言うのか(笑)


ラディ ではコンフュージョン! ミアから(コロコロ)・・・15

ミア そんな、高いですよぉ(コロコロ)・・・あ、こっちも高いですね

ラディ 抵抗された(泣)

フォル ナイスだ

ラディ 次はフォルネに(コロコロ)・・・ああ、低い。11

フォル (コロコロ)・・・ふっ

ラディ ああ、抵抗された(泣)何で皆そんなに高いんだ!
(コロコロ)・・・17!

フォル ピンチだな、クレーネ

クレーネ そんなっ!?(コロコロ)・・・あう

フォル おお、混乱した

クレーネ 私はいつまで混乱していればいいの?

ラディ 18ラウンド


 一同笑


クレーネ そんなぁ(泣)

GM にょーん(?)ってなっているね

フォル まったり(?)とね・・・


ミア では私が押さえにかかります

フォル 私はそこに向かってスリープ・クラウド

クレーネ まったり(?)となってま〜す♪

GM ミアの場合は押さえ込みだから・・・

ミア 筋力対決ですね。ちょっと辛いな・・・

ラディ 押さえ込みの前には、組み合いに入らないといけないぞ

GM てことは、行動するのはラウンドの最後になるね

フォル では私の番だな。ふふっ、眠ってもらおうか

GM スリープ・クラウドだね

フォル どうせ1人(クレーネ)ラリッてるから良いだろう(笑)


 一同笑


フォル 死すべし!(コロコロ)・・・低いな、10だ

ラディ (コロコロ)抵抗した!

ミア (コロコロ)抵抗しました

クレーネ (コロコロ)一応大丈夫〜

GM (コロコロ)警備隊長も無事だよ

フォル ふほほほ(泣)


ミア 組み合いに行きまーす。今こそ現役ファイターの実力を!(コロコロ)

全員 おおー

フォル 高いぞ!

クレーネ よーし!

ミア 15です!

ラディ くそぅ(コロコロ)・・・うお

GM ガシーン! 組み合いになったね

ラディ ああ!ミア、見逃してくれ!(笑)

ミア 別に良いじゃないですか(笑)

ラディ 嫌なんだ、アレだけは!!

GM 貧乏暇無し、今のキミ達には仕事を選んでいる余裕はないんじゃない?(笑)

ラディ 嫌だー、嫌だー(泣)

フォル ふほほ、ファイターVSシャーマンだからな。
力関係はもう決まったようなモノか

クレーネ あ、でも筋力はラディの方があるみたいだよ

フォル なんてヤツだ(笑)

ミア とにかく押さえ込みます・・・ファイターレベル+筋力ボーナスですよね?

ラディ 抵抗する方は冒険者レベル+筋力ボーナスだな

ミア ええ? 私の方が不利ですか?

ラディ これで大体同じ土俵だ!

ミア (コロコロ)あ、低いです。10

ラディ よし(コロコロ)・・・13!

ミア 押さえ込み失敗です〜(泣)

ラディ 俺は嫌なんだぁー!!

フォル やれやれ。警備隊長殿、手伝ってくれ

GM 『よし、私も協力しよう』次のラウンドから隊長が戦列に加わる(笑)

クレーネ オッケイ、オッケイ(笑)

ラディ お前らなぁ・・・


GM さてと、次のラウンド

ラディ いやぁ、訳わかんないところで盛り上がってきたな(笑)

GM 何故こうなる?(笑)

クレーネ 私は役に立たない。にょーん(笑)


ラディ 俺はドアの方に走っていこう。誰もいないし

フォル クレーネがいるな

クレーネ でも、うにょーんっとしてるよ

ラディ このラウンドは走ってドア開けるだけだね

GM 最初のラウンドでクレーネが扉の鍵を閉めたし、クレーネの位置は扉の前。
走っていってクレーネをどかし、鍵を開けるのは・・・1ラウンドじゃちょっと
無理かな。せいぜいクレーネを退かすくらい

ラディ むー


ミア 私は先程と同様に

GM 組み合いか

フォル 私はもちろんスリープ・クラウドだ。皆の衆、精々抵抗してくれ

クレーネ ラディだけ眠ればオッケー♪

フォル ふふ、任せろ(コロコロ)ふふほほほ

GM な、何?

フォル 14!

ラディ なにぃ!(コロコロ)・・・ああ!眠ってしまった!?

フォル ふほははは、私の勝利だ!

ミア (コロコロ)・・・12。すぴー(笑)

クレーネ (コロコロ)・・・11。ぐがー(笑)

GM 隊長は(コロコロ)・・・14。抵抗したね

フォル ふほははは

ラディ ううううう(泣)


フォル クレーネとミアを起こそう、ゆさゆさ

GM はい、二人起きました

フォル さぁ、とりあえず縛っておくか(ニヤリ)

GM 『ああ、また逃げられては困るからな・・・ところで今更だが、
コレがその、先程の話の精霊使いなのか?』

クレーネ そうでーす♪

GM 『ということは、依頼は受けてもらえるのだろうか?』

フォル ま、金もないからな。引き受けよう

GM 『ありがとう』・・・というわけでとりあえず縛っておくわけだね

フォル ああ。縛ったら起こそうか。バキッ(笑)

ミア 蹴り入れましたね(笑)

GM さすがに起きるだろう、それは

ラディ ぐう。はっ、動けない〜

フォル 足も縛って簀巻きのようにしたからな(笑)

ラディ 畜生〜、仲間じゃないのか!

クレーネ うん(笑)

ラディ おい


ラディ はなせー!

フォル と言っても話は既についている

ミア 何を逃げる必要があるんですか?

ラディ 襲われたんだぞ

GM キミの想像している人でない可能性もあると思うけど(苦笑)

ミア だいたい、お話しするだけなんですから良いじゃないですか

クレーネ ね〜

ラディ ・・・とりあえず、後はもう逃げないから、縄を解いてくれ

クレーネ どうしよっかな〜♪

ラディ 一応、捕まったからには逃げないぞ。もう覚悟を決めた(笑)

クレーネ とうとう観念したかあ

フォル その言葉を信じ、縄を解くか


 そして、再会


GM 『では、お前達、ついてきてくれ』と言って隊長さんが部屋を出ていく

ミア ラディさんは、3人で周りを囲んで連れていきましょう

フォル そうだな

ラディ 普通なら女3人に囲まれているのは嬉しいはずだが・・・今は嫌だ(笑)

フォル むう。美女3人に囲まれても満足せんとは・・・余程の腕前とみた(笑)

ミア これから会いに行く人も女性らしいですから、それで満足するのでは?(笑)

ラディ 年増は嫌だ〜

クレーネ はっきりしていないだけで実は21歳くらいかもよ♪

ラディ それも嫌だ(笑)そして、あのしゃべり方も嫌だ〜

GM それはGMも同感(笑)


GM では、とある一室の前に来ました

クレーネ ここにいるんだね、ラディの憧れの人が(笑)

ラディ くうう・・・フォーゲットでも使えないかなぁ・・・

クレーネ こらこら、あんたはグレムリンか(笑)

GM 隊長さんは扉を3度たたき、『レアだ。開けてくれ』
すると、扉がガチャリと開く。『さあ、入るぞ』

ラディ ううううううう

ミア さあ、ご対面といきましょう(笑)


GM 部屋にはいると、中には2人の人物がいる。1人は、
まぁルーキー君位の人がいると思ってくれ

フォル シッタパーズ其の1か・・・

GM うん。シタッパーズ其の1が君たちを見ると『隊長ぉぉぉっ、
ようやく連れてきてくれたんですね!これで・・・これで・・・』と
泣き笑いのような顔になる(笑)

クレーネ 苦労したんだねぇ(笑)

GM そして、その言葉を聞いたとき、部屋にいたもう一人の人物
・・・女性が、顔を上げパッと目を輝かして『おお! 我が君!!』(笑)

クレーネ あららら(笑)

GM 隊長さんはシタッパーに『お前は席を外していてくれ』と言い、
彼は嬉しそうに部屋をでていった

フォル 6人も入れば狭いから、か

GM そうそう。『さぁ、お前の言うとおり、この精霊使いを連れてきたぞ』
と言う隊長の声も聞こえていない様子で『我が君ぃ!』とか言いながら走り
寄ってこようとしているね(笑)

ラディ うわわわわ・・・ミアの後ろに隠れよう(笑)

ミア え? 私に向かって走ってくるわけ?

GM って言うかその前に警備隊長が止めるね

ラディ 止めてくれるか・・・ふう

GM 『まぁ、おちつけ』『ううー、わがきみぃぃぃ』

ラディ 縛られてもないのか?こいつ

GM 特には。軽く手を戒められているくらい

ラディ ・・・

フォル だがこの御仁・・・ファイターレベル5だったか?
パンチでもすごそうだな(笑)

ラディ 何にせよ、ミアの後ろに隠れていよう。一番頼りに
なりそうだから・・・ファイター的に(笑)

ミア 筋力的にラディさんが一番頼りになりそうですよ(笑)


 愛故に


GM とりあえず、再び出てきました。ライアさん

ラディ 何で名前がわかったんだ?

GM 最初に隊長が言ったんだけど・・・

クレーネ 嘘つき?

GM 英語で判断しないでくれ(苦笑)

フォル ん?(ライアのキャラクターシートを見て)別に
おばさんって顔じゃないが・・・

ミア 全然若そうですね

クレーネ 鈴木ソのコさん・・・

GM まあ、ここまでのキャラになるとは思ってなかったから・・・あれ?
この人・・・性別、男って書いてある(笑)


 一同笑


ラディ 俺は逃げるぞ!

GM いや、そういう設定だったんだね。これを書いたときでは
・・・ま、いいや女って事にして

クレーネ うーん、性転換したとか

フォル あるのか? この世界に

ラディ あるよ。薬とかが

GM はい、とにかく進めよう『我が君よ、もっとわらわにその姿を見せておくれ〜』

ラディ ミアの陰に隠れる

ミア 今更・・・覚悟を決めたんじゃ無かったんですか?

ラディ じゃあ、ミアの陰から顔を少し出そう(笑)

ミア というか、私が逆に逃げますね

ラディ うー、おれ嫌なんだよ

GM (いや、GMもやっててつらいんだが)

ラディ とりあえず仕方ないな・・・出てあげましょう

GM 『おお!我が君よ、そなたと会ってから片時も忘れたことはなかったぞ』

ラディ フォーゲット使いたい(泣)

GM 『何をつれないことを・・・そなたが望むならわらわは何でも
するというのに』(笑)

フォル おおおお!?

クレーネ わーい、わーい。ひゅーひゅー

ラディ じゃあ、俺のこと忘れて(泣)

GM 『それだけはそなたの頼みでもできぬ。いや、そもそも忘れられる
ハズが無いであろう?』

クレーネ やー、お熱いねぇ(笑)

ラディ 誰かこいつにクエストでも何でもいいからかけてくれ!
ギアスかけてくれ、ギアス!

GM 警備隊長も驚いているね『そういうわけだったのか・・・』

ラディ 助けてくれぇ、警備隊長(泣)

GM 『ずいぶん惚れられてるじゃないか』

クレーネ そう、私達も手が着けられないんですよ、この人達のラブラブには(笑)

フォル うむうむ。まったくだ(笑)

GM 『こいつにも、刑期を終えたら帰る場所があったんだな』
『おお、そうなのじゃ隊長殿。わかってくれるか』(爆笑)

ラディ あるわけねぇだろ、この野郎!

フォル あ、ヤバイ。キレてる

ラディ こいつらぶっ殺す(笑)

クレーネ きゃー(笑)


GM そのへんで警備隊長さんが『どうだ?お前の言うとおりお前の恋人(ラディ「違う!」)
にも会わせたわけだ・・・例の件、本部のことを話してはくれないか?』とか言う

クレーネ はいはい

GM 『おお、そんな事で良いのなら・・・ところでもう一つ頼みが』

フォル げげっ

クレーネ まだあるんですか?

GM ラディの方を向いて『そのう、毎日面会に来てはくれぬか?』もじもじ(笑)

ラディ やだ!(キッパリ)

GM 隊長さん『それは本人に頼むしかないな』

クレーネ まぁ、彼でよければ(笑)

GM 『そうじゃな、これからのことはわらわ達の問題じゃな。のう?我が君よ』

フォル おお、ラブラブモード(笑)

ラディ ミュートでもかけてやろうか(笑)


GM そして約束どおり、ライアさんは本部の場所を教えてくれる

フォル ところで・・・ライア、とか言ったか。あんたは一体何だったんだ?

GM 『あえて言うとすれば・・・雇われもの、じゃな』

フォル ふう、そういう一族かと思ったぞ

クレーネ 何?一族って

ミア 暗殺者集団・・・櫻塚守?

GM 『話せば長くなるのじゃが・・・』

ラディ 言わんでいい!

GM ライアの話では、本部とは情報の集まる場所、指令を下す場所、といった
ところらしい。支部を動とするなら本部は静、といったところか

ラディ 集会場?

ミア 集会場というよりは・・・会議室でしょうか?

フォル ・・・突っ込んでいいか?

GM うん

フォル 何故雇われ者がそんなこと知っている!

GM だから、さっきライアの話を聞かなかったのが悪い(笑)。実際、彼女は騙されて
いたんだね。例の調子で彼女は本部の男に惚れた。その男はライアを利用しようと考えた。
山賊だということは隠して、強力な用心棒として使おうとした。しかし・・・

フォル そうそう上手くはいかなかった。そして何よりラディがいた、というわけか

GM そういうこと。いくら彼女でもそう簡単には騙されなかった。山賊支部に
派遣されたが、騙されたふりをしつつ機会を見て脱走、もしくはそこを潰すつもり
だった。そんな時、未来の夫(ラディ)と出会う(笑)。そして・・・

クレーネ 口説こうと迫ったところに、私たちが現れた、と

GM そうそう。百戦錬磨(?)の彼女も自分でも驚くほどに焦っていた。それほどに
惚れた、ということ。自分の邪魔をする者は叩きのめす、と思うほどに

ミア そして現在に至る・・・ですか

ラディ ・・・うがあああ!何故俺なんだ!?

クレーネ ご愁傷様〜☆

フォル 男はつらいな・・・


ラディ ・・・場所もうわかったんだろ?

GM うん

ラディ じゃあさっさと行こうか(笑)

GM 『つれないのう、もっと話を・・・』

ラディ 無視して出ていく

クレーネ ところで、報酬は?

ラディ 報酬とかの話は、ここじゃなくで他のところでしよう
・・・ここの空気を吸うのも嫌だ

GM そこまで嫌か(笑)『おお、我が君よ・・・そんな態度もまた格別・・・』

ラディ 出ていく!

GM 警備隊長『まぁ、いいじゃないか少しぐらい話したところで』

ラディ これもGMの為だよ

GM 『GM?誰だそれは?』(笑)

ラディ タッタッタッタッタ

クレーネ あ、逃げられた

フォル 女心がわからない男よのぅ・・・

ラディ 男に言われたくは・・・

フォル 私は女だが?

ラディ むー

ミア 時々面会に連れてきますからね、と言葉を残して出ましょう

GM 『いい奴よのぉ、そなた』とか言われながら出てきたわけだ


 本性?発揮


GM はい、では所変わって警備隊長の部屋

ラディ 精神手当がほしいぞ

GM 『では早速だが、君たちに本部を壊滅してもらいたい』

ラディ メンバーは?

フォル まさか、またルーキーか?

GM うん

フォル なにぃ!

GM 『先程聞いた話から推測するに、あそこには限られた人物しかいないようだ』

ラディ 数は少ないって訳か

GM 『ああ、それは確かだろう。そして支部を壊滅出来たことは確かだが、
こちらも手札を失ってしまった、ということもある』

ラディ まぁ、この前倒したので雑魚はほとんどいないだろ。あれだけ倒せば

フォル 確かにそうだ

ラディ まぁ・・・いたら殺す、いなかったらそれを報告すると

クレーネ そうそう。サクッとね

フォル 報酬は?

GM 報酬か『今の情報を得るのが500として・・・』

フォル 500か

GM 『そうだな・・・4500ということでどうだ?』

ラディ 少ない

GM そうか?

ラディ 本部までどの位?

GM 2、3日といったところ

ラディ 2,3日かあ・・・

フォル しかし、敵のお宝全部奪えるからな

クレーネ お宝、お宝〜♪

GM 『その辺は、こちらで回収する』

フォル ではルーキーはいらないな・・・にやり(笑)

クレーネ 四人でオッケイ♪

ラディ サイレント・スピリットでクレーネと会話しよう。
『やっぱり、こう言うときルーキーいらないよな』

クレーネ 『そうそう、私たちで全部いただくのさあ』


 一同笑


GM うーん

ラディ まぁ、ルーキー君も連れていくか

クレーネ 盾になるからね

GM おいおい

ラディ とりあえず、お宝があったら

フォル 眠らせるか

クレーネ あはは

ラディ で、報酬は?

GM だから4500

ラディ 4500か・・・それは少ないな6000位いくと思うぞ。
6日間拘束されるわけだし

GM 『必要経費は出すが?』

クレーネ お食事代とか?

GM 『まぁ、そんなものだ』

ラディ ・・・・・・(計算している)


 ここで、色々と交渉が行われた後(フォル「ルーキー使い券をつけるのは
どうだ(笑)」ラディ「アロー、ロープは必要経費?」GM「含まないよ」
ラディ「5000」GM「4600」ラディ「4800」GM「4605」
ラディ「必要経費そっちもちで、4600」GM「うーん・・・」)等と壮絶な
話し合い(?)の後、結局4600+必要経費ということに。


  光陰矢の如く


ラディ ところですぐに出発するの?

GM 警備隊長曰く『現存する支部は全て壊滅した・・・とすると本部はどうすると思う?』

ラディ 逃げる?

GM 『その通り』

フォル ならば、早急に出発するか

GM というわけで、ルーキー君が呼ばれ『さあ、最後の戦いです!』ガガガッと
向かうわけだ。そうすると夕方には出発できた

フォル おお、突然展開が早くなったな

クレーネ GO、GO!


  2日間、何事もなく時は過ぎる。そして3日目の夕方、
冒険者一行は目的地に辿り着く。
 

GM ルーキー君『だいたいこのあたりのハズです。この辺りに巨大な岩が
あると聞きました。それこそが本部という話です』

ラディ 岩?じゃあ、レンジャーで探すのか

フォル まさかモアイか?

GM さあねぇ。ま、ヒラ目で頑張って


 3時間程探し回ったところで、それらしい巨大な岩を発見する。調べてみるが何も
発見できない。しかし、ルーキー君が怪しげなスイッチを近くの木から発見する。


フォル さて・・・誰が押す? ダミーかもしれないがな

クレーネ 一応罠とかチェックー(コロコロ)・・・13

GM そうすると・・・何かの開閉装置だということがわかる。
罠は特に発見できなかった

ラディ 何にしろ、押してみないとな

クレーネ それはもう決まってるね

フォル YEAH!頑張れルーキー(笑)

GM 『わ、私ですか?』

クレーネ 女の子にそんな事させられないでしょー?

フォル 我々は女性社会のチームだからな

クレーネ 盾がいないとね

フォル か弱い女性の頼みだ

ラディ そう言いつつもミアを盾にしているのは何処のどなたなんだか・・・

クレーネ ミアちゃんは特別(笑)

ミア そんな〜(泣)

GM 『では押してみましょう』ポチッとな・・・

クレーネ どきどき

GM 何事も起きなかった(実はこのスイッチは・・・)

ミア 結局何なのでしょう・・・開閉装置って・・・?

クレーネ 何が開くの、これって

フォル 定石ならば岩だろう

ラディ うーん、イマイチこの場所がどんな風になっているのが想像できないな

GM 森の中にドーンと岩があるだけ『おかしいですね、この岩が本部だとしたら
今ので入り口か何かが出てもいいハズなのに・・・』

ラディ 岩か・・・再度調べよう。何か変化があるかも

ミア そうですね、もう一回調べてみましょうか・・・

GM (コロコロ)そうやって調べていると、ルーキー君が岩に扉らしきものを発見する

ラディ おいおいおい

フォル 開いているのか?

GM いや、開いてないよ。ただ鍵穴のようなものが見つかって、
扉だと分かった次第だ

フォル ほほう

クレーネ 鍵&罠ちぇっくー(コロコロ)・・・12

GM 罠は特に見つからないッス。鍵はかかってるみたい

クレーネ 開けるぞおりゃー(コロコロ)・・・11

GM うん、開いたよー

ラディ どうやって開けるんだ? ここでさっきのボタン押すのか?

クレーネ 手で開きそう?

GM 開きそうだね。押すと中に引っ込む仕掛けのようだ

フォル 私の予想だと、先程のボタンはダミーで我々のことはバレバレだと思うぞ

GM (鍵穴出現スイッチなんですけど・・・)

ラディ じゃあ、一応警戒していこうか

クレーネ そうだね。んじゃ、ルーキー君

GM はいはい。ゴゴゴゴ

フォル いや〜な予感が

GM 扉を開けました。かきかき(マップを描いている)・・・1メートル程度の
短い通路があり、正面に扉がある。整えられてはいるが、基本的に岩肌だらけ

ラディ 勝手に閉まったりしないように楔打っておくよ、カンカンカン

ミア 開いた状態にしておくんですね

GM (岩肌に楔・・・これは気付かれるな普通)

クレーネ うん、開けっ放しにしておく

フォル そうすれば光も入るからな。そういえば暗いのか? 中は

GM 電気はあるよ

フォル 電気?(笑)


 一同笑


GM 間違えた(笑)。松明があるよ

クレーネ はいはい。正面のドア調べるね(コロコロ)・・・10でーす

GM 特に何も無さそうだ、鍵もかかっている様子はない

クレーネ 聞き耳!(コロコロ)・・・低い・・・10

GM 10か・・・何にも聞こえない

クレーネ じゃあ、ルーキー君開けてみて

GM 最後はそれか。では、ガチャリ。

クレーネ ギィー

GM 中に入ると、歪んだ円形の部屋になっている。先程同様、人の手が
加えられている。中には小テーブル、布袋、箱、タンスが一つずつある

クレーネ 他には何か無い?

ラディ そう、扉とかは?

GM 見当たらないね


 一同は部屋の中を調べ始める。センス・マジックを使ったり、
扉に楔を打ち付けたり、テーブル付近を調べたり
・・・しかし、特に変わったところはない。そして・・・


GM えーと、クレーネとラディは部屋を調べているとして、他の人は何してる?

フォル 私は通路に出ている

ミア 私は部屋の入り口付近にいます

GM ルーキーもそんなところだな・・・では、そうやって探していると

クレーネ 探していると?

フォル 嫌な予感が

GM 突如タンスがゴゴゴゴゴって横にスライドし始めます

フォル タンスが?(笑)

GM そう、タンス(笑)。するとそこに通路が現れ人の声が聞こえてくる『やれやれ、
荷物が重い』『さっさと撤退しなきゃいけないんだぜ、しようがない・・・・・あれっ?』

ラディ 『あれっ?』って・・・みんなと会うわけ?(笑)

GM そういうこと(笑)

クレーネ ・・・はろー

GM 『・・・えーっと・・・はっ。ボスー!』
『ああ、待ってくれー』って奥に走っていく


 一同笑


GM 奥の方から『ここにも敵が来ましたよー』とか言う声が聞こえて
・・・後はよく聞こえないね

ミア ・・・どうしましょう?

クレーネ タンス、閉めちゃおうか

ラディ そして、ハード・ロック

フォル いや、ハード・ロックはまだできないのでな・・・煙でいぶり出そうか

ラディ しかし、まずは戦闘準備整えておこう

フォル 了解した

ラディ この先どうなってる?

GM そこから見た感じでは、下に向かう階段が見える

フォル 行くしかないだろう。埋めるという手もあるが

ラディ 行くしかないか。階段の罠とか調べておこう

フォル 階段? どんな罠があるのだ?

ラディ ・・・ドリフ

フォル ・・・・・・おお!!!

クレーネ 崩れるの?

ラディ いや、滑り台(笑)

ミア 金だらいが二回も出てきましたからね(笑)

クレーネ じゃあ(コロコロ)・・・13

GM 特に罠は見あたらない

クレーネ 聞き耳!(コロコロ)・・・13

GM ふむふむ、13ね。『なに!もうここも嗅ぎつけられたのか!』『まだ荷物を
運び出してねぇぞ!』『すいません、ちょっと手間取っちまって!』等々、聞こえてくる

クレーネ この下にお宝が♪

GM 『ええい!大きい荷物はもういい』『こっちの方から逃げるぞ!』

ラディ 何? 急がないと

クレーネ そう、お宝が私を待ってる☆

ラディ 違うって(笑)。敵が別の所から逃げようとしてる。
とりあえず急ごう、タッタカ、タッタカ

GM はい、タッタカ、タッタカ降りていく。
すると、一つの部屋に辿り着く

ラディ 扉とかは閉まってないよね

GM 扉は最初から無い

ラディ 中に入るぞ

GM そうすると・・・部屋の中には大小様々な布袋がドーッとある。
そして、野郎どもが6人程

フォル どういう奴らだ?

GM 見た感じ・・・ABCDEFとすると、Aは背がでかい、Bは小柄。
後は平均的なのが4人

フォル では、有無を言わさず先制攻撃

GM 『ああ、こいつらッス』『ええい、まずはこいつらを始末するぞ!』
『そうだな』『アイアイサー』ってなところか

クレーネ もう、戦闘準備だね

フォル では、行くぞ! ラストバトル!


 最終決戦


GM 敵さんはABCがブツブツ言ってる。DEFは突進してくる

ラディ んー、この後何もできなくなるけど、AとBにミュート!

フォル ふふ、私のスリープ・クラウドを喰らうがいい!

クレーネ 私は攻撃しまーす

GM あんたが一番恐い・・・

ミア (笑)では、私も攻撃を


 1ラウンド目。
 ラディがミュートでAとBを黙らせることに成功するが、
これで精神点ががけっぷち状態になる。
 ミア、ルーキーの攻撃はFにそれなりのダメージを与えるが、
肝心のクレーネは1ゾロ(笑)(クレーネ「なんでぇ〜!?」)
 敵DEFの攻撃はミアとルーキー両盾をチマチマ削ってくる。
 敵Cはラディとフォルにエネルギーボルト。これで二人はかなりのダメージを負う。


クレーネ うわっ、これはやばいんじゃない?

フォル 大丈夫だ、私のスリープ・クラウドでなんとかしよう。
さあ、眠るのだ(コロコロ)・・・な、何ぃ!?

GM あはははは、1ゾロ(笑)

クレーネ わーい、みんな起きてる

ラディ 本格的にやばいかもな

フォル す、すまぬ皆の衆


 2ラウンド目。
 危機感を覚えつつも、精神点がないためラディは弓攻撃をする。敵Cにかなりダメージを
あたえる。 ミア・ルーキー・クレーネ三人衆の攻撃は、命中はするがあまりパッとしない。
 そして、敵の攻撃によりルーキーが大打撃を受けたため、次のターンで回復することになる。
 フォルはミアとルーキーにプロテクション。これで少し戦闘が楽になるはず。


ラディ さて、ルーキー君を回復させないとな

クレーネ うん、そろそろ回復させないと盾が死んじゃうよ(笑)

フォル 盾、ときたか(笑)

クレーネ 自分が一番可愛いからね☆

GM ルーキー君『・・・聞こえてますよ・・・』

クレーネ 本気にしちゃ駄目だよ(笑)


 3ラウンド目。
 ラディの攻撃により、敵Cが倒れる。これでようやく一人目・・・
と思いかけた瞬間。


ミア では、Fに攻撃します(コロコロ)・・・15

GM 当たったね

クレーネ エンチャント・ウェポン待たないんだ

ミア はい、これで倒せると思いますから(コロコロ)・・・やった!6ゾロです!

フォル おお、ミアがクリティカル? 随分と珍しいな

ミア (コロコロ)(コロコロ)・・・31点(笑)

ラディ たぶん肉片になったな、これは

GM はは・・・(コロコロ)・・・F、死んだね

ラディ 星一個プレゼント(笑)


 敵の攻撃はプロテクションをかけたこともあり、たいして問題はない。しかし、
回復をすっかり忘れていたこともあって、ルーキー君が瀕死の状態に陥る(笑)
  フォルはルーキー、クレーネ、ミアの三人にエンチャント・ウェポンをかける。
そして、行動を遅らせたクレーネの一撃によりDが殺される(泣)
さすが、鬼。


クレーネ あっはっは。誉めても何も出ないよ♪

GM 誉めてない・・・


 4ラウンド目。
 ここでようやく、ミアがルーキー君にキュアー・ウーンズ。盾復活。
 ここで、敵の攻撃がミアに当たり・・・


ミア (コロコロ)・・・ああ!?

クレーネ きゃー、1ゾロ(笑)

ミア 全部喰らっちゃいました(泣)

GM と、いうわけで・・・10点だよ

クレーネ ぐはぁ!

ミア 残り2しかないです〜

フォル あんたのやるキャラはいつもそうだな

GM まあ、コレについては他のリプレイ参照ってことで

ラディ ・・・誰に言ってる?(笑)


 5ラウンド目。
  ミアは自分にキュアー・ウーンズ。これで死の淵より脱出する。
 クレーネの攻撃は敵Aをぶち倒す。やはり、鬼。

 6ラウンド目。
 再度ミアは自分にキュアー・ウーンズ。これで全快する。
  そしてまたもやクレーネが敵Bにクリティカルヒット。Bは今まで無傷
だったため、倒れはしないもののGMに恐怖をあたえることに成功する。


GM キミ・・・一体、何・・・?

クレーネ か弱い女の子☆

一同『うそつけ』


 7ラウンド目。
 ラディ、ミア、クレーネ、ルーキーの連続攻撃により、敵B倒れる。
  これで、残るは一匹。


クレーネ さ・て・と。あとは

フォル タコ殴りだな

ラディ みんなでガスガス(笑)

ミア ここまでくると、敵も哀れですね・・・まだ抵抗するんですか?

GM 『畜生! 一人でも刺し違えてやる!!』とか言って向かってくるよ(笑)

フォル 根性入ってるな(笑)

ラディ それだけではどうにもならないことを教えてやろう

クレーネ そーれっ♪

 そして・・・・・・・


 終末は始まりの予感


GM はっはっはっはっは・・・はい、全員倒れました(泣)

ラディ 死体が二つ

フォル ミンチが一つ(笑)

ラディ ざっと回り見て・・・どうなってる?

GM 大小様々な布袋がちょっとした山になってる。あとは敵が倒れているだけ

フォル この布袋は何なのだ?

GM 貴金属やら何やらがどっちゃり。俗にいうお宝、というやつでさあ

クレーネ ではでは。敵の装備品あさりまーす

フォル うむ、当然だな

GM そうだね・・・装備をあさって見つかった主なもの。発動体の指輪・ダガー×2・
バスタードソード×2・魔法の槍・魔法の剣・魔法の鎧・魔法の盾・・・以上

フォル おお? 魔法系でガチガチに固めていたのか

クレーネ まあ、上の人なんてそんなモンだよね

ミア 誰だって、自分が一番可愛いでしょうから


 その後、布袋(お宝)の運送方法を考えたり、
隠し扉を探したりと、事後処理を済ませ・・・


ラディ よし、凱旋だ!

フォル うむ。我々の勝利だな

クレーネ さー、パパッと帰ろー☆

ミア これで当分食事に困りませんね・・・

GM うーん・・・宝をどっさり抱え込みつつ、夕日に向かって笑みを
浮かべているシーンが思い浮かぶのは何故だろう(笑)


GM では、山賊討伐も済ませ、冒険者一行はベルダインに戻ってまいりました

フォル 隊長殿のところへ行かねばな

クレーネ 報酬、報酬〜♪

GM 警備隊長のところへ行き、報告を終えると隊長さんは満面の笑みを浮かべて
・・・『よくやってくれた、心から礼を言うぞ』

フォル いや、当たり前のコトをしたまでだ・・・報酬

ラディ そう、イチ冒険者として当然のことだな・・・報酬

GM そうがっつくなって(笑)『コレは報酬の5600ガメルだ』

クレーネ あれ? 少し増えてない?

GM 『ああ、思いの外多くの品を回収してくれたのでな。再びイロつけておいた』

フォル さすが隊長殿。いい男だ(笑)

GM 『おお、嬉しいことを言ってくれるな。では、コレもサービスしておこう』
と言って、フォルに発動体の指輪をくれるよ

フォル まさか・・・プロポーズ?

一同『違うって』


GM 後日談をしよう・・・忘れてるかもしれないけど、今回の山賊退治は王からの
間接依頼だったんだよ

ラディ あれ? そうだったっけ?

フォル 完全に忘れていたな

GM ・・・ま、いいけどね・・・で、山賊を、特に本部まで潰してくれた君たちに
褒美を与えるという話を「騎士」ルーキー君より伝達されたよ

クレーネ あ! 見習い、卒業したんだね♪

ラディ あれほど強い見習いも、そういないだろうからなぁ(笑)

GM 『みなさんのおかげです』(笑)

フォル よしよし。で、一体何をくれるのだ?

GM いや、何か欲しいモノを一品与えるということらしい

ラディ 俺は魔晶石が欲しいな

クレーネ 私は魔力のある弓が良いな〜

フォル ふふ、パペットマスターを目指す私にとって、ドラゴンの牙は必須アイテムだろう!

ミア あ、それなら私も強い武器が欲しいですね

GM ・・・一品って言ったのに・・・(泣)


 さすがに4品全部は無理、ということでサイコロの出目で貰えるかどうかを決める
ことにしました。難易度は高めに設定。ふふふ、取れるモンなら取ってみい!
などと思っていたところ・・・


ラディ よっしゃ! 魔晶石8点ゲット!

クレーネ やった☆ 魔力弓ゲット〜♪

フォル むむ、ドラゴンの牙は貰えなかったが、玉石をゲットしたぞ

GM ・・・何故だ!?


ミア ・・・しくしく・・・私だけ何も貰えなかった・・・(泣)

フォル 泣くなミア。ザーンが私たちを待っている!

ミア ・・・何故ザーン?

フォル その場のノリだ。一段落ついたことだしな

クレーネ そうそう。ノリで行動するのが冒険者だよ☆

ミア 何か違う気が・・・

フォル そのうち解るようになる。では

クレーネ また来週〜♪

GM いや、来週はちょっと(泣)


 今回の冒険で得られた経験点は2050+各自1ゾロ分です


 おまけ・GMの言い訳

 今回のシナリオは「本部を壊滅させよう」と考えていましたが、それ以外は全てアドリブです。
本部に彼らだけで突撃させるつもりも、本部を貧弱にするつもりもありませんでした。当然、敵
データは考えていなかったし、本部付近で何故かスイッチを発見させた意図も未だわかりません。
本部の連中が妙に間抜けなのは、混じりっけ無しの天然100%突発的イベントだったからでしょう。
 無論、報酬やアイテムなどは欠片も準備していません。突如、王が褒美をくれたり、隊長が報酬に
イロつけた理由も実は不明です。
 さらに、こんな事を言うとラディに殺されてしまいそうですが、ライア(おばさん)を再登場
させるつもりは微塵も無かったのです。
 ・・・かつて無いスケールでお贈りした今回のリプレイ。何か引っかかりを感じても、気のせい
だと思ってください(爆)
 ・・・すまん!私が悪かった!!
 しかし、次回からはGMも変わるので、今回のような事態にはもうならないでしょう。
ご安心してお読みください。
 尚、GM交代に伴い、執筆者も交代します。文体に変化がでるでしょうが、ご了承ください。
 それでは! 
 

キャラクターデータ&紹介
第一話“山賊団を叩け!”
第二話“REVENGE”
第三話“Love & Peace”
第四話“森の探索者(J)”
第四話“森の探索者(K)”
第五話“長くて辛い日”
第6話“赤月に舞う冒険者”
第7話“大いなる分岐点(T)”
第7話“大いなる分岐点(U)”
第8話“ある迷宮の傾向とその対策(T)”
第8話“ある迷宮の傾向とその対策(U)”
第9話“流れゆく時の中で(T)”
第9話“流れゆく時の中で(U)”
最終キャラクターデータ


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