2月の花日記 |
|
|
♪ 菜の花畑に入日薄れ〜 見渡す山の端 かすみ深し・・・♪ この花を見かけると、つい この歌を口ずさんでしまいます。 黄色く染まった菜の花畑は、日本の春を代表する風物詩。 明るい菜の花の生命力は、私たちを励まし、勇気づけてくれる気がします。 アブラナ科の花は、4枚の花弁が十字につくので、「十文字花」の別名も。 花言葉は 「快活」 「豊かな日々」など 明日からは、3月。 さぁ〜 待ちに待った春です。 何か良いことがありそうな・・・そんな気がして、胸はずむ春。 私の大好きな季節の訪れです。 |
|
|
葉が出る前に黄色い花を咲かせるサンシュユは、 「春黄金花(はるこがねばな)」という別名もあります。 雅趣に富んだ花木は茶庭に好んで植えられます。 秋に熟する赤い実は「秋珊瑚」とも呼ばれますが、 その絵は、11月の花日記で紹介しております。 このサンシュユ、レンギョウ、マンサクと、黄色い花たちが、 次々と競い合うように、咲く季節になりました。 黄色は、元気を与えてくれる花色のようですね。 春の訪れは もう すぐ ・・・ |
|
|
万花に先駆けて「まず咲く」というところから名づけられたマンサクは、 早春を代表する花木(マンサク科)で、「満作」、「万作」と書きます。 欧米では、枝を占いに用いたから、あるいは不思議な造形からか ウィッチヘーゼル(魔女のはしばみ)などとも呼ばれているようです。 マンサクの種類には、花が黄色で基部が紅紫色のニシキマンサク、 花が紅色で基部はさらに濃い紅色のアカバナマンサクなどがあります。 この絵は、中国産のシナマンサクで、花が大きくて、芳香も強いうえ 12月〜2月と開花期も早く、人気の高い種類です。 また このシナマンサクの葉は、春まで落ちずに枝にとどまるのが特徴で、 冬と春のふたつの季節が味わえる楽しい花木ですね。 花言葉は 「霊感」 「不思議な力」など |
|
|
ミスミソウは、まだ雪の残る時期に、雪の中から花を咲かせるので 「雪割草」の名でも知られている可憐な花です。 また、葉が三角形のものを「三角草」、丸いものを「州浜草」と いって区分することもあります。 花言葉は、「信頼」 「期待」 |
|
|
ストックはアブラナ科で、花弁が4枚の一重と、八重があります。 秋まきの1年草で、開花は12月から5月ですが、 甘酸っぱい香りは、冬の方が強いようです。 花色は、桃、赤、白、赤紫、淡黄、淡紅、藤青など多彩です。 花言葉は、「永遠の愛」 「豊かな愛」 「愛の絆」など ところで、花屋さんには、もう 春の花たちがいっぱいですね。 昨年に描けなかった花を、今春はたくさん描きたいと思うのですが、 1週間ほど前から、肩や首が痛くなって、腕や手がしびれるようになりました。 どうやら この症状は、50肩とかいうものらしいのですが、 まだ50にはなっていませんのに・・・ (^_^;) しばらく安静にした方がいいのは分かっているのですが、 肩や腕が痛くても、花たちが描いて欲しいと言うのですよ・・・(ホントだよ) |
|
|
しだれる枝いっぱいに蝶のような花をつけるレンギョウ(連翹)は、 燃え立つような黄色が遠目にも鮮やかで、春の喜びを伝えてくれます。 英名のゴールデン・ベルは、可愛い鈴をつけたように咲くところから。 葉は花が終わってから出ます。 花言葉は 「希望」 「集中力」など。 いつものことなのですが、月のはじめの花は、何にしようかと迷います。 そして、結果的には ふさわしくない花を選んでしまうことが多いのですが、 今月もそうなってしまいました。だって、レンギョウの開花は3月ですからね。 でも、お花屋さんで見かけたとき、嬉しくなって思わず買ってしまったのです。 節分が終わって、明日は立春。 ♪春よ来い、は〜やく来い ♪ |
2000年4月〜2001年3月の作品は、「花の絵はがき」に110点、 2001年4月〜2002年3月の作品は、「花日記」に101点 2002年4月〜2003年3月の作品は、「花めぐり愛」に56点、 2003年4月〜2004年3月の作品は、「花語らひ」に25点、 2004年4月〜2005年3月の作品は、「花ときめき」に17点を 2005年4月〜2006年3月の作品は、「花彩絵」に17点を 掲載しております。 |
【 参考図書 】 西東社 「四季別 花屋さんの花カラー図鑑」 西東社 「山野草」 成美堂出版 「ポケット図鑑 四季の花」 主婦と生活社 「花の園芸大百科」 主婦の友社 「失敗しない鉢花の育て方100」 千趣会 「花屋さんからのメッセージ」 平凡社 「ばら花譜」 |
ボタニカル | 友達の作品 | 絵はがき | 花語らひ | 花めぐり愛 | 花ときめき | 花彩絵 |
花想絵 | 花絵教室 | メンバー作品 | メッセージ | メール | リンク | TOP |