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ここでは、美夕についての感想・意見などちょっと気がついたことを話していこうと思います。

あくまで、私の個人的な感想(たいそうなものではないよ)なので軽い気持ちで見てください。


2001年8月12日(日)

「学園生活スタート!」

 

 夕維の連載がはじまって、最初の2話はショッキングに始まり、ショッキングに終わるという忙しいお話の

展開でしたが、今月号からの新章は学園が舞台ということで、ほのぼのとしたゆったりとした雰囲気で始ま

りました。こうしてみると、なにか美夕の連載と同じような感じで懐かしい気がしますね。

 今回の話の主人公である真幸はどうやら小さい子供の時に夕維に会っているようですね。夕維に会って

いるということは、過去に少なからず鬼(シ)と真幸が何か関係があったということでしょう。夕維が那嵬に

(この学園に)鬼の気配がすると言っていることから、これは真幸が過去に会ったかもしれない鬼のことな

のでしょうか?

 今月号は章の最初の話ということで、夕維を桜の樹の下で襲った蝶が唯一、鬼と関係がありそうですが

その正体はわからずじまいでした。蝶から夕維を助けた真幸のお兄さんの旭(あさひ)が、鬼とはいわない

までも何か知っていそうで怪しい気もします。数年前にもこの蝶が事件をおこしていたのも知っているよう

ですし・・・。怪しいといえば、最終のページに登場した夕維と同じ2年A組のクラス委員の娘が気になります。

別に何をしたというわけでもないのですが、登場の仕方が唐突な感じがしました。「ひょっとするとこの娘が

鬼かな?」とも思ってしまいました。

 先ほど美夕の連載時の学園編と雰囲気が同じようだといいましたが、決定的に違うことがあります。それ

は美夕と夕維の性格です。美夕は独りで何でもこなしてしまう頼られるタイプですが、夕維は危なっかしくて

ほおっておけない皆から好かれるタイプということです。同じ学園編でも生徒や先生の接し方がちがうので

新鮮な感じがします。また、夕維が天然ボケ(笑)ということもあって、笑いの箇所は夕維のほうが多くなりそ

うですね。

 胡蝶―――乱という章のタイトルからわかるように、蝶が今後どのように関係してくるか次回を楽しみに待

ちたいと思います。


2001年7月17日(火)

「神父さんはいい人だった!」

 

 今回は「つぶやき」の更新が大幅に遅れてしまいました(汗)遅れ馳せながらサスペリア8月号の「夕維」の

感想をひとこと。

 連載第1回の夕維は何もかも謎だらけでしたが、第2回で謎はすべて解けた(by 金田一少年)という感じで

した(笑)。一番怪しかった神父さんでしたが、やはり只者ではありませんでしたね。正体は、肉体は人間で

魂は鬼(シ)という極めて異質な存在でした。元々は鬼(シ)であった彼が、教会に他の鬼が入ってこれない

ように結界を張るという、神父としての力もそのまま受け継いでいるのには驚きでした。とても、やさしい神父

さんでしたが、正体も本当にいい人でした。なにしろ瀕死の夕維を助け、教会に結界をはって鬼の侵入を防

ぎ(那嵬も入れませんでしたが(^^;;))、記憶が戻らない夕維を暖かく見守っていたんですからね。

 一方、夕維を狙っていた鬼は唐木(うつぎ)と夜見(よみ)でした。そして、この村での一連の吸血事件は、

やはりこの2人の仕業でした。どうやら、この連載が始まる前に夕維&那嵬と戦っていたようで、夕維が教

会の前で傷だらけになって倒れて、記憶も失ってしまったのはこの2人と戦ったためのようです。

 そして、夕維はついに記憶を取り戻し、那嵬のことも思い出します。もしかして、暫く記憶喪失のまま物語

が続くのかなと心配していましたが、わずか連載1回きりのことだったので一安心しました。(那嵬も本当に

一安心という感じでしたね)夕維が目覚めればこちらのものですが、夜見に背後をつかれてしまいます。そ

こへ、神父さんが身を呈して夕維を守り変わりに切られてしまいます。そこに、夕維の怒りの必殺技(?)「

桜翔舞」の一撃で夜見を倒します。一時は、夕維をあと一息の所まで追い詰めた唐木と夜見でしたが以外

にあっさりやられてしまいました。美夕もそうですが、技のキレはその時の感情に左右されるということなの

でしょうか?でも残念なことに、神父さんは結局死んでしまいます。(うーん、夕維の命の恩人ともいえる人

なのに)「桜があなた(夕維)を呼んでしまった」と神父さんが言っていますが、夕維が最初来たときにすでに

自分のこれからの運命を悟っていたのかもしれないですね。

 夕維の記憶も戻って、これから那嵬との旅が続くわけですが、サブタイトルである「香音抄(かのんしょう)」

という言葉がどのような意味をもっているのか、これから楽しみに読んで行きたいです。


2001年6月2日(土)

「吸血姫夕維、謎だらけのはじまり」

 

 「吸血姫美夕」連載終了から1ヶ月、休む暇もなく「吸血姫夕維」の連載がスタートしました。『つぶやきRoo

m』では、毎月「吸血姫美夕」を読んでの感想を中心にしてきましたが、これからは「吸血姫夕維」を読んでの

感想を書いていきたいと思います。引き続き、私の独断と偏見な感想になると思いますが、お付き合い頂け

ればうれしいです。

 最初、一通り読んだ感想はというと「なにもかもが謎だらけだな」ということでした。始めに夕維が血だらけ

で教会の戸を叩いていましたが、何から逃げていたのか、那嵬(なぎ)はいったい何をしているのか、いきな

りの緊迫した展開で驚きました。このときは、夕維にまだ声も記憶もあったのですが、戸のまえで力尽きて

倒れたところを神父に助けられ、ベットから起きると(全号のサスペリアの予告文のとおり)記憶も声もでな

くなっていました。教会の戸を叩いているときの夕維からは、何か差し迫ったものを感じましたが、声ならず

も記憶までも無くしてしまうというのは、よほどの恐怖がそこにはあったということでしょうか?

 そして、この教会のある村に吸血事件(しかも池のそばで)が発生します。ここでやっと那嵬が登場します

が、那嵬が夕維に近づいても怖がられるばかりで思い出してもくれない様子。那嵬の「毎夜、俺が血を運ん

でやってんじゃねーかよ。」という台詞から、吸血事件の犯人は那嵬?と最初は思いました。しかし、これは

間違いで、村人の「顔を布で覆った人」という証言から那嵬と教会の屋根で一戦交えた鬼(シ)であることが

わかりました。しかも、被害者が「川口のじいさん」ということで、夕維におじいさんの血は飲めるのか(笑)

ということもあります。多分、那嵬は毎晩、夕維に自分の血を飲ませていたということでしょう。犯人の鬼の

目的は、夕維の抹殺というのは確かなようですが、家畜や人間をあたりかまわず襲っていることから、何が

狙いなのかいまいちわかりません。

 夢の中でではありますが、美夕が少しだけ登場しましたね。あくまで、主役の夕維を食わないような、うっ

すらとした登場ではありましたが、これは正直にいってうれしかったです。これからも、ちらっとでもいいので

登場してほしいものです(喜綺や死無もできれば・・・)

 夕維を助けてくれた神父さんですが、とてもやさしくて感じはいいんですが、どこか怪しい気がします。かな

り大きそうな教会なのにたった1人で住んでいること。スープに全く手をつけていないこと。そして、最後のペ

ージの「ここに鬼は入ってこれません」という台詞から、少なくとも鬼を知っているということがわかります。

夕維の敵となるかはわかりませんが、普通の人間ではないことは確かなようです。神父さんはいったい何者

なのか次号を楽しみに待ちたいと思います。

 夕維の絵柄を見て思ったのですが、前より幼い感じになったような気がしました。これは、いつもは着物を

着ていたのが、洋服になったせいかもしれませんね。別に悪い意味でなくて、かわいさがアップしていてGood

です(^^)(あと、Yシャツ姿にはノックアウトされましたね←おいっ)。「美夕」は平野監督が原作だったのです

が、「夕維」は原作・絵ともに垣野内先生ということで、監督とは違ったストーリの展開を楽しんでいきたいと

思います。また、サブタイトルの「香音抄」というのはどんな意味なのかも気になります。


2001年4月30日(月)

「ついに美夕が完結!」

 

 「吸血姫美夕、完結」とうとうこの時がやってきてしまったという思いです。私が美夕という作品に出会って

3年。もっと連載して欲しいという気持ちもありますが、まずは最終回の感想から書いていこうと思います。

 最初に読んだ時、「あー、美夕らしい終わり方だな」というのが最初の感想でした。「ユメの宴」を第3話まで

読んできて「あと1回で本当に終わるの?」というくらい伏線がはってあったのですが、見事に「良い意味」

で裏切ってくれました。そうです、すべての伏線に答えなくていいんですね、美夕という作品に限っては(^^;)

しかし、由摩さんのお話については決着がきれいについてます。この話の結末は、全くの予想外で本当にび

っくりしました。1回読んだだけでは理解できなくて、「ユメの宴」の第1話からもう一度読み直したのですが、

完全には理解できませんでした。ひとことで言えばこの「ユメの宴」編は、題が示すとおり由摩さんの夢の中

に美夕が入りこんでしまったというものだということです。由摩さんは、美夕の前に成長した姿である女教師

として現われましたが、これもすべて夢の中だったというわけです。話の最後に美夕は、このことに気づい

て由摩さんの家に行き、亡くなった(多分)ばかりの由摩さんと対面します。結局、現実には美夕と会うことが

出来なくて、「美夕に会いたい」という思いの強さが、まだ残っていた夢魔神魔の力を借りて美夕を自分の夢

の中に引き込んだということだったのでした。話中によく由摩さんが美夕に再び会うまでのシーンが断片的

に描かれていましたが、これは死の寸前に見るという走馬灯がまわるように見える過去の記憶であったの

だと思います。最後に美夕と会った高校の時から、ずっと美夕のことだけを追いかけていた由摩さんの人生

を考えると、なんとも切ない気持ちになりますが、最後は夢の中ではあったけれども美夕に自分の気持ちを

伝えることが出来てよかったのではないかと思います。

 ここで疑問なことは、レムレス達西洋神魔が夢の中になぜ出てきたのか?ということです。由摩さんが知ら

ないパズスや一狼などの西洋神魔編の面々も出てきました。考えられるのは、レムレスとカールアが幻影城

の力で夢の中に介入したのではないかということです。しかし、所詮は夢の中ということで由摩さんの死によ

って夢が終り、中途半端な攻撃に終わってしまったということでしょうか?

 この最終回の時点で、由摩さんが高校生であった時から有に50年以上の時が流れているということがわか

り、「いつの間にそんな時間が・・・。」という感じですが、この辺は美夕が人間とは違う時の流れの中に生きて

いるということが示されていて、「いかにも美夕らしい話」で最終回にふさわしかったと思います。美夕は、「人

間の心の闇がある限り、はぐれ神魔は人間との関わりを絶たない」と言っていますが、これは人間がいる限り

はぐれ神魔を狩り続けなければならず、美夕が定めから解放されるのは人間がいなくなるまでということを示

しています。それがあと何年後なのか、またはその日は永遠に来ないのかもしれないと考えると、美夕がかわ

いそうに思えます。しかし、美夕は最後のページで、美夕第1巻、西洋神魔編、TV版の最後に言った言葉「は

ぐれ神魔が待っているよ。」という言葉からわかるとうり、定めを受け入れて楽しくやっていこうという前向きな

姿勢が伝わってきます。美夕は何百年という時が経ってもずっとあの調子でやっていくのだなあと思いますね。

 足掛け10年以上に渡って連載されてきた美夕ですが、今回の連載をもって終了ということで本当にもっと読

みたかったなというのが正直な気持ちです。(喜綺・爛火・冷羽・死無・松風達のその後も読みたいですしね)

美夕は不老不死なので連載も永遠に続くのかと思っていた(^^;;)だけに残念です。しかし、連載の再開は

いつでも可能なような終わり方をしているので密かに希望を持ってその時を待つことにします。次回のサスペ

リアからは「吸血姫夕維」が再開されるということで、こちらで楽しみたいと思います。「つぶやき」も夕維の感

想を書いていきたいと思います。引き続き私の独断と偏見な「つぶやき」に付き合って頂ければ幸いです。


2001年3月28日(水)

「幻影城の正体とは?」

 

 連載も残すところあと1回となりました。いよいよ本当に終わってしまうのだなとしみじみ・・・。それでは、

「ユメの宴」第3話の感想をひとこと。

 ついに姿を表した幻影城ですが、お城の形は漫画のなかでは見ることはできませんでした。レムレスが

「砂の城」といっていることから砂のように自由に形を変えられるため特定の形はないのかもしれません。

リリガロ(リリス&ガロア)が美夕に対して、砂を浴びせ掛ける攻撃をしますが、これは幻影城の力を借り

た攻撃でしょう。今月号でわかったのですが、このリリガロは体はひとつですがどうやら精神はふたつ同

居しているようです。なんと、二人で会話してましたから(^^;;)二重人格とはちょっと違うようですし。それ

と、日常生活ではかなり問題がありそうな感じですね。それにしても、カールアの魔力恐るべしです。

 美夕は監視者の炎で応戦しますが、砂の前では炎も威力は半減(この辺が幻影城の切り札?)リリガ

ロの攻撃によって美夕は砂に完全に埋まってしまいます。砂に埋まる=幻影城に入城、ということでしょ

うか、美夕が目を醒ますとそこにはレムレスとカールアが待っていました。そして、美夕を助けるはずの

ラヴァも・・・。もちろん、これは幻影城が作り出している幻だと思われます。カールアが美夕に対して言っ

た「ラヴァがあなたのもとを去るのを恐れているんだ」という主旨の言葉から、幻影城は美夕の心の中の

恐れや不安を幻として見せる能力があるのではないでしょうか。そして、由摩さんが西洋神魔との戦いに

ついても知っていることに驚く美夕ですが、これも由摩さんに自分の心の中をすべて見透かされているの

ではないかという不安から見えた、幻だと思われます。

 話は、由摩さんに戻りますが今月号では、高校を卒業したあとの大学生活のことが描かれていました。

友人は何人かいたようですが、心のなかでは「どうすれば美夕に再び会うことができるのか」しか考えて

いない様子。そして、思いつめて自殺未遂までしてしまうというなんとも哀しい人生を椿を失って以来して

いました。こうして見ると由摩さんは本当に可哀想だと思います。そして、ここにきてやっと美夕に会えた

時の気持ちは、いかばかりのものかと思います。前にも書きましたが、「美夕にもう一度あって椿の仇を

とる」という信念が実ったということでしょう。

 今回の戦いを美夕と由摩さんの2人の戦いと限定してみれば、美夕は神魔の掟に従い椿を倒しただけ、

由摩さんは、たとえ神魔であっても恋人を消された仇をとる為とどちらが悪いと単純にいえないところが

難しいです。美夕は今までの戦いで「所詮、人間と神魔は相容れない存在である」ということを身にしみ

てわかっているので監視者として椿を倒したのですが、自分も昔は人間で両親が神魔と人間ということ

から完全に割り切れていない部分があるのでしょう。これは、物語の最後にきて「吸血姫美夕」最大のテ

ーマをもってきたような気がします。このテーマをひとことで表わすのは非常に難しいですが、敢えていえ

ば「自分(美夕)は何者なのか、そしてどこへ行くのか」ということなんだと思います。

 本当に連載があと1回で終わるのかというほど物語がスローペースな感じですが、ますますこれでどの

ように終わるのかが、楽しみになりました。今号の最後に由摩さんがいった言葉「あなたを人間社会に引

きずり出したいの」という言葉がどのような意味か気になるところです。そして、最後に美夕の仲間(死無

・喜綺・爛火・冷羽・松風そしてラヴァ)は登場してくるのか、レムレス達はどうなるのかと非常に楽しみで

す。


2001年3月2日(金)

「合体神魔・リリガロ(?)登場!」

 

 連載も残すところあと2回となりました。サスペリアの発売の間隔が最近、妙に早く感じてしまいます。

それでは、「ユメの宴」第2話の感想をひとこと。

 美夕の前に大人に成長して現れた由摩さんですが、やはり2人がここで会えたのは偶然だったようです。

しかし、それは由摩さんが「もう一度美夕に会って椿の仇をとりたい」という気持に闇に返された椿が力を

貸してくれたのかもしれません。

 ようやく美夕に会えた由摩さんですが、力では人間が神魔に勝てないというのは前の戦いで知っていた

のでしょう、精神的に美夕を揺さぶるという作戦にでました。「あなたは、いつまで生きているつもり?」とい

う言葉は、もと人間であった美夕にとって一番こたえる一言ではないでしょうか?これまで美夕に関わった

人間は年をとっていくのに、自分はいつまでも少女のままで、自分だけ取り残された気分になってしまう。

これが監視者の掟であると自分に言い聞かせてはいますが、やはり割り切れないところがあるのでしょう。

しかし、美夕は自分にはラヴァ・死無・喜綺・爛火・冷羽・松風など自分を想ってくれている仲間がいること

に気づき、夢(?)から脱出することに成功します。姿は成長を止めてしまったけれども、精神的な強さとい

う面では成長していたのだと思います。

 ホッとしたのも束の間、次に美夕の前に現れたのはカールアの術によって合体したリリスとガロア(リリガ

ロ?)でした。やはり、由摩さんとカールア&レムレスは繋がっていたようです。こうしてみると、結果的にレ

ムレス&カールアを使って美夕に復讐しようとしている由摩さんは、実は神魔より怖い存在かもしれないで

すね。そして、最後に登場したのが「幻影城」です。レムレスが切り札というほどですから、どんな力を秘め

ているのかとても不気味です。これで戦いの舞台がととのったということでしょうか。美夕独りで戦うのは、

さすがにキツイので最後は、ラヴァ・死無・喜綺たちが助けに入ってくれるのではと思います。最後ですしね。

(まあ、冷羽が1人いればみんな倒してくれそうな気がしますが・・・(苦笑))

 それでは、この戦いの結末がどうなるのか、次号を楽しみに待ちたいと思います。


2001年2月2日(金)

「ついに最終章へ・・・。由摩さん再登場!」

 

 サスペリア本誌の方には書いてありませんでしたが、垣野内先生の公式HPで「吸血姫美夕」が3月号か

ら始まる「ユメの宴」で最終章となることが書かれていました。「ついにきたかー」という感じで非常に残念で

すが、残りの4話分をこころして読んでいこうと思います。

 さて、最終章はなんとあの由摩さんが再登場となりました。「追跡人」(コミックス第4巻)の最後に恋人の

神魔「椿」の仇である美夕への復讐を誓って終わりましたが、その決意は固かったということでしょうか。今

回はその話のさわりの部分ということで由摩さんが美夕の前に姿をあらわすところまでが描かれているの

ですが、その姿には驚きました。なんと美夕の通う学校の英語教師(しかも美夕のクラスも受持っている)と

してあらわれたんですから。なにげに時は、経っていたんですねー。こういうところは「吸血姫美夕」という作

品の性格があらわれていて面白いなと思いました。それにしても、由摩さんすごいと思いました。教師にな

れば、いつか美夕に出会えると思ってずっと待っていたんですから。しかも美夕の食事中に登場して、しっ

かり邪魔しているところも美夕(のいやがるところ)をよく知っていますね(^^;)。

 これから由摩さんが美夕に対してなにかを仕掛けてくるわけですが、所詮は人間が、神魔でしかも監視者

の美夕に正面からぶつかっても勝てないと思うのですが、ここで美夕に対抗するための手段を私なりに考

えてみました(←身のほど知らずにも)。最終章ということなので、今までで中途半端なままで登場して決着

がついていないキャラを考えてみると、「レムレス&カールア」のコンビがまだ前回登場から決着がつかな

いまま終わっています。あの二人が人間に手をかすとは思いませんが、何らかの形で関わってくるのでは

ないかと思います。あの二人も美夕への復讐に燃えていますしね。そして、レムレスの切り札である「幻影

城」もそろそろできているのではないでしょうか。この西洋神魔の二人との決着は是非、見てみたいもので

す。それでは、次号からの展開を楽しみに待ちたいと思います。


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