Party2<第2部>

第5話“長くて辛い日”


 レベルアップ


GM では第五話を始よう。しかし、まだ五話目なのにレベルがやたらと高いな・・・

ラディ 選択ルール使っているからな

GM 確かにそうなんだけどね・・・まぁ、いい、ではいつも通りレベルアップの報告から

ミア 私はプリーストがレベル3になりました。

フォル これでキュア・ウーンズの使用回数が増えるな

ミア そうですね、これで死ぬ確率が減ります

ラディ 俺はシャーマンがレベル4になった

一同 おおー!

ラディ って何か使える魔法あるか?

ミア まぁ、あと1レベルでバルキリー・ジャベリンということで・・・

ラディ そうだな、ジャベリンだ

クレーネ 私もシャーマン技能を伸ばしてレベル3になりました、これでヒーリングが使えるよ

ミア ヒーリング・・・回復役が増えれば死ぬ確率が・・・

フォル 私は何も変わらないんだけど、言語覚えるの忘れていたので
マーマン語とハーピー語覚えました

ラディ 唐突だな

クレーネ そうだね(笑)

GM まぁ、レベルアップはそんなところで前回の復習にいってみよう


 前回の復習


GM さて前回は・・・

ミア グラスランナーでしたね

フォル ええっと、名前は何だっけ?

GM 忘れるなよ・・・名前はメランだよ

クレーネ そうそう

GM それを、ミアの活躍によって撃退しました

ミア それで逃げていったんですよね

GM そう、メランが指輪を取り出してブツブツと唱えると
ダークネスがかかって、その隙に逃げられた

ラディ そうだったな

GM それで、そのあとフォルネがダークネスを打ち消した、前回はそこまでだね


 今回の冒険は・・・


ミア やっぱりあのグラスランナーは悪だったんですね

ラディ そうらしいな

フォル ところで、師匠は起きてる?

GM どうだろうね?

ミア 寝ているのではないでしょうか?

フォル でも、外で戦闘してたから、さすがに起きているのでは?

ミア だけど、あの人の性格を考えると・・・

クレーネ 起きないだろうなぁ

フォル とりあえず行ってみよう。コンコンコン、「師匠、起きてます?」

GM 返事はないね

フォル やっぱり(笑)

ミア はぁ

クレーネ 無理矢理こじ開ける?

GM こじ開けるも何も始めから鍵なんか掛かってない

ミア ああ、何て不用心な・・・

クレーネ じゃあ、扉を開けます

GM 扉を開けるとね、ミストは机に向かってオーブを見たり本を読んだりしている

ミア 寝ていた訳じゃなかったんですね

フォル だったら、ミアがいなくても大丈夫だったのか

GM さぁね?ミストはオーブを見ながら、「あーでもない、こうでもない」
としている。で、君達に気づくと「おや?そういえば騒がしかったようだが何かあったのか?」

ミア いや、また例の捕り物があって・・・って捕り物ってなんでしょう?

フォル 取り物って取られてないから取り物ではないんじゃ・・・

ラディ 捕まえるの捕り物だろう

ミア うん・・・ところでミストさんはグラスランナーのことを知っていましたっけ?

GM 食事の時に一緒だったから解るね

ミア で、あのグラスランナーが、かくかくしかじかで・・・


GM ・・・なるほど、あいつはオーブを狙う者の一味だったのか

フォル ところで、センス・イビル使えるやついないの?

ミア ・・・私は使えませんよ、マーファのプリーストですから(全然マーファらしくないけど)

フォル そうか・・・

GM では、メランのことは報告しました。その後はどうする?

フォル 時間も時間だし、眠りますか?

GM そうだな、私もそろそろ寝るから、ここの警備は
スケルトン・ウォリアーに任せて休んだ方がいいぞ

フォル ところで、ここにいるスケルトン・ウォリアーは何体?

GM 一体だね

フォル ・・・師匠、もう一体ぐらい増やした方が・・・

GM 「そうだな・・・もう一体増やすか」と言って、玄関から
一体連れてきて「あのオーブを奪おうとする奴を殺せ」と命令する

ラディ 自分が斬られたりして(笑)

フォル 確かに(笑)

ミア それでは、そろそろ休みますか?

GM そうした方がいいね、特にミアは昼間は歩きっぱなしだった上に、
料理をして寝ずの番をしていたから、かなりフラフラになってる

ミア とりあえず私は眠ります

フォル 私は師匠の部屋の中で扉により掛かって眠ろう。誰か来たらわかるように

GM ミストの部屋の中で寝るのね。因みに部屋の中にはスケルトン・ウォリアーがいるけど

フォル いいよ、スケルトン・ウォリアー好きだから「ああ!! 感動するよ〜」

GM じ、じゃあ、フォルネ以外は一階の部屋に戻って眠ったと

クレーネ はーい

GM 因みに、ミストはフォルネと同じ部屋で眠るね、ソファーとかに横になって

フォル 師匠がいるなら心強いな

ラディ 寝てたりするけどな・・・

フォル ・・・

GM じゃあ、みんな眠りましたね

クレーネ すやすや

GM では

フォル その夜?

GM その夜だね・・・とりあえず、冒険者レベル+知力ボーナスで
成功ロールしてみて


 この成功ロールには誰も成功しなかった。と言ってもこの成功ロールは
ダミーだから影響はないんだけどね。


GM 特に何も起こらないで夜は更けていく

フォル ちょっと待って! 私は扉により掛かって寝ているんだぞ

GM うん、特に何も起こらない

フォル ?? あれ?

GM で、そうやって寝たまま・・・8時ぐらいになりました。いつもは
この時間に起きるんだけど・・・ミアだけ起きられるかどうか生命抵抗力で
チェックしてみて、目標値は16

ミア 高いですね、三時間も寝れば十分なのに(コロコロ)・・・失敗しました

GM だったらミアは疲労のためか寝坊してしまう。起こす気になれば起こせるけど

フォル 私は起きてもいいのかな

GM ミア以外は問題なく起きることができる。フォルネの場合は起きると
ミストはもう研究を始めている。かなり速くから研究を再開していたようだね

フォル 流石ですね

GM というわけで、ミア以外は起きました、精神点は回復させていいよ

クレーネ さて、あっさごはんー♪

GM クレーネとラディが起きてもミアは寝てる

ミア すやすや

ラディ おーいミア、ご飯作れー

クレーネ ミアちゃんごはんー

ラディ 蹴っ飛ばす?

ミア ピクッ 何か嫌な予感が・・・

クレーネ ダイビングする?(笑)

ミア おおっ?(笑)

GM そうやって起こす(?)とミアは起きました。でも、ちょっと疲れている

ミア おはようございます

クレーネ おはよう、ミアちゃん


GM フォルネはどうするの、まだ上にいるけど

フォル 師匠、そろそろご飯にしましょう

GM 私はまだ研究をしているから、用意ができたら呼んでくれ

フォル はーい

ミア ということは今は10時頃ですか?

GM まだ9時頃だね

ミア 「あっ、そうだ」と、いそいそとエプロンをつけて食事の用意を

ラディ エプロンってあるのか?

ミア どうなんでしょうね

クレーネ ところで、植物園に野菜ってある?

GM そうだね・・・野菜とかも植えてあるよ

クレーネ じゃあ、サラダ用の野菜をとりに行ってきます

GM 因みに野菜をとってくるのはラディとクレーネの仕事だね

ミア ところで、昨日助けた家畜は何処でしたっけ?

フォル か、家畜(笑)

GM 家畜じゃないぞ、リュンクスだ

ミア ああ、そうでしたね・・・疲れているのかな

GM リューンならカッツェと一緒にいるよ

ミア じゃあ、料理でも作りますか(コロコロ)・・・5、低いですね(笑)

ラディ じゃあ、俺達は野菜をとったり、リューンに餌でもやるか

クレーネ そうだね

フォル 私は師匠の助手とかしてよう

GM そんな事をしていると料理ができるね・・・味はともかく。
食事が終わったあとはフォルネ以外は自由にしていい、昼の用意まで

クレーネ じゃあ、猫と遊んでいよう


GM フォルはいつものように助手をしている

フォル 師匠ー、まだ研究終わらないの?

GM そうやってフォルが訪ねると「おお、こう言うことだったのか」
とミストが突然言い出す

フォル おお、閃きでも?

GM 本を読みながら「成る程、こういうことだったのか」と言ってる

フォル 何かわかったんですか?

GM 「フォルネ、みんなに報告するから集めてくれ」

フォル おおっと


 宝玉の正体


ミア と言うわけで全員食堂に集まりました

フォル どこかの遺産相続みたいだな(笑)

ラディ 確かに

GM 全員集まると、ミストがオーブを片手に「ついにこのオーブの力が
判明した」と言いながら入ってくる

ミア それで、そのオーブはどういったモノなのですか?

GM そうだな、説明しよう

クレーネ ・・・説明おばさん?

GM と言うわけで、何処からともなくホワイトボードとか出てきて・・・

ミア わーい、なぜなにナ○シコ・・・って違いますね

フォル パンパカパンパンパーン

GM 大体の事はわかった、このオーブは古代王国期に作られた
モンスターカードのようなものらしい

フォル なるほど

GM 古代王国期には、モンスターをカードに封じてそれを集めたり、
戦わせたりして楽しむ習慣があった。これは、その発展系で
モンスターボールという物らしい

クレーネ モンスターボール?・・・ってポ○モン?

GM それでこのオーブには、中にモンスターが何体か入っているようだな

フォル それってやばくない?

クレーネ 思いっきりヤバイような気が・・・

ラディ 因みに何が入っているわけ?

GM わからない、と言うよりこれを使うにはオーブを制御する
マスターリングという物が必要らしい

フォル なるほど

GM そのため、これ以上調べることはできないな・・・

ミア じゃあ、私たちの仕事は終わりと言うことで

クレーネ そうだね

フォル それなら帰ろうか

GM で、これから私は文献を探ってマスターリングが何処にあるか調べ探しに行く

ミア おや?

GM その後で探しに行くのを手伝ってもらうかもしれないから、
もう暫くここにいてくれないか?

クレーネ え? じゃあ、報酬追加?

GM とは限らない

フォル なんで、もう研究終わったんじゃ

クレーネ 期間終わったんじゃないの?

ミア そういえば、期間というものを決めていなかったような

クレーネ もしかして無限?

フォル 報酬も貰っていなかったような

GM 報酬は前払いで渡したよ、全員で4万ガメル相当の品物を

フォル あ、そうか


 前払いがあったと言うことで一行は納得し、
ミストの手伝いを続けることになった


GM それではこれからも頼むぞ

ミア 仕方ないですね・・・


 危ない訪問者


ラディ さてと、これからどうする?

GM そうだな・・・時間も時間だし食事にでもしよう。
私は上で研究をしているから、できたら呼んでくれ

ミア 解りました。メニューを考えるのは面倒ですね(コロコロ)・・・6

ラディ 低いな・・・

フォル コックの道は遠いな・・・

ミア ・・・とりあえず料理ができました

GM ミストは研究・・・もとい文献あさりしている

フォル 私は助手?

GM そうだね、誰かが呼びに行かないとずっと文献を読んでいるかも・・・

クレーネ じゃあ、鍋でもガンガンって叩く?

ミア ご飯ですよー!

GM そうやって呼ぶと、ミストとフォルネも食堂に来る

フォル ところで、スケルトン・ウォリアーはまだ上にいるの?

GM いるよ、オーブを守っている

フォル 惚れ惚れするな・・・

ラディ 何かやばいぞ・・・

GM そうやって食事をしているとね・・・冒険者レベル+知力で成功ロールしてみて

ミア まさか、私が料理に毒を(笑)(コロコロ)・・・あら?12

クレーネ (コロコロ)・・・10

フォル (コロコロ)・・・11

ラディ (コロコロ)・・・12

GM (コロコロ)・・・だったら全員わからないね。と言うわけで、
食事をしていると「すみませーん」って誰か訪ねてくる

ミア おや?

クレーネ 一応、武器の用意を

GM 警戒するのね

ミア まぁ、状況が状況ですし

GM 誰が来たんだろう?

ミア ここに来る人はいるのですか?

GM うーん、一ヶ月に一度、食料を運んでくる商人が来るぐらいだが・・・

クレーネ どうしよう?


 突然の訪問者に警戒して、どう対応するか考える一行
・・・色々考えたが結局・・・


ラディ 警戒して全員で行くか

フォル みんなで行くの?

ラディ 警戒してね

クレーネ そうだね

GM そうそう、カッツェは用心のためにリューンと一緒に
二階の部屋に行ってもらってるから


GM では、全員玄関のところに来ました

フォル ・・・誰が前に出る

GM と言うより、扉は開いてないよ

ミア おや?

GM 普通は閉まっているでしょう

ラディ じゃあ、開けるか?

ミア それより、扉を閉めたまま「どちら様でしょうか?」と言った方が・・・

クレーネ そうだね

GM それなら「どちら様でしょうか?」と聞くと
「すみません、行商人ですが〜」と返事が返ってきた

ミア (きっぱりと)まにあってます

GM そんなこと言わないで開けてくださいよ〜

フォル 訪問販売みたい(笑)

ミア ところで、何を売っているのでしょうか?

GM 魔法の品とかを扱っていますが・・・

ミア そんな、お高いんじゃ(笑)

GM いえいえ、そんなことは、奥様にぴったりですよ(笑)

ミア そんな、まだ独身なのに(笑)

GM ・・・冗談はこれぐらいにして

ラディ さて、どうする?

フォル 帰ってもらおうか

ミア ところでミストさん、何か必要な物はありますか?

GM うーん、これといって無いな

クレーネ じゃあ、断ろう

ミア 結構です

GM 「そうですか・・・」と声が聞こえた後、少し歩く音が聞こえて
(コロコロ)・・・(コロコロ)、(コロコロ)・・・ふむふむ

ミア おや?  何でしょう

GM 扉がいきなり“バキッ”っと吹き飛ぶ

フォル え?? なに??

ミア きゃあー

ラディ うわっ!

ミア ところで・・・やっぱり先頭は私ですか?

クレーネ (きっぱりと)うん

ミア 嫌な予感が・・・

GM もちろん吹き飛んだ扉はミアの方に倒れてくる。
それをかわせるか成功ロールをして、目標値は12

ミア (コロコロ)・・・かわしました

GM 吹き飛んできた扉をうまくかわせたね。
で、焦げてブスブスと音を立てている扉が足下に転がる

ラディ 焦げている?

フォル 思うんだけどさ・・・扉ってこんな簡単に壊れるのか?

GM まぁ、それだけ大きい力が掛かったって事だよ。それに扉は木製だったからね

フォル ハード・ロックとかかけていなかったの?

GM かけていなかったようだね

フォル そうか・・・

GM とりあえず、扉は壊れました

ミア ・・・そこから現れたのは?

GM 普通の人だね

ミア あれ?

フォル もう少し詳しく教えて

GM そうだね、20代ぐらいのソフト・レザーをつけた男が立っている

フォル ところで、足の方に何かいない?

GM 足の方?

フォル 下の方に隠れている奴とか

GM (どういう意味だ?)・・・地面には壊れたスケルトン・ウォリアーが転がっているけど

フォル あ、何て野郎だ! ゆるさん!(笑)

ラディ それが基準か

フォル 私のスケルトン・ウォリアーを・・・

ラディ ・・・そういう価値観を持っていたのか

クレーネ そりゃそうでしょう。マニアだから(笑)

フォル そうなんだよ、人間よりもゴーレム

ラディ ・・・・

ミア それ以前にそのスケルトン・ウォリアーはフォルさんのモノじゃないような

フォル ・・・気にするな


GM ・・・さてどうする?

ミア ところでミストさんオーブは?

GM オーブは部屋においてあるが・・・

ミア そういえば、カッツェさんは?

GM カッツェなら二階にいる

ミア わーい(泣)

GM そんなことを言っていると、外にいる奴は右手をサッとあげる

ミア すると、後ろから人が・・・

GM そのとおり、人が2人出てくる。前に進入してきた2人組だね

ラディ あいつらか

GM で、2人が出てくると同時にこいつの姿が変わるね

クレーネ ヒュ、ヒュヒュン♪

GM 姿が変わる・・・黒い肌、とがった耳、鋭い目つき・・・

ミア まさか! 日焼けしたエルフ!

ラディ 違うと思うけど・・・

クレーネ まさか、ダークさんですか

GM そうだね、何処から見てもダークエルフだね

ミア あらら・・・


 戦闘開始?


 何とも怪しいダークエルフが出てきて戦闘開始と思ったのだが・・・


フォル どうする? 外に出て戦うか、中で戦うか・・・

ミア 外に出た方がいいと思いますけど・・・

ラディ 確かに、色々な精霊魔法が使えるしな

クレーネ そうだね

フォル 外に強行突破?

ミア でも、これが陽動という可能性もありますね

ラディ 確かに・・・それも考えられるな


 戦っている隙に姿の見えないメランによってオーブを奪われることを警戒した一行は、
とりあえず上に移動しオーブを守ることに・・・


GM なるほど・・・じゃあ、まずは二階に移動だね。ミストも
「オーブを守らなくてはな」と言ってついてくる。えっと、全員全力移動だよね

ミア そうですね

GM それなら後から来た方の1人がサーベルを抜いて攻撃してくる、
前にいるのは・・・ミアか

ミア はい(コロコロ)・・・修正が入りますから9です

GM こっちは(コロコロ)・・・14

ミア あたりました

GM (コロコロ)・・・9点いった

ミア (コロコロ)・・・1点入りました

GM 残りの2人は攻撃してこない、ただついてくるだけだね。
じゃあ、全員階段を半分ぐらいまで上りました、では次のラウンド

ミア はい

GM 敵は、落ち着いて階段のところまで歩いてくる

ミア 追いかけてこない? とりあえず、二階まで行きますか

クレーネ そうだね

GM じゃあ、全員二階に移動ね・・・敵は階段の下で立ち止まっている

フォル とりあえず無視するか?

ラディ そうだな

ミア ・・・クレーネさん、カッツェさんを呼んできてくれませんか?

クレーネ そうですね、私が呼びに行きます

フォル じゃあ、私は師匠と一緒に上に行きます

ラディ 俺も行こう

ミア あ、私はどうすれば・・・

GM ミアはどうする?

ミア ・・・だったら私がここに残るしかないなぁ・・・と

フォル 盾になるの?

ミア 盾になってます(泣)

GM わかった、ラディとフォルネとミストは3階にあがっていきました、
敵は追いかけてきません

ミア はい

GM あとは、クレーネか

クレーネ カッツェさん呼びます

GM 呼びに行ってカッツェの部屋を見たけど誰もいない

クレーネ あれ?何処に行ったんだろう

GM すると、隣の空き部屋から、音が聞こえる

クレーネ 音?・・・隣にいるのかな

GM 今はそれぐらいだね。では、次は上に行った三人

フォル うん

GM 階段を上って上に来ました

ラディ 何か変化はある?

GM 扉が開いています

フォル え? 急いで中に入ります

GM 中に入ってみると、机の上にあるはずのオーブが消えている

フォル なんで?スケルトン・ウォリアーは?

GM いるよ

フォル 壊れてないの?

GM 壊れていない。でもって、窓から外に出ようとしているグラランが・・・

フォル ははは、師匠どうにかして

GM で、スケルトン・ウォリアーは、そのグラランに攻撃しようとしている

フォル この状況で何が使えるんだ? 師匠何か使ってください

GM そうだな・・・じゃあ、フォルネが選んでいいよ師匠が何を唱えるか

フォル そうだな・・・色々あるからな(しばらく考えて)ルーン・ロープを使おう、達成値+1して


 ここで、プレイヤーに魔法を選ばせたりするのはシナリオの方向性によっては
かなりヤバイかもしれませんが、選ばせた方がどうなったとしてもプレイヤーが
納得するので、こうしてみました


GM じゃあ、ミストが逃げるメランに向かってルーン・ロープをかけるね、
サイコロはフォルネが振っていいよ

フォル さぁ、行け(コロコロ)・・・19か、結構高いな

GM 19・・・(グラランの精神力とカウンター・マジックをなめるな)
(コロコロ)・・・抵抗した(ほっ・・・)

フォル やるな、さすがグララン

GM 次はスケルトン・ウォリアーの攻撃か・・・状態から言ってこれは
自動命中でいいだろう。ダメージは(コロコロ)(コロコロ)・・・ほとんど
くらわないな。攻撃を喰らっメランはベランダに飛び降りるね

フォル 私のスリープ・クラウドは?

GM いいよ

フォル (コロコロ)・・・低い10だ

GM なるほど(それぐらいなら余裕で抵抗だな)(コロコロ)・・・

一同 おおっ!


 GMの出目は1ゾロ・・・出るときは出る物だ(泣)


GM うわっ、眠った(笑) それで、眠ったままベランダの方に落ちました。
落ちたと言ってもベランダだからダメージは受けないね。その衝撃でメランの目は覚めるね

フォル やばいな・・・これは逃げられたか

GM まだ大丈夫、ベランダにいるから

フォル ・・・なら、もう一回魔法を

GM ここからじゃ見えないから、ベランダに移動しなければ魔法は使えない

フォル そうか・・・


GM 上でミストが魔法をかけた頃、二階ではクレーネがカッツェのいる部屋に行ったね

クレーネ カッツェさんに一緒に行こう

GM ・・・あっちにいけって感じで尻尾振ってる

クレーネ むぅ〜、無理矢理連れていく

GM 横になっているけど? どうする?

クレーネ 無理矢理抱きかかえて連れていく

GM 掴むの?

クレーネ うん

GM 嫌がっている

クレーネ 保存食でつれないかな?

GM おいおい、言っておくけど人間並みの知能はあるんだからな(笑)

クレーネ チッ(笑)

GM まぁ、そんなところで次のラウンド


 次のラウンド、ミアは相変わらず階段のところにいるが敵は上ってくる気配すらない。
クレーネはカッツェを無理矢理掴んでミアに合流する。
上の三人はミア達に「下に回れ!」と言いながらベランダのへ移動、
これを聞いたミア達は下へ移動しようとする。メランは起きあがり飛び降りようとする


次のラウンド


 メランはベランダから飛び降りる寸前。一行は考えたすえ、
まずラディがメランを取り押さえようとする、それが失敗したら
ミストが達成値を+4にしたスリープ・クラウドかけることにした


ラディ じゃあ、俺が落ちないように気をつけながらメランの足を掴もう

フォル ラディ頑張れ!

ラディ じゃあ、捕まえようとする(コロコロ)・・・12

GM (コロコロ)・・・これはかわしたね、かわしながらベランダの外に飛び降りた

フォル なにぃ、そんなことができるのか?

GM 状況的に出来るとしてくれ、かわす行動が飛び降りることだったと(かなり強引だが)

フォル くそっ、じゃあ、スリープ・クラウドか

GM またフォルネが振っていいよ

フォル (コロコロ)・・・20

GM (コロコロ)・・・うわっ、眠った! これじゃ、受け身が取れない


 メランは受け身を取れずに7メートル程落下、
ダメージを受けた結果死にはしないものの気絶してしまう


GM そのころ、ミア達は走って一階のロビーのところまで戻ったね

ミア ところで一階にいた三人組は?

GM 一階にいたはずのダークエルフ達は、外に出ようとしている。
で、外に出ようとしたときに入り口の近くに“ドサッ”とメランが落ちてくる(笑)

クレーネ 驚くだろうなぁ(笑)

GM ダークエルフは落ちてきたモノを見て「メ、メラン!」と一言、
メランが生きていることはピクピクしているからわかる

ミア (苦笑)


次のラウンド


 クレーネは腕の中で暴れているカッツェを放り投げて敵Aに攻撃、
ミアも敵Aに斬りかかる、しかし出目がふるわず二人の攻撃は通じない。
上にいた3人はフォルネのフォーリング・コントロールでしたに降りてくる。

 ダークエルフは行動を遅らせつつ外に三メートル移動しながら(なんだか複雑だ)
キュア・ウーンズ、これでダメージを受けていた敵Aとメランは回復、
残りの2人も外に移動してこのラウンドは終了。


 全員集合、そして・・・


GM じゃあ、次のラウンド。やっと全員そろったね、因みに
降りてきた三人が敵の退路を断つ感じになっているから、敵は簡単には逃げられない

ミア なるほど・・・じゃあ、私は外に出て敵Bを攻撃します

クレーネ 私は外に出るだけにします

ラディ 俺は、こっちに攻撃が来たらやばいから防御してる

フォル 私はラディさんにプロテクション

GM ミストは敵全員にエネルギー・ボルトをかける。カッツェは
少し怒っているから何もせずに入り口のところまで歩くだけ。敵Bはミアに
敵Aはクレーネに攻撃、メランはオーブをダークエルフに渡そうとする

ミア と言うことは後ろを向いているのですか

GM そうだね、因みに知力はダークエルフの方が高いから

ラディ ということは、行動を変えられないという訳か・・・

GM そうだね、ダークエルフは行動を遅らせて呪文詠唱、では行動開始


 ミアの攻撃は、敵Bにそれなりのダメージを与える、ミストの
エネルギー・ボルトは、抵抗力の高いダークエルフだけが抵抗に成功する。
その結果、敵Aは瀕死、敵Bは気絶、ダークエルフはかすり傷、メランは気絶
・・・ぐらいですむはずだったのだが・・・


フォル (コロコロ)・・・おおっ!、(コロコロ)・・・また!
(コロコロ)・・・合計25点いった


 クリティカルが二回も回って、ダメージが25点だとぉ! 
それでもレベルの高いメランはよほど悪い目が出ない限り生きている
・・・はずだったのだが・・・


GM 生死判定(コロコロ)・・・ゲゲッ

一同 おおっ!


 生死判定で1ゾロを振ってしまいメランはあえなく死亡・・・すまんメラン(合掌)


GM メランの持っていたオーブは地面に落ちる。敵Aは
「ああ、メラン」って驚いている、ダークエルフは動じてない

ミア やはりその辺がダークエルフということですか


 その後、フォルネのプロテクションがラディにかかる、ダークエルフの呪文は
生きている三人をほぼ全快させる(メランの傷も治りました)
敵Aの攻撃はメランの死に驚いてキャンセル


 モンスター出現!!


GM 次のラウンドの最初にダークエルフは落ちているオーブを拾い上げる

ミア 後は逃げるだけですか・・・

GM とは限らないね、オーブを拾って「やっと手に入れたぞ」と笑っている。
因みにオーブを拾った手にはオーブと同じ色の宝石のついた腕輪をしています

フォル うわっ、まさか・・・

GM 「なるほど・・・かなりいいモンスターが入っているな」とか言っている

ミア そこで師匠が「おお、あれは!」とか(笑)

GM そうだね(笑)「あれは、おそらくオーブを制御するためのマスターリング!」

フォル なるほど・・・

GM とにかく、ダークエルフはオーブからモンスターを出すね

クレーネ ええっ! もう出るの?

GM そうなる、ややこしくならないようにモンスターの出し入れはラウンドの最初に行うから

クレーネ 何体?

GM えっとね・・・最初は二体

フォル さ、最初?

GM さぁね・・・(しまった、つい言ってしまった) オーブから“ドサドサッ”と、
二体のモンスターが出てくる。片方は大きな黒い犬、もう片方は大きな黒い虎のような生き物

フォル 来たよ、こいつら・・・

GM じゃあ、セージチェックしてみて

ミア それ以前にミストさんのセージレベルは8でしょう? 知っているのでは?

GM そうだね、ミストは知っているね、それで「あれはヘルハウンドと
アザービーストだ」と教えてくれる

フォル 嫌だぁー!

GM というわけで二体出てきました。戦闘開始の前に、敵A、Bはメランの
死体を担いで「オーブを渡したことで、俺達の仕事は終わったはずだ」と言いながら逃げていく

フォル え? そうなの?

ラディ ダークエルフは何も言わないのか?

GM 何も言わない、オーブが手に入ったから用はないって感じかな

ミア そうですか・・・

ラディ 逃げていくのは見逃すしかなさそうだな・・・

クレーネ そうだね、余裕ないし

フォル じゃあ、我々も逃げられないかな

GM ダークエルフは、君達でこのオーブの中にいるモンスターを試すみたいだね

フォル うーむ・・・


 オーブの中にいるモンスターの力がよく解らない以上、余計なことに力はさけない
と考えた一行は敵A、Bは見逃しダークエルフ達との戦いに全力を注ぐことにした


GM そんなところで戦闘再開だね

ミア 皆さん頑張りましょう(泣)


 ラディはシェイドでダークエルフを、ミアはアザービーストに斬りつけるが
少ししかダメージを与えることができない

 クレーネはアザービーストとヘルハウンドにホールドをかけるが抵抗されてしまう。

 ミストは、魔晶石を使ってラディ以外の全員にプロテクションをかけるが、
1回1ゾロを振ってしまい自分にはかからなかった

 カッツェは少し怒っていたらしく周りを考えずファイア・ボールを使用。
それにミアは巻き込まれてしまう。


ミア なぜ?(泣)

GM クレーネがカッツェを雑にあつかったからねぇ・・・とりあえず抵抗してね。

それとミストとカッツェは同じ敏捷度だからプロテクションの効果はないから

ミア (泣)


 このファイア・ボールにミアは無事抵抗し9点のダメージですむ、
ダークエルフは当然ながら抵抗したがそれなりのダメージを受ける。
アザービーストとヘルハウンドは抵抗に失敗しかなりのダメージを受ける

 フォルネはラディ、クレーネ、ミア、自分の4人にカウンター・マジックをかける

 アザービーストの攻撃(牙、爪、爪の三回)はミアにいくが鎧で防ぎ軽傷ですむ

 ヘルハウンドの攻撃はラディに5点のダメージをあたえる

 ダークエルフは、精神点が減っているのか自分にだけキュア・ウーンズをかけ全快する


そんなところで次のラウンド


 ラディ、フォルネ、ミストは防御専念

 ミアの攻撃とカッツェのエネルギー・ボルトでアザービーストを殺し、
ヘルハウンドにはかなりのダメージを与える

 クレーネはミアにヒーリングをかけ全快させる

 ヘルハウンドの攻撃はラディに行くが防御していたラディは回避に成功、
ダークエルフは行動をキャンセルして次のラウンド


GM 次のラウンドの最初に、ダークエルフはまた呼び出す「倒されたか・・・だが!」

フォル やっぱりきたか・・・

GM そうだね、オーブからヘルハウンドBが出てくる

フォル ところで、直接ダークエルフには攻撃できない?

ミア たぶん無理でしょう

GM そうだね、ヘルハウンドBはダークエルフの前に出てくるからね


 このラウンドもラディ、フォルネは防御専念(フォル ラディ、何もできないな私達・・・
 ラディ そうだな・・・)

 ミア、クレーネの攻撃、カッツェとミストのエネルギー・ボルトは
ヘルハウンドA、Bの両方を殺すことに成功する

 ヘルハウンド達を回復をしようとしていたダークエルフは行動をキャンセル


ラディ やっとダークエルフだけになった

ミア ダークエルフに攻撃できますね

GM ・・・くそっ、まだやられん!

ミア え? まだ出てくる?

GM 出てくるね、剣を持っている人型のデーモンが一体

クレーネ ええっ!

GM それを見たミストが「あれはグルネルだ!」と教えてくれる

フォル 何それ?

クレーネ 説明して

GM 説明しよう。グルネルとは、青銅色の肌をした人型のレッサー・デーモン。
長い尻尾を持っているのが特徴で、その尻尾を使って攻撃してきたりもする

ミア つまり二回攻撃ですか・・・

GM そうだね、で古代語魔法や暗黒魔法を使える、なかには魔剣を
持っているものもいる、そんなとこで次のラウンド


 ラディとカッツェの魔法攻撃とミア、クレーネの攻撃によって
グルネルにかなりのダメージを与える


GM 次は・・・敵の攻撃だね、誰にいくかはサイコロで決めよう
(コロコロ)・・・これはラディか

ラディ ヤバイな・・・死んだかも

フォル まだ大丈夫じゃないの?

ラディ 結構ダメージ受けているんだよ〜

ミア 頑張って生き残ってください


 ラディはグルネルの剣攻撃を受けるものの尻尾の攻撃をかわし残り生命点
2点というところで生き残った

 フォルネはグルネルにエネルギー・ボルトをかけこれを気絶させる


ラディ 気絶か・・・でも、生きてるって事は、回復してしまう?

GM ダークエルフの行動はキャンセル(このラウンドで気絶させられると
思ってなかったから自分にだけしかキュア・ウーンズの用意をしていなかったんだよなぁ・・・残念)

クレーネ 助かったぁ

フォル 誰か止め刺して

GM じゃあ、次のラウンドね

ミア クレーネはラディにヒーリング?

クレーネ そうだね

フォル ラディ、グルネルに止めを刺して

ラディ 俺は防御専念

フォル 逃げたな(笑)

ミア プロテクションがあるから大丈夫ですよ

ラディ 全然大丈夫じゃないよ

クレーネ (笑)

フォル 誰かダークエルフよりも速くグルネルにとどめを刺せる人はいないの?

ラディ 師匠かカッツェは?

フォル ダークエルフよりも遅いから・・・やっぱり最速のラディが攻撃しないと・・・

ラディ 俺しかいないのか・・・仕方ない、ウィスプをグルネルに・・・

フォル 流石だラディ

ミア じゃあ、私はダークエルフに攻撃

GM 因みにダークエルフは呪文詠唱

ミア ・・・他の人は?

GM 師匠とカッツェは防御

フォル 私も


 このパーティーやっぱり前衛が1人というのは問題あるよな・・・
後衛の精神点が少なくなるとミア1人で攻撃することになるし・・・
しかも今回のNPCは全員ルーンマスターで前衛向きの人は1人もいないし・・・


ラディ じゃあ、ウィスプいきます(コロコロ)・・・13

GM それは抵抗した

ミア え? 死体が抵抗?

GM 死体じゃないよ・・・言っておくけど

ミア そうでしたね(笑)

ラディ (コロコロ)・・・10点

GM 10点か・・・殺したね

クレーネ やっと1人だね

ミア そう思ったら、「奥の手だ!」とか(笑)

フォル まだいるのか?(笑)

GM さぁ?


 ミアはダークエルフへ攻撃するが出目が低すぎてかわされてしまう。
クレーネのヒーリングでラディは全快(ラディ ありがとう、クレーネ)

 ダークエルフの行動はキャンセル、そして次のラウンドの最初・・・


 最後のモンスター


GM ええい、これで最後か・・・だがこいつはは強いぞ、こいつの手によって死ぬがいい!

一同 まだいるのか(泣)

GM うん、オーブから直立したドラゴンのようなモンスターが出てくる

フォル 師匠、何これ?

GM これはラグナカングだ

フォル 何それ?知らないよ

GM じゃあ、説明しよう。ラグナカングは直立した
ドラゴンのような姿をしたレッサー・デーモン

ミア ・・・

GM 巨大な蝙蝠を連想させる翼があり、首を伸ばせば高さ3メートルを超え、
長い首で噛みついて攻撃してくる

クレーネ う

GM また、強靱な尻尾でも攻撃してくる、鋭い牙には毒がある

ミア これは・・・死ねってことですか?

ラディ そうかも・・・

ミア この調子で行くとドラゴンまで出てきそうなんですけど・・・

GM というわけで、ラグナカングが出てきました

クレーネ もうイヤだ〜(泣)


 戦闘はここが正念場、頑張れ冒険者! 満身創痍だが
・・・やっぱり俺って外道マスターかな・・・


ラディ 俺は防御専念、回復はしても怖いモノは怖いから・・・

ミア 私はラグナカングに攻撃します

クレーネ 私は、ストーン・ブラストをラグナカングに・・・最後の魔法だけど

GM カッツェは、達成値+1、ダメージの確実化をしたエネルギー・ボルトをラグナカングへ

フォル やるな

GM ミストは、エネルギー・ボルトをダークエルフとラグナカングへ、拡大はしないで

フォル せこいな、師匠

GM ラグナカングは目の前にいるミアに攻撃

ミア そんな! 死ねってこと?

GM ダークエルフは呪文の詠唱をしている


 ミアの攻撃はラグナカングにあたるものの弾かれてしまう


ミア この人(?)硬いですね(泣)

フォル やばいよ〜(泣)


 クレーネのストーン・ブラスト、カッツェ、ミストのエネルギー・ボルトは
ラグナカングにそれなりのダメージを与える


GM 敵の攻撃だね・・・まずは牙から

ミア とうとうきましたか(コロコロ)・・・14です

GM 14・・・それはかわせた!

クレーネ おおー!

ミア 次は(コロコロ)・・・13

GM それはあたった・・・16点

ミア 16点! 鬼ですか(コロコロ)・・・6点入りました(泣)

ラディ まだ大丈夫かな?

クレーネ ヤバイでしょう(笑)

GM 次はダークエルフね。ファイア・ボールをミスト、ラディ、
フォルネ、クレーネが入る範囲でかけてくる

ラディ ファイア・ボール・・・さぁ、こい(泣)


 ダークエルフのファイア・ボールには師匠のみが抵抗に失敗する、
ダメージはフォルネ、クレーネに10点、ラディには9点、ミストへの
ダメージは1ゾロを振ってしまい0点となった


フォル さすが、師匠


GM では次のラウンド

ミア 辛いですね・・・

クレーネ 辛いね、この戦闘

フォル 長いし・・・

クレーネ 逃げたくなるよね(笑)

ラディ 確かに・・・


 プレイヤー達も次々と出てくるモンスターに疲れている
・・・大丈夫だこれが最後だから


ラディ 弓でダークエルフに攻撃できる?

GM そうだね・・・前衛が一匹だけだから出来るとしよう

ラディ じゃあ、クレーネ一緒にダークエルフを攻撃しよう

クレーネ そうだね

ミア 私は攻撃します・・・死ぬかもしれないけど・・・

フォル 私は防御

GM ミストとカッツェはラグナカングにエネルギー・ボルト、
ダークエルフは呪文の詠唱、ラグナカングはミアに攻撃


 ラディは宣言通り弓でダークエルフを攻撃するが、かわされてしまう。


GM 次は、ダークエルの番だね

フォル 行動遅らせないの?

GM うん、やばい状況だからね、ということでキュア・ウーンズを両方に


 このキュア・ウーンズによってラグナカングと
ダークエルフの生命点は全快してしまう


ミア ・・・何て悲しい

クレーネ 今までのは何だったの・・・


 ミアの攻撃はラグナカングに少しのダメージを与える、クレーネの攻撃は
ダークエルフにかわされてしまう

 ミストとカッツェはラグナカングにエネルギー・ボルトをかけ
それなりのダメージを与える


 不幸の星


GM 次はとうとうやってきたラグナカングの攻撃

ミア たぶん、気絶寸前か、気絶か、死亡するダメージを受けると思います

GM じゃあ、回避して

ミア (コロコロ)・・・お、15

GM 牙はかわした

ミア これで死なない(コロコロ)・・・あ

GM あたった・・・16点いった

ミア (コロコロ)・・・気絶しました、生命点マイナス4です(泣)
 生死判定成功するには・・・5以上? ええっ!

一同 苦笑

ミア 本気!マジ! この兄弟って死ぬ運命ですか?


 GM注・・・ミアの兄であるヴァイは2回死んだことがあります、
その時は何とか生き返りましたが・・・


ラディ 頑張れ!ミア

クレーネ 厳しいね(笑)

ミア ・・・・・・(コロコロ)・・・


 出た目は8で生死判定は無事成功


ミア 助かったぁ


 と思ったのもつかの間


フォル まって! どうやってミアを回復させるの?

ラディ ・・・あ

クレーネ 私は精神点残ってないよ

ミア 皆さん、後は任せました


 ミアは気絶、クレーネの精神点は無い・・・この状況では気絶した
ミアを回復できる人が誰もいない・・・やっぱり前衛が1人、しかも
回復をかねていると辛いよなぁ・・・


GM 仕方がない、ミストが魔晶石を渡してくれる

クレーネ 今使っていいの?

GM 行動を遅らせれば渡されたラウンドに魔法を

使えることにしよう(本来は出来ません)

クレーネ じゃあ次のラウンドに使うね

GM では、次のラウンド


 次のラウンド、ラディはラグナカングに最後のウィスプをかけダメージを与える

 ダークエルフは何もしない、(こっちも結構消耗しているんだよなぁ・・・)

 カッツェはダメージの確実化をしたエネルギー・ボルトを両方にかけ、
抵抗を打ち破りラグナカングにはクリティカルを出しかなりのダメージを与えるが、
ダークエルフにはサイコロの目が悪くあまりダメージを与えられない

 ミストはクレーネに魔晶石(6点)を渡す

 フォルネは最後の力を振り絞りラグナカングにエネルギー・ボルトをかけるが
弾かれてしまう、そして精神力を使い果たして昏倒する(フォル 最後の攻撃がー)
クレーネはミストから受け取った魔晶石を使いヒーリングをかけミアを回復させる


 ・・・リプレイ作っててわかったのだが、このラウンド、ラグナカング
の攻撃忘れていました・・・すみません


 次のラウンド、ラディはラグナカングを攻撃するがかわされてしまう、
ダークエルフは防御、でミアの行動は・・・


ミア ところで私は攻撃できるの?

GM 本当は起きあがるのに1ラウンドかかるけど、今回はいいよ
(本来なら起きあがるのに1ラウンドかかります)

ミア やった、じゃあ、ラグナカングに攻撃します

GM じゃあ、攻撃どうぞ

ミア (コロコロ)・・・13

GM あたった

ミア (コロコロ)・・・10点でーす(笑)

GM 弾かれました

ミア うー


 次のクレーネの攻撃はクリティカルが一回回るものの硬いラグナカングには
ほとんどダメージを与えられない

 ミストとカッツェは精神点が残り少ないため防御、でまたラグナカングの攻撃の番


GM じゃあ、ミアに攻撃ね、まずは牙から

ミア (コロコロ)・・・16

GM 牙はかわした

ミア (コロコロ)・・・12

GM それはあたった、16点

ミア (コロコロ)・・・低い、11点入りました


 ミアまたもやピンチ! というところで次のラウンド


ラディ ラグナカングに攻撃、さっさと倒したい

GM 因みにミストはミアがやばいと言うことでまた、クレーネに魔晶石を渡してくれる

クレーネ じゃあ、ヒーリングの準備してます

GM カッツェは防御している、ラグナカングはミアに攻撃、ダークエルフは静観している
・・・ところでミアはどうする?

ミア 11点ダメージを受けているけど、自分の腕を信じて攻撃します

ラディ おおっ

GM じゃあ、どうぞ

ラディ 俺からね(コロコロ)・・・14

GM あたった

ラディ (コロコロ)・・・低い

GM ・・・それは弾かれた

ミア 次は私か、頼む5以上出て!(コロコロ)・・・17

GM あたった

ミア ・・・問題は次ですね

ラディ 頑張れミア

ミア いけぇ!(コロコロ)・・・ああっ

GM それは弾かれたね

ミア はぁ・・・もう自分が信じられません(泣)


 ミアの祈りを込めた一撃もラグナカングの厚い皮膚の前に弾かれてしまった


 悲劇


GM 次、ミストがクレーネに魔晶石(20点)を渡しました

クレーネ じゃあ、ヒーリング唱えるね

GM まって、行動遅らせているから、回復は最後になるんだよ

フォル え?

ミア それは、もしかして・・・死ね?

GM クレーネがミストから魔晶石受け取った後に魔法を唱えるには行動を
遅らせないとだめということにしてたから(実際は出来ません)

ミア ああ、キュア・ウーンズかければよかった(泣)・・・さようなら

GM ミア、回避してくれ

ミア 何か力が抜けました(コロコロ)・・・11です・・・

GM 牙攻撃命中

ミア (コロコロ)・・・14

GM かわした・・・じゃあ、ダメージは17点+毒

ミア 17?そっちの方がすごい

クレーネ うわっ

ミア っていうか、何が出ても倒れます(泣) (コロコロ)・・・11点入りました(泣)

GM 合計22点くらってるのか・・・6以上で生死判定成功

ラディ&クレーネ 6いっじょう、6いっじょう♪

ミア ち、ち、ち、ちょっと待って、今日サイコロでいい目が出ないのに・・・

フォル がんばれ

ミア ・・・・・・(コロコロ)


 出目は4でミアは死んでしまう


ミア ああああ、死ぬ運命ですか(泣)


 ミア、どうやら君はここで死ぬ運命だったようだ。なぜならこの生死判定に成功しても、
毒によるダメージがあったのだから・・・
 すまん!・・・ミア


ミア さようなら、みんな後は頑張ってください

フォル ミアーーー!

ラディ ってフォルは気絶中だろう


 悲しみを越えて


GM じゃあ、気を取り直して続けますか・・・クレーネはキャンセルだね

クレーネ うん

GM それでは、次のラウンド


ラディ 俺はラグナカングに攻撃する・・・攻撃きたら死ぬけど

GM ミストは残っていた魔晶石を使ってラグナカングにエネルギー・ボルト、

カッツェも気絶するけどエネルギー・ボルト、ラグナカングに

クレーネ 私はラディの陰に隠れて回復に徹してます

GM ラグナカングの攻撃は(コロコロ)・・・ラディに

ラディ 俺も死ぬな・・・

GM じゃあ、ラディの攻撃からどうぞ

ラディ よし(コロコロ)


ミア ・・・「ケンこれを使え」「これは?」「ゲキ○ンソード!!」

フォル ああ、ミアがあっちの世界に行ってる(笑)

クレーネ (笑)

GM なんだかなぁ・・・


ラディ (気を取り直して)・・・10

GM それはあたらない

ラディ ああ・・・


 ラディの心配も続いてのカッツェ、ミストのエネルギー・ボルトで
ラグナカングが死に杞憂に終わった


 最後に残るモノ


GM ラグナカングが倒されるとダークエルフは、驚いて逃げようとする

天の声(フォル) オーブを取り戻さないと

クレーネ ラディ、タックル!

ラディ え? 俺?

天の声(フォル) それしかないんだ

ラディ 押さえ込み?

クレーネ 私と一緒に押さえるしかないでしょう

ラディ 押さえ込みぃ? ・・・俺が?

天の声(フォル) クレーネがスネアしたら?

クレーネ 私がスネアしてもきかないから

ラディ ・・・じゃあ、押さえ込みします

GM 押さえ込みか・・・ダークエルフは全力移動とかでペナルティがあるから・・・

ラディ それなら出来るか

クレーネ 私も一緒に行くから


 今の状態は、ミア死亡、フォルネ気絶、カッツェ気絶という状態で
まともに動けるのは、ラディとクレーネ、それにミストのみ ここは
ラディのタックルにかかっている(筋力的に)、頑張れラディ!


GM じゃあ、ダークエルフがタカタカッと逃げてラウンドの最後になりました、どうぞ

ラディ じゃあ、行くぞ!まずは俺から(コロコロ)・・・ああっ、低い10だ

GM 10か(コロコロ)・・・こっちも低いな、修正があるから・・・タックル成功しました

ラディ じゃあ、そのまま押さえる。「クレーネ手伝ってくれ」

クレーネ 手伝います(コロコロ)

GM 命中判定は必要ないよ、ラディに続いて上に乗るだけだから


 この後、一行を苦しめたダークエルフは縛られ猿ぐつわをはめられ、
鎖を巻かれてミストの家の地下室に閉じこめられました。


ラディ やっと終わったな・・・

クレーネ そうだね

GM とりあえず、皆をなかに運んだ後、少し休もう・・・

クレーネ そうだね


 戦闘後処理


GM それでは、全員精神点を回復して目が覚めました

フォル あれ?? ミアは?

ラディ ミアなら、霊安室というか・・・

フォル なに、ミア死んだのか? 私が知らないうちに・・・

クレーネ うん

フォル じゃあ、クリエイト・アンデットで生き返らせよう(?)

GM あのなぁ・・・


 フォルネ、お前がこのパーティーで一番の危険人物かもな・・・


GM ミストは考えながら「・・・さて、どうしようか」とか言ってる

フォル だからクリエイト・アンデットで・・・

GM そういうことは出来ないな

クレーネ 仲間にそんな事出来ないよ

フォル そうだよ、死んでも仲間よ(さっきと言っていることが全く違う)

クレーネ どうしよう?

フォル 師匠、何か良い考えはありませんか?

GM ミストはまだ考えているね

フォル 今思い出したんだけど、奴はどうなったんだ?

ラディ ダークエルフなら身ぐるみ剥いで縛った後、鎖を巻き付けて地下に閉じこめてある

フォル そうか・・・

GM ミストは考えた結果話し出すね「私はテレポートが使える」

フォル お?

GM それで、私が昔、冒険をしていた都・・・オランに紹介状を書いて送るか・・・

ミア あれ?この近くにはないの?

GM リザレクションを使えるプリーストは西部諸国にはいないだろうね

ミア そうですか・・・

GM と言うわけで、ミストは「これをリザレクション代に使うといい」といって
5000ガメルとグルネルが持っていた魔剣(ブロード・ソード+1 必要筋力10)と
ダークエルフが装備していたソフト・レザー+1必要筋力7をくれる

フォル おおっ!


 この後一行はミストに貰った物とミアの死体を持ってテレポートでオランに移動、
因みに事後処理はミストに任せました


GM では、ミストのテレポートでオランにやってきました

フォル ここがオランか

ラディ オラン・・・懐かしいな

GM オランは大陸一の街だからかなり大きいね、西部諸国の比じゃない

フォル もしかしてここならゴーレムがあるかも

ラディ キョロキョロ 弟とかに会わないよな

クレーネ そんな事やってないで、速くミアちゃんを生き返らそうよ

ラディ そうだったな

フォル つい忘れるところだった(笑)


 そんなこんなで一行はオランのラーダ神殿へ、紹介状があったおかげで
リザレクションをかけてもらいミアは生き返った


 追記、リザレクション代など


 ミアを生き返らせるのにかかったお金(リザレクション代+キュア・ポイズン代+
キュア・ウーンズ代)はミストから貰った5000ガメルとグルネルの魔剣を売って
出来たお金(足りない分は全員で出し合った)で払い何とか一見落着
・・・因みにソフト・レザー+1はラディが貰いました


 今回の冒険で手に入った経験点は3580点+各自1ゾロ分です



 GMの戯れ言

 ついに死人が出てしまった。レベル的には十分勝てるはずだったのだが
・・・まぁ過ぎたことを言っても仕方がない・・・とりあえず死んでしまった
ミアのご冥福を祈ろう(生き返ったけどね)
 兎に角、次からは冒険の舞台がオランにかわり、おまけにGMもかわります。
どうなるか解らないけど、これからもよろしくお願いします。
 

キャラクターデータ&紹介
第1話“山賊団を叩け!”
第2話“REVENGE”
第3話“Love & Peace”
第4話“森の探索者(J)”
第4話“森の探索者(K)”
第5話“長くて辛い日”
第6話“赤月に舞う冒険者”
第7話“大いなる分岐点(T)”
第7話“大いなる分岐点(U)”
第8話“ある迷宮の傾向とその対策(T)”
第8話“ある迷宮の傾向とその対策(U)”
第9話“流れゆく時の中で(T)”
第9話“流れゆく時の中で(U)”
最終キャラクターデータ


TRPG Topへ