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ここでは、美夕についての感想・意見などちょっと気がついたことを話していこうと思います。

あくまで、私の個人的な感想(たいそうなものではないよ)なので軽い気持ちで見てください。


2001年11月3日(土)

「くちなしの香り」

 

 12月号から新たに長編「くちなし」の章がはじまりました。はじまったとたんに、いきなり夕維は寝て

たりします(^^;;)どうやら、前号の胡蝶乱の章で同時に4人に夢を見させた為、体力を使いすぎ寝て

いたようです。それにしても、3ヶ月と10日も寝ているとは凄いですね。(動物の冬眠なみ(笑))那嵬も

相手をしてくれる人がいなくて暇を持て余していたかもしれませんね(^^;;)。

 夕維は、寝泊りしていた廃寺(?)に偶然に雨宿りしていた白石を見かけます。この少年は、夕維が

人間だったときに好きだった幼なじみの昭治にそっくりでした。この時はただ似ていたので驚いただけ

でしたが、夕維の通っている学校の友人の澪(みお)の彼氏だったということで、直に顔を会わせるこ

ととなり、夕維は白石に複雑な気持ちを持ちます。そして、白石と澪を見て落ち込んでしまいます。こ

れは、夕維は自分はもう人間(ひと)ではないので、人間に恋をするのは許されないことは充分承知し

ているだけに、どうしようもなくやるせない悲しい気持ちになってしまったのだと思います。(こんな時に、

傍にいてあげるべき那嵬はいないし、何処にいったの?)

 今回、章の題名であるくちなしが、話の随所に出てきます。これが物語の核心とどう関係してくるの

かはまだ分かりませんが、重要なキーワードであることは間違いないようです。前章の胡蝶は鬼(シ)

の族名でしたし、今回も鬼と関係あるのでしょうか?胡蝶もくちなしも同じ花の名前ですし、その可能

性はあるかもしれません。

 まだ、はっきりと鬼は登場してきていませんが、気になる人物がいました。それは白石の友人の碧

(みどり)です。最後のぺージで夕維に「瑞月(みずき)の姫」といっていることから、夕維のことをよく

知っている(=鬼?)のは確かなようです。まだ、敵か味方かはわかりませんが、これからどう関係し

てくるのかが楽しみです。そして、話の後半で旧講堂の裏手の藤棚から見つかったという白骨がどう

やら鬼の仕業のようです。一瞬にして骨だけにした痕跡があるということで、かなりの手強そうな相手

です。これからどう展開するのか、次号を待ちましょう。


2001年9月28日(金)

「サスペリア新装刊!」

 

 サスペリアが、名前も新たに「サスペリアミステリー」に11月号からなりました。その名のとおり、探偵

ものの漫画が一気に増えました。夕維とミステリーは、何か合わない気もしますね(^^;;)それはさてお

き、今月号の夕維の感想をひとこと。

 胡蝶――乱の章も今回で最終話ということで、これまでに赤い蝶=鬼(?)であるのか、全くわからな

いまま話が進んできましたが、(あやしい人はたくさんいるんですけどねえ)最終話でその謎が全て解き

明かされました。真幸の父親は、鮮赤の池で夕姫の護衛を司っていた鬼(シ)の一族である胡蝶族とい

うことでした。真幸や旭、揚葉はまだ鬼として目覚めていないため、夕維は気づかなかったということで

しょう。母親は、普通の人間ですが、夫が鮮赤の池の瑞月の姫のことばかり考えていることに嫉妬して

いたようです。そこにつけこんだのが、白胡蝶の拿魅餌(ナミエ)で、看護婦として真幸達の母親に近づ

き、人や動物を襲った赤い蝶の事件の手伝いをさせていたようです。この辺は、人の弱い心に付け入

るという点では、はぐれ神魔と似てますねえ。そして、蝶に血を吸わせ力を貯めた拿魅餌は、夕維を倒

す機会を伺っていたということです。

 真幸が小学生の頃から夕維が出て来る夢をみたというのは、父親とよく家の庭の池に行って「瑞月の

姫」=夕維のことをよく聴かされていたからだと思います。また、真幸の父親嫌いは、瑞月の姫のことば

かり考えて、母親のことを少しもかえりみなかったというところからきているのではないでしょうか?真幸

は父親がいなくなる(拿魅餌に殺される)瞬間をみていて、これがあまりにショッキングな出来事であった

ため表面上は忘れたようにしているのですが、深層心理では夕維のことや母をかえりみない父のことが

焼きついていたんだと思います。対して兄の旭は、高校生(?)だったため父親の死(自殺と思っていた)

を冷静に受け止め、瑞月の姫や鬼のこともある程度はわかっていたのでしょう。(今回、一番冷静でした

しね。)

 力を貯めて夕維に戦いを挑んだ拿魅餌でしたが、那嵬の手助けもあり、あっけなくやられてしまいます。

真幸の母親は、夫が殺されたことを知り、心を閉ざしてしまうところでしたが、夕維が血を与えることによ

り夫の幻想を見させて病んだ心を治しました。(うーん、夕維のやさしさには感動します)

 今回の話は、一人の犠牲者もなくハッピーエンドに終わってよかったと思います。(美夕の時は、悲しい

終わり方が多かっただけに)最後のページで、全てが夢で片付けられ、夕維のことも記憶から削除されて

いるあたりも、お約束でいい感じですね。これは余談ですが、旭の和服姿があの美夕の父親に似ている

と思ったのは私だけでしょうか?(笑)


2001年8月23日(木)[連載第1回]

「2001年夏コミ日記」

 

 21世紀に入って初めての夏のコミックマーケット60が8月10・11・12日に東京有明の国際展示場(東京

ビックサイト)で開催されました。ここでは、私にとっては通算4回目となる夏コミでの体験を書いていこう

と思います。最後まで、お付き合い頂ければ幸いです。

 

第2日目(8月11日)

 前回の冬コミは、別の用事が入り残念ながら行くことができなかったので、今回は、実に1年ぶりのコミ

ケとなった。当初11・12日の両日に行く予定であったが、宿の都合がつかず11日のみの参加となった。

 静岡駅を8:05の新幹線で出発した。例年だと青春18きっぷで、安く&ゆっくりと東京に向っていたので

あるが、今回は日帰りという強行軍であるため少しでも体力を温存しておきたいということと、少しでも長

い時間会場にいたいため、ここは奮発して新幹線を利用した。さすがは新幹線ということで、わずか1時

間30分あまりで東京に到着してしまった。(在来線なら4時間近くかかるというのに)ここで、ビックサイト

までの行き方は、いつも使う京葉線&りんかい線・混雑が予想されるゆりかもめ・そして今年3月に開通

になった天王洲アイル(ここまではモノレールで行く)からりんかい線という3つのコースがある。天王洲ア

イルコースで行こうかと一瞬考えたが、ここは行きなれた京葉線&りんかい線コースで行くことにした。

京葉線で新木場駅まで行き、りんかい線に乗り換えて国際展示場駅まで行くのであるが、予想どうりりん

かい線の列車は超満員であった。列車の中を見渡すと、若い世代(10代後半)の割合が多いようにみえ

た。コミケも若返りが進んでいるのかなと感じる光景であった。

 国際展示場駅に着くと、すでに時間は10:30で、開場はされているようである。コミケの係員さんが東

ホールに向う人と西ホールに向う人を別けて、ビックサイトまでのコースを指示していた。どうやらビック

サイト正面入口から入らず、美夕サークルがある東ホールへ直接入ることができるようである。(美夕

サークルは東ホールにあります)このように、直接東ホールから入るのは、2年前の冬コミの時以来で

ある。この時は、開場前の時間に着いたので北駐車場の広大なスペースに行列を作って並んでいたが、

今回は開場後なので並ぶことも無いだろうと思っていた。しかし、甘かった・・・。東ホールに向う人波は、

北駐車場に誘導されていた。北駐車場に入ると敷地に並んでいる人の3分の1くらいは既にホールに入

っているようであったが、まだまだ凄い人数の人が列を作って並んで座っている。ざっと見ても1万や2万

は、いるであろう人数である。並んで待つというのは大変なことであるが、これだけ人が並んでいる光景

というのも何か爽快としたものがある。このような光景は、コミケぐらいでしか見れないのではないだろう

か。幸い今日の天気は晴れてはいなかったので、どうしようもなく暑いというわけではなかった。しかし、

今にも振り出しそうな黒い雲が辺りの空に立ち込めていたので、雨だけは降ってくれるなという思いであ

った。

 入場待ちの間、昨日通販で届いたばかりの平野監督&垣野内先生のサークル「平野屋本舗」の夏

コミ新刊を持ってきたので読むことにした。(夏コミの新刊が夏コミ前に届いたのには驚きました。)

今回の新刊は、風雲3姉妹LIN3のパイロット版ラフ原画集2と「吸血姫美夕」完結記念の平野屋本舗

Fan Book・(美夕・ラヴァ・死無のイラスト入り)便箋・(美夕・死無のイラスト入り)しおりのセットの計2点

であった。(このときはまだ、原画集の方は届いておらず、Fan Bookの方だけ持ってきていました。)

Fan Bookの内容は、春におこなった平野屋本舗のペーパー「平野屋でんでんむし」(現在、年購読会

員制です)のアンケート結果や平野監督&垣野内先生の特別インタビュー等々、内容盛りだくさんで

ある。驚いたのは、「平野屋本舗へお寄せ頂いたメッセージ」というコーナーの中に、なんと私の書い

たメッセージが(しかも、実名入りで)載っていることであった。たいしたことは、書いたつもりは無いの

だが・・・。なんで載ったのだろう?(正直、ちょっと恥ずかしいですね)(実は、「つぶやき」で書こうと思

っていたのですが、このペーパーのアンケート応募者に抽選でプレゼントが付いていまして、なんと美

夕のピンズ(昔、サスペリアの懸賞で配ったモノ)が当たんですが、これに載ったから当たったのでしょ

うか?)

 11:50頃に、ようやく私が並んでいる列が東ホールに向って動き始めた。列は、東1・2・3ホールと東

4・5・6ホールを二分する回廊の「アトリウム」に入ったが、壁際で座り込んで休んでいる人やホール間

を行き来する人で溢れていた。美夕サークルがある東4・5・6ホールに入ると、そこはもっと凄い人の

数で人の波に乗って歩かないと前に進むのは難しいくらいである。しかし、コミケカタログで事前に美

夕サークルのある位置は把握していたので、すんなりとそのスペースに行くことはできた。

 美夕サークルは、全部で10サークル参加しており、そのうち9サークルがその場所に固まって並んで

いた。美夕のコスプレをしている売り子さんもみられ 、サークル「櫻蟹社」さんでは「午後3時の魔法」

の看護婦さんのコスプレをしている方が3人もいた。いつもは、片っ端から順番にサークルを見ていく

が、今年は一番最初にサークル「あいむなむ」さんに足を運んだ。今回のコミケに来た理由の一つは、

このサークルを主宰しておられる橘さんにお会いすることである。橘さんは、「美夕の郷」と相互リンク

しているHP「あいむなむがーでん」を開いておられ、ネット上で知り合いになった方である。私自身は、

昔から「あいむなむ」さんのファンで本は、コミケの度に買ってお顔を合わしたことはある(でも、お顔

は覚えていない)のだが、話をすることは初めてであった。最初、声をかけるのに少し緊張したが、話

してをしてみるととてもよい感じの方であった。話の内容については割愛するが、同人作家の方と実

際に顔を合わせて話すことができてうれしかった。その後は、いつもどおり順番にサークルをまわり

立読みをしつつ気に入った本を買った。全体的に見て、表紙がとても綺麗に描いている本が多かっ

たように感じた。(表紙が綺麗だと自然と本に手が出てしまう)次に、ここの美夕サークルが固まって

いる場所とは別の所にあるサークル「赤い雫」さんを訪れた。このサークルは美夕の小説を中心に

扱っているのだが、そこには今回のコミケでスペースが取れなかったサークル「山の手ドレス」さんの

委託本も置かれていた。(この情報はネットで調べました。「山の手ドレス」さんのHP「山の手cafe」と

は相互リンクしています)「山の手ドレス」さんの本もコミケに来た時は、楽しみに毎回新刊を買ってい

るものの一つである。そこで私は、この新刊と美夕の小説をそれぞれ買った。その時、サークルの方

が「この死無人形を抽選でプレゼントしますので名前を書いて下さい。」と言った。その死無人形とは、

体長1cm位の手作りのガラス細工の人形で2体あり、1体には色も塗られていた。とても良くできており、

ガラスということもあってキラキラして綺麗であった。(一目見て欲しくなりました)抽選は14:00から(現

在13:00)ということで、それまでにあと30分ある。その間に昼食をとることにした。コミケの時は、いつ

もビックサイトに来る前にコンビニ等で昼食を買って持ってきていたが、今回はうっかり忘れてしまった。

「アトリウム」にはいくつかのレストランが入っているがどこも混んでいて待たされそうなので、回廊に並

んでいる出店でサンドウィッチとペットボトルのお茶を買った。さすがにこのような所の物価は高く500ml

のペットボトルは200円もした。昼食を簡単に済ませ一休みした後、抽選の結果を見に行ったが残念な

がら当選者の書かれた張り紙は私の名前では無かった。(ほんとに欲しかったです)

 

2001年8月31日(金)[連載第2回]

 ここで、私が買った中で気に入った美夕の同人誌を紹介する。1冊目は、サークル「あいむなむ」さん

の『人形草子』で、捨てられていた人形が感情を持ってしまうという内容のお話。密かに前書きと後書き

の4コマ漫画?がおもしろい。2冊目は、サークル「山の手ドレス」さんの『松風打ちまくり!』(笑)で、こ

れは美夕のキャラクターが登場する4コマ漫画や松風が主人公のギャグ小説(松風が吊るされてます

(笑))等があり、このサークルさんの本は毎回買っていますが期待どおりのおもしろさであった。3冊目

は、サークル「WONDER★LAND」、「Krebs-Kanon」さんの合同誌『神魔を闇へ!』で、OVA版美夕の数

々の名場面をギャグ4コマで描かれていて、OVAをじっくり見た人ほどそのギャップの大きさに笑いもこ

みあげてしまう。4冊目は、サークル「赤い雫」さんの『君の叫ぶ声』で、こちらは美夕のシリアス小説。

はぐれ神魔を愛してしまった少年の話など2話収録されていて、美夕の世界観がよくでており、短編な

のでテンポよく読むことができてよい。

 美夕サークルは一通りまわったので、ホール内をとりあえず1周見て歩くことにした。14:00ごろになる

と、混み具合も午前中ほどではなくなり歩き回りやすくなった。夏コミの2日目の東ホールは少女漫画系

のサークルが多い為か、女性の一般参加者が多く目にとまった。サークルのテーブルに飾ってある宣

伝イラストも少女漫画系のキャラのものが多く見受けられた。大手のサークルが陣取っているホールの

壁際に沿って歩いていると、ガンダム・星界の戦旗を扱っているサークルが目にとまった。星界ファンの

私は思わず本を手にとって中身を見ると、去年WOWOWにて放映された星界の戦旗について、1話1話

ごとのストーリーと感想が描かれていた。この本の筆者はかなり深く見ておられるようで「なるほど」と思

うところがたくさんあった。ということで、この本はもちろん購入することとした。そのほか、ファースト・ガ

ンダムについても同じような感想本(こちらは話数が多いのでかなり厚い)が並んでいた。

 15:00ごろになり、東ホールも一通りまわったので、今度はコスプレ会場に向うことにした。コスプレ会

場は西ホール3階の屋外の広場で開催されているが、そこへと向う人の波が途切れなくできていた。会

場に着くと、コスプレ終了時間である16:00の1時間前だというのに、歩くのが大変なほどの人の混みよ

うであった。(午前の東ホールより凄いかも)ゲーム系のキャラと思われるコスプレイヤーが多く見受け

られたが、殆ど自分が知っているキャラはいなかった。(年々、知っているキャラが少なくなっているよう

な気が・・・。)その中で、ガンダムの連邦軍とジオン軍の軍服を着たコスプレイヤーの集団がいたが、こ

れはかなりの威圧感があって一際、目を引いてた。あと、聖闘士星矢(せいんとせいや)のゴールド聖闘

士のコスプレイヤーがいたが、着ている聖衣(クロス)がとても大きくてゴツゴツした感じで、誰もが思わ

ず道をあけてしまうぐらい目立っていた。また、美夕のコスプレイヤーも探してみたが、見つけることはで

きなかった。(TV放映が終わってから大分経ったので、もうする人もいないのかなあ)あまりの混みようだ

ったので、コスプレ会場は早々に立ち去り、今度は隣の企業ブース(こちらは屋内)に行くことにした。

 企業ブースに入ると、一つ一つのスペースが大きいため、同人誌サークルが入ってる東ホールとはま

た雰囲気が違う。また、スペースの飾りつけも豪華なところが多い。参加している企業は、去年とほとん

ど変わらないように思う。(ソフトハウス、雑誌社、キャラクターグッズ販売会社等が主)2年くらい前に、

美夕のセル画を買った会社もあったので、セル画を探してみたが美夕は無かった。カードキャプターさく

らや逮捕しちゃうぞなどのセル画が多数あった。また、星界の戦旗でおなじみのナインライブスのスペー

スもあり、星界シリーズのグッズ(うちわ、カンバッチ、テレカなど)が売られていた。また、あるソフトハウ

スのスペースでは、パソコンで漫画の原稿が描けてしまうソフトの実演販売がされていた。トーン貼りも

パソコン上でできてしまうというスグレモノであった。このようなものを見ると、手で書いたり、トーンを貼っ

たりすることもいつかは無くなってしまうのだろうかと思ってしまう。

 16:00になり、コミケ第2日目終了のアナウンスが流れると、どこからともなく拍手が起こった。去年もこ

れは体験していたので、自然と私も拍手をしていたのだが、このなんとも言えない一体感は心地良いも

のである。これで、コミケ第2日目は終了であるが、今いる企業ブースがある会場は17:00までということ

で引き続き見てまわった。「世界の同人誌」コーナーというのも同じ会場内に設置されており、これは、

去年の夏コミのときもあったので、どうやら恒例となっているようである。ここでは、台湾や韓国の方が

描いた同人誌の見本が読めるようになっている。中をみるとオリジナルのものもあるが、やはり日本の

漫画のパロディが多い。また、台湾版(中国?)のアニメージュらしき物もあり中を見ると漢字だらけで

読むことはできないが、載っている画を見るとナデシコ、ビッグオー、十衛兵ちゃんなどの記事であるこ

とだけは分かる。特に、ナデシコは映画版の特集を組んでいることから、むこうでも人気があるようだ。

 16:30になり、そろそろこの会場の終了時間もせまっているので、ここで撤収することにした。ビックサ

イトの正面出入り口に着くと、そこは帰路につく人々でごったがえしており、多かれ少なかれ今日買った

であろう同人誌やその他グッズを皆、手に持っていた。いつもどおり、りんかい線の国際展示場前駅に

向って歩いていると並んでいる人の列が見えた。まさかとイヤな予感が走ったが、やはりその列は駅に

向って続いており、その長さは500m位はありそうであった。「帰るのにも並ぶとはさすがコミケ・・・。」と

思いつつ列についた。そして、30分後にようやく電車に乗ることができた。その後、なんとなく秋葉原に

寄った後(^^;;)、新幹線にて静岡への帰宅の途についた。新幹線ではさすがに疲れの為か寝てしま

った。自宅に着いた時は、既に21:30であった。

 

終わりに

 2001年の夏コミを振り返ると、今回は日帰りということで予想どおり体力的にはハードなものがあっ

たのですが、その分1日で多くを見てまわったので充実したものがありました。天候については、雨が

帰り際に少し降ったほかは曇りが続いたため、会場内はそれほど暑くなく、体力の消耗が少なく済ん

だのがよかったです。また、今回からコミケのカタログを冊子ではなく、CD-ROM版を買って必要なと

ころだけを印刷して持ってきたので、いつものあの重くて分厚いカタログを持ち歩かずに済みました。

(でも、朝に並んだ時は、暇つぶしにカタログが読みたくなりましたね。)

 美夕サークルの数は、増えてはいないものの減ってもいない感じなので、連載が終了しても各サー

クルさんには頑張って頂きたいなと思います。LIN3や夕維のアニメ化が実現すれば、またその数も増

えるのではないかと期待しているんですけど。

 残念ながら2日目の平野屋本舗に行くことができず、生の垣野内先生を見ることができなかったの

が唯一の心残りです。(次回こそは!)冬コミは、今のところ行くことができるか分かりませんが、楽し

みにその日を待ちたいと思います。

                                                     (おしまい)


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