Party2<第2部>
第6話“赤月に舞う冒険者”
裏通りの冒険者の店
前回の冒険でオランへ飛んできた一行は、無事に復活したミアを迎え
小さな冒険者の店で飲んでいた
クレーネ さて、じゃあ、お祝いしよ!「ミアちゃん生還おめでとー☆」
ミア ぜ、全快祝いですか?(笑)
クレーネ うん、全快祝い☆
一同笑
ミア あ、ありがとうございます
フォル いや、やっぱりミアさんがいないと困るからね
クレーネ そうだよ、特攻隊長だしね☆
GM注・・・「特効隊長」これについては、盾、
捨て駒、等色々な言い方があります
ミア とりあえず死の淵から還ってきました(笑)
ラディ とにかくおめでとう
GM まあ、そうやって全快祝いをしていると酒場のマスターがやってきて
「ミアさんだね、この手紙をどうぞ」とミアに一通の手紙を差し出してくる
ミア え? 手紙ですか? とりあえず読んでみます
GM 手紙を見ると字に何となく見覚えがある、差出人はミアの叔母さんのようだね
ミア 叔母さんですか、懐かしいですね。でもどうやってここを知ったんでしょうか?
GM ミアは東方出身だからね、それに君たちは結構有名だから
ラディ なるほど、噂が広がったのか
GM そうだね、最近生き返った冒険者がいるとかいないとかで噂になってる
ミア ははは・・・
そうやって話しているうちにミアは叔母さんの名前を思い出した
ミア マリーネ叔母さん?
GM そう、マリーネ叔母さんだね。それで、手紙には
「至急!宿屋“森の泉亭”へ来てください」って書いてある
ミア 来て下さい?一体どうしたんでしょう?
クレーネ ミアちゃん、どうするの?
ミア そうですね、小さい頃お世話になりましたし、行ってもいいですか?
ラディ どうぞ、どうぞ。ヒラヒラ(手を振っている)
フォル ら、ラディ・・・
ラディ うーん・・・(暫く考えて)やっぱり一緒に行こう!
昔こんなパターンで誘拐されたことがあったし・・・
一同 ああああ(笑)
そういえば、前に私(GM)がGMをしたときに
拉致イベントをしたことがありました
ミア ラディさん、プレイヤー発言はやめましょうね(笑)
一同 あはははは・・・
しばし談笑
ラディ ・・・それなら、面白そうだからミアについて行くことにしよう。
これならいいだろう?
GM そうだね、それなら文句はない、フォルネとクレーネはどうする?
クレーネ ・・・どうしようっか?
フォル うーん、私たちもついていこう
クレーネ じゃあ、あたしもついていこう
ミア 結局みんな来るんですね・・・
ミア それでは“森の泉亭”へ行きましょうか?
ラディ ところで、俺達って本当について行っていいわけ?
ミア どうなんでしょう?手紙には書いてありませんでしたし・・・
ラディ ここは、ミアの判断で決めるべきかな?
ミア そうですね・・・私が叔母さんと会ってくる間は外で待っていてくれませんか?
フォル そうだね、待ってよう
“森の泉亭”へ向かいながら
ラディ オランか、懐かしいな
フォル いやー、ここがオランですか(キョロキョロ)観光名所は何処だろう?
ミア ところで、ラディさんには弟さんがいましたよね?
ラディ うっ!(タラタラ)
ミア 「にいさん!って」来たりしてね。「ラディ兄さん!兄さんなんだろ!」って
ラディ ははは・・・はは・・・
クレーネ 兄弟ねぇ
ラディ うーむ、身内の話がでると自分の身内も考えてしまうな・・・
ミア それはともかく、はやく行きましょう
病床の美少年〜母の陰影〜
オランの街を色々話しながら歩く一行、しばらく歩くと“森の泉亭”に到着した
ミア じゃあ宿屋に入ります「みんな受付で待ってて下さいね」
クレーネ はーい
ミアは叔母さんの待つ部屋へと急ぐ。
コンコン、階段を上り叔母さんの部屋の扉をノックした
ミア マリーネ叔母さん! ミアです!
GM しばらくすると扉が開いてハーフエルフの叔母さんが出てくる
「ミア、来てくれたのかい?」
ミア はい。ところで、至急と書いてありましたが、どうかしたんですか?
GM それが・・・とりあえず中に入って
ミア はぁ・・・
言われるままに部屋に入ったミアは、部屋の中にあるベットと
それに横たわっているハーフエルフの子供に気づく
ミア マリーネ叔母さん・・・その子は?
GM ミア、あなたは小さくて覚えていないかもしれないけど、
従兄弟の・・・私の子供のミルネよ
ミア ミルネ・・・なんとなく覚えていますね・・・ミルネ君は病気なんですか?
GM そう、そのことであなたを呼んだのよ、あなたが冒険者になったって噂を聞いて・・・
ミア はぁ・・・
GM それで、息子の事を助けてほしいのよ
ミア ・・・助けるのはいいですけど、詳しい話を聞かせてください、
ミルネ君はどうしたんですか?
GM 「実は・・・」とマリーネ叔母さんは話し出す
マリーネ叔母さんから聞いた話により
『数日前ミルネ君が突然熱をだして意識不明になってしまった。
それで色々と調べた結果、ミルネ君はオラン北東にあるストック山周辺で見られる
風土病“ゾルフ病”にかかってしまったらしいと言うことが解った。
ストック山には暫く前にミルネ君と一緒に行っており、
ゾルフ病に違いないと思い助けを探していた』
と言うことが解った
GM それで、ミアちゃんの噂を聞いて助けて欲しいなって思ったの
ミア それで、助けたいとは思いますけど・・・具体的には何をすればいいのでしょう?
GM ストック山ふもとの村に行ってゾルフ病の特効薬を貰ってきて欲しいの
ミア ストック山には登らなくてもいいわけですね
GM ふもとにある村でゾルフ病の薬は手に入るらしいから、山には登らなくてもいいようだね
ミア それじゃあ、村に行けばいい訳ですね
GM そうだね・・・そういえば、忘れてたけどこの病気に感染してないかチェックしてみて
ミア ええっ!今ですか?
GM うん、病気抵抗だから2Dで8以上ならうつらないから
ミア はぁ・・・サイコロの出目悪いのにな(コロコロ)・・・8!ギリギリかかってない!
GM 8か、感染しなかったね
ミア ふぅ、この病気って結構やばいのでは?
GM そうだね、結構うつりやすいし厄介な病気だね、それでミルネ君も
発病以来この部屋に隔離されている
GM注・・・叔母さんは免疫があったらしく病気にはかからなくてすみました
ミア ・・・解りました、ミルネ君が苦しんでいるようですし薬を取ってきます
GM ありがとう、ミアちゃん。それで、お礼なんだけど、この黄金の腕輪を・・・
ミア その前に・・・
GM この黄金の腕輪では駄目なの?
ミア いえ、私としては受けたいのですけど、1人で冒険しているわけじゃないんで・・・
仲間の意見も聞かないといけないんです。彼らにも会って話をしてあげてくれないですか?
GM そう言うとマリーネ叔母さんはミアに抱きついて頼んでくる
ミア ええっ!!
GM 「息子を助けてくださぁぁい!」叔母さんは結構取り乱しているみたいだね
ミア だ、だからうちの仲間にも話をしてやって下さい!
GM お願いしますぅぅぅ!!あと2週間でぇぇぇ!!
ミア ああああ・・・なんでこんなことにぃぃぃ!!
ミア お、おばさん落ち着いて、ね! と、とりあえず、他の仲間を呼んできますから
ミアは血気にはやるマリーネ叔母さんをなんとかなだめ、
一緒に下で待っている仲間達の所へ向かった
ミア こちらが私の叔母のマリーネさんです
GM はい、ミルネを・・・息子を救って下さい!
フォル ??息子?救う?
クレーネ いきなり言われても・・・
ミア とにかく事情を説明します「かくかくしかじか・・・」
ラディ なるほど
ミア 解りましたか?
クレーネ うんうん
ミア 私としてはマリーネ叔母さんには昔お世話になりましたし、助けてあげたいんですけど
ラディ そうだな、俺は別に異存はない、小さい子供は放っておけないしな
フォル 何故?そう言う趣味でも・・・
ラディ 違う、自分が弟捨ててきたからな、こういうのは無視できないんだ
フォル そういえばそんな過去があったね
ミア それならはやく弟の所に帰りましょうね
一同 ハハハ(笑)
ラディ ところで、あと何日くらいもつ?
GM そうだね・・・あと二週間がいいとこかな?
ラディ ・・・スリープをかけてみるか、病気の進行が止まるから
クレーネ へぇー、スリープってそんな使い方もあったんだね
ラディ うん、じゃあ2階にスリープかけに行こう。余裕はあった方がいいからな
フォル それに君が病気かかっちゃえば、この依頼を果たさないといけなくなっちゃうし
ラディ 感染してから何日ぐらいで動けなくなるんだ?
GM 感染して1週間位はなんともないんだけど、その後で高熱を出して行動不能になるね。
因みに発病するまでは近くにいてもうつらないから
ラディ ところでストック山まで何日位かかるの?
GM ふもとの村まで3日ぐらい、そこから山頂までは3、4日ぐらいかな
ミア 往復しても2週間たらずでしょうか?
ラディ 2週間か・・・それなら一応スリープをかけておくか
GM お願いしますぅ!
ミア ラディさん頑張って下さい!
ラディはマリーネ叔母さんとともにミルネのいる部屋へ
ラディ ところで、この病気への抵抗は?
GM 8以上だせばかからないね
ラディ 病気抵抗か、じゃあやろうか?
フォル ところでスリープにそんな効果があるって知ってていいの?
ラディ 魔法が使えれば解るでしょう
ミア スリープ・・・永遠の眠り・・・嫌なことを思い出しました(苦笑)
GM注・・・ミアのプレイヤーは前のキャラクターの時にスリープを
かけられ眠らされたうえに殴られて死んだことがあります
ラディ 部屋に入ったから病気感染チェックします(コロコロ)・・・11!
フォル おおっ!
GM 成功したからうつらなかったね
ラディ じゃあスリープかけます(コロコロ)17
フォル 達成値17! それって完璧な封印のような気が・・・
ラディ たしかに(笑)達成値下げてかければ良かったかな?
GM ミルネ君は静かに寝ています
ミア 一応病気の症状は止まりましたよね。
クレーネ じゃあ、早速ストック山に行こう!
一同 うん
ストック山へ
冒険者4人は、保存食を買ったり、いらなくなった物を売ったりと
用意を調えたあとストック山へ向かった
1日目。オランを出発してから丸1日歩き続けた一行はかなり疲れ、
ストレスも溜まってきている
ラディ 疲れた・・・休みたい
フォル 確かにずっと歩いているとストレスが溜まる・・・
見るモノすべてにスリープ・クラウドかけようかな・・・フフフ
ラディ そんなコトしたら魔術師の資格取り上げられるぞ
フォル ばれなきゃ大丈夫☆
ラディ 俺が言うかもね
フォル なにぃ!
ミア このパーティって一日歩くことすら不可能なんでしょうか・・・トホホ
そうやって歩いているうちに日が暮れ、適当に見張りをたてながら休んだ
2日目も1日目と同じく歩き続け、夕方になり野営することに・・・
遭遇・・・
ラディ じゃあ、俺とミアが最初に見張るから
クレーネ じゃあ、任せるね・・・すやすや
ミア 眠りにつくのがはやいですね(笑)
GM そうやってミアとラディが見張りをしていると遠くから光が!
ラディ 何だ?インフラビジョンで見よう
GM どうやら松明の明かりのようだね、それがどんどん近づいてくる
ラディ クレーネ!起きろ! ゆさゆさ フォル! ゲシゲシ(蹴飛ばして)起きろ!
フォル ううう
ミア なぜフォルさんにはそんな扱いなんでしょうか?
ラディ いや。何となく
フォル か弱い女の子なのに〜☆
ミア そうですよ、ラディさん
ラディ いや、それは違う。魔法とかで女にされているだけなんだ!
フォル しくしく・・・(小声で)ば、ばれた?
ミア え?
フォル 何でもないです☆ ふふふふ・・・
GM そうやっているうちにも松明の持ち主は近づいてくる、今はすでに両者とも
姿が確認できる距離まで近づいてきているね
ミア ところで、何が近づいてきたんですか?
GM もう見えるから教えよう、2人の山賊風の格好をした男達だね
「ふ!我らヴァニーレンジャーのテリトリーに来るとは命知らずめ!
有り金全部おいていって貰おうか!」
ラディ 「これでも持って行きな!貴様らにはそれが似合いだ!」と言いながら1ガメル投げる
フォル おおー! かっこいいー!
ミア わざわざ挑発することも無いと思いますが・・・
GM 敵はもちろん「馬鹿にする気か!貴様ら生かして帰さん!」と言いながら襲ってくるね
ラディ フフフ、まだ寝る時間があるからガンガン魔法を使ってやる!
フォル ところで、この敵ってヴァニーレンジャーでしたっけ?
ラディ そういえば、そう名乗っていたな
GM 言い忘れていたけどヴァニーレンジャーのお二人は頭にうさ耳をつけてますね
クレーネ うさうさだ〜☆
ラディ ・・・世界観がヤバクなるからそういう奴は出さないでほしい・・・
GM まぁ、出しちゃったしね(笑)
ラディ はぁ・・・
GM それでは、戦闘ですね
フォル どうしようかな?スリープ・クラウドじゃ虚しいかな?
ラディ いい、俺が許可する!限界まで達成値あげてかけるんだ!
クレーネ わ〜、徹底的だね〜(笑)
ミア スリープ・クラウドだけで終わりそうなんで、私は防御専念してますね
クレーネ ちゃんと戦おうよ〜
ミア なんとなく私が加わったら殺してしまいそうな気がして・・・
ラディ フフフ・・・
ミア 何ですか?その悪魔的な微笑みは?
ラディ いやぁ、色々な魔法が使えるなって思ってさ、フィアにスリープ、その他にも・・・
ミア こ、怖い
とまぁ、色々と戦法を考えたりしたが、結局この戦闘は1ラウンド目で
フォルネの達成値18という強烈なスリープ・クラウド決まり終了した
GM 2人とも寝ました・・・Zzzzz・・・
ラディ 眠ったか・・・じゃあ、縛って・・・
数分後、縛り終えた一行は、敵をどうするか話し始める
ミア とりあえず、ウサ耳を捨てて武器をとりあげておきますね
・・・あ、ダガー持ってる、貰っておこう(笑)
フォル せこいぞ、ミア
ラディ まぁ、ダガーは冒険者の必需品だからな
GM 因みにそのダガーは打撃力3の物だね
ラディ そういえば、こいつらウサ耳をつけていたけど・・・何か意味があるのか?
ミア 何ででしょうね・・・単なるボスの趣味では?
フォル ウサ耳で防御力+1位あがったりして(笑)
クレーネ うーん、ウサ耳貰おう、つけちゃえ☆
ミア え? つけるんですか?呪いとかあったりして・・
ラディ ところで、こいつらから聞く事とかはある?
ミア 無いと思いますけど
ラディ じゃあ、どうしようか、コレ・・・スリープかけてそこらの樹にかけておく?
フォル それはさすがにやめた方が・・・
この後も2人の後始末をどうするかの話し合いは続き・・・
GM 話し合いを始めてから結構時間がたったから、
そろそろ眠っていた2人は目を覚ますね
ミア 起きちゃいましたか・・・峰打ちとかで眠らせましょうか?
フォル バスタードソードに“峰打ち”なんてあるー?
ミア そう言えばありませんね(笑)
GM そんなことしているうちに縛られている2人は目を覚ます「ううーん」
ラディ 起きてしまったか
GM 2人は「くっ! 放しやがれ!」とか言ってジタバタしている
フォル さて、どうしようか・・・いっそのこと・・・
GM ヴァニーレンジャーにこんな仕打ちを・・・我らの親分が黙ってないぞ!
ラディ 親分?俺達がそんなモノを恐れると思うか?
GM ふん、親分の恐ろしさを知らないな!
ラディ そっちこそ、俺達がかの有名なドラゴンテイル団を
滅ぼしたパーティだと言うことを知らないな!
フォル ・・・それよりこっち(東方)の人はドラゴンテイル団なんて知っているのか?
ミア あれは西方のことですし、知らないでしょうね
結局、その夜はは交代で見張りをしながら休むことになり、
2人の処分は明日考えることになった
そして夜が明けた・・・
山賊の後始末
フォル こいつらはどうします?
ミア できれば、後腐れの無いようにしたいですね
ラディ そうだな・・・身ぐるみ剥いで・・・
ミア それをしちゃうと思いっきり後腐れがあるような・・・
ラディ そうか・・・ってミア、その腰にあるダガーは何だ?
ミア いえ・・・これは安全の為に取っただけです(笑)
ミア 結局どうしましょう?昨日から話が進んでませんよ
フォル とりあえず、逃がすことは出来ないよね、アジトに報告されたら面倒だから・・・
ミア でも、連れていっても仕方ないですね・・・
フォル そうだけど・・・
ミア やっぱり置いていきますか?
ラディ 仕方ない、縛ったままスリープ・クラウドで眠らせた後ここに置いて先に進もう
クレーネ うん、あたしもそれがいいと思う・・・ごそごそ
ラディ ああ、縛ってままでも時間をかければ抜け出せるだろうし・・・
ミア そうですね、それじゃあフォルさん頼みます
フォル じゃあ、行きます。抵抗しないでね・・・
抵抗したら殺しちゃうぞ☆(コロコロ)・・・18
GM 2人は眠ったね、スヤスヤと寝息を立ててる
ラディ 一応、精霊力感知で確かめよう
GM 2人からはサンドマンの精霊力が感じられる。すっかり眠っているね
ミア ところでクレーネさん、さっきから何を?
クレーネ 昨日取り上げたあいつらの荷物を調べてたの☆2人あわせて100ガメルもあった☆
ラディ 100?そんなに持ってたの?
クレーネ うん☆みんなで25ずつ分けようね
ミア 冒険者ってこんな事やっていいんでしょうか?
ラディ うーん、こいつらがあと500位いれば50000は貯まるな・・・フフフ
クレーネ そうだね・・・フフフ☆
フォル それって、追い剥ぎじゃあ・・・
ラディ 正義の名のもとにあれば良いのだ!
クレーネ そうそう山賊に人権ってものは存在しないのよ☆
フォル このパーティーって人の道を外れかけているような気がする
ミア そうですね
歩き始める一行、半日ほど歩き続けると村が見えてきた
温泉しかないトホホな村☆
ミア あそこでしょうか?
ラディ 小さい村だな
GM とりあえず村に近づいてスットク山へも近くなったから病気抵抗してね
ラディ 俺とミアも必要なのか?一回成功しているけど・・・
GM そうだね、抗体のようなモノが出来たって事でミアとラディは2Dで
1ゾロ以外はうつらない、他の人は2Dで8以上出さないと感染するってことにしよう
ラディ まあ感染しても一週間は大丈夫らしいから
フォル ここでうつるとやばいような気が・・・
ミア 私の場合1ゾロとか出しそうです
GM じゃあ、判定してね
フォル (コロコロ)・・・あ! うつった!
クレーネ (コロコロ)・・・あたしもだ!
ラディ まあ俺は大丈夫だろう(コロコロ)・・・成功
ミア 嫌な予感が(コロコロ)・・・あ、大丈夫でした
クレーネ 温泉あるらしいから温泉にでも入ってこよう☆ なんかふらつくけど・・・
フォル それ以前に感染したって今解るものなの?
ミア どうでしょうね?
ラディ それよりも、俺達ってよそ者だろう、当然警戒されてるよな
ミア 大丈夫ですよ「そんな怪しいモノじゃないです」って言えば・・・
フォル 怪しい者でーす
沈黙があたりを支配する
フォル ご、ごめんなさい、じゃあその辺の村人に話かけよっか?
ラディ なんて話しかけるんだ?
フォル ・・・考えてない(笑)
ミア とりあえず、薬草を取りに来たと言いましょう
ラディ まぁ、それは言わないと駄目だけど、まずは挨拶だろう
クレーネ じゃあ、村長のとこにいこう?
ラディ え?ちょっと待って?俺達をすんなり村の中に入れてくれるの?
GM そうだね、村人達は君たちを見て思いっきり警戒している
ミア まあまあ、あそこいる村人に話しかけてみましょう。「すみませーん」
GM 村人はかなり驚いてますね
ミア 何故だろう?私たちは怪しい者ではありませんよ(笑)
GM そう言うと村人は恐る恐る訪ねてくる「あなた達はヴァニーレンジャーではないのですか?」
ミア え?ヴァニーレンジャー?
ラディ ほら昨日のウサ耳の山賊
ミア ああ、あのウサ耳の人たちですか・・・ところで、クレーネさん、
まさか・・・あのウサ耳を付けていたりはしないですよね
クレーネ 付けてまーす☆
クレーネ、GM以外全員 ええっ!
フォル だから警戒されていたのか
ラディ クレーネ・・・
クレーネ ゴメン、ゴメン・・・ウサ耳は外すね うんしょ・・・
ミア それはともかく、村長さんに話があるので案内していただけませんか?
GM 疑いが晴れたらしくそう言うと案内してくれるね。
行く途中歩いていると色々な人が見てるね・・・
ミア よそ者が珍しいんでしょうか?
ラディ 「じーさんや、よそ者ですじゃ」とか?
フォル 「ママー、あれ何?」「みてお母さん耳の長い人がいるぅ」とか?
クレーネ 耳の長い・・・って、あたしかい!
一同笑
GM しばらく歩いて村長さんの家につきました
ミア トントン(ノックの音)「すみませーん」
GM 暫くすると弱々しい声が聞こえてきて扉が開く「どーぞぉぉ・・・」
フォル あっさりと開けてくれるとは・・・
ミア 警戒はしてないのでしょうか?
クレーネ 開けてくれたんだからいいんじゃないの☆
GM こんな辺鄙な村に何か用かのぅ・・・
ミア 実はかくかくしかじかで・・・
GM ほうほう、成る程・・・薬を・・・
ミア はい、それで薬を分けて欲しいのですが
GM 薬か・・・分けたいことはやまやまなんじゃが・・・
フォル 何か問題でも?
GM 実はのぉ、最近この村の周りにヴァニーレンジャーと名乗る者達が出没するようになってな
ミア ヴァニーレンジャー・・・来る途中であいましたね
GM それでな、そやつらがストック山を占拠しておってな、薬草が欲しくても手にはいらんのじゃ・・・
ミア そうですか・・・
GM すまんのぅ、山頂に住んでいる村の薬師にも連絡が取れなくてな、わしらも困っておるのじゃ
ラディ ところで、ヴァニーレンジャー達は何をしにここに来てるんだ?
まさかこんな所で旅人を襲っているわけではないだろう?
GM どうやら奴らはストック山に生えている薬草を採って売っているようなのじゃ
フォル 薬草を採って売る?小さいことを・・・
ラディ と言うことは奴らは勝手に山の薬草を売っているだけか
GM あの薬草には色々な効果があるからのぅ
フォル 色々な効果?
GM うむ、鎮痛剤とかにも使えるしな・・・
クレーネ 結構便利な草なんだね
GM そうじゃ、だから薬草が採れなくなってから困っていたんじゃ
ミア それは大変ですね・・・
ラディ えっと、ここまでのをまとめると、ヴァニーレンジャー達を倒さないと薬草は手に入らない、と
クレーネ そうだね、ヴァニーレンジャーを倒せば全てが解決するみたいだね
ミア そうですね、薬を手に入れるためにも倒しましょう!
フォル そうだね
ラディ さてお礼の話なんだが・・
フォル おいおい
ラディ 何を勘違いしている、「お礼として薬草を分けて下さい」と言うつもりなんだから
ミア そういえば薬草を薬に加工してくれる人っていませんでした?
GM 村の薬師は山頂に住んでいるのだが・・・今頃はやつらの手に・・・
フォル やばいですね
ラディ 連続スリープ・クラウドが必要かな?
クレーネ え?
ミア それは良い考えですね
ラディ それはともかく山賊倒せば全員ハッピーになれるって訳だな
ミア そのようですね、薬を作ってくれる人もいないようですし
ラディ とりあえず、報酬薬草って事で頑張りますか
クレーネ そうだね
GM うむ、ヴァニーレンジャーを倒してくれるとわしらも助かるのぉ
ミア とりあえず、今日は休ませて貰って明日から山に登りましょう
フォル そうだね・・・村長さん、出来れば泊まれるところを都合していただけると・・・
GM そうじゃな、屋根裏部屋しかないがよいかのぅ?
ミア 屋根があるだけいいです
GM まぁ、この村には温泉があるのでゆっくり休んで下され
クレーネ わーい、温泉だ☆
ラディ 温泉入ってゆっくり休んだらミッション開始だな
温泉に入り一晩休み完全に回復した一行は、村長から山の地図も貰い、
準備万端で出発しようとしていた、その時・・・
フォル 出発する前に村長さんに聞きたいことがあるんだけど、いい?
GM なんじゃね?
フォル この辺に珍しい生き物はいませんか?
ミア 唐突ですね、それにしても何故ですか?
フォル ファミリア
ラディ そういえば、まだいないな
フォル そう、だから珍しい動物でもいないかなって
GM そうじゃな・・・この辺では珍しい動物とかは見かけんのぅ
フォル そうですか・・・
ラディ ファミリアか・・・ヴァニーレンジャー・・・そうだ!ウサギにしたら?
クレーネ&ミア アハハハ・・・
フォル 食べられちゃうよ!
クレーネ ”てのひらさいず”で持ち運びおっけー(笑)
フォル うーん、どうせならアルマジロがいいな
フォル以外 ・・・何ゆえ?
フォルネの唐突なアルマジロに呆れながらも一行はストック山へ登り始めた
楽しい登山
山に入って数時間後・・・
ラディ 今どの辺だろう?クレーネ地図見てみて
クレーネ はーい、ガサガサ(地図を広げている)
ミア 結構大きいですね・・・って
ラディ え? ほとんど白地図?
村長から貰った地図を見て驚く一行、なぜなら地図は白地図と言った方が
はやい、ほとんど何も書かれていない地図だった
ラディ 何でこんな地図を・・・村長、俺達に恨みでも?
フォル 確かに・・・道案内でも雇えば良かった・・・
一行の嘆きは遠く離れた村まで届くはずがない
ミア 仕方がありませんね、とりあえず登りましょう
ミアの一言で気を取り直し登り始める
迷いし者の末路
さらに数時間後、山道を歩いたあげく一行が見つけたモノは・・・
GM しばらく歩いていると前方に白い物がいくつか転がっているのを見つけた
フォル 白い物?なんだろう?
GM そうやって近づいていくと解るけど、どうやら人間の白骨死体のようだね
ラディ 白骨死体・・・一応センスオーラしておこう、アンデットかもしれないからな
GM 返事がないただの屍のようだ・・・
ラディ じゃあ、調べてみよう。ここは野外だからレンジャーかな?・・・クレーネ頼む
クレーネ え?生きているかどうか調べるの?
ラディ あのなぁ、白骨死体なんだから、生きているも何も・・・
クレーネ いやー、てっきりアンデットかなぁって思って・・・
ラディ それはセンスオーラしたからもう解っているんだけど・・・
クレーネ え?あははは・・・そうだっけ?
クレーネのちょっとずれたボケはさておき、一行は白骨死体を調べてみた
GM 色々と調べて解ったことはね、右腕に銀の腕輪を付けている、
他の物、服とかは腐ってしまったらしく解らない
クレーネ 銀の腕輪・・・貰おうかな☆
フォル 死体から奪うの?
クレーネ 人聞き悪いなぁフォルさん、これは奪うんじゃなくて頂くの☆
フォル 一緒だと思うな私は・・
ラディ とりあえず弔おう・・・銀の腕輪は葬式代って事で・・・
ミア 結局取るんですね・・・じゃあ、骨は埋めます
(なんだかんだ言いながら止めないプリースト)
ラディ 成仏してね
全員で死体を埋め弔った後・・・
フォル あっー!
ミア どうしました、フォルさん?
フォル 白骨死体なんだからボーン・サーバント用の骨を取っておくんだった!
ミア フォルさん、それって人の道から外れるような・・・
フォル ははははは・・・
この後、日が暮れてきたので野営し、その夜は何事もなく過ぎていった
何もない日
前日に続き山を登る一行、しかし進んできた道は崖で行き止まりになっていた
ミア また、行き止まりですね
ラディ またか、いい加減にしてほしいな
フォル 崖か・・・上れないかな?
GM 無理だね、垂直でオーバーハングになってるから
フォル シーフなら行けるよね。ねぇ、クレーネ
クレーネ ええっー! やだ!
フォル 泣き言を言うな! ええーい、バシッ!
クレーネ 嗚呼!師匠!
ミア 馬鹿なことやってないで話を進めましょうね・・・それなら、
さっきの分かれ道まで戻りましょうか
ラディ そうだな
フォル その前にそろそろ休憩にしません?まだ、お昼ご飯も食べてないですし
休憩中
ラディ ところで、今の状況をまとめると?
フォル 旅はじめてから5日目で、山の中に入ってからは2日目だね、
それで山で迷っている状態
ラディ そうか・・・いわゆる遭難か
クレーネ そうなんです
一同 しーん
ラディ ところで、病気はまだ大丈夫だよな
フォル まだ大丈夫だと思います
ミア 大丈夫でしょう、一週間は発病しないようですから
この後山道を日暮れまで歩いた後、野営。登山開始から2日目が過ぎていく
見張り台のウサギ達
朝食の後、歩き始める。山道をしばらく歩いていると・・・
GM そうやって、歩いていると見張り台のような建物を見つけた
フォル 見張り台?
GM そうだね、そこからだいたい30M位の所にある、よく見ると
見張り台のうえに1人、下に3人の人影が見える
ラディ 敵の方はこっちに気づいている?
GM えっとね(コロコロ)・・・これは気づかれているね
ラディ 気づかれたか・・・
GM 下にいる3人は、武器を手に向かってくる、
見張り台いる奴は、近くにある鐘を叩いている
クレーネ 見つかっちゃたね、はやく鐘を止めよう!
フォル じゃあ、スリープ・クラウドを・・・
ラディ そうだな、頼むフォル
GM じゃあ、戦闘開始だね
この戦闘も前回の戦闘と同じく、フォルの鬼のように達成値の高いスリープ・クラウドが
二回決まり、下にいた3人と見張り台にいた山賊達は眠りにつき戦闘終了
GM たった2ラウンドでみんな眠ってしまった・・・悲しい
ミア さて、どうしましょうか?
ラディ とりあえず、基本セットとして縛って武器を奪おう
数分後・・・一行の前には武器を奪われて縛られた山賊4人が転がっていた
ラディ さっき、合図を送られたようだし、はやめに尋問しよう
ミア そうですね、じゃあ、起こしましょう
フォル 「起きろ!」と言いながら蹴る、ゲシゲシ
GM もちろん蹴ると目を覚ます「く・・・貴様達か?」
ラディ え?・・・貴様達か?
GM わしらの仲間を・・・
ラディ 何故俺達のことを知っているんだ?
GM 偵察隊で何人か帰ってこない奴がいたからな・・・
ミア ああ、あの時の人たちのことですね
GM ふん、ボスを恐れぬ愚か者どもめ・・・
フォル はいはい、んーとっ 金目の物や食料はありませんか?
ラディ フォル、今はそんなことをしている場合じゃないぞ、仕事をこなす方が先だ
フォル おお、まともな台詞(感動)
ラディ とりあえず、アジトを聞こう、ダガーを頚動脈の近くに当てて
「おうちはどこかなー?」
GM そうやるとさすがに話すね「アジトは頂上だ・・・」
フォル じゃあ、仲間はあと何人?
GM いまはボスがいないんで6人くらいだ・・・
フォル じゃあ、1人道案内に連れていこうか?
クレーネ それはいいとして残り2人はどうするの?
ラディ 軽く縛って気絶させたあとこの辺に置いていこう
フォル それが妥当かな
こうしてヴァニーレンジャーの1人を(強制的に)道案内にした一行は先を急いだ。
道案内のおかげでサクサクと進むことが出来たが途中で日が暮れてしまった
ミア 日が暮れてしまいましたね、今日はここで野営ですね
ラディ そうだな・・・(捕まえた山賊の方を見て)
おい!ちゃんと案内をしているんだろうな!
フォル 嘘ついたらボーン・サーバントの実験台にしちゃうぞ
GM くっ・・・
クレーネ 反抗的だね〜
ミア そう言う態度はやめた方が身のためですよ・・・
山賊をいたぶりながら夜は更けていった
ウサギ現る
登山4日目、この日も山賊の案内で夕刻まで進み、そろそろ野営しようか、
と言う話をしていると・・・
GM 野営しようと準備していると、危険感知してみて
ラディ 危険感知? ・・・まさか、この案内人が襲いかかってくるとか・・・
フォル ええっ、縛っているのに!
GM 違うよ、とりあえず判定してみて
ミア それでは(コロコロ)・・・
これには全員が成功し、茂みから襲いかかってきた
ヴァニーレンジャー×3(新顔)に気が付く
ラディ くっ、敵か・・・
ミア 戦いましょう
ラディ 俺はこいつ(道案内)を見張っているから
フォル ずるいぞ、戦闘さぼる気か
ミア どうせ、矢面に出るのは私だけなんでしょうけどね
クレーネ そうだよー、ミアちゃんは盾だから
ミア ああ・・・
クレーネ 大丈夫、ちゃんと援護するから☆(小声で)・・・たぶんね☆
GM とにかく戦闘開始だね
1ラウンド目
出てきた敵3人はもちろんのことだが先頭にいるミアに攻撃してくる
ミア やっぱりですか・・・
クレーネ 頑張ってね☆
ミア、クレーネ以外は防御専念、ミアとクレーネは攻撃するが出目が悪くかわされてしまう
GM 次は敵の攻撃ね
ミア きましたか・・・
ラディ 大丈夫だろう?所詮は雑魚だ
GM どうだろうね・・・
フォル なんとなく含みのある言い方だね
GM ふふふ
やけに含みのある言い方のGM、それもそのはず、このヴァニーレンジャーは強化版、
キャラクター表記で作られているのだ
GM (コロコロ)×3・・・それだと、2回当たるね、
(コロコロ)・・・13点と(コロコロ)・・・おおっ
ミア クリティカルですか!
GM そうみたい(コロコロ)・・・合計で18点だね
ミア それは痛いです(コロコロ)×2・・・合計で10点もくらいました(泣)
フォル これは次のラウンドに達成値あげてスリープ・クラウドかけないと・・・ヤバイ
ラディ ああ、本当だ
ミア 死なないうちに私の回復をお願いします
フォル えっと、回復役って誰?
ミア ・・・あ、私でした(笑)
2ラウンド目
ラディ、クレーネは防御専念、ミアはかなりヤバイので自分を回復する
ミア 死なないうちに回復します。キュアー・ウーンズ(コロコロ)×2。
10点回復しました
フォル 全快したね
ラディ 次は誰の行動だ?
クレーネ あたしも防御だからフォルだね
フォル じゃあ、スリープ・クラウド!いい夢見なさい☆(コロコロ)×3
GM (コロコロ)×3・・・1人だけ寝た
ミア 私も範囲内ですよね(コロコロ)・・・ほっ、大丈夫でした
フォル チッ、1人だけか
このあと敵の攻撃をミアは見事に避け2ラウンド目終了
3ラウンド目
ラディ はやく倒さないと被害が増えるな
ミア そうですね、この敵は今までのと違うようですし・・・
ラディ そうだな、1人眠っているけど一応全員にかけよう、ホールド!
フォル ひ・ひどい凍り漬けなんて・・・
ラディ それはコールド!(実際はアイス・コフィンです)
そんなツッコミを入れつつも、ラディのホールドは三回とも高い達成値で決まり、
3人の動きを封じた
ラディ ふぅ、かかったか・・・
フォル 敵の動きは封じたから遠距離攻撃で倒そう
クレーネ そうだね
定石通り、動きの封じた敵を遠距離攻撃で倒し戦闘終了
クレーネ とりあえず、ウサちゃん達を縛ろう
ミア そうですね、クレーネさん、その後で応急処置をしてやって下さい
クレーネ うん
ヴァニー達を縛り上げたあと、レンジャー技能で応急措置を施し転がしておく
ミア とりあえず、ヴァニー達は縛ってありますから、ここで野営にしましょう
フォル そうだね
いつものように交代で見張りを置き眠りについた・・・
そして登山開始から5日目の朝がやってくる
頂上にある小屋
例によって昨日捕まえたヴァニー達は、軽く縛って気絶させた後置いてきた、
因みに道案内として連れてきていた奴は今日も道案内をさせられています
ミア いつも思うんですけど、あの人達を置いてきて良かったんでしょうか?
フォル いいんじゃない?
クレーネ そうそう、きつく縛ってないから何時かは抜け出せるだろうし
ラディ まぁ、そう言うことは気にせずに先を急ごう
そんな事を言いながら山道を進んでいく、やがて・・・
GM もうほとんど頂上といえるところまで来ました、遠くには小屋が見えますね
ラディ 長かったなぁ・・・
フォル 小屋ってどういう小屋?
GM 見た感じは普通の小屋・・・でも、近づくと解るけど、周りには変な植物が生えている
フォル ふーん
GM ここで、その植物を見て怪物判定してもらおう
ミア え?何故?
ラディ ヤバイ植物なのか?(コロコロ)・・・11
フォル どうなんでしょうね(コロコロ)・・・16
GM 16か・・・それなら解る、マンドレイク2体とブラッディー・ペダル1体が
ふつうの植物に混ざって生えている
ミア 何でこんな所に!?
ラディ 「おい、本当にここなんだろうな!」と言いながら道案内に連れてきた奴を脅そう
GM ・・・ふん、わしらのアジトはここだ、ここに住んでいた薬師を捕まえてアジトにしたんだ・・・
フォル 本当らしいね・・・どうする?燃やしてしまう?
クレーネ 薬師の人がいるかもしれないよ・・
ラディ そっか、ところで、薬師はこの中にいるのか?
GM ああ、いるはずだ
ラディ どうしようかな
ミア とりあえず、小屋の中を調べましょう、でも、その為には・・・
フォル マンドレイクを倒すしかないですね
GM 小屋の近くで話していると、マンドレイクが近づいてくる、
ブラッディー・ペダルは動けないからウネウネしてる
ミア やっぱり来ましたか
ラディ でも、ここで戦えば動けないブラッディー・ペダルは相手にしなくてもいいな
クレーネ そうだね
フォル ところで小屋までの距離は?
GM 小屋までは30メートルぐらい、マンドレイクはもう15メートルの所まで
近づいてきている。では、戦闘開始!
1ラウンド目
ミア じゃあマンドレイを斬ります
ラディ そう言えば、マンドレイクって特殊能力なかったか?
GM あるね、ドライアド系とノーム系の精霊魔法が使える、それと悲鳴の能力を持っている
ミア 悲鳴ですか・・・まぁ気にしても意味がありませんから斬ります
フォル マンドレイクの呪文唱えているトコ見たくないですか?
クレーネ ん!すごそーだよねミア
ミア どーせ シャーシャー×2いってるだけでしょ・・被害受けるの私だし
ミアの攻撃はマンドレイクAにダメージを与える、だがこのダメージが
恐るべき悲鳴を引き起こしてしまうのだった
今回のハイライト?
GM ダメージを受けたマンドレイクは悲鳴上げます!全員精神抵抗して下さい
目標値は12以上だから
クレーネ (コロコロ)・・・成功!
ラディ (コロコロ)・・・大丈夫
ミア 怖いな・・・えい!(コロコロ)やった!成功しました!
フォル ドキドキ(コロコロ)・・・あ!し、失敗してしまった(泣)
GM フォルネは失敗か・・・
フォル な、何が起こるんだ?
GM えっとね・・・発狂する
フォル 発狂! うっひょー、うひょひょひょひょ×5(踊り狂う!)
ミア フォルさん!(笑)
実際にはマンドレイクの悲鳴に対しての精神抵抗で失敗したときに起きるのは
1ラウンドの行動不能です、発狂はこのときに1ゾロを振ったときのみ起こります。
ここではそれに気づかずプレイは進行してしまいました。
ラディ ミア、次サニティよろしく・・・・・・ポンとミアの肩に手を置く(あきれたよーに)
ミア はぁ・・・解りました・・・(小声で)いつものことですし・・・
ラディ あ、そう言えば忘れてたけどフォル、もう一回・・・今度は目標値12の生命力抵抗して
フォル え?
ラディ それで、失敗したら聴力が無くなる、で1ゾロだったら生命点がゼロになるから
フォル げげっ!
GM まぁ、そう言うルールだから頑張ってね☆
フォル ・・・えい!(コロコロ)あ、危ない(1個が1の目だった)・・・でも成功した。
「はっはー、元からわたしは狂ってる☆」
ラディ あのなぁ・・・
フォル ルンルンルン☆(踊ってます)こづいちゃえ えい!
ラディ 嫌がらせはやめろ!フォル!
クレーネ ちょっと面白いかも・・・(小声で)おいしいトコ取られたかな?
GM 確かに今回のハイライトだな(笑)
ミア (強い口調で)はやくサニティかけなければ
フォル おおぉっ!
発狂したフォルネは無視してクレーネが攻撃しかなりのダメージを
マンドレイクAに与える
フォル うっきょー!(まだ発狂中)
GM フォルネが暴走している!
ミア あれがフォルさんの本当の姿!
ラディ ・・・(あきれている)
続いての敵の攻撃は両方ともミアに行くがダメージを与えることは出来なかった
2ラウンド目
GM それでは、次のラウンド
フォル ラン・ラ・ラ・ラン☆
ラディ うるさいぞ!フォル!
フォル 神の怒りじゃあぁぁ!(ラディに嫌がらせ)
ラディ こ、この・・・
このラウンド、ラディはストーンブラストでマンドレイクA、Bを攻撃し
抵抗されるもののダメージを与える、
そして、狂気への扉が再び開かれる
狂乱のラディ
GM それでは、マンドレイクBがダメージを受けたから悲鳴を上げます。抵抗してね
ミア (コロコロ)・・・な、何とか大丈夫です
クレーネ (コロコロ)だいじょーぶ☆
ラディ (コロコロ)・・・えっ?し、失敗した
フォル 仲間だー!
ラディ キキー(意味不明の言語を使いはじめる)
フォル キキキー(意味不明の言語で返事をする)
GM ところで生命力抵抗の方は?
ラディ キキキー(約:忘れてた)(コロコロ)・・・キキー(約:大丈夫だった)
GM ・・・なんだかなぁ(笑)
クレーネ 仲間が増えちゃいましたね アチラの・・・
ミア そのようですね
ラディ ☆○●★で何が悪い!(いまの発言は放送上不適切な
言葉の為伏せさせていただきます)
クレーネ ミアちゃん?でもさ〜、陽気なラディってめずらしーよね(
注・・・陽気ではありません、狂気です)
ミア いや!あれがラディの本性なのかもしれませんよ
(フォルと楽しそうにダンスしている姿を見て)
フォル・ラディ ラン・ラ・ラ・ラン☆
クレーネ まあ・・・ね (ミアを見て)
しばらくラディたちを観察しているが戦闘中だということを思い出し、戦闘が再開される
この後、ミアのサニティがフォルネを元に戻すためにかけられたが失敗してしまう。
マンドレイクの攻撃は両方ともミアに行くが当たらなかった
クレーネの攻撃はクリティカルが出ないために弾かれてしまう
そして3ラウンド目
クレーネ ・・・マンドレイクはもう叫び声を出せないから、先に敵を倒しちゃおうよ
ミア そうですね・・・アチラの方々の治療は後にしましょう
ラディ ベントラ〜ベントラ〜
フォル うけけけけけ!
こう決めたミアとクレーネは攻撃の末2ラウンドでマンドレイク2体を始末した
ミア ふぅ、どうにか倒しましたね
クレーネ うん
GM といっても、まだドアの前に一体いるんですけどね
クレーネ じゃあ、先に敵を倒す?
ラディ おーい、敵はいいから俺達を何とかしてくれ!
クレーネ あ、忘れてた(笑)
フォル とほほ・・・
ミア じゃあ、サニティかけるね(コロコロ)×2・・・
クレーネ どうです?
ミア 2人とも成功しました!
クレーネ やったー☆
ラディ お、俺はいったい?
フォル はっ!この世界はぁ!?
ミア ラディさんのいがいな一面が見られましたね(笑)
クレーネ うんうん、見せて貰いましたわ☆・・・でもフォルちゃんは
ミア そうですね、あまり変わっていなかったような気がします(笑)
クレーネ そうだよね(笑)
フォル (頭を抱えながら)ああっ・・・
ミア さて、2人も元に戻ったことですし、小屋に行きますか
ラディ ・・・ああ、そうだな・・・
小屋の入り口の所でウネウネしているブラッディー・ペダルを
遠距離攻撃で倒し、一行は小屋の中に・・・
ラディ さて敵もいなくなったし・・・中に入ろうか?
クレーネ でもこのドア鍵が掛かっているみたいだけど・・・
ラディ なぜ鍵が?
フォル 鍵か・・・クレーネよろしくね
クレーネ はーい、罠と聞き耳と・・・鍵開け(コロコロ)・・・開いたよ!
ラディ 開いたか・・・ミアちょっと中見てみて
ミア また私なんですね・・・開いた扉から中を見てみます
GM 中は結構広いね・・・二階もあるようだね
ミア 広いですね・・・
ラディ 中ってどんな感じなんだ?家?館?
GM そうだね・・・強いて言うならロッジ風かな?
ラディ とりあえず中に入ろう
ミアを先頭に小屋(・・・小屋じゃないかな?)に入っていく
ラディ ・・・さて、まだ敵がいるかもしれないから注意して調べるか
ミア そうですね、聞いた話が正しいとすればあと3人はいるはずですからね
クレーネ 二階もあるみたいだけど、どうする?
フォル 先に上に行こうか?
ラディ いや、下から調べよう
フォル そうだな・・・
GM じゃあ、一階から調べるでいい?
ラディ うん
GM そうやって調べていると人影がみえます
フォル え?敵?
GM 違うようだね、爺さんだね。爺さんは「・・・あんた達は奴らの・・・
ヴァニーレンジャーの仲間なのか?」と訪ねてくる
ミア いえ、私たちは違いますよ
GM そうか、助かったのか・・・わしは村の薬師なんじゃが奴らに
捕まって強制的に働かされていたのじゃ・・・
ミア そうだったんですか・・・
GM 爺さんは言葉通りにかなり疲れているようだね
ラディ ここを離れたらゆっくり休んで下さい
ミア うーん、缶詰にされた作家のようですね(笑)
ラディ 確かに(笑)
フォル ところで、ヴァニーレンジャーの奴らは?
GM おお!そう言えば忘れておったわい、早くしないと奴らが
戻ってくるかもしれん!逃げるのじゃ!
ラディ 爺さん、逃げるのはいいんだけどその前にゾルフ病に効く薬を分けてもらえないか?
ミア そうそう、そう言えばそれが目的でしたね
GM 爺さんは「薬は持っていくが良い、どうせ置いていったところで
奴らの物になるだけじゃし・・・」と言って薬をくれるね
フォル ところで、これって日持ちはしますか?
GM そうじゃな、乾燥させてあるから大丈夫じゃろ
ラディ じゃあ、貰いますね。俺達の分とミルネ君の分・・・
クレーネ 薬も貰ったし帰ろうか
ラディ そうだな、帰るか
ミア そういえばヴァニーレンジャー達はどうしよう?
ラディ そうだったな、出かけているとなると・・・戻ってくるのか?
GM どうじゃろうな、あやつらは結構慎重なところもあったから戻ってこないと思うが・・・
フォル そうか・・・じゃあここには用はないから戻ろう
ラディ そうだな、さっさと帰ろう
フォル ところで、爺さんは村に帰らないの?
GM うーむ、どうしようかのぅ・・・
ミア 村に帰った方がいいのでは?
GM そうじゃな、ワシもいったん村に帰るとするかのぅ
ミア じゃあ、薬も持てるだけ持ちましたし帰りましょう!
爺さんを連れ一行は山を下りていく、途中縛ってあったヴァニーレンジャーで
まだ転がっていたのは回収しながら帰った
村に戻る途中・・・
ラディ そう言えば、そろそろ感染していた人って発病しないか?
クレーネ そうだった・・・き、気分が悪い・・・
フォル そ、そういえば・・・く、薬をこの場で薬飲んじゃおう・・・パクパク
ミア 飲み薬でしたっけ?
クレーネ そうそう、飲むとは限らないし・・・もしかしたら塗り薬ってこともあるかも・・・
フォル ええっ!だってもう飲んじゃったよ!
ラディ ・・・本当のところはどうなんだろう?爺さん、教えてくれ
GM 爺さんに教えてもらったところによると、この薬は飲み薬だね、
因みに発病する前でも予防としての効果がある
フォル よかった、安全で・・・ホッ
クレーネ あたしも飲もっと
こうしてゾルフ病に感染していたクレーネとフォルネは事なきを得た、
因みに薬はちゃんと説明書きをよく読んでから飲もうね
オランへ戻ろう とっととね
この後一行はストック山のふもとの村で薬師の爺さんと別れたあと、
ミルネ君に薬を届けるためにオランへ急いだ
5日後・・・一行はオランに戻ってきた
ラディ ようやくオランが見えてきたな
フォル やっと着いた・・・はやく「“森の泉亭”」に行こう
ミア そうですね、ミルネ君を助けましょう
早速“森の泉亭”へ移動、ミア達はミルネ君が眠る部屋へと向かった
ミア マリーネおばさーん!
GM ああ、ミアちゃん戻ってきたのね、それで薬は?
ミア はい、ここにあります
GM じゃあ、早速飲ませなきゃ
ラディ その前にミルネ君を起こさないとな・・・まずは俺から
ディストラクションをかけよう(コロコロ)・・・う!
GM 17以上で解除されるけど・・・
ラディ 失敗した(笑)
クレーネ 達成値が高かったからねぇ(笑)
ラディ 仕方ない、フォル、デイスペル・マジックを頼む
ラディのかけた達成値17のスリープに手こずる冒険者達。
フォルネのディスペル・マジック、ミアのサニティ等色々試したが、
何回も失敗したあげく結局ラディのコンフュージョンでスリープは解けた
ラディ ふう、何とかスリープが解けた
ミア これで安心ですね
フォル じゃあミルネ君に薬を飲ませましょう
ミア そうですね
GM マリーネ叔母さんが目覚めたミルネ君に薬を飲ませるね
ラディ 効き目ってすぐじゃないよな
ミア 飲んですぐ動き回ったら怖いですよ(笑)
GM まぁ、体力の消耗とかがあるから全快するまでは少しかかるね
ミア とにかく病気の方はこれで大丈夫ですね
GM ありがとうございます、皆さん
そして・・・
GM マリーネ叔母さんは「ありがとうミアちゃん」といってる
ミア いえ、人として当然の事をしただけです
GM それで、お礼の腕輪なんだけど・・・
ラディ いえ、いいです。これはミルネ君の将来のために使って下さい
フォル え?ラディがまともなことを言ってる?
ラディ まぁ、今はお金に余裕があるしね
ミア そうですね
クレーネ それに腕輪ならここにもあるしね
ラディ あの白骨から取ったヤツか・・・罰当たりだなぁ・・・
クレーネ いいの、いいの、こういう物は役に立った方がいいんだから
フォル ある意味正論だね
ミア プリーストがこんな事をしていいのでしょうか・・・
こんな事を話しながら今回の冒険は終了。因みに数日後、一行は
マリーネ叔母さんからミルネ君が元気になったとの話を聞く事になる
今回の冒険で手に入った経験点は一人3085+各自1ゾロ分です
おまけ、GMの戯れ言
なんとなくこの第6回は “軽い感じ”にしたかったので、フォルとクレーネがボケ担当、
ミアがいじめられ役、ラディのつっこみ、各プレイヤーの“地”が出たのではないかと思います。
この回はミアの親戚がヒロイン?役てき存在だからミアが主人公かな?と思わせてフォルが主人公ですから、今回は!
テープおこしの時点で“才能が発揮”されていたんで手直しが要りませんでした。感謝☆
5月下旬に書き起こして、もう、3週間?経ちましたが、待った甲斐はあったんではないんでしょうか?おそらく・・・
感想欲しいです。(誹謗・中傷・怒号etc・・・お褒めの言葉☆)私的には120パーセント☆