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ここでは、美夕についての感想・意見などちょっと気がついたことを話していこうと思います。

あくまで、私の個人的な感想(たいそうなものではないよ)なので軽い気持ちで見てください。


2000年7月28日(金)

「五重塔の戦い」

 

 8月号で幽華の誘いにのるかのように、敵の本拠地の五重塔に到着した美夕たち一行ですが、敵は幽華

一人だけではありませんでした。(キョンシーはたくさんいるんですけどね(笑))やはり、幽華ひとりをよって

たかって戦うというのは卑怯(笑)ということで四天王(勝手に命名)が登場となりました(一人は参謀役かな

?)名前は、隗僧正(かいそうじょう)・眞視司(しんしし)・地鰐(ちがく)・掌冥(しょうめ)です。美夕達は、そ

れぞれ離れ離れにされ1対1で戦うことになりました(喜綺と松風はペアを組みました)。

 美夕は、もちろん幽華と、ラヴァは中国の鎧を着ていかにも武人という感じの掌冥と、喜綺・松風ペアは

幽華より歳が若そうな小娘の地鰐と、死無は中国美人(笑)の眞視司というような対戦組になりました。美

夕とラヴァは、一人でも戦えるとして、死無と喜綺・松風は大丈夫なのかというのが初めは思いました(^^;

;)が、そこは相手の姿を見て油断しきっているところを叩いてくれることに期待したいです。実際、地鰐と

眞視司は、かなり相手をみくびっている様子なのでこれはチャンスではないでしょうか?(いきなり口喧嘩

から始まってましたしね)

 ここで注目なのが、地鰐の足首のアクセサリーです。どこかで見たことが・・・!そうです、冷羽や美夕たち

をてこずらせていたあのビッグフッドの足首についていたものと同じものです。どうやら地鰐の術であること

は間違いないようです。術であることがわかった以上、考えられる対処法として死無の得意技(?)の何でも

見破る眼(め)が有効ではないでしょうか?(しかし、地鰐の相手は喜綺・松風なのでそのような展開は無い

かな)松風は、地鰐の足をみて「どこかで見たことがある」と正体に感づき始めているので、何かよい打開策

を考えて、冷羽の屋敷でのビックフッドに散々なめにあった復讐(リベンジ)を果たすことに期待します。

 中国編に入って美夕はラヴァに対してどこかとげのある言動が目立ちましたが、今号ではラヴァが美夕の

手をとって霧の中を歩いているのを喜綺が「バージンロードを歩いているみたい」といっている場面がありま

した。美夕は「のんびりしているヒマはないのよ!」といって照れ隠しで怒ってましたが、内心はうれしいよう

です。これで、美夕の機嫌も直ってラヴァも一安心(笑)といったところでしょう。

 次号からは、五重塔の戦いも本格化するはずです。どのような戦いの結末が待っているのか楽しみです。


 

2000年7月4日(火)

「日中神魔大戦勃発!?」

 

 7月号で冷羽が、中国神魔の幽華らに捕らえられて中国に連れ去られてしまいましたが、なぜ冷羽なの

かというのが疑問でした。そして、今月号(8月号)で幽華の真意が明らかになりました。やはり、カギは7月

号の最後に出てきた氷漬けの女性でした。幽華によれば、昔、日本と中国で神魔が激しく争っていた時期

があったそうで、その時に幽華の母親が冷羽の母親に氷漬けにされたとのことでした。そして、冷羽ならば

封印を解くことができるだろうと今回の拉致監禁に至ったということです。それにしても、昔の日本神魔は

世界を相手に戦い続けていたということでしょうか?しかも、負けたという話は聞かないのでかなり強かった

ということでしょう。話は戻って、冷羽は幽華のこの要求に対して首を縦に振りませんでした。これは、第3

支配というプライドもあると思いますが、冷羽の母が(考えがあって)封印したものを自分が解くわけには

いかないという考えがあるのでしょう。(冷羽は自分の力では、この封印は解けないと言っていましたが。)

 一方、美夕たち一行は、中国神魔界の領内に容易く入ることはできたが、冷羽の気を感じることができ

る松風は冷羽の位置を探しますがこれがあまり当てにならない。(でも、態度だけはいつもどうりデカイ!

しかも、ちゃっかりと喜綺の肩にのっていたりもする)そこに、突如現れたのが7月号で冷羽を捕らえたビッ

グフッド(美夕たちは、そう命名したらしい)でした。美夕たちは、必死に応戦しましたが美夕の炎もラヴァ

の爪も全く利きません。(美夕は自分の炎が全く通用しないことにかなりショックを受けていたようですが)

さすが、冷羽が手も足も出なかったことだけあって強いです。(しかも、あの時はビッグハンドもでてました)

私が思うには、美夕の炎すら利かないことから、これは幽華の術なのではないでしょうか。ビックフッドの

足首にしていたキラキラ光っていたアクセサリーがこれに何か関係しているのではないかと思います。こ

れをよりしろに幽華が術をかけたということも・・・。今回のビックフッドは美夕たちを幽華のもとへ案内す

るという役割でしたが、またいずれ戦わなければならないことを考えると、この謎を解かないかぎり美夕

たちに勝利はないと言っても過言ではないです。

 幽華の館に到着した美夕たちですが、これから幽華のどのような出迎えが待っているのか?そして、ま

んまと幽華の罠に掛かって捕らえられてしまった冷羽ですが、巻き返しはあるのか?(冷羽は、捕まってい

てもその態度には余裕はあったので、何か策がありそうな気がします)次号が待ちどうしいです。


2000年5月25日(木)

「冷羽、危うし!!」

 

 ラヴァの活躍で西洋神魔のガロアを撃退し、レムレス&カールアのコンビは一時撤退の様子。そして、今

月号(7月号)からの敵は、先月号まで敵か味方かもわからなかったあの娘でした。

 美夕を苦しめていたカールアの毒薬の影響もやっと改善され、調子が良くなってきた美夕の前に現れたの

は、久々に登場の爛火さんでした。しかし、なぜか表情に曇りがみえる。そして、その傍らには松風が。(爛

火の膝の上に松風が座っているカットがあるのですが、これが妙にハマッていました)話を聴くと、なんと冷

羽がさらわれたということでした。しかも、さらったのは5月号から姿を現していた中国神魔(やはり!)の幽

華(ユウファ)でした。美夕が弱っていた隙に第3層に侵入したそうですが、冷羽があんないとも容易くさらわ

れるとは思いませんでした。(第3層の寝ずの番をしていたということで、激務がたたって疲れていたそうで

す。あまりそのようには見えませんでしたけどネ(^^;;))それにしても、あの巨大な手と足の攻撃はたまった

ものではないですね。冷羽の豪邸が一踏みで潰されてしまうほどの破壊力ですから、冷羽は疲れもあってか

手も足もでないといったところでした。(西遊記のお釈迦さまの手を思い出してしまいました)幽華を取り巻い

ているキョンシーも手ごわく、冷羽が幽華を攻撃してもすべてキョンシーが壁となって塞いでしまい、松風の

切り札「メガトンパンチ」(^^;)も軽くあしらわれてしまう始末。(あのキョンシー、一言も喋らなくて不気味・・。)

 そして、美夕は大陸に冷羽を救出しに行くことを決断。これは、美夕が第1層の監視者として、外敵の侵入

を許してしまったという責任感もあると思いますが、もうひとつの理由として、1〜3月号の「喜綺の涙」編で冷

羽と正面から戦った時、冷羽の美夕に対する真意というものがなんとなく見えて、美夕の冷羽に対する感情

が変化してきたのだと思います。冷羽を憎んでいた頃の美夕だったら多分、見捨てていたように思います。

ということで、美夕・ラヴァ・死無・喜綺そして松風という最強メンバー(?)で大陸に向けて旅立ちました。(松

風は多分「おれがリーダーだ」と思っていますね(^^;...))

 美夕たちが日本神魔界を出る時に、結界の鳥居がありましたが西洋神魔編で木っ端微塵に壊されたはず

が何時の間にか再建されていましたね。その割にはカールアたち西洋神魔や今回の幽華に進入されてしま

うあたり、あまり役立っていないような気もしますが・・・。

 話の最後に冷羽が目を醒まして、氷漬けの女性を幽華が冷羽に見せますが、ここに冷羽をさらった目的が

あるのでしょう。氷漬けという時点で冷羽と何か関係がありそうです。今月号から始まった「大陸へ」編、しばら

く続きそうな雰囲気です。どのような展開が待っているのか楽しみです。


2000年5月1日(月)

「中国娘神魔(?)登場」

 

 先月号(5月号)のサスペリアで、ラヴァの助けで何とかガロアから逃れることができた美夕は、死無&喜綺

の手厚い(^^;)看病もあって、カールアの作った毒薬からはなんとか助かった様子です。(一安心♪)

 そして、動くことのできない美夕に替わり6月号の主役を演じたのは、いつもは美夕の補佐に徹しているラヴ

ァでした。ガロアとの闘いは、見ごたえ充分でした。相手が西洋神魔ということもありラヴァにとっては複雑な

気持ちがありながらも、「私は、美夕を守る」の言葉(カッコイイねー)どうり全力で戦う姿には感動しました。

そして、ガロアの剣で肩に傷を負いとどめを刺されそうになった時に、ラヴァの手からでた炎には驚きました。

TV版では、最終話に鳥神魔と戦った時に切り札としてだした技ですが、コミックスでみれるとは思ってもいませ

んでした。本来、炎は監視者しか使えない技(?)のはずですが、ラヴァが使えるところが美夕との深い関係を

示しています。それが、美夕の血をうけたということなんでしょう。ガロアは、「なぜ美夕の味方をするのか」とラ

ヴァに問いかけていましたが、この炎をガロアに使うことによってこの問いかけに答えたのだと思います。

 こうして、ガロアは倒されてしまいますが、その後に5月号の最後に影だけ登場した女の子がラヴァの前に現

われました。中国風の娘で、手下と思われるたくさんのキョンシーを引き連れていて異様な雰囲気ですが、名も

敵か味方かもまだわからないところが、もっと不気味な感じです。ただ、ラヴァのことは、かなり気に入ったらしく

美夕にとっては思わぬライバル出現(^^;;)といったところでしょうか。再度、美夕&ラヴァに接触してくることは

間違い無いようです。

 一方、カールアは倒されたガロアの血を集めリリスと同じように再生を施そうとします。しかし、今度はリリスと

ガロアの血を混ぜて新しい神魔をつくりだそうとしました。これには、さすがのレムレスも驚きを隠せないようで

出た言葉は「君は怖い魔女だな」の一言。曲者のレムレスをここまで驚かすとはたいしたものです。西洋神魔

編(新吸血姫美夕)の時には、美夕には手玉にとられたりと、まだまだお子様だったような感じでしたが・・・。

師匠(パズス)ばりの魔術なのでしょうが、最近のカールアの精神面&魔術の成長ぶりには目を見張るものが

あります。カールアひとりだけでも美夕にとってかなりの強敵となってきているように思います。

 「新たなる敵」編は、6月号で終了ですが、来月号は中国娘を再度登場させて話を続けるか、それとも一旦話

を切るかどちらにしても楽しみです。それと、6月号のサスペリアの表紙はなんと美夕でした。2月号に引き続き

の登場です。(ポーズが扇子を持たせたりして、きまっていますね。)私好みのアニメ塗りのイラストということで、

今後のCG製作の参考として、とてもうれしいイラストでした。


2000年3月26日(土)

「幻影城、再び」

 

 ここのところ、音沙汰が無かったレムレス&カールアの名コンビが、5月号のサスペリアで再び登場しました。

前回、冷羽&松風に粉々に壊された幻影城も着々と修復が進んでいるようです。レムレスは、幻影城の完成

を待って美夕と戦うつもりで、今のところはゆっくりと静養する様子。このへんが、かなり不気味な感じで幻影

城が、美夕打倒にかなりの戦力となることが伺えます。

 今回の話の主人公は、レムレス&カールアではなくて、リリスの双子の兄のガロアです。(西洋神魔って、兄

弟とか従兄妹とかおおいですねぇ)もちろん、リリスの仇討ちのため打倒美夕に燃えているわけですが、レム

レスは戦うことに慎重で結局1人で戦うことに。しかし、カールアは自らが作った秘薬(毒薬?)をガロアに渡し

手助けをします。それにしても、カールアに薬の調合の技術があったのには驚きです。師匠が魔手術などを

してしまう、西洋神魔界のブラックジャック(爆)のパズスであることを考えれば、肯けますが・・・(^^;;)。

 結局、美夕は、カールアの策にはまってしまい、秘薬を飲んだ人間(獲物)の血を吸ってしまい死なないまで

も瀕死の状態に陥ってしまいます。そこに、ガロアが襲ってくるわけですが、何とかラヴァが攻撃を防ぎ美夕を

逃がそうとします。そして、いいタイミングで死無&喜綺が登場して無事逃がすことに成功します。相変わらず

死無は、美夕が絶体絶命のピンチに登場し助けるという、おいしい役回りになっていますね。それに、喜綺も

加わって頼もしい(?)限りです。(しっかりと死無の教育を受けているのかな?)

 しかし、瀕死の美夕の夢の中(?)では、何やら新たな敵の影が・・・。もしかして、話の題名「新たなる敵」と

は、この謎の敵の影をさしているのかもしれないです。しゃべり方や髪型から推測して中国神魔(そんなのが

いるのか)ではないかと思います。(手下と思われる影が、キョンシーに似ていると思ったのは私だけ(^^;;))

 この正体は、次号には明らかになるでしょう。それと、ラヴァとガロアの対決もどうなったのか気になるところ

ですね。


2000年2月29日(月)

「美夕、渋谷に行く」

 

 冷羽との対決等々いろいろあった3月号までの「喜綺の涙」編からちょっと一息、4月号では美夕は友達の貴

子と渋谷へ遊びに行くというほのぼのとした感じで話が始まりました。

 渋谷にいくので美夕もおしゃれをしてくるかなと思いましたが、厚底靴はもちろん履かず、学園の制服でした。

TVシリーズでも、どんな時も制服だったので予想はしていましたが、さすがは美夕ですね。貴子から髪型のこと

(お団子頭)を「恥かしくない?」と非難されても動じずに振舞うあたり、かなりポリシーを持っていることがわかり

ます。ここを読んで思い出したのは、「人形の森」(第2巻参照)ので「どのくらいこの姿と付き合っていると思うの?

気に入ってなくちゃやってられないわ」といっていることです。確かに何十年と生きている美夕が一度も髪型を変

えないということは、かなりのお気に入りということでしょう(自信もある?)。また、貴子には「私、年寄りだからわ

かんない。」と(カノンの曲について)言ったのは笑えました。確かにそうなんですから(^^;;)

 ストーリーの方に話を向けると、美夕の通っている学園の生徒が次々と自殺するという怖い話でした。神魔は

作曲家兼プロデューサーでしたが、美夕はすっかりカノンと思い込んでいました。神魔は美夕に人間を殺させて

犯罪者にしたかったみたいですが・・・。(たとえ、間違って殺してしまっても火事で証拠を残さないと思いますね

(^^;))ラヴァの機転によって、これは回避され神魔は一撃でやられてしまいました(よ、弱わすぎる〜)。

 この話で私が一番好きだったところは、終わり方です。食事のターゲットであった貴子を吸血して話が終わるわ

けですが、読み終わった後の「怖い」とはまた違う美夕独特のゾッとする余韻がありました(うまく言えないです)。

 それにしても、きれいな&見事な話の終わり方でした。 


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