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教育研究業績
論文 (すべて単著)
平成3年(1991)
・「Harold Garfinkelの社会学的営為」京都大学大学院教育学研究科 修士論文(1991/1/10) / 付:「第13回 教育社会学・若手の会」発表レジュメ「H.Garfinkelの社会学的営為 − あるいは、社会学は実践である、ということ」(1991/7/24/14:00〜 於・関西大学)
平成4年(1992)
・「問題設定装置としての〈帰国子女〉カテゴリー」平成元年度〜3年度科学研究費補助金一般研究B研究成果報告書『国際化社会の中でのナショナル・アイデンティティーの形成過程の研究』(研究代表・柴野昌山)pp.8-26.(1992/3/31)
平成5年(1993)
・「「社会化論」的問題設定について」『京都大学教育学部紀要』no.39,pp.382-392.京都大学教育学部(1993/3/31)
平成6年(1994)
・「校則現象把握における規範的パラダイムと解釈的パラダイム」『教育・社会・文化』no.1,pp.35-54.京都大学教育学部教育社会学研究室(1994/5/31)
・「社会問題の存在論とエスノメソドロジー的アプローチ − 帰国子女問題研究を事例として」『ソシオロジ』vol.39,no.1,pp.23-39.社会学研究会(1994/5/31)
←『ソシオロジ』誌バックナンバーを書店にてお買い求めください。あるいはご連絡をいただければ抜刷を送らせていただきます。
平成7年(1995)
・「神話としての「学歴社会」について」『教育・社会・文化』no.2,pp.17-30.京都大学教育学部教育社会学研究室(1995/4/1)
・「校則問題のエスノメソドロジー − 「パーマ退学事件」を事例として」『教育社会学研究』no.57,pp.145-161.日本教育社会学会(1995/10/20)←北澤毅編『リーディングス 日本の教育と社会 第9巻 非行・少年犯罪』(日本図書センター)(2007/2/22)に収録されました。非常によい本ですので書店にてお買い求めください。
平成8年(1996)
・「「しつけ会話」のエスノメソドロジー」『教育・社会・文化』no.3,pp.1-22.京都大学教育学部教育社会学研究室(1996/6/1)
平成9年(1997)
・「教育社会学教育の社会学」『天理大学生涯教育研究』no.1,pp.49-59.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(1997/3/22)
・「神話と言説」『教育・社会・文化』no.4,pp.81-101.京都大学教育学部教育社会学研究室(1997/7/1)
平成10年(1998)
・「ハロルド・ガーフィンケルのテキストにおける言説空間設定の問題」『天理大学学報』no.187,pp.127-142.天理大学学術研究会(1998/2/26)
・「(書評)今津孝次郎・樋田大二郎編『教育言説をどう読むか』」『教育社会学研究』no.62,pp.94-96.日本教育社会学会(1998/5/10)
・「ふたつの「対抗文化」論をめぐって − ウィリスの「野郎ども」とサックスの「ホットロッダー」 − 」『天理大学生涯教育研究』no.2,pp.31-44.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(1998/3/22)
平成11年(1999)
・「知らなければよかった」『天理大学生涯教育研究』no.3,pp.29-42.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(1999/3/22)
・「「いじめ」の実践的行為の形式構造」『教育・社会・文化』no.6.pp.31-52.京都大学大学院教育学研究科教育社会学研究室(1999/7/30)
・「「校則問題」のポストモダン − 「学校的逸脱」の問題から」古賀正義編『〈子ども問題〉からみた学校世界』(シリーズ子どもと教育の社会学2)pp.48-66.教育出版(1999/8/5)
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平成12年(2000)
・「「教育/言説」をどう「読む」か − 『言葉と物』読書ノート」『天理大学生涯教育研究』no.4,pp.31-49.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2000/3/22)
・「ハロルド・ガーフィンケルのテキストにおける「受肉」のモチーフ」『教育・社会・文化』no.7,pp.1-23.京都大学大学院教育学研究科教育社会学研究室(2000/7/30)
平成13年(2001)
・「〈自己/他者〉の〈生/死〉〈が/を〉物語る − 「ライフストーリー」をめぐって」『天理大学生涯教育研究』no.5.pp.34-54.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2001/3/22)
・「教育問題と逸脱 − 「いじめ」をめぐる言説の布置」柴野昌山編『文化伝達の社会学』pp.244-263.世界思想社(2001/5/1)
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・「(書評)苅谷剛彦・濱名陽子・木村涼子・酒井朗『教育の社会学 − 〈常識〉の問い方、見直し方 − 』」『教育社会学研究』no.68,pp.251-253.日本教育社会学会(2001/5/25)
平成14年(2002)
・「職業(Beruf)としての/ではない学問」『天理大学生涯教育研究』no.6.pp.21-44.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2002/3/22)
・「(書評)渋谷真樹『「帰国子女」の位置取りの政治 − 帰国子女教育学級の差異のエスノグラフィー』」『教育社会学研究』no.70,pp.240-242.日本教育社会学会(2002/5/15)
・「「生徒コード」再考」『教育・社会・文化』no.8,pp.1-12.京都大学大学院教育学研究科教育社会学・臨床社会学研究室(2002/7/30)
平成15年(2003)
・家族・社会学・無気味なもの『天理大学生涯教育研究』no.7.pp.33-50.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2003/3/22)
・「「生徒コード」を語ること − 「いじめ」のリアリティの反映的達成」『教育・社会・文化』no.9.pp.1-16.京都大学大学院教育学研究科教育社会学講座(2003/7/30)
平成16年(2004)
・「生涯教育場面に導入される「ゲーム」について −「空気」の協働的管理 −」『天理大学生涯教育研究』no.8.pp.23-35.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2004/3/22)
平成17年(2005)
・「生涯教育ゲームの分析枠組/分析可能性」『天理大学生涯教育研究』no.9.pp.30-49.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2005/3/22)
・浅川千尋・千原雅代・石飛和彦『家族とこころ ― ジェンダーの視点から』世界思想社 2005年4月30日
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平成18年(2006)
・「生涯教育ゲームと状況的学習論」『天理大学生涯教育研究』no.10.pp.40-52.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2006/3/22)
・「(書評)竹川郁雄『いじめ現象の再検討』(法律文化社)」『図書新聞』no.2776(2006/6/3)
・「学校問題と逸脱 ― ポスト学校化社会と管理社会論」
稲垣恭子(編)『子ども・学校・社会 教育と文化の社会学』、pp.192-213.世界思想社(2006/12/20)所収。
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平成19年(2007)
・「学校的秩序空間の組織化」『天理大学生涯教育研究』no.11.pp.37-50.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2007/3/22)
平成20年(2008)
・「(書評)小田健『政治原論あるいは権力と民主主義の理論』」『天理大学総合教育研究センター紀要』no.6.,PP.59-62.天理大学人間学部総合教育研究センター(2008/3/20)
・「ゲーム終結時に発生する拍手について」『天理大学生涯教育研究』no.12.pp.41-54.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2008/3/22)
平成21年(2009)
・浅川千尋・千原雅代・石飛和彦『家族とこころ ― ジェンダーの視点から(改訂増補版)』世界思想社 2009年2月20日(新たに補論「「家族」のゆくえに関する社会学的な見通しについて」を加えました)
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・「生涯教育方法論教育の方法論について − 「社会教育特講III(生涯教育方法論)」の授業を手がかりに」『天理大学生涯教育研究』no.13.pp.21-38.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2009/3/22)
・「問題行動の発見と対応 ― 「いじめ」空間の変容とメディア社会」柴野昌山(編)『青少年・若者の自立支援―ユースワークによる学校・地域の再生』第5章、pp.99-116.世界思想社(2009/9/30)
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平成22年(2010)
・「問題行動の発見と対応・補遺 − いじめ・情報化社会・シミュラークル」『天理大学生涯教育研究』no.14.pp.1-12.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2010/3/22)
・「子ども「問題行動」のエスノグラフィー」武内清(編)『子どもの「問題」行動』(子ども社会シリーズ5)第7章、pp.94-107.学文社(2010/3/30)
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平成23年(2011)
・「部屋をかたづける」『天理大学生涯教育研究』no.15.pp.1-16.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2011/3/22)
平成24年(2012)
・「研究ノート:教育のことばの社会学」『天理大学生涯教育研究』no.16.pp.49-56.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2012/3/22)
・「「いじめ問題」にみる教育と責任の構図 [特集 教育と責任の社会学]」『教育社会学研究』第90集.pp.83-98.日本教育社会学会 編(2012/6/15)
・社会教育・生涯学習辞典編集委員会 (編)『社会教育・生涯学習辞典』朝倉書店「文化資本」の項目を執筆。(2012/11/25)
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平成25年(2013)
・「文献紹介 ジル・ドゥルーズ「追伸 − 管理社会について」(1990)」『天理大学生涯教育研究』no.17.pp.15-31.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2013/3/22)
平成26年(2014)
・「研究ノート:「いじめ問題」にみる教育と責任の構図・補遺」『天理大学生涯教育研究』no.18.pp.18-28.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2014/3/22)
平成27年(2015)
・「研究ノート:「いじめ問題」にみる教育と責任の構図・補遺(2) − 「いじめの論理構造(2)−排除について−」(日本教育社会学会発表資料)」『天理大学生涯教育研究』no.19.pp.45-54.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2015/3/22)
・「(書評)伊藤茂樹『「子どもの自殺」の社会学 「いじめ自殺」はどう語られてきたのか』」『教育社会学研究』no.96.,PP.369-371.日本教育社会学会編(2015/5/29)
平成28年(2016)
・「生涯教育ゲームにおけるファシリテーターのはたらき」『天理大学生涯教育研究』no.20.pp.1-16.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2016/3/22)
・「人とともに生きる力/思う力 −シンポジウム雑感」『天理大学創立90周年事業 : 人間学部公開シンポジウム報告書 〈未来に求められる人間力〜人を思い 人とともに生きる〉』pp.38-46.天理大学人間学部(2016/6/1)
平成29年(2017)
・「(書評)日本社会病理学会監修、高原正興・矢島正見編『関係性の社会病理』」『現代の社会病理』no.32.pp.83-85.日本社会病理学会(2017/9/1)
平成30年(2018)
・日本教育社会学会(編)『教育社会学事典』丸善出版「いじめ」の項目を執筆。pp.560-561.(2018/1/31)
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・「研究ノート:会議をうまくやる方法の教育と研究について」『天理大学生涯教育研究』no.22.pp.19-34.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2018/3/22)
令和3年(2021)
・「研究ノート:「見ること」のエスノグラフィー」『天理大学生涯教育研究』no.25.pp.14-20.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2021/3/25)
令和4年(2022)
・「書評:北澤毅・間山広朗編『囚われのいじめ問題』岩波書店」『図書新聞』第3534号(2022/3/12)
・「研究ノート:スポーツ実況中継を見ることの何がどのように面白いのか」『天理大学生涯教育研究』no.26.pp1-17.天理大学人間学部人間関係学科生涯教育専攻研究室(2022/3/25)
翻訳
平成11年(1999)
ジョン・ナイト、リチャード・スミス、ジュディス・サックス「ヘゲモニーの脱構築 − 多文化主義政策とポピュリストの反応」S・J・ボール編、稲垣恭子・喜名信之・山本雄二監訳『フーコーと教育』pp.182-210.勁草書房(1999/4/20)
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学会発表(平成4年・平成7年・平成12年のもの以外はすべて個人発表)
平成3年
「帰国子女問題の社会学−社会調査相互行為へのエスノメソドロジー的接近の試み」日本教育社会学会第43回大会(於・筑波大学)(1991/10/19)
平成4年
「現代高校生の「受験生活」の構造についての実証的研究 − 「進路に関する高校生の意識調査」より」(竹内洋・LAU YAN CHEE・石飛・山口健二・河合淳子・小原一馬による共同研究、発表者は石飛・山口)日本教育社会学会第44回大会(於・岡山大学)(1992/10/10)
平成5年
「校則問題の社会学−校則論議の規範的パラダイムと解釈的パラダイム−」日本教育社会学会第45回大会(於・日本女子大学)(1993/10/10)
平成6年
「社会問題の存在論と政治的言説」日本教育社会学会第46回大会(於・椙山女学園大学)(1994/10/8)
平成7年
「(教育の)社会問題における「水掛け論」的問題設定についてのエスノメソドロジー」(課題研究個人報告)日本教育社会学会第47回大会(於・立教大学)(1995/9/17)←この課題研究の概要は日本教育社会学会編『教育社会学研究』第58集(1996),pp.174-176.に報告されています。ぜひご参照下さい。
平成8年
「神話と言説」日本教育社会学会第48回大会(於・九州大学)(1996/10/5)
平成9年
「方法と反省」日本教育社会学会第49回大会(於・千葉大学)(1997/10/11)
平成10年
「いじめの論理構造」日本教育社会学会第50回大会(於・大阪大学)(1998/10/31)
平成11年
「いじめの論理構造(2) − 排除について」日本教育社会学会第51回大会(於・東京大学)(1999/10/1)
平成12年
「職業としてのではない学問 − 認識の”相対化”と教育の”実践”−」(課題研究個人報告)日本教育社会学会第52回大会(於・北海道大学)(2000/9/17)←この課題研究の概要は日本教育社会学会編『教育社会学研究』第68集(2001),pp.272-274.に報告されています。ぜひご参照下さい。
平成14年
「生徒コードと「いじめ」の語り」日本教育社会学会第54回大会(於・広島大学)(2002/9/21)
公開講座ほか
平成17年
「教育のことばの社会学」奈良県生涯学習カレッジ・生涯学習総合コース(前期)奈良県大学連合「なら講座」於・奈良県社会教育センター(2005/6/10)
平成18年
奈良県私学専修学校連合会新任教員研修「教育概論」講師 (主催:奈良県私学専修学校連合会)(2006/8/1)
平成21年
・「社会学から見た子どもと教育の現在」天理大学公開講座(統一テーマ「子どもの現在(いま)」)於・天理市文化センター(2009/6/6)
・平成21年度天理市生涯学習推進員研修会(講師)「生涯学習の推進について」於・天理市前栽公民館(2009/12/6)
平成23年
・教員免許更新講習「特別なニーズ教育と学校教育心理学」【小テーマA】「いじめのデータと会話を読む」主催:奈良教育大学 於:天理大学(2011/8/26)
平成24年
・教員免許更新講習「学校の教育課題と教育相談」【小テーマ@】「クラスルームの教育社会学 − 生徒集団を読み解く」主催:奈良教育大学 於:天理大学(2012/8/24)
平成25年
・「“自分誌”の魅力 −インターネット時代のライフヒストリー・ライフログ− 」天理大学公開講座(統一テーマ「天理大学が贈る五つの魅力」)於・天理市文化センター(2013/6/1)
・平成25年度橿原市地域学級開校式・地域生涯学習推進委員研修会(講師)「生涯教育はつながりをつくる」於・橿原市万葉ホール(2013/6/15)
・教員免許更新講習「学校の教育課題とカウンセリング」【小テーマ@】「「いじめ」の会話分析入門」主催:奈良教育大学 於:天理大学(2013/8/23)
平成26年
・天理市少年指導員研修会「社会の変化と「いじめ」の社会学」於・天理市文化センター(2014/6/3)
平成27年
・教員免許更新講習「学校教育の諸課題とカウンセリング」【小テーマA】「「いじめ」の会話分析入門」主催:奈良教育大学 於:天理大学(2015/8/27)
平成28年
・田原本町生涯学習講座「学びの場を作るたのしさ」主催:田原本町教育委員会 於:田原本青垣生涯学習センター弥生の里ホール(2016/3/9)
平成29年
・教員免許更新講習「学校教育の諸課題とカウンセリング」【小テーマA】「「いじめ」の会話分析入門」主催:奈良教育大学 於:天理大学(2017/8/23)
令和4年
・「自分の外側にある、自分を動かす何かについて 〜人間学と社会学〜」天理大学人間学部・阿倍野市民学習センター連携講座【人間学で読み解く現代社会】 第1回 天理大学人間学部・阿倍野市民学習センター 於:阿倍野市民学習センター(2022/5/28)